シナリオ詳細
夏はカキ氷食べたい
オープニング
●夏はカキ氷
「あー……あっちいなあ」
「だな。まあ、そう思えるのも平和な証なんだろうが」
2人の男は言いながら鉄帝の道を歩いていく。
鉄帝を襲った未曽有の災害を忘れた者はいるはずもないだろう。
無数の被害は新皇帝派と呼ばれるような連中だけのせいではない。
鉄帝全体を襲った極寒の冬もまた、その原因の1つであった。
今となってはしっかりと夏の熱さを体感できるようになってはいるが、それで幸せかと問われれば「いや、あの時よりはずっとずっとマシだけどさ」という歯切れの悪い言葉になる。
確かにこの暑さも平和の証だ。命すら脅かしたあの寒さよりは、ずっとマシなのはその通りだ。
しかし、しかしだ。それは「暑くていい」ということにはならないのだ。
可能であれば涼しいほうがいいに決まっている。だからこそ誰もが涼しいものを求めている。
求めている、からこそ。鉄帝の科学者はすごく余計なことをした。
鉄帝の暑さに苦しむ皆に少しでも涼しさを与えてあげたい。
そう考えて、練達から流れてきたカキ氷マシーンの設計図を……今年の夏でこの設計図で面倒引き起こすの2回目だが夏だから仕方ないね。さておきそれを活用し自動かき氷ゴーレムを開発したのだ。
皆に無償でかき氷を配る、そんな素敵なゴーレムは……まあ、色々あって暴走した。
これもまた鉄帝の日常である。
●カキ氷機マシーン暴走
「陸には……甘い物とか冷たい物を……沢山食べる所があるんだってね……」
「あるにはあるですが、それどころではねーです」
『玉響』レイン・レイン(p3p010586)は『旅するグルメ辞典』チーサ・ナコック(p3n000201)の言葉に首を傾げる。一体何が起こったというのか? 聞けばそれは、あまりにも鉄帝らしい事件だ。
「自動かき氷機ゴーレムが暴走しているです」
そう、かき氷を配るための自動かき氷ゴーレム。その機内でかき氷を作り提供するためのゴーレムなのだが……今現在、大暴走して「微細な氷を吹雪のように吹きつけたりシロップを噴射するゴーレム」と化しているのだという。
氷はまるで吹雪のようだし、シロップは被ってしまえばカラーボールの如く服に色がついてしまう。
被害でいえば前者のほうがすんごい上に聞こえるのだが、別に命の危険性はない程度であるらしい。
しかし吹雪は受ければ一定時間「カキーン」と凍ってしまう程度の力はあるらしく、あまり放置するわけにもいかなかったりする。
幸いにも暴走している部分とかき氷の生成部分は制御系が別であるようなので、暴走ゴーレムをなんかこう、えいっとやって壊せばかき氷生成マシーンが出来上がるというわけだ。
この暑い夏、色とりどりのかき氷を食べるのも中々オツなものだろう。
贅沢にしたいというのであれば、フルーツなどを乗せるのも楽しいかもしれない。
このかき氷ゴーレムを倒せば、それが可能になるということだ……!
「というわけでまあ、頑張って止めてきてほしいです」
- 夏はカキ氷食べたい完了
- 天然氷ってキーンとならないらしいよ!
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2023年07月11日 22時10分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●かき氷です!(前編)
「かき氷!」
『あたたかな声』ニル(p3p009185)の声が響く。
鉄帝の暑い夏の空の下。響くニルの声にもまた夏だからこそのパワーがこもっている気がする。
「夏の鉄帝快適作戦ゴーレムさんも、確かかき氷が作れたような……? 鉄帝は、おもしろいゴーレムがたくさんですね? 無限にかき氷作れるなんて、すごいです。お祭りで大活躍間違いなし、ですね! ブリザードとかさえしなければ……」
ちなみに夏の鉄帝快適作戦のゴーレムはアレは鉄帝式冷房なので、まあ元ネタの技術が同じなのでさもありなんといったところであるだろうか?
「……かき氷……海みたいな青いのもいいけど……たまには違うのも食べてみたいな……冷たい果物も…いいね……でも……暴走したゴーレム……どんな気持ちなんだろう……」
『玉響』レイン・レイン(p3p010586)は造花回路で心を探ってみようと考えていた。
まあ、高い確率で「ヒャッハー」だとは思われるが、それはそれだ。
さておき、この暑さは中々に耐えがたい。『純真無垢』メリッサ エンフィールド(p3p010291)も、この暑さには中々にくるものがある。
「あっつい時にはかき氷が食べたくなっちゃいますよね。あの暴走ゴーレムを何とかすればかき氷が食べ放題らしいですし、頑張って破壊しちゃいましょう!」
「かき氷、冷たくて美味しい……けどそれどころじゃないですにゃ!? 暴走ゴーレムをえいやーってして、かき氷楽しむのですにゃー!」
「おー!」
『ひだまり猫』もこねこ みーお(p3p009481)とメリッサがそう意気揚々と声を上げるが、実に微笑ましい光景だ。
そんな微笑ましい光景を邪魔しないように、『淡い想い』ジョシュア・セス・セルウィン(p3p009462)も静かに溜息をつく。
「一度設計して問題があったのなら改良とかするものでしょう? だからこの国はとか言われてしまうんですよ。こういう騒動はある意味平和の証かもしれませんが……。あまり言うと余計暑いので止めておきます」
言いながらもジョシュアはハイセンスで現場の周囲に人がいないか確認していく。
まあ、壊したら余計な部分が動かなくなるので安全にかき氷機として使えるということなのだが……なら最初から余計な部分を造るなという話ではあるのだが、それをするから鉄帝であるともいえる。
そして幸いにも、どうやら一般人は近くにいないようであった。
「ゴーレムを壊せば完成するとか、どういう造りをしているのでしょうね本当」
ジョシュアの言う通りなのだが、そこはもう「鉄帝だからね」としか言いようがない。
「チーサ様のカキ氷の依頼もこれで三度目デス。これはもうカキ氷ソムリエを名乗ってよいと思うデス。フンス。それにしても、この暴走が既に二回目とは鉄帝の技術者は頭の良いバカばっかデスネ」
『不死呪』アオゾラ・フルーフ・エーヴィヒカイト(p3p009438)もそう声をあげるが、それに関しては異論のある者はいないだろう。
言ってみれば、それこそが鉄帝。だからこそ『呪い師』エリス(p3p007830)もやる気満々だ。
「最近暑くなってきて、無性にかき氷が食べたかったところです! 自動かき氷ゴーレムを何としても倒して美味しいかき氷を食べましょう!」
そんなエリスだが、実はかき氷のトッピング用にあらかじめカットしておいた果物をこんなこともあろうかと練達から購入しておいたク―ラボックスの中に保冷剤と一緒に入れて持ち込んできていた。
「果物が傷むと味が落ちたり食中毒になったりとこわいですからね……」
準備は万端だ。エリスのおかげで豪華なかき氷になるのは約束された。
「かき氷、美味しい季節になりました。もっとも、このゴーレムの規模的に、暑い街角に設置して常時氷を吹き出させておく、という使い方も良いのではないかと思ってしまいます。謂わばスポットクーラーですね」
『ファンドマネージャ』新田 寛治(p3p005073)もそんなことを言うが、確かにそんな使い方もあるだろう。まあ、図体が迷惑なので今回はそうならないだろうが……次は是非、寛治の言うような方向性で頑張ってほしいものである。
「ゴーレムはエイヤっとして、本題のかき氷に入りましょうか」
「きましたよ、ゴーレムです!」
「何か良い感じにエイヤーってしてシバキ倒すデス」
エリスやアオゾラもやる気満々にゴーレムへと襲い掛かっていく。
「ところでこのゴーレムのシロップビームを受ければこの無駄に青い肌も練乳の真っ白い美白ボディになれるデスカ? これは受けるしかないデスネ……いいえ、壁役なので戦闘中庇った結果ビームを受けてしまうだけで他意はないデスネ。……? 特に変わらない、イエ気持ち鮮やかな青になったような、はっ!?まさか練乳ではなくブルーハワイのシロップビームなのデスカ? どうして、このポンコツゴーレムは、ゲシゲシ」
「冷たっ。寒いのは慣れてますけどそれにしたって冷たい……。噴射してくるシロップも、ちゃんと落ちるのですよね? できればあまりかかりたくありません。あぁもう、僕達をかき氷にしようとしないでください……!」
「今のみーおは何味ですにゃ? ……って、かき氷じゃないのですにゃあああ!!」
ジョシュアもみーおもシロップでベトベトだが、予想通りにそう強くはない。
「びりびりどっかーんとショートさせて倒しちゃいますよー」
メリッサの言う通りな感じでゴーレムを倒せば、念願のかき氷タイムである……!
●かき氷です!(後編)
「かき氷!」
ニルの楽しげな声が響く。
「いい氷だとキーンってならないって本当ですか? ひんやり、ふわふわ、いい氷。ちゃんとかき氷を作るのに専念したら、とってもとっても素敵ですね」
「そうですね」
寛治もニルに頷き、ゴーレムのかき氷機能の調整を進めていた。
「シロップやフルーツの美味しさを引き立てるためには、『氷』そのものの良さが大前提です」
まずは氷を削る刃の調整。
本当に美味しいかき氷は、氷を「砕く」のではなく「削る」。この違いがかき氷の味わいを大きく左右するのだ。
かき氷は氷を鉋で削って作った「削り氷」がその発祥なのも頷ける、と寛治は納得してしまう。
現代でもそれを思わせるようなダイナミックなかき氷はあるが、これが中々に美味しい。
もっとも、そうであるからといって砕いたものが間違いというわけではない。これに関しては好みであり、砕いたかき氷が主流になっているのはそれなりに理由があるということだ。
「砕いた氷と、削った氷。どうぞ食べ比べてみてください」
そう、その差を確認するには実際に食べてみるのが一番早い。口に含めば、その食感の差は舌が雄弁に教えてくれる。
「削った氷は口の中で、ふわりと溶けて消えていく。削った氷こそ極上の食感を生み出す秘訣なのです。また、ゴーレムには水分と一緒に砂糖を吸収させます。融点が低い砂糖の分子が氷の間に入り込むことで、氷を柔らかくふわっとした食感に変える作用があるのです」
さて、しかしここまでは氷の話。大切なシロップについてはどうだろうか?
「それからシロップ選びですが……私は「スイ」を選びます。スイとは砂糖水。みぞれとも言いますね。味付けがシンプル故に、この方法が最も氷そのものの味を楽しむことができるのです。と、ここで少しアレンジしてみましょうか。空気中の水分を吸い込んで氷にするなら、近くにコーヒーやジュースを置いておけば、色と味のついたかき氷も作れますよね。シロップによる味付けとは一味異なるかき氷の世界を、どうぞお楽しみください」
なんとも素晴らしい手際だ、まるでかき氷ソムリエのごとくだ。
「美味しい……! 沢山食べても頭がキーンとしませんし、何杯でもいけてしまいそうです!」
「良い氷を使っている証です」
エリスは早速果物をトッピングしているが、これが本当に美味しいのだ。
シロップと氷、そして果物のおりなすオーケストラ。こんな素晴らしいものは中々ない。
「ニルはどのシロップも気になります」
たくさんの、色とりどりのシロップ。どれも非常に美味しそうな色をしている。ニルの言う通り、どれも気になってしまうのは仕方ない。
「全部一緒にかけるのはおいしいですか? 全部混じってしまわないようちょっとずつかけてみます」
いわゆるレインボーかき氷というやつだ。見た目にも美味しい、そんな代物がニルの前に現れる。
まるで虹を器に盛ったかのような、そんな綺麗なかき氷だ。
「カラフルできれいですね。いただきます!」
見た目が美味しいものは、例外はあれど大抵は美味しいものだ。綺麗とは、そういう効果のあるものだから。
「おかわりもしていいのですか? ニルは、覇竜イチゴのジャムを持ってきました。きれいな赤いジャムを練乳と一緒にいただきます!」
これはこれで相性が非常に良い。贅沢なかき氷で、見た目が本当に幸せだ。
「は。舌がすごい色になっているのです。みなさまの舌も、ですか? なんだかおもしろいですね」
そう、ニルがやっているように食べ方は自由だ。そう、たとえばアオゾラの食べ方は……。
「八つ当たり……んん、ではなくかき氷機ゴーレムを倒したことですし早速カキ氷を食べるデス。3mもあったゴーレムなら大きな器に盛り付けて沢山食べれるので美白ボディになれなかった恨みも込めて、やけ食いするデス」
そう、それもまた自由だ。
「シロップはイチゴ、この真っ赤なシロップはワタシの怒りの炎なのデス。大喰らいなので一杯だけでは済ませないデス、ワタシの機嫌が直るまでかき氷機ゴーレムには働いてもらうデス、フンス」
「色々シロップの種類があるみたいですが、僕は抹茶にしましょうか」
ジョシュアもそう言いながら緑色のかき氷を作り、甘さがほしいからと練乳をかけていく。
「小豆が合うとは聞きますが、果物なら何が合うのでしょうね? ニル様は……おや、綺麗ですね」
「えへへ、とってもとっても綺麗なのです」
ニルとそんなことを言い合いながらジョシュアは周囲を見回す。
「皆様も思い思いに作られて、すごくカラフルだと思います」
「そうですね。ニルもそう思います!」
どのかき氷も美味しそうだが、どれが上でも下でもない。
冷たいから少しずつ、でものんびりしていると溶けてしまいそうだとジョシュアは思う。
しかし、その儚さもまたかき氷の良いところだ。
「夏は冷たい物が美味しいですね。暴走はしましたが結果的にはよかったと言えるかもしれません」
「そうかもしれませんにゃ」
みーおも、ジョシュアへとそう頷く。
「夏はひんやりかき氷。ゴーレムもこれから鉄帝の人達に美味しいかき氷をお出しできるといいですにゃ」
まあ、その辺は分からないが……今はかき氷を楽しむ時間だ。
「では、みーおもかき氷を楽しみますにゃ」
さっきまであんなに冷えていたのに、今はこんなにも暑い。なんとも夏である。
「しゃりしゃりできたかき氷にレモンのシロップをかけて、みかんやりんご等を添えておいしくいただきますにゃ……頭がキーンってしないかき氷、嬉しいですにゃ!」
寛治の言う通り、良い氷の力なのかもしれないが……なんとも素晴らしいものだ。
「みーおはパン屋なのでパンとも組み合わせたいけど、かき氷とパンの組み合わせは……うーん……硬いパンを薄く切れば添えられますかにゃ?」
あるいはラスクも合うかもしれないが、氷が溶ける以上制限時間もある。なんとも難しいものだ。
「皆の食べ方等も楽しみですにゃ……なるほど、その手があったか…ですにゃー……!」
抹茶にレインボー、各種のフルーツ。どれも美味しそうだ。
「えへへー、どんなシロップかけようかなー? 苺? メロン? ブルーハワイ?」
メリッサも楽しそうに選んでいるが、どうやら心は決まったようだ。
「色々あって迷っちゃうけど、私が選ぶのはこれ! 練乳小豆です! なんか練乳と小豆にするとちょっと高級感があってうれしいんですよね♪ さらに今日は色々な果物もトッピングしちゃいます!」
そうすれば、なんとも贅沢なかき氷がメリッサの前に現れる。
「なんでも練乳のかき氷にフルーツをトッピングしたシロクマというのがあるらしいので、聞きかじりの知識でそれの再現に挑戦です! 苺に蜜柑にパイナップル、あ、桃も美味しそう! 今日の私は欲張りさんなので気になったフルーツはどんどん乗せちゃいましょう♪」
実際、シロクマなるかき氷はそうした贅沢なものであるらしい。
「というわけで完成! シロクマっぽいのを目指したかき氷です! ちょっと欲張りすぎちゃいましたかね? すごいボリュームになっちゃいました」
しかしそれでもメリッサの目の前にあるのは夢のようなかき氷だ。
「あっと、溶ける前に急いで食べないとですね! いただきまーす……んんんー! 美味しいです! 暑い日にはやっぱりかき氷ですね!」
「僕達だけでかき氷食べるの……少し勿体ない……鉄帝の人達も暑そうだったから……」
しかし美味しいものを自分たちだけで食べることに気が引けたのだろう、ファミリアーで猫を出して首から看板を下げて周辺を歩かせてもいた。
看板の内容はよく見る「氷」って書いてるやつだ。
それに興味を示してくれた人達を連れて来て大勢で食べたいと思ってはいたが……まあ、すぐには難しいだろう。だから、それまではこの時間である。
「僕は……今日は赤いのにしようかな……お祭りでよくその色を食べてる人見るし……赤は……食べた事ないし……果物は苺……苺は、結構好き……あと……白玉はこの間初めて食べて美味しかったから……それも乗せてみる……」
そうして出来上がったいちご白玉氷は、中々に美味しそうだ。
「白玉……食べ応え充分で、それだけで結構お腹いっぱい……でも、冷たい物も苺も好きだから、頑張って食べる……」
そうして食べながらもレインは仲間たちがどんなかき氷を作るのかも見ていた。
そこには、確かな個性の輝きが見えるからだ。
「1つだけ……のを見ると……胸をノックされるみたいで……変な感じで……面白い……好きな気持ち……」
そう、まさにそれが幸せというものなのだろう。
「冷たい物を食べた後は……スーッとして気持ちいい……陸ならではの感覚だと思う……海では……急激な温度の変化はそうとう違う環境じゃないと……起きない事だから……ここでは……ゴーレムで氷を作れるけど……他の国だとどう作るんだろう……興味が出てきたかも……」
ゴーレムでかき氷作ろうとする鉄帝が特殊なんだと思いますよ、とは寛治は言わない。言わぬが華である。
「さて、ここからは大人の時間です。そう、かき氷にかけるものには「お酒」という選択肢もあるのですよ」
そう、確かにそういう楽しみ方もあるだろう。勿論お酒を飲める年になってからではあるが。
「まずは私が開発したフリアノン・ジンから。ふわりとしたかき氷にジンを注いで食べれば、優しくジンと混ざり合って、口の中でロックから水割りへと変わっていく様を楽しめます。ヴォードリエ・ワインを凍らせて削れば、最高級のワインソルベを生み出せます。苺や葡萄と合わせれば、今宵を〆るデザートになってくれるでしょう」
かき氷1つとっても、これだけの楽しみ方がある。
それはまさに発想の数だけ楽しみ方があるということで、鉄帝の夏の暑さを彩る、素敵な思い出になるのだった。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
かき氷、美味しいですよね
GMコメント
全長3mの自動かき氷ゴーレムを倒して巨大かき氷機にしてかき氷食べようぜ、ってあれです。
一通りのシロップ機能もありますが、こだわりのシロップが欲しい人とかは持ち込みです。
はい、そうです。「かき氷機ゴーレムをどうにかするパート」と「かき氷食べるパート」がございます。
どっちを重視するかは皆様次第です。
●かき氷機ゴーレム×1
暴走した全長3mのゴーレム。空気中の水分とかをあれこれして無限にかき氷作れるらしいです。
胸元から吹雪を発射する「かき氷ブリザード」と「シロップビーム」を使います。
攻撃力は全然ですが一定時間カキーンとギャグマンガみたいな凍り方したり、シロップビームは全身がその色に一定時間染まったりするらしいです。
そんなに苦労しなくても倒せます。
「ちねー!」とか言いながらバットでボコっても最終的には倒せる程度です。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
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