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姫菱安奈

登場人物一覧

咲花・百合子(p3p001385)
白百合清楚殺戮拳
咲花・百合子の関係者
→ イラスト

名前:姫菱・安奈(ひめびし・あんな)
種族:旅人(種族:美少女)
性別:女
年齢(或いは外見年齢):見た目年齢は17歳くらい、実年齢は不明
一人称:我(わ)
二人称:~殿、貴殿、貴女
口調:である、であろう
特徴:種族美少女、ポニテ、抜刀術、ストイック、野蛮、豪放磊落
設定:
 美少女刀法、菱派。自在抜刀夢幻の型。
 その名も「菱葉ポニテ抜刀術」。
 美少女(種族)の中で珍しい剣術の達人こそが姫菱・安奈である。
 個である事よりも剣であった、かつての安奈を『人』にしたのは天香家『先々代』当主だった。
 安奈に情けを掛け、手を伸ばした『彼』に対する愛着。
 情動を持ち得なかった安奈が初めて感じた温かなもの。一度、知ってしまえば。それは後から後から溢れ出した。
 今まで斬ってきた者の中にとて人生があり記憶があり未来があったのだ。
 自分自身の気持ちさえ分からぬ内に、どうして他人の気持ちが知り得ようか。
 只の剣であったならば、何れだけ楽であっただろう。
 負けられぬと思った。『彼』の為ならば負けられるはずもなかった。
 凡庸が研鑽を積み上げ花を負う事の意味。積み上げたものの重みは計り知れない。
 花菱を背負っても尚、人の心は分からぬままだったけれど。

 ――安奈と居ると楽しいな。
 屈託の無い、嘘偽りの無い遮那の笑顔は『人の心』なんて難しいものではなく。
 純粋な魂(いのち)の声だった。
 どうしてこんな簡単な事に気付けなかったのか。
 楽しい。嬉しい。腹立たしい。悲しい。
 遮那を見ていると自分の中の感情が育っていくのが分かった。
 彼を通して本来得るべきだったものの追体験をしていた。
 だからこそ、守らねばならぬ大切なものだった。

 全ては天香家の為に――
 偽りの無い誓いの言葉だ。
 されど、其れを紐解けば己の為であった。
 己が信じた『彼』への恩義。己の内なる情動を育んだ『遮那』への忠義。
 だから、忠継を斬った事に後悔は無い。
 天香家に仇成すのであれば容赦は要らない。

 だけど。悲しまない訳では無い。
 背中を預ける先が無いのは、少し寒いと感じるのだ。

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