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ビブリオティカ・ティエーラ

登場人物一覧

赤羽・大地(p3p004151)
彼岸と此岸の魔術師
赤羽・大地の関係者
→ イラスト

名前:ビブリオティカ・ティエーラ
種族:ウォーカー
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):60代
一人称:私
二人称:お前、呼び捨て
口調:~だろ、~か?、だな
特徴:わずかに白髪が混じる黒髪のオールバック。赤い目。紋章入りのローブは夜の静寂の闇の色。服に隠されているが首に傷がある。
設定:何時かの魔術師、あるいは自由図書館の大魔術司書を名乗る壮年の男。
人類が書に記したあらゆる叡智を知り尽くし、過去演算式から来る未来予知と、自然界のことわりの法を駆使した強力な魔術を駆使する。
大地の前に現れて赤羽の害悪を説き、赤羽と彼の関係者全てを亡き者にしようとする。

*****

本名は三船大地。
正体は赤羽と出会わなかった世界線上の大地の未来の姿。

通り魔【首狩り兎】に襲われた後、魔導書(『貴方のための物語』)に魔術具(『言ノ刃』)で己が生き残る未来を書き込んだことで一命を取り留める。
【首狩り兎】に復讐するために書物を読んで魔術を極め、この世の神秘を知り尽くした彼は理不尽な暴力を世界から廃絶ことを宣言。
魔法による秩序を理想に掲げて魔導国家・自由図書館を建国すると、戸籍・階級管理制度としての「十進分類法」と、司法・行政規則としての「目録法」「目録法施行規則」をもって国を治めた。

しかし大地の過去と未来を示す『貴方のための物語』は、自由図書館の破滅とそれに続く暗黒時代、さらには世界の終わりを示唆。
その原因は大地の過去にいないはずの赤羽という異分子イレギュラーの存在。
赤羽とその関係者を大地から排除しなければやがては赤羽ルートが本筋となり、枝葉となった自由図書館ルートが抹消されることに気付く。

いずれ大地が出会う妻と娘達。
理想国家を目指す有能な同志。
本と平和を愛する善良な国民。

その全てが赤羽のために水泡に帰すと言い、死者である赤羽が生者として存在することで時間軸に歪みが生じていると諭す。
解決法は赤羽を死者としての正道に戻すこと。
即ち赤羽の生への執着を断って成仏させるか、強制的に除霊するか。
赤羽の関係者も始末が望ましい。
憑依を解くなら器の主である大地の意志が絶対条件となる。

気難しく悪を許さぬ苛烈な人物となり、書物を楽しむ心も失われてしまったが、妻子や国民からは慕われている。
妻の名はアイリス、娘の名はキャロルとリデル。
ビブリオティカ・ティエーラは苦難を自らの力で乗り越えた大地の姿とも言える。

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