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シナリオ詳細

<月だけが見ている>いずれ消えゆく定めなら

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●月の王宮にて
 月の王国の城門は開かれた。
 すでに王宮へなだれ込むイレギュラーズを止める関門はなく、されど防衛戦力が消えたわけではない。
 つまるところ、此処に残った吸血鬼たちこそが最終防衛ラインということになる。
「ああ、空しいものだ」
 月の王宮。
 非常に華美な装飾に包まれていた、美しき王宮。
 しかし場を維持していた『夜の祭祀』に綻びが産まれたため、王宮は崩れかけているのだ。
 此処の陥落が何を意味するか分からない吸血鬼たちではない。故に投入されるのは最大戦力。
 男もまた、その1人であった。
「ああ、なんともはかないものだ。永遠に思えたこの王宮も、此処を崩せると思い込む侵入者たちも」
 此処に攻めこんでくるというのであれば、男もまた迎撃に出なければならない。
 それが女王『リリスティーネ』のためであればこそ。
「しかし、しかしだ。真にはかなきはその命ではなくその信念。ことごとく、烙印にて私の友へと導こう」
 吸血鬼達の大きな目的は『ラサを乗っ取る』事だ。
 その為にはイレギュラーズを援軍の来ない月の王国内部に引き込み、烙印で仲間にし、その戦力を持ってラサを牛耳るべきと考えて居たようだが……男もまた、この状況をその作戦を完遂するチャンスと考えていた。
「さあ、さあ。来るがいい。意気揚々と。その信念は消え、私たちの仲間として新たな信念に組み直される。はて、こういうのをなんというのだったか」
 ああ、そうか。羽化だ、と。男は、そんなことを呟いていた。

●月の王宮へ向かえ
「さて、状況については皆聞いてると思うです」
 『旅するグルメ辞典』チーサ・ナコック(p3n000201)は集まった面々にそう声をかける。
 かの紅血晶の問題から始まった今回の一連の事件。
 かの宝石は非常に美しく人気が高い。鮮やかなルビーを思わせたかと思えば、宵闇の気配さえさせる。どうしようもなく気を惹く、まるで魅了の呪いでもかけられているかのようでもあった。
 だが、その「紅血晶」は手にした者が化け物になり果てる恐ろしい代物であった。
 人の飽くなき欲求は留まることはなく、紅血晶はラサの市場で出回るようになっていた。
 結果として、ネフェルストでの大規模な事件に繋がったわけだが……あの寒々しい冬に、市場に回った紅血晶はイレギュラーズの尽力のお陰もあり全て回収しきったとファレン・アル・パレストから伝達も入った。
 そして紅血晶の「出元」である月の王国……その月の王宮の城門もいまや開かれた。
 残るはこの王宮を攻略し、紅血晶の『大元』を断つこと。そして、吸血鬼と名乗った者達の一斉掃討。『烙印』の解除だけである。
「そう、すでに月の王国掃討作戦の段階に入ったです。戦力を集結させ、此処で『呪縛の物語』を終えるときがきたってことです」
 勿論、月の王宮には防衛戦力としての吸血鬼が待っている。
 それを倒し、決着の為の血路を拓くのだ……!

GMコメント

ついにここまで来ましたね。
月の王宮内にて待つ「吸血鬼グラノ」を倒し、後続の為の血路を拓きましょう!
グラノが立ち塞がっているのは、月の王宮のダンスホールです。
狂気的な音楽が響くダンスホールにて、グラノを倒しましょう

●敵一覧
・サン・エクラ(音)×60
晶獣(キレスファルゥ)。
小動物や小精霊などが、紅血晶に影響されて変貌してしまった小型の晶獣です。
キラキラと光る、赤い水晶で構成された姿をしています。
形は水晶そのものですが、どうやら音の小精霊が変貌したもののようで、冒涜的なオーケストラのような音を奏でています。
攻撃方法は、攻撃的な魔力の混ざった音による破壊音波です。

・『吸血鬼』グラノ
月の王国に棲まう『偉大なる純血種(オルドヌング)』により『烙印』を得た者達の総称です。
強大な力を得た反動で、強い吸血衝動を有し、外に出る血液は全て薔薇の花弁、涙は水晶に変化します。
攻撃方法はレイピアによる近距離~遠距離へのオーラを纏った刺突攻撃です。
近距離の場合はあまりにも美しすぎる一撃を放つ「至高の一撃」を放つことがあるようです。

●特殊判定『烙印』
 当シナリオでは肉体に影響を及ぼす状態異常『烙印』が付与される場合があります。
 予めご了承の上、参加するようにお願いいたします。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はCです。
 情報精度は低めで、不測の事態が起きる可能性があります。

  • <月だけが見ている>いずれ消えゆく定めなら完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2023年05月24日 22時06分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

善と悪を敷く 天鍵の 女王(p3p000665)
レジーナ・カームバンクル
ルクト・ナード(p3p007354)
蒼空の眼
胡桃・ツァンフオ(p3p008299)
ファイアフォックス
一条 夢心地(p3p008344)
殿
ロウラン・アトゥイ・イコロ(p3p009153)
ニル(p3p009185)
願い紡ぎ
フーガ・リリオ(p3p010595)
君を護る黄金百合
灰燼 火群(p3p010778)
歩く禍焔

リプレイ

●月のダンスホール
 音楽が響く。
 荘厳な、けれど何処か不気味さを感じる場所。そう、此処は月の王宮内部のダンスホールだ。
 しかし、そこにいるのは華麗なスーツやドレスに身を包んだ人々ではない。
 此処に居るのは吸血鬼とその配下、そしてそれを撃破しに来た戦士たち。
 そんな月の王宮のダンスホールに、冒涜的なオーケストラが響いている。
 元は音の小精霊だったと思われるサン・エクラの奏でる音だ。
 キラキラと光る赤い水晶に見えるそれらは、きっともう元には戻れないのだろう。
 ならば、終わらせてやるしかない。この場で待ち構える吸血鬼と共にだ。
「コャー、ついにここまで乗り込む時が来たの。烙印で苦しんでいる皆様の為にも、現在進行形でしっちゃかめっちゃかになってるラサの人たちの為にも、負けるわけにはいかぬの」
 『ファイアフォックス』胡桃・ツァンフオ(p3p008299)の言葉通り、仲間の中にも烙印に抗う者たちはいる。
 吸血衝動に抗い、仮想反転状態と化し正気を保ちにくくなってもなお、この場に強い意志で立っている。
「ぬうッ……烙印とやらの進行が予想以上に進んでおるようじゃ……が。殿的存在である麿にとっては良いハンデよ。グラノとか言う吸血鬼一体倒すだけなら、ギリなんとか保つ……じゃろ?」
 『殿』一条 夢心地(p3p008344)もなんだかいつもよりキリッとしてカッコイイオーラが出ているが……これが衝動に抗う殿的存在の姿ということなのだろうか?
 その姿を見て、『蒼空の眼』ルクト・ナード(p3p007354)は思う。
(……烙印の影響がどれ程のモノなのか、というのは加味しづらい点だ。私は影響を受けた経験は無いし、報告に上がっているのも確かに症状とは言えるが、精神面や思考面での影響が強そうな印象だな。だが……今の夢心地を見ていれば『青イ空』に頼るべきではない、と思える……)
 仲間を、夢心地の心の力を信じるということ。その美しいお題目を、ルクトは信じる気になっていた。
「ラサでの吸血鬼騒動もそろそろ大詰めですか。もはや本丸が落ちるのも時間の問題、一発逆転の目すらも存在しませんよ? まぁ、あなたのような吸血鬼は、場合によっては滅びの美学とやらを見出すのかもしれませんけどね?」
 ロウラン・アトゥイ・イコロ(p3p009153)も言いながら、『吸血鬼』グラノを睨みつける。
「かなしいことをする晶獣。ニルは、それを止めなきゃって思います。そして、吸血鬼も。ニルはかなしいのはいやだから」
 ミラベル・ワンドを握りしめる『あたたかな声』ニル(p3p009185)は、そうすることで自分の感情を振り払おうとしていた。
(……ニルのコアに響くような、嫌な音。本当は、こんな嫌な音を出すようなひとたちではなかったでしょうに)
 サン・エクラ。その姿が、彼等の望んだモノではないと知っているからこそ。
(紅血晶は、見ていてもやもやします。ニルは宝石が誰かを傷つけるのが、とってもとってもいやだなっておもうのです)
「だから止めなくちゃ」
 そう、止めなければならない。それは『黄金の旋律』フーガ・リリオ(p3p010595)も強く思っていた。
「人の命も信念も儚い。それは認める。何故ならおいらも普通の人だから。が、他人の魂を好き勝手に弄ぶ吸血鬼の楽団なんざ意地でも願い下げだ。音の小精霊達は元に戻れない。けど、精霊達の音楽でこれ以上人を傷つけないように、吸血鬼の指揮者から、解放するんだ。月の宮殿に強き日差しを齎す……黄金の旋律で!」
「ええ、その通りだわ。我(わたし)たちが此処を制圧する……!」
 『レジーナ・カームバンクル』善と悪を敷く 天鍵の 女王(p3p000665)もそうフーガに同意するように頷けば、ルクトもグラノへと武器を突きつける。
「信念? 芸術? ……くだらん。くだらんな。……「紅血晶」も、「烙印」も……この世に存在してはならない物だ。ゆえに、わたしは貴様らを狩る。行くぞ!」
「そうか。意気込みは充分に聞いた。では始めようか。今日君たちは私たちの同志となる。もうそんな信念とやらに悩まされる必要はないとも!」
 グラノに応えるようにオーケストラの曲調が激しくなる。
「……悼む気持ちも分かるけども。手遅れならばいっそのこと介錯してやるのが正しいと思うんだよね。でもまぁ俺、火葬しか出来ないんだよね。困ったことに。合同葬……ってところになるのかな、そこの死にたがりさんも含めて」
 『歩く禍焔』灰燼 火群(p3p010778)もそう呟きながら棺抱のヴァーミリオンを掲げる。
 そう、戦いが今まさに始まろうとしていた。それがどちらの「葬儀」になるのかは……これからの結果が決めるだろう。

●オーケストラが響いて
「まずはどうにもやかましい音を止めるところから始めようかの。ハァ~~まったく近頃の吸血鬼ときたら、マトモな音楽を奏でることもできないのかの? 仕方あるまい、混沌音楽祭で優秀な成績を収めた麿が、真の音楽とは何かを教えてやるぞえ。なーーーっはっはっは!」
 少なくとも表面的にはいつも通りに見える夢心地が、夢心地ビームでサン・エクラを薙ぎ払おうとする。
 夢心地からしてみれば、サン・エクラは「ただのデカい音波を放つだけ」だ。
「優雅に踊るように。ダンスホールをシャランラと跳ねて、からの~ビームビームビーム! 良い音のみ残すつもりじゃったが、もう全てがダメじゃから、片端から潰してゆくしかあるまい!」
 長介を閃かせながら放つ夢心地ビームを合図にフーガのにオールハンデッドが発動する。
「おいらが支える! 皆、頑張ろう!」
「まずはまずはグラノへの道を拓く!」
 ルクトの神鳴神威がサン・エクラを砕き、オーケストラの音がまた1つ減っていく。
「おお、おお! なんと儚きことだ! しかしそれもまた美しい!」
 そこにグラノがオーラを纏った刺突を放ち、そのオーラが長く伸びレーザーのようにニルを貫く。
「くっ……でもニルは負けません!」
 ニルのケイオスタイドからのアンジュ・デシュがサン・エクラへ向けて発動していく。
 動きを鈍らせて数を減らし、味方がグラノに迫るための道を開く役に徹しようというのだ。
「ニルはまとめてえいってするのも得意です!」
 そこに更にレジーナが飛刃六短を放ち、ロウランが糸切傀儡をサン・エクラへと発動させる。
「あなたたちはやり方を間違った。ラサを乗っ取るなら武力よりも寿命と努力で積み上げたほうが早いのです」
 そんなことを彼等は選ばないと知ってなお、ロウランはそう声をあげる。
「なんといっても今代はディルク、レオンの元相棒ですからね。そうじゃなくてもローレット条約でイレギュラーズは介入してきたでしょうけども」
「ハハ、ハハ! そんなものは知ったことではないな!」
「それに志も正義もなく、欲望のままに乗っ取ったとしても……その後はうまくいかないものですよ」
「言っただろう? 知ったことではない。ないのだよ」
 グラノは言いながらレイピアを構えなおす。
「斯様なことは女王陛下がお考えになればいい。私はただ、それを支えるのみ」
 女王への心酔が見て取れるグラノは、話しの通じる相手ではどうやらない。そんなことはロウランも分かっていたが……やはり空しいものだ。
「コャー、まあ想像通りなの」
 そんな様子を見ながらも胡桃はシムーンケイジからのぶれいじんぐぶらすた~を放つ。
 超長距離貫通攻撃でグラノを撃ちぬけるように調整することを意識し細かく立ち位置を調整している胡桃は、音を減らしながらも演奏を続けるオーケストラに嫌そうな表情を向ける。
「これ以上わたしに要素を増やすと、属性が渋滞してしまいそうかしら〜? この趣味が悪く、騒々しい楽団一つとっても、芸術性の違いで解散しそうなの。悪いけれども、お友達にはなれそうにないの。彼らのことも、ここで解放するの」
 そう、その為に胡桃たちは此処にやってきたのだ。
 烙印も紅血晶も、どれも連中の始めた許し難いこと。この辺りで決着をつけねばならなかった。
「烙印は……んー、気にするほどかな、こんな歩く人体発火現象を味方にしたい物好きとか、いる?」
 火群もそんなことを言いながらワールドエンド・ルナティックを発動させていく。
 目指すはグラノ。その為に取り巻きであり楽団であるサン・エクラを減らしているのだ。
「どんなに血が薔薇に変わろうとも、俺の前では『よくない』事なんだよね」
 火群の声は、グラノへと向けたものだ。
「だって、流れた先から燃えてしまうからさ。そういう体質だからね、俺は。だから、きっと、最終的に。お前は、跡形も無くなるんだろうね。生きていた痕跡が残れば御の字だろうけど。痛みなんかね、慣れればどうでも良くなってくるんだ。だって、俺は常に燃え続けてる。どんだけお前の剣閃が優れてようと、『痛いだけ』に変わりは無いだろ?……だから、一番儚いのは、なんにも残らない、お前」
「ハハ、ハハ! 中々に詩的だ! 仲間であればさぞかし楽しく語り合えるだろうね!」
「ごめんだな」
 あっさり振られて、それすら面白いというかのようにグラノは笑って。そしてついに、全てのサン・エクラが破壊され消え去る。
「音を消し去って静寂だけが残った……ようやく吸血鬼狩りの時間じゃな。女王は此度の戦で、麿が始末する予定になっておる。よってこのわくわく吸血鬼ランドは閉園じゃ、閉園」
「ハハ! 中々に面白い冗談だ白塗りネギ頭!」
「ネギ!? 麿の髷をネギとな!?」
 ちょんまげなど知るはずもないだろうからある意味で妥当な感想ではあるが。
「ともかく。そのレイピアと麿の二刀、どちらがより美しいか、真っ向からの斬り合いを所望する。美しさとは、見た目か。強さか。否、その生き様であり信念こそが美しさじゃ。ラサを乗っ取る? そんな盗人根性の一体何処に美しさがある。麿は救ってみせるぞえ、ラサのみでは無い。全ての国を。全ての民を」
「大言壮語もそこまでいくとある種の美しさがあるな。いいだろう、かかってくるといい」
「────塵となって消えよ、吸血鬼」
 そうしてグラノと夢心地の立ち合いが始まるが、ただ任せているわけではない。
「ありったけの全力を込めて放ちます……!」
 ニルのフルルーンブラスターがグラノへ叩き込まれ、フーガのミリアドハーモニクスが夢心地へ向けて発動していく。
「相手はまだいるぞ! さぁ、私の相手をしてもらおう!」
「フン、これは激しいダンスだ! お相手仕ろう!」
 薔薇黒鳥を発動させるルクトにグラノはしかし余裕の笑みを崩さない。
 確かに追い詰めている中でのその笑みは、グラノなりの美しさの表現か。
「まあ、そろそろおしまいなの」
 胡桃のこやんふぁいあ〜が炸裂し、火群のナイトメアユアセルフが発動する。
「かつてあなたがどのような方であったかは知りませんが……、せめてその死に安らぎを。これからは、他者の血を求めることも、血に渇いて苦しむこともありませんよ」
 ロウランのアブソリュートゼロが炸裂し、そこに夢心地のトドメの一撃が放たれる。
「……これにて終演じゃ」
「ハハ……見事」
 その言葉を残してグラノは事切れ、ダンスホールに静寂が戻っていく。
 響いていた冒涜的なオーケストラも消え、しかしそれ故に月の王宮の各所で始まった戦闘音も明確になっていく。
 此処もすぐに後続の仲間たちがやってくるだろう。その為の道は拓かれたのだ。
「サン・エクラの散り様には哀悼を。晶獣にされていたとはいえ元は精霊……であれぱ紅血晶を持ち続けたようには思えませんし……」
 ロウランの声に応えるようにフーガはギフト「黄金の百合」で金属製のトランペットを召喚する。
 奏でるのは、勝利の音色。
 無理やり奏でさせられた冒涜的な音楽を打ち消すように響かせることが、犠牲になった音の精霊へのせめてもの救いだと信じて響かせる音に、誰もが聞き入って。
「よし、先へ進もうか」
 ルクトに胡桃がコャーと鳴き、ニルも「はい!」と答える。
「ああ。道は拓いた。此処にはもう何もないしな」
 火群もそう頷き、ガランとしたダンスホールを見回す。
 あれだけ煩かった此処には、もう何もない。あとは……このまま、突き進むのみだ。
「うむ。では行くとするかの」
 夢心地もそう頷き、明鏡雪鋼と長介……師の名を冠した太刀を握る。
 転禍為福のこの剣にかけて、まだこの烙印に抗い続ける。そう、決意をして。
 そうして、全員で更に月の王宮の奥へと走っていくのだった。

成否

成功

MVP

フーガ・リリオ(p3p010595)
君を護る黄金百合

状態異常

善と悪を敷く 天鍵の 女王(p3p000665)[重傷]
レジーナ・カームバンクル

あとがき

ご参加ありがとうございました!

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