PandoraPartyProject

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時計じかけの塔の男が望むもの。

登場人物一覧

アラン・アークライト(p3p000365)
太陽の勇者
アラン・アークライトの関係者
→ イラスト

名前: アレックス・T・クロックス
種族:旅人
性別:男性
年齢:不明(しかし時計塔の歴史は300年以上である)
一人称:ボク
二人称:君、君たち、〜くん
口調:だ、だよ、だよね?
特徴:研究施設「時計塔」の主人。左手を機械化した壮年の男性。
設定:
 蒸気世界「ローカスバベッジ」からの旅人。
 元の世界ではうだつの上がらないナード気質。
 蒸気人形(スチームクロックス)の開発の研究者。
 キネトロォプ(蒸気映画)を見ている最中、テロリストによる襲撃がおき、幻想に飛ばされてきた。
 そのときに左腕は失われた。

 気がつけば彼はベッドに寝かされていた。
 失われたはずの左腕は機械になっていた。
 混乱する彼の前に「アダム」と名乗る見事な蒸気人形が現れ、アレックスのことを父上と呼んだ。
 アダムの生みの親はアレックスだと言う。
 確かに蒸気人形を開発研究をしていたが自分が開発したという覚えはない。
 アダムは彼がテロリストによって襲撃されなかった「時空線」の自分が開発したという。
 この世界は異なる「時間」が交錯していることに彼は気づく。
 違う未来の自分が開発した時計じかけの蒸気人形は自分の構造を知りたがる主人に構造を見せることを快諾した。
 彼を元にアレックスはいくつかの蒸気人形を作るがアダムほどに精巧なものは作れなかった。
 そこで異世界の研究者が多く暮らすという練達に向かい共同研究者を集めることにした。
 練達に渡ったアレックスは「時計塔」と呼ばれる蒸気人形と時に関する研究組織を立ち上げる。
 しかし蒸気人形の研究も時の研究の進みは芳しくない。
 ひとり、またひとりとその無謀な研究から離脱していく。
 彼の研究は成果の出ない時代遅れの研究とされた。
 それでも彼は研究を続ける。
 あるとき彼は時間に関するギフトをもつものと出会う。
 そのギフテッドは他の世界からきたという。そこで彼はギフトが時間の作用に影響を及ぼすという仮説をたてる。

 ある日彼はアダムとともにアフタヌーンティを嗜んでいた。
 ふと、何時か気になり、アダムに時間を尋ねる。
 それよりはやくアラン・アークライトが14時だと答えたのだ。
 彼は時計を出した素振りもない。
 アレックス礼と共になぜ時間がわかったのか尋れば彼は面倒そうに自分のギフトだと言った。

「ああ、なるほど。君は時間の「観測者」なんだね」

 そうしてアレックスはアランという青年に強い興味を持つのだった。
 

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