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『銀鏡』の聖女

登場人物一覧

リンディス=クァドラータ(p3p007979)
ただの人のように
リンディス=クァドラータの関係者
→ イラスト

名前:ヴィクトリーヌ・ミュレーズ
種族:人間種
性別:女
年齢(或いは外見年齢):18
一人称:わたくし
二人称:貴女、称号等
口調:です、ですわ、ですの?
設定:
 天義が片隅、幻想王国に隣接する美しい海を望むミュレーズ領。ミュレーズ卿が令嬢、ヴィクトリーヌ。
 隣接するドゥネーブ領の喧噪には胸を痛め、ドゥネーブ卿の安否を心配し続ける心優しき敬虔なる神の徒。
 天義国民として正しく神を信じ、異教徒と暴力を何よりも厭う。
 ミュレーズ領では『銀鏡の聖女』と称され、その心根の美しさから領民からの信頼も大きい。

 然し、旧時代の風習が如く、唯一の神を信奉し『断罪』を是とする家紋で有ることも確かである。
 嘗てのミュレーズ家は自身の領土に立ち入る者を厳しく監督し、害をもたらそう物ならその首を晒し、その骨を砕き海へ投げ捨てる。晒した首は罪人であるという烙印を押し腐り落ちるまで広場にて見せしめにして居た。
 だが、ヴィクトリーヌは幼き日一度見たその凄惨な風習を嫌っておりネメシスの動乱以降はそうした断罪は行われていない。
 ……隣国である幻想国には怨みは無いがドゥネーブ卿が居ない現状、其方で起きた暴動に自領が脅かされることを非常に恐れていた。
 愛する領民が、そして、何より愛する領地を穢されることが無きように祈りを捧げている。

 戦闘能力は有さぬ美しき姫令嬢である。尚、魔法の才能は幾許かはあるが……使いこなせるかは別のようだ。

 敬虔なる神の徒であり、貴族令嬢としての責を背負い気難しい乙女ではあるが、民を愛する気持ちは本当である。
 彼女とは良き関係を築くことが出来るだろうが……その前に関門になるのは、ドゥネーブの領地を統治するイレギュラーズが自身らが侵略者では無い事を示す事ができるか、だ。

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