シナリオ詳細
ひと釣り行こうぜ! なのである
オープニング
●「獅子」と「寿司」って似てますよね(そうかな?)
ネオ・フロンティア海洋王国――通称『海洋』。
温暖な気候、大らかな国民性から、他国からのバカンスや観光業も盛んな中央島だが、『彼』が目をつけたものはそのどれでもなく――近海漁業が盛んであること。つまりは、海の近くに行けばいつでも新鮮な魚が釣れるということ。
この混沌世界に来る前から、『彼』は大食漢として知られていた。
獅子頭のその男は、当然本来は肉食であった。
しかし、あるとき、他の剣士仲間に連れられて行った寿司屋で、『彼』は新たな食に出会うことになる……。
それほどまでに、『彼』にとって、「寿司」というものの存在は衝撃であった。
赤い宝石のようなイクラは口に入れればパチパチと弾け、魚卵の旨味が口の中に広がる。
ボイルされていない新鮮な甘エビは、舌がとろけるような甘さを放ち、噛みしめるほどに幸福感に包まれる。
大トロは逆にトロのほうが口の中でホロホロと溶けていくようで、火で炙れば肉にも匹敵するほどの上質な脂身。
中でも『彼』のお気に入りはサーモンであった。その寿司屋で売れ筋の商品というだけあって、醤油との絡みもよく、こってりとした味が『彼』の舌によく合った。栄養価が高いのも良い。
それ以来、彼は元来好き嫌いなく、場合によっては昆虫やゲテモノ料理も食べるような悪食であったが、唯一「好き」と言える食べ物が寿司になったのである。
しかし、果たして混沌世界に「寿司」という食べ物があるのだろうか?
そんな懸念はあったが、杞憂であった。
なにしろ、様々な世界から、この『無垢なる混沌』に喚び出されたウォーカーは多い。
当然、「寿司」という食べ物が存在する世界から来た者もいた(『彼』の故郷の人物とは、まだ会ったことはないが)。
そのウォーカーたちが伝えたものなのか、もともと混沌世界に存在していた料理なのかは定かではないものの、「寿司」はたしかにそこにあったのである。
その吉報さえ知れれば、『彼』が急いで故郷に帰る手段を探す必要もなく。
剣の修業と寿司さえあれば、『彼』にとってはそこが極楽、住めば都なのである。
――とまあ、そういうわけで。
今日は一日、『彼』――『百獣剣聖』獅子若丸(p3p010859)のワガママに付き合ってくだされば、幸いである。
●ひと釣り行こうぜ! なのである
「というわけで、今日は釣りをするのである」
『海洋』にやってきた獅子若丸は、竹でできた釣り竿と、釣り餌や釣った魚を収納するためのカゴを肩に担いでいた。
「吾は普段から野山で修行ついでに川魚などを獲って食っているので捌き方自体はわかるのであるが、寿司の握り方はわからぬ。ゆえに、釣った魚は近くの料理屋に持ち込んで寿司にしてもらうのである。衛生面から見ても、そのほうがお前様も安心であろう?」
呵々と笑った獅子若丸は、「問題は、肝心の魚が釣れると良いのだがなあ」とつぶやきながら、荷物を担ぎ直す。
「ところで、お前様は生き餌は平気か? 虫が苦手ならルアーもあるので、それを使うと良いであろう」
海洋では、どんな魚が釣れるのだろう? 釣った魚で新鮮なお寿司を食べられるという話に、獅子若丸はとても楽しそうだ。
普段は剣の修業ばかりの彼も、たまには息抜きが必要だろう。
魚がかかるまでの間に、獅子若丸と雑談するもよし。魚が釣れなくても、どのみちその辺の料理屋に入って寿司は食べる予定だ。
波止場に向かったあなたは、もう一本の釣り竿を、獅子若丸から借りることになるのであった。
- ひと釣り行こうぜ! なのである完了
- NM名永久保セツナ
- 種別カジュアル
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2023年03月13日 22時05分
- 参加人数6/6人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 6 人
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参加者一覧(6人)
リプレイ
●
「釣りか……今まで海洋の海での依頼では普通の、とんちきな、危険な、命は奪わないが精神やプライドに危険な生物とかに出会ったが今日は平和な一日だといいな……」
「なんと。海洋には初めて来たが、そんな不可思議な場所であったのか」
『永炎勇狼』ウェール=ナイトボート(p3p000561)の言葉に、獅子若丸は目を丸くする。
「さて、釣りをするなら漁業と気配遮断の使い所だな」
ウェールがスキルを使うと、獅子若丸は「よいスキルを持っているな、これは僥倖。今回はご馳走にありつけそうなのである」と笑顔。
「そういえば獅子さんってお酒飲めるのかね? 外見はぬいぐるみみたいな小動物な旅人とか獣種でも年齢が問題ないからと酒を飲んでたりするし言葉遣いと子供に見えない落ち着き様、気の配り方と勘から年上って感じがするが……」
「吾はこう見えて44なのである。元の世界では年相応の姿であったが、ここに来たときに何故か身体が縮んでしまってな……。他のウォーカーはそんなことなさそうなのであるが、珍妙なこともあるものだ」
「では、これを渡しておこう。飲めない苦痛に耐えられぬ時にのむといい」
ウェールが果実酒を渡すと、獅子若丸は大層喜んで、「これはありがたい。店では大人だと主張しても信じてもらえず酒も飲めぬ、不便な身体でな」と、ジュース感覚で飲み始める。
「獅子さんって子供はいないのか? うちは一昨年うちの子が増えたんだが……我が子はいいぞー」
「子供か……吾は剣一筋で、恋愛もろくにしてこなかったのでな」
「子供がいなければお弟子さんとかはいないのか?」
「弟子入りを志願する者はいたが、三日と経たず逃げていくのである。ちと厳しくしすぎたかもしれん」
獅子若丸のスパルタ指導を想像したウェールは、「あー……」と言う他ない。
「――っと、かかったか! おっ、寿司が釣れたかー!」
「おお、寿司が釣れ……なんて?」
ウェールの言葉に、獅子若丸は二度見した。
しかし、たしかに釣り針には寿司が引っかかっていたのである。
「ん? ああー獅子さんって野生の寿司を見るのは初めてか。混沌では寿司は空を飛ぶし、海でなんか軍艦が弾丸として撃ってくるらしいぞ。俺もローレットの依頼の報告書で何件か軽く見ただけだから半信半疑だったが」
「摩訶不思議よな、混沌世界!」
これには獅子若丸も呵々大笑であった。
●
「そういえば、直接海に潜って突いたりかじったりするのはそれなりにあるが、竿を使った事はあまりなかった気がするのう」
『揺蕩う老魚』海音寺 潮(p3p001498)は、「急ぎの用事もないしちょっとお邪魔させてもらうとするかのう」と釣りに参加することにした。
「たしかにディープシーだと釣り竿をわざわざ使うより直接潜ったほうが早いやもしれんな」
潮の言葉に、獅子若丸はうなずく。ここで、早速魚がかかった。
「おや……50センチくらいのこの魚は……確かサクラウオというやつじゃな。この辺にもおるんじゃのう」
「サクラウオ」
「この時期になると捌いた時の身が桜色になって香りもほんのり桜の香りがするからそう呼ばれとるらしいぞ。もう少し先になれば身の色も香りもいい塩梅になってきて食べごろなんじゃが、せっかく釣れたしありがたく頂くとするかのう」
「ふむふむ」
「む……まだ何かかかったようじゃな。30センチくらいのこの魚は……確か雪花鯉(せっかこい)というやつじゃな」
「せっかこい」
「確か冷たい池か河に住んどるはずじゃがうっかり海に来てしまったようじゃのう。このまま逃がしても死んでしまうから頂くとするかのう」
「ほう……吾の狭い視野では知らぬ魚が多いものだ。やはり世界は広い」
獅子若丸は魚の名前には詳しくない。魚は適当に川などで捕まえて、食べるだけの生活だったから名前を知る必要などなかったのだ。おまけに彼は鉄の胃袋持ちだったので、本来食べられない魚も平気で食べてしまうのであった。なので、魚の知識には興味津々だ。
一方、『納骨堂の神』シャーラッシュ=ホー(p3p009832)は、生き餌は可哀想という理由でルアーを使って魚釣りをしていた。
ホーはただ黙って魚を待機しているのも退屈なので、獅子若丸と雑談に興じる。
「獅子若丸殿は剣士として日々鍛錬を積んでおられるのですね。一体どのような修行法で剣術の腕を高めているのでしょうか」
「やはり基本は素振りであるな。薪を割る際に斧代わりに剣を振るのである。瞑想なども良いが、座学よりもやはり実戦に身を置いて身体に覚えさせるのが一番腕が上がる気がするな」
「なるほど――っと、かかりましたかね」
雑談の途中で、ホーの釣り竿に獲物がかかったようだ。しかも、かなりの大物。釣り竿が大きくしなり、今にも折れそうだ。
「おっと、わしも手伝おう。ほれ、しっかりしっかり」
傍で釣りをしていた潮が手を貸してくれた。獅子若丸も小さい身体ながら、ホーが逆に海に引きずり込まれないよう、身体を支える。
釣り上げられたものは、二メートルほどのミズダコであった。自分の身長よりも大きな魚……魚? に獅子若丸は目を輝かせている。食べ甲斐があるからである。
「おや、美味しそうな魚ではなく私の父にそっくりな生物が釣れてしまいました」
「父にそっくり……? なにかの比喩であるか?」
「いえいえ冗談ではなく本当に似ているのですよ、ええ」
「お前様の親父殿は何者なのである?」
「ところで獅子若丸殿。つかぬことを伺いますが、この粘液に覆われた生物は食べることは出来るのでしょうか。なんだか黒い液体を吐き出しておりますし、到底美味しそうには見えないのですが」
話をそらされた気がして、ホーの父親がとても気になる獅子若丸であったが、「もちろん食える。寿司ネタにもなるし、吾の世界だと刺し身やたこ焼きなどもあったな」と己の顎を撫でた。
「しかし、親父殿に似ている生物を食べられるであるか?」
「変わっていますかね。Let's just give it a try──要するにですね、私が言いたいのは〝物は試し〟ということです。失敗を恐れず、何事も挑戦するという姿勢こそが大切なのですよ」
「そういうものであるか。……いや、なんかいい言葉で煙に巻かれた気もするが」
掴みどころのないホーに、獅子若丸は首を傾げていたのであった。
●
「こんにちは獅子若丸さん、初めまして。寿司に惚れこんだって聞いたよ。あれはいいものだよね、俺も大好きだ」
『若木』寒櫻院・史之(p3p002233)の挨拶に、獅子若丸も「お初にお目にかかる、史之殿。いいであるよな、寿司……」と、寿司談義が弾む。
「釣りの経験はどう? じつは俺、海洋の歴はながいんだけど、釣りをした経験はほとんどないんだよね。だから今日は獅子若丸さんと釣りができてうれしいよ」
「吾も海釣りは初めてであるな」
そんな他愛もない話をしながら、ふたりで釣り針に生き餌をつけ始める。
「俺はー、なんかいろんな魚が取れるらしいしメスのサーモンを狙うよ」
「狙いはもしや……?」
「うん、そう。イクラね。獅子若丸さんも好きだろ。じつは俺も大好きなんだよ。あとサーモンの刺し身は単純に食べごたえがあっていいんだよねえ、独特の味がしてさ、……なんて言ってたら食べたくなってきた。おなかすいたなあ」
「吾の胃袋も躍るものよな」
「ところでじつはサーモンって赤身じゃなくて白身だってこと、知ってた? エビとかカニを食べてるせいで、赤く染まって見えるんだって」
「なんと、あの赤色で白身であるか! なんか混乱してくるな!」
今日一日で、既に寿司そのものを釣っている仲間を見た獅子若丸は、もはや何を見ても聞いても夢心地だった。
自分の世界に帰ったときに「子供の姿に戻って何でも釣れる海で寿司を釣ったのを見た」などと語って聞かせれば、「長い旅の果てに発狂した」と思われても仕方ない。
「あとはー、白子が取れるたらとか、肝が美味いあんこうとか、あと牡蠣とかそういうのも狙っていこう」
そして、史之の願いに応えるように、次々と望んでいた魚が釣れていく。獅子若丸のテンションと食欲も最高潮なのであった。
●
「釣りかぁ。やったことないなぁ。でも折角のお誘いだし楽しそうだし、頑張りたいね」
『乱れ裂く退魔の刃』問夜・蜜葉(p3p008210)は、「釣れたら嬉しいけど、釣れなくてもそれはそれで思い出になるよね。私、釣り初心者だしね」とこぼしていた。
「なに、魚が寄って来やすいように撒き餌もあるゆえ、初心者でも釣りやすいであろう。あまり気負う必要もない。餌を垂らしたら、あとは雑談でもしながら待つのみよ」
「撒き餌っていうのもあるのかぁ。うん、じゃあ何かお話したいな。握りのお寿司だとトロ、サーモン、イカ、甘エビあたりが好きー。軍艦ならいくらとすじこかな」
「うむうむ、吾もその辺りの寿司ネタは好物である。どうも今日の海は機嫌が良さそうゆえ、狙ってみるのもいいかもしれんな」
「あー、そうだね。特に何か狙うつもりなかったけど、この辺り狙ってみればいいのか。釣れたらいいなぁ」
蜜葉は初心者ではあったものの、サーモンやイカなど望みのものを釣ることが出来た。サーモンやトロは彼女には少々重すぎたので、やはり潮や獅子若丸が引き上げるのを手伝ったが、どうも今日の海洋はよほど気前が良いらしい。食べられる魚のオンパレードであった。
●
「世の中がバタバタザワザワしてる時こそ、こうしてのんびりまったりする時間は必要だよね~」
幽火(p3p010931)は、釣り竿を手に持ちながら穏やかな口調で餌の準備をし始める。
「釣りかあ、子供の頃、近くの竹林で切ってきた竹で竿を作ったときのことを思い出すな。餌はその辺の石をひっくりかえしてミミズとかで。海ならカニとかイソメとか使ってたなー」
「おお、経験者の上に生き餌が扱えるのはありがたい。ルアーも限りがあるのでな」
「お寿司屋さんに持っていくなら、アジ、サバ、タイあたりを狙いたいな。波止場だとカサゴとかも釣れそう……まあ、海のご機嫌次第かな。ところで、何か釣り自慢とかある?」
「残念ながら自慢するほど釣りの歴は長いわけではないのである。川で目の前に魚が悠々と泳いでいると、釣り糸を垂らすよりも素手で獲ったほうが早いでな」
まるで獅子というより熊のような生活だが、本人は恥じることでもないようだ。
そして、海洋の女神がいるとしたら、彼らをよほど気に入っているらしい。アジ、サバ、タイにカサゴ、狙っていたものが次々と釣れるのであった。
●
「これだけ釣れれば充分であろう。そろそろ料理屋に移動するか」
獅子若丸の一声で、面々は釣ったものをカゴいっぱいに詰めた。大きすぎて運びづらいものは、料理の経験があるメンバーが調理用のナイフで切り分けてカゴに詰めた。
料理屋の店主に「これを寿司にしてほしい」と獲物を渡すと、見事な調理技術であっという間に寿司が出てくる。
「魚の死骸──おっと、失礼しました。お寿司、ですね。以前お邪魔させていただいたお店では何故かお寿司が回転していたのですが、ここのお寿司は回転しないのですね」
ホーは回転する寿司としない寿司の違いがよくわからないながら、目の前の食事に集中する。
「うーむ、身がさっぱりして甘みがあるのう」
雪花鯉の生食を堪能する潮は、サクラウオもちらし寿司にしてもらった。
「僕はいくらとサーモンの寿司と痛風鍋を作ってもらおうか。獅子若丸さんもどうぞ。若いうちじゃないと食えないよ、これ」
「吾、子供の身体に戻って良かったと初めて思ったやもしれん」
史之の勧めに従って、痛風鍋を楽しむ獅子若丸。
「美味しいー。あんまり自覚してなかったけど、私って赤身が好きなのかな?」
食を通じて新たな発見があるのも乙なもの。蜜葉は様々なネタに挑戦していた。
「僕は白身魚と光り物をちょっと多めに注文しようっと。しめさばとかいいよねー」
幽火は「それにしても、この空の向こうでは大戦争が起こってたりするんだよな」と寿司を食べながら思いを馳せる。
「吾も、釣りに誘ったタイミングで大きな戦が起こるとは思わなんだ。まあ腹が減っては戦はできぬというし、その分の働きはするつもりであるが」
イレギュラーズは釣りと食を楽しみ、英気を養ってまた混沌世界の維持のために各々の活動に戻るのであった。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
NMコメント
●ご挨拶
はじめましての方ははじめまして、ご存知の方はこんにちは。NMの永久保セツナです。
今回はカジュアルノベルということで、弊PCの獅子若丸と釣りに行ってもらいます。
●目標
獅子若丸と釣りをして一日を過ごしていただくだけの簡単なお仕事です。
釣れる魚は現実に存在するものでもオリジナルで作ったファンタジーな魚でもご自由に。
オリジナル魚の場合はプレイングに魚の詳細を書いてください(外見的な特徴や味など)
どうやら季節や地域に関係なくいろんな魚が釣れるようです。
魚がかかるまでの間に獅子若丸と雑談もできます。話したい話題など書いてくだされば。
魚が釣れたら近くの料理屋に移動して美味しいお寿司を握ってもらい、美味しく食べて終わりです。
釣れなくても料理屋でお寿司を食べてみんな美味しい! 楽しい! ハッピー! です。
●状況
『海洋』に出かけて、波止場(海に突き出した船着き場。港の一部)で海釣りをします。
でも別に川の魚が釣れても良いです。だって混沌世界だし。
ただし、クジラ並みに大きい魚だと流石に釣り竿が折れてしまいますし、料理屋さんに持ち込むのも大変なのでほどほどの大きさにしてください。目安はマグロまでです。
●獅子若丸について(面識のない方へ軽いご紹介)
獅子の獣人剣士です。
混沌世界に喚ばれるまでは『百獣剣聖』と呼ばれていた凄腕の剣士だったのですが、混沌世界に喚ばれた過程で、LV1の法則を適用され、その力のほとんどを失いました。
さらに44歳だった身体は子供のように縮んでしまった……いわゆる『ショタおじ』です。
身体が子供なのでお酒が飲めないのが悩みですが、それ以外に関しては特に不自由なく暮らしているようです。
LV1の法則に関しても、「また一から剣の修業ができるのか、これは僥倖」と、さして気にしている様子もありません。
剣術に関してはガチ勢のため、過去に彼に稽古をつけてもらおうとして痛い目に遭った人がいます。
好物はお寿司ですが、基本的には何でも食べます。ゲテモノ料理でもメシマズでも、腹が膨れればそれだけで幸せなことです。悪食・暴食とも言います。
●サンプルプレイング1
今日はいい天気だし、たくさん釣れそうな予感!
でも虫は苦手だからルアーを借りるね!
おお~、お魚が入れ食い状態だ!
これ、サンマ? っていうの? お寿司にしたら美味しそうだね、早速料理屋さんに持っていこう!
●サンプルプレイング2
釣りですか、いいですね。僕も釣りをしながら考え事をするの、好きですよ。
でもせっかくだし、待っている間、獅子若丸さんとお話でもしてみましょうか。
元いた世界では大人の姿だったと伺っています。きっと威厳のあるお姿だったのでしょうね。
……っと、かかったかな?
これは……鯛、でしょうか? 縁起が良いですね。お寿司、楽しみだな。
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