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いつかの時代なら、いい子であったはず

登場人物一覧

清水 洸汰(p3p000845)
理想のにーちゃん

名前:清水 洸汰
一人称:オレ
二人称:アンタ、呼び捨て
口調:だぜ、だろ、だよなー
設定:
 A8721地球世界ニホン出身のウォーカー男性。少年のような外見と振る舞いで誰ともすぐに仲良くなれるという。
 野球が得意で元世界でも頻繁に草野球をして遊び、混沌でもそれを通じて世界中の老若男女問わず交友を深めている。
 21世紀初頭に標準的サラリーマンと父とスーパーのパートタイマーをしていた母の間に生まれ五歳離れた弟湧汰を含めた四人家族プラス多彩なペットたちに囲まれごく普通に暮らした。

 ――という疑似記憶を植え付けられたクローン体

 ニホンは1999年7月7日にメリケン華国間での核ミサイル発射によって始まった第三次世界大戦によりわずか7時間で世界もろとも滅亡した。
 外国はおろか日本国内ですら通信は途絶され残ったニホン人類は残存資源をかき集め歪かつ局所的に高度化した技術を用いコロニーを建設。
 効率化のために導入したAIにより人間の生存率と寿命は300%に増加したとされる。それでも平均寿命は45歳であったが。
 清水 洸汰はそうしたコロニー『学校』で生まれた固体だが倫理観や情緒に著しい問題があるとして『半端物』として排斥された。
 彼のデザイナーであった父『清水 淘汰』は次世代型クローンへの移行計画に紛れる形で二人の子供に洸汰と湧汰という名前と戦前をもとにした疑似記憶を植え付け外界と隔絶する計画を実行した。皮肉にも洸汰の人格は戦前では一般的かつ理想的な子供のそれであった。
 だがその途中でコロニーに発覚し逮捕、銃殺刑となった。
 洸汰たちは再び野に放たれたがまもなく召喚がおき、疑似記憶のみを抱えたまま混沌世界で幸せに暮らすに至る。
 昨今、疑似記憶がほどけ本来の記憶が蘇るきざしが見えるが……。

  • いつかの時代なら、いい子であったはず完了
  • GM名黒筆墨汁
  • 種別設定委託
  • 納品日2020年10月20日
  • ・清水 洸汰(p3p000845

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