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トウェンティ・クラウンベルと世間を騒がせる『影男』について

登場人物一覧

恋屍・愛無(p3p007296)
終焉の獣
恋屍・愛無の関係者
→ イラスト

名前:トウェンティ・クラウンベル
種族:鉄騎種
性別:女性
年齢:18歳
一人称:私
二人称:アンタ
口調:だな、だろう、~だよな?
特徴(内面):【超強気】 【トリックスター】 【神出鬼没】 【幸運体質】 【暴走台風】
設定:
 幻想のスラム街出身の情報屋。快活で面倒見の良い性格で、同じスラム街出身の少年少女に仕事のツテをつけている。その反面、怠惰な者には非常にシビア。「働かないヤツは死ね」とまで言い切り、金銭を他人に分け与えるような事もしない。
 恋屍とは傭兵時代の知り合い。世間知らずで常識知らずの恋屍に芸術品や工芸品を売って、カモにしていた。今も多数の「借り」が残っており、元団長以外で唯一頭の上がらない人物でもある。

 情報屋というのは世を忍ぶ仮の姿で、その正体は幻想を騒がす『影男』。隠密術や幻術などを使いこなし、決して人を殺さぬ美学を持った男装の怪盗。
 影男は芸術品や工芸品ばかりを盗み、特に『レンブラント』という有名な画家の作品を集中的に盗んでいると世間では有名。
「今宵十二時。あなたのもとへ」

 男装の理由は「ミスリード」と深くは考えていないが、少なくとも世間では犯人が女とは思われていないらしい。
 レンブラントという画家の作品を執拗に狙う理由は、父方がゴーストとして雇われて描いた作品である為。レンブラントはゴーストに描かせた絵画で貴族に匹敵する一財を築いたが、クラウンベルの父は肺炎で薬も買えず死んだ。
 その恨みから、レンブラントの名義で描かれた父の作品をこの世から根絶しようと動いている。
 盗んだレンブラント名義の作品は自ら父の名義に書き換えて「適正価格」で売っているが、何処の馬の骨とも分からぬ画家の作品を誰も買ってくれず途方にくれていたところ、それを恋屍が買ってくれたという経緯がある。
(貴族が愛して止まぬ『レンブラントの絵画』は、恋屍所有の倉庫に埃を被って大量に眠っているかもしれない)
 クラウンベルは情報屋としての仕事の傍ら、今日もレンブラントの作品を探している。

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