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シナリオ詳細

タケノコがやってくる。徒歩で。

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●タケノコがくるぞ
 岩山をタケノコが登っている。ザムザムザム、と。隊列を組むようにして登っている。
 足があるわけでもないのに器用に登っている。
 途中でキノコを破壊しているのは、何かキノコに恨みでもあるのだろうか?
 分からない。何1つとして分からない。いやもう本当に分からない。さておいて。
 タケノコたちはそのまま岩山の山頂にまで辿り着くと、今度は岩山を降り始める。
 山を制覇したので、もう良いということだろうか?
 なんとも不可思議な生態だ……全く意味が分からない。分からないが……きっと、そういう生態なのだろう。
 実のところ、タケノコたちが制した山はこれで3つ目だ。
 そしてタケノコたちが向かっている4つ目の岩山は……フリアノンに近い山だ。
 キノコを破壊し山を制する不可思議な生態のタケノコたち。
 どういうつもりかについてはたぶん「そういうもの」なのだろうが……どのみち、放置してよいものではない。
 そんなものが今、フリアノン近辺へと辿り着こうとしているのだ……!

●タケノコの季節だから
「そろそろ、たけのこやつくしの季節ですね」
 『ライブキッチン』アルフィオーネ・エクリプス・ブランエトワル(p3p010486)のそんな言葉に『フリアノンの酒職人』黒鉄・相賀(p3n000250)は「そうじゃのう」と頷く。
 春はタケノコやつくし。それは覇竜でも特に変わりはしない。
 精々が外ではあんまり見ない感じの……絶対見ないとは言わないが……ともかくあまり一般的ではない感じの生態を持つ「旬の食べ物」が多いということだろう。
 いわゆる「ちょっと面白い食べ物」が非常に多く、それに関する依頼も多く出る。そう、つまり。
「確かにタケノコの季節じゃの」
 だから、相賀はアルフィオーネにそう畳みかける。
「丁度な、この近くにタケノコがきとるっつー話でのう」
 そのタケノコの名は覇竜タケノコ。
 これが不可思議なタケノコであり、タケノコでありながら竹になるわけではなく、タケノコとして終わる不可思議なタケノコだ。
 しかしこの覇竜タケノコの本当に不思議な場所はそこではなく、キノコに攻撃的で山を制する、そんな習性があることだ。
 別に人間相手にどうこうするわけではないのでそういう意味ではとてつもなく安全とも言える。
 しかし、しかしだ。キノコだって全部がそうではないが食べ物にも薬にもなる貴重なものだ。
 特に、次に覇竜タケノコが向かっているとされる岩山にはこの時期に美味しい覇竜シイタケもあるのだ。
 それを滅茶苦茶にされてしまっては、非常に困る。何しろ覇竜タケノコはそんなものを区別しない。
 だから、可能であれば覇竜タケノコが岩山に辿り着く前に殲滅したいところなのだが……いくら人間を積極的に襲わないからといって、攻撃すればその限りではないだろう。
 つまり、覇竜タケノコと戦闘になっても問題ないくらいに頑丈な人が求められている……つまりは、こういうことだ。
「この時期の覇竜タケノコは美味いからのう。たっぷり倒してくるとええ」

GMコメント

覇竜タケノコからキノコと岩山を守りましょう。
倒した覇竜タケノコは美味しい食材な上にあく抜きも簡単に出来るそうです。
そうです。つまり倒してからの料理とお食事パートにプレイングを大きく割いていいってことです。

●出てくる敵
・覇竜タケノコ×20
タケノコサイズのタケノコ。攻撃方法は浮遊して回転しながら飛んでくるタケノコドリルです。
そんなに強くないので簡単に倒せるでしょう。

●料理&実食!
こっちのプレイングを重視した方が良いと思われます。
相賀は今回呼ばれなければ手出しせず、食事の時にお酒やジュースを振舞ってくれます。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はAです。
 想定外の事態は絶対に起こりません。

  • タケノコがやってくる。徒歩で。完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2023年05月02日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

セララ(p3p000273)
魔法騎士
志屍 志(p3p000416)
天下無双のくノ一
毒島 仁郎(p3p004872)
ドクター・チェイス・ゲーム
エル・ウッドランド(p3p006713)
閃きの料理人
ニル(p3p009185)
願い紡ぎ
炎 練倒(p3p010353)
ノットプリズン
アルフィオーネ・エクリプス・ブランエトワル(p3p010486)
ライブキッチン
フェイツイ(p3p010993)
特異運命座標

リプレイ

●まずはタケノコをどうにかしよう
「これが初めての依頼になるのよねえ。緊張しちゃうわ、なあんてね?」
 そんな初々しい声が覇竜の空の下に響く。そう、『特異運命座標』フェイツイ(p3p010993)はこれが初めての依頼。
 まさにこれから何を為すにしても思い出すであろう、この輝かしい日にフェイツイはどんな依頼を受けたというのだろうか?
「さーて、やっていきましょうか! まずは覇竜タケノコをぶちのめせばいいのね!」
「ほうほう、タケノコですか。今が旬ですし、取れたて新鮮ホヤホヤならば普段はできないお料理も楽しめそうですね。とりあえずは……キノコを狙って暴れてるらしいので討伐しちゃいましょう!」
「この時期はたけのこが美味しいですねえ。他にも山菜とか、タラの芽もあると嬉しいですが、日本と植生違いますからねえ。類似品でもあれば有り難いですが」
 フェイツイに『かみぶくろのお医者さん』毒島 仁郎(p3p004872)と『遺言代行業』志屍 瑠璃(p3p000416)は、そう言って顔を見合わせる。
 こちらに向かって歩いてくるタケノコたち。そう、タケノコが歩いているのだ。
 フェイツイの初依頼がコレで良いのかという疑問はちょっと仁郎にも瑠璃にもあるにはあるが、依頼に貴賎はない。
 何より美味しいし危険度も低いから、そういう意味では充分にアリかもしれない。
「まずはタケノコ狩り。……狩り、なんですよね。本当にたけのこなんですかねアレ。それはそれとしてきのこも大事な山の幸。両方美味しく頂くためにも、破壊活動は防ぎませんとね」
「そうですね。美味しくいただいてしまいましょう!」
 『閃きの料理人』エル・ウッドランド(p3p006713)も、覇竜タケノコを見ながら頷く。
 フリアノンで調理器具などの準備をして待っているつもりではあったが、やはり現地で直接見てこそ分かるものはある。
 だからこそ、エルもこの場にやってきたのだ。
「覇竜タケノコか……私達に美味しく頂いて貰う為に来てくれるのなら、頑張って調理して美味しく食いまくりたいですよね」
 どう料理するか、今から考えておかなければならない。
「どうしようかな……覇竜シイタケも近くにあるって事は使っても良いんだよね? 一応……相賀って人に聞いて置いた方が良いよね」
 どちらにせよ、自分で歩いてくるようなタケノコだ。新鮮なのは疑いようもない。
 『あたたかな声』ニル(p3p009185)も納得したような顔をしていた。
「歩いてくるタケノコ……そういうのもあるのですね。ニルはキノコもタケノコもすきです。たくさんたくさん「おいしい」があるといいのです」
「現地住民のわたしが言うのもなんなんだけれども、こうも珍妙な生物にあふれているのは何なのかしらね?まぁ、とは言え、所詮はタケノコ。手早く制圧して、食材になって頂くわ。ついでこの混乱に乗じて、覇竜シイタケも収穫しておきましょう」
 流石に慣れたものだ、ニルも今更歩くタケノコくらいで動揺はしない。『ライブキッチン』アルフィオーネ・エクリプス・ブランエトワル(p3p010486)もすっかり状況に慣れているので、更にもう一品と意欲を見せている。
「ほう、覇竜タケノコであるか」
 そして慣れた者もいれば、因縁のある者もいる……『ノットプリズン』炎 練倒(p3p010353)である。
「吾輩もよく食べたものであるが、幼少の頃に受けた一撃のせいで思い出す度に古傷が疼くである。が、それはそれとして彼のタケノコは美味である為、旬ならば行かぬ訳にはいくまいである」
 なんということか。ある意味でコレは成長した練倒の因縁の戦いである。こんなところでそんな札を使っていいのだろうか?
 いや、人生には最低でも8人の敵がいるという。だから問題ない。ないのだ。さておいて。
 いよいよ近づいてきた覇竜タケノコたちに、『魔法騎士』セララ(p3p000273)が立ち塞がる。
「タケノコ派のセララ参上なのだ!」
 なんとタケノコ派らしい。もう一派が何派かはさておくとして、タケノコ派のセララはどうやら何かを覇竜タケノコたちに呼びかけようとしているようだった。
「タケノコさん、キミ達はキノコをやっつける必要なんて無いんだよ。だって、タケノコさんはとっても美味しいんだもの。絶対にキノコより美味しいよ。もう勝負はついてる、キノコよりタケノコの方が上! だからわざわざキノコをやっつける必要は無いんだ。それよりも、ね? ボク達の夕飯になってくれると嬉しいな。ボク、もうお腹ぺこぺこなの。タケノコさんも美味しく食べられたすっごい嬉しいよね。ね? そうだよね? うんうん、タケノコさん達も快く了承してくれたところでタケノコ狩りだー!」
 おおっと、ちょっとヤンデレ風味だ。さしずめタケノコ過激派とでもいうべきだろうか?
「そこまで強い相手ではないようですが油断は禁物ですよ」
「ガアァ! ガーハッハッハ、真っ直ぐ突っ込んでくるだけのタケノコ等吾輩の敵ではないである」
 仁郎に練倒がそう応えながらフラグをたてているが、フェイツイは油断なくノービスブレイドを構えている。
 ローレットが所属する新米冒険者のために手配した刀であるそれは真新しい輝きを放ち、覇竜タケノコへと向けられる。
「まぁ、初めての依頼だからなかなか当たらないでしょうけど、承知の助よ。当たれば万歳! よ!」
「おいしいタケノコもキノコも、たくさんたくさん持って帰りましょう。あ、でも。食べるぶんだけ、ですよね。また来年もたくさんたくさん食べれるように」
 ニルもそう頷き、そうして全員が覇竜タケノコへと襲い掛かっていく。まあ、たいして強くもないタケノコ程度がどうなったかは……いうまでも、ない。

●タケノコ実食!
「結構な量を得られたわねぇ。私は料理が得意じゃないから実食担当で! ……と思ったけど、多分これ、一緒に作らないといけない流れよねえ……」
 フェイツイがそんなことを言うが、こういったものは挑戦することに価値があるものだ。
「まずは使う分のタケノコをアク抜きしておきますね、簡単に出来るそうですけど……大丈夫ですよね?」
 無事にタケノコを持って帰り、ついでにシイタケもとってきて各自が準備を始めていく。エルも早速下拵えをしていくが……なんとも調理のしやすい食材だ。水気を拭き取ったら、タケノコとシイタケを一口サイズに切れば、ひとまず下拵え完了だ。
 そうすれば、セララがバッチリと準備をして待っている。
「ボクはタケノコの炊き込みご飯と、タケノコとピーマンとお肉の青椒肉絲を作るのだー。炊飯器じゃ無く、飯ごうを使って炊き込みご飯を作ると何故か美味しいよね。ふっしぎー!」
 そう、練達にある炊飯器の類は便利だが、飯盒をたまに使ってみると物凄く美味しく思えるのは決して気分の問題ではあるまい。
「炊き込みご飯はタケノコを切って、味付けしてご飯に混ぜ混ぜして飯ごうへ。簡単だから料理初心者の皆にも手伝って貰おうかな」
 そうしてエルにも手伝ってもらっている間、セララは次のメニューの調理に移っていく。
 本人曰く「料理の腕前は普通ぐらい」だが、普通に出来るというのは素晴らしいことだ。
「青椒肉絲はボクが作るよー、ピーマン、タケノコ、お肉が混ざってすっごく美味しそう!」
 濃い味の青椒肉絲はきっと美味しいに違いない。そして瑠璃も手際よく調理を進めていく。
「とりあえずはたけのこの土佐煮に刻みたけのこのパスタ。姫皮残したたけのこを炭火で焼いたのも私は好きです」
 そう、タケノコの調理法は色々ある。料理としても酒のつまみとしても優秀だ。
「他に集めた山菜と合わせて煮物やてんぷら、かき揚げなど作るのもいいですねえ。覇竜シイタケが使えるなら大きめのを選んで取った石附とたけのこを刻んでひき肉と混ぜ、しいたけに詰めて焼いても美味しそうですねえ。きのこが前面に出ているので覇竜タケノコは不満かもしれませんが。……いっそのこと、たけのこの節を抜いてひき肉を詰めてもいいかもしれません。いささか火は通りにくいですが、じっくり焼けば歯応えが面白いことになりそうです」
 そして仁郎も、瑠璃に負けないほどに手際が良い。
「出荷できるほどに状態の良い新鮮なタケノコは確保できました。ついでと言っちゃあなんですが、我々が来る前にタケノコに狩られたキノコも漁夫の利とやらで確保しておきましょうか。では、楽しい楽しいお料理タイムです」
 そう、この食材があるならばどうするか? 仁郎の答えはこうだ。
「そうですねー、折角ですしタケノコとキノコの天ぷら盛り合わせとお清ましを作りましょうか。煮物や炊き込みご飯、お刺身などは他の方が受け持ってくれるみたいですし。さあ、山に感謝しながら山の幸を有り難く頂きましょー! あ、ところで。ポポ魅さん? 貴女、普通のお食事、大丈夫でしたよね?」
 今日も憑いてきているぽぽ魅さんにそう仁郎は声をかけているが、さておいて。
 アルフィオーネもニルと共に調理を進めていた。
「ニルはお料理のお手伝い、がんばります!」
「ええ、よろしくね」
 そんな2人が作るのは、幾つかの料理だ。
 まずはタケノコのさしみ。一番柔らかい部位をそぎ切りにしていく。
「お刺身は、とれたてだからできるものなのですね」
 ニルの言う通り、少し珍しいものかもしれない。
 次にタケノコの素焼き。これはシンプルに塩だ。
 そしてタケノコの煮物。プラーナ村から持ち込んだ、ジャガイモ、ニンジン。ブタウシ鳥のお肉セットより鶏もも部位を選んで煮込む。所謂肉じゃが。プラーナ村では通常、オオトカゲやイモリ等の肉を用いるが、若干(かなり)、癖が強いのはご愛敬。郷土料理とはそういうものだ。
 そして、セララのものとは少し違う味付けのタケノコの炊き込みご飯。
「ブタウシ鳥のお肉セットより、豚バラ肉部位を選択。素材の出汁を生かすため、味付けは薄めに。味見をしっかりすることが大事よ。それで、なにを、どれだけ入れればどうなるのか、覚えるの」
 素晴らしい手際だが、ニルもそれを見て感心していた。他の仲間たちも皆、凄い。フェイツイも頑張っている。
「お品書きとして良さそうなのはなにかしらねって聞いてみたら、刺身と素焼きって聞いたわ。それなら私みたいな初心者でも出来そうだし、その二点をやってみましょうか」
 そう、すでに見本はあるし頼りになる先輩方もいる。フェイツイは恐れずに挑戦していく。
「刺身は切り込みを入れて斜めに切ればいいのよね。切り込みの仕方は大丈夫かしら? 教えるのが得意な方が居たら教わりたいのよね」
「では、ニルといっしょに!」
「取れたてでしか味わえない刺身は素晴らしいであるな。いや、普通のタケノコであれば掘り出した瞬間から酸化を始めてエグ味が出るから飛んで動く覇竜タケノコはエグ味の塊? 否! あれだけ暴れ回る覇竜タケノコが既に酸化しているなどあるはずなかろう! であるならば仕留めた直後である今こそ最高に美味しいに違いあるまいな。薄くスライスしてから軽く茹でその後、水で冷やしから水けを取れば完成であるな。好みで醬油や酢に付けて頂けばよかろう」
 先程お刺身について学んだばかりのニル、そしてこういったもの良く知る練倒が一緒に手伝えば、なんともほんわかした雰囲気で進んでいく。
「次は素焼きね。火は……もうあるわね。これで切ったタケノコを焼いていけばいいわね。素焼きって事は、味付けとかはしなくていいのかしら? 味付けするなら調味料が欲しいのだけれど、持ち合わせが無いのよね。あったらお借りしたいけど、いいかしら……?」
 そうして進んでいくフェイツイの料理は、たどたどしくはあるが素敵に仕上がっていく。
 やがて出来上がって並んだタケノコのフルコースというべきものは、どれも美味しそうだ。
「焼き芋みたいにまるごと焼いちゃうのもすごいのです。タケノコってコリコリしているものだと思っていたのですけど、食べ方とかでとってもとってもやわらかくなるのですね。切ったタケノコをホイルで包んで焼くのならキノコも一緒にいれたらおいしそうです。バターとお醤油のいいにおい……」
 ニルも食べながら、色々と思いついたことを言っていく。
「ほかほかのタケノコごはんもほっこりするのです。お酒にはどんな食べ方が合うのですか? 煮物? 天ぷら? 甘いものとかもできるのでしょうか? シロップ漬けにしたり、お野菜チップスみたいにしたりいろんな食べ方ができるのですね」
 甘いモノ……は難しいかもしれないが、不可能ではないかもしれない。料理の可能性は無限大だ。
 ニル自身、好き嫌いなく何でも食べるが、味のことはよく分かっていない。
 けれど、この和やかな食事の時間がとってもうれしくて、たのしくて、「おいしい」のだ。
 それはフェイツイも同じだ。
「大喰らいだし、胃袋だって鉄の胃袋だし丈夫だから、もし見た目的に危なそうなのあったら味見とかも承るわよ! 炊き込みご飯は自分が作ったのじゃなきゃ平気よ、平気! ……自分で炊き込みご飯作ると碌なことにならないのよ……あ、これ美味しい!」
「ガーハッハッハ、うむうむ」
 そんな2人の様子を見て練倒も楽しそうに頷く。
「さて、まずは刺身をいただくであるか。相賀殿他に良い調味料はお持ちであるかな?」
「幾つかあるがのう」
 そうして相賀から調味料を受け取ると、練倒はパクッと口に入れる。
「上手い! 新鮮なタケノコだからこそ出せる固めだが癖になる食感にサッパリとした酢との組み合わせも絶品であるな。複数の調味料でそれぞれ食べれば味の変化も合わせて飽きの来ない味を楽しめるであるな」
「もぐもぐ……うん、すっごく美味しい! タケノコの食感も素敵だし、味が染みこんでて最高!」
「持ってきたお酒が進みそうでなによりです」
 セララも瑠璃も、仲間たちも……アルフィオーネは何やら相賀と交渉しているようだが、皆楽しそうにタケノコを楽しんでいた。
 そう、皆で獲ってきた食材を皆で料理して食べるのは楽しい。それは、変えようのない真実で。誰もが旬のタケノコを美味しく食べ切ったのであった。

成否

成功

MVP

セララ(p3p000273)
魔法騎士

状態異常

なし

あとがき

天野は今日たけのこご飯を食べました。

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