シナリオ詳細
ここに惚れ薬があります。
オープニング
●医神志望の挫折
「わからねぇ、わからねぇ……!」
松元聖霊(p3p008208)は頭を抱えていた。説明しておくと彼は幻想種の医者である。大半の医療知識、技術は身に着けておりこれまでも多くの命を救ってきた。
医神と呼ばれた父に追いつくべく今日も医療の道を邁進する年齢Unknownである。
そんな彼はとある薬を作ってくれと依頼を受けた。聖霊は魔法使いでもあり、医療知識と魔法を掛け合わせることで質の良い薬を安く提供している。
風邪薬、胃腸薬、痛み止め、はたまた奇病呼ばれる魔法でしか治せないものまで。
作ったことがない物でもあらゆる知識や経験を総動員してこなしてきた。
だから聖霊は今回もできると信じて疑わなかった。数日前までは。
「惚れ薬なんてわかんねぇよ!!」
「聖霊、少し休憩したらどうだ」
とうとう机にガンっと頭を叩き付けた聖霊に、呆れたように背の高い彼と分け目が逆の青年が声を掛けた。一見ただの人間種にしか見えないが彼はアネストと言い、精霊の助手で在り使い魔の聖蛇である。アネストはココアの入ったマグカップを主人の傍に置いた。
「もう、三日もそうしているだろう。睡眠もとっていないし」
「だって依頼受けたからには生半可なモン出せねぇだろ、でもなぁ」
小瓶に詰めた淡い桃色の液体を聖霊は照明にかざす。理論上はできている、出来てはいるが。
「効果を確かめないことにはなぁ……」
「聖霊、アテはあるのか」
アネストの質問に聖霊は力なく首を振った。
聖霊は生まれてこのかた恋愛というものを経験したことが無い。
恵まれた容姿と性格に想いを寄せる者は多かったが口を開けば医療、治療のこの男はまるで興味が無かったのだ。否定する気は無いがとにかく興味が無かった。
しかし、引き受けたからには全く知識がない状態で作る訳にも行かない。
過去の文献は読み漁ったし、恋愛小説にも手を出してみた。まるで理解できなかった。
アネストにいっそ飲んでもらうかと思ったが、彼は医療の助手をしてもらっているので変に飲ませたくないし、そもそも彼は蛇だ。
恋愛など理解できるはずもない、下手に理性を飛ばせば事故不可避。
結論、却下。論外、在り得ない。
脳内で三人の審査員が一斉に札を上げたので、聖霊はまた机に顔を伏せた。
ガタンっと机が揺れる。
(これは重症だな)
衝撃で椅子からずり落ちた白衣を拾い上げて掛けなおしながら、アネストは溜息を吐いた。このままでは聖霊が倒れるのも時間の問題だ。そして主人が倒れるということは使い魔のアネストも倒れるという事だ。
何とか効果を確かめ、聖霊を寝かせねばならない。
……。
…………。
「あ」
ピン、とアネストに天啓が降りた。
聖蛇の悩みに神が力を貸してくれたのかもしれない。知らんけど。
「特異運命座標に被検体になってもらえばいいのではないか?」
「アネスト、お前……」
聖霊は――。
「お前天才か???」
三日寝ていなかった。
●特異運命座標と惚れ薬
その日、特異運命座標は聖霊に呼び出され松元診療所に来ていた。
なんだろうかと話し合っているあなた方の前にアネストを伴い聖霊がやってきて口を開いた。
「よく来てくれたな、さっそくで悪いんだがこれ飲んでくれ」
いきなり本題を切り出した聖霊のアメジストの左目があなた方を見ている。その下に濃い隈が出来ていることから彼、聖霊がまともに寝ていないことは想像に難くない。
「すまない、私が変わって説明する」
主人の手から取り上げた小瓶をアネストが指さした。
「所謂これは惚れ薬というものだ。聖霊が依頼を受け作成したのだがまだ効果を確かめられていないのだ」
「今惚れ薬って言った?」
「言った。お前たちにはこれを飲んでほしい、被検体というやつだ」
さらっととんでもないことを肯定したアネストは、あなた方が口をはさむ前に説明を続ける。
「想定では体温の上昇、脈拍の上昇。目の前の相手がやたら魅力的に見えるといった症状が出る筈なんだ。それを見せてほしい」
「お前らの状態は俺とアネストがカルテ……まぁ今回は簡易的なレポートみたいなもんだが。それにちゃんと残すから安心してくれよな」
聖霊の言葉にアネストは頷く。
「まぁ、なんだもしヤバそうになったらアネストが麻酔かけるから、うん」
爽やかな笑顔で聖霊は締めくくった。
聖霊は三日寝ていなかった。
- ここに惚れ薬があります。完了
- NM名白
- 種別カジュアル
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年11月21日 22時20分
- 参加人数6/6人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 6 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(6人)
リプレイ
●
「今日、相方が来てないんだが???」
『灰想繰切』アーマデル・アル・アマル(p3p008599)は手をあげた。
治験は大事だ、保護者も言っていた。しかし恋人が居るのに誰かに惚れるだなんて。察したアネストが声を掛ける。
「すまない、嫌なら私から聖霊に飲まなくていいと伝えるが」
「うっ」
眉を下げたアネストの表情にアーマデルは呻く。保護者の所為で医療系技術者に弱く、結局断り切れなかったアーマデルは薬を飲んだ。
(めっちゃマブい女の子がいるじゃねーか! 惚れ薬のせいにして、あんなことやこんなことをするチャンスだぜ!!)
心中ガッツポーズをキメた『暴食』佐藤・非正規雇用(p3p009377)の視線の先には『女装バレは死活問題』トール=アシェンプテル(p3p010816)がいる。ちなみにトールはれっきとした男性である。びっくりだね。
(自分含めて男性しかいないけどこの依頼大丈夫かな……? 惚れ薬は半信半疑だけど何かあっても薬のせい、薬のせい……)
そう、薬のせいだから。自分に言い聞かせトールは今回のメンツを見た。
アーマデルさんはミステリアスな雰囲気が素敵。
英司さんはダークヒーローみたいでカッコイイ。
カカリカ君? は、中性的で可愛くて気になる。
嘉六さんはチョイ悪な危険な香りが魅力的。
(より取り見取りってこういうこというのかなぁ……)
不安と期待を胸に、トールは薬を飲んだ。
「みんな! 惚れ薬程度で理性を失うなんて、だらしないぞ!!
本当に相手を思っているなら、実直に振る舞える筈だ!!」
(あっ、佐藤さん見ちゃった)
チラッチラッとトールを見ながら真面目な紳士ですよアピールかましていた非正規雇用とトールは目が合った。途端にきゅううんと締め付けられるような感覚。息が荒くなり非正規雇用しか見えなくなる。
「はぁ、はぁ……実は私、佐藤さんみたいな強くて逞しい男性が好きなんです……(男心的な意味で)」
「マジで!?」
「ライオンってかっこいいですよね……(男として)惚れちゃいます……♡
百獣の王たる風格を漂わせながらも、たまに見せるお茶目心が素敵ですよね……♡」
「えっ、でへへ……そうかな? そうかなぁ?」
さっきまでの言葉はもう忘れたようで、非正規雇用の鼻の下がゆるっゆるになっているが、トールにはそれすら魅力的に見える。
「ところで、干し肉……食べますか?」
「食べるぅ~♡」
そんなデレデレ非正規雇用と彼に餌付けするトールを見て涙を零す『特異運命座標』カカリカ=クリコ(p3p009675)。彼は可憐な容姿と裏腹に三大欲求に割と正直だった。
楽しそうな依頼だと飛び込んだら自分含めてほぼ男。そんな空間に咲いた一輪の花。目を奪われるなという方が難しい。翼の瞳もいつもはてんでバラバラな方向を見ているが、今回はしっかりとカカリカと揃ってトールを見つめていたのだが。
「トールさん……」
女子の身体という誘惑はあれど、薬で惚れた挙句、横恋慕だなんていくら何でも虚しすぎる。こうなったらヤケである。一気に飲み干して覚悟を決めた。
ほわと胸の内に灯る暖かな恋の炎。
「あぁ……人を好きになるってこんなに暖かくて凄いんだね」
「カカリカ、どうした」
カカリカの視線の先にいたのは、非正規雇用とトールの様子を観察していたアネストだった。伏し目がちな赤い果実の様な瞳は自分の心臓を捉えて離さない。 その瞳に映るカカリカは正しく恋をした少年(実年齢は考慮しないこととする)である。
「アネスト君って体温が低いんだね……誰よりも抱きしめて、温めたい」
手袋の隙間からカカリカが指を指し込み、アネストの手首をなぞる。肌が泡立つ感覚にアネストは身じろいだ。
「カカリカ、私は症状を纏めなければならないのだが」
「どうして? そんなの後でもいいじゃないか。今は楽しもうよ」
「カカリカ」
「蛇の臭いがする」
そんな二人の真下からがばっと現れたのは薬を飲んだアーマデルだ。
アーマデルはアネストの周りをグルグル回る。
「蛇いるのか? 蛇??? どこに???」
めっちゃフンスフンスしながら回る。
「よくわかったな。蛇は私だ、アーマデル」
マスクを外し、アネストはアーマデルに先が割れた長い舌を見せた。そして何事もなかったかのようにマスクを再びつける。目を輝かせたアーマデルはアネストの大きな手を両手で包み一気に捲し立てた。
「俺に加護をくれた神が蛇神でな、蛇には愛着があるんだ。恋人がいるからおれはあんぜんだぞアネスト殿、ちょっとだけ、ちょっとだけだから、へんなことしないからちょっとだけ……!」
「変な事?」
まさか自分に視線が向けられるとは予想だにしておらず、アネストは困惑した。
「いいよね。アネスト君」
「それはもう、あれしてこれしてあーしてこう「駄目だ」「「聖霊殿(おとうさん)!」」
「息子はやらねぇ!」
「聖霊、私はお前の息子じゃない。遣い魔だ」
(引き受けなきゃよかったな~……)
『のんべんだらり』嘉六(p3p010174)は早くも依頼を受けた事を後悔していた。聖霊とは『いつもの』縁で友人だし、力になってやりたいが、まさかこんな茶番を巻き起こすとは。
「聖霊。寝ろ」
「やだ」
こいつ「やだ」とかいうんだ。嘉六にいらん知識が増えた。
「やらねえってこんな一人除いて男ばっかの空間で……」
じーっ。
「……」
じーーっ。
「……」
じーーー「……あー、ったくよぉ! さっさと終わらせたるから寝ろよマジで!!」
(ま、惚れ薬なんて眉唾なモンしっかり作れるわけねーよ……ねー、よな?)
嬉しそうな聖霊を横目に、嘉六は覚悟を決めた。
「これ飲みゃいいんだな!? クソッタレ!!」
小瓶の蓋を開けてどうにでもなれと、薬を一気に飲み干す。
しかし、薬で起こした恋愛とやらに効果はあるのだろうか。確かに少し熱くなってきたが心臓はまだ平静を保っている。
「ちと体が熱いくらいじゃね……ッ」
聖霊を視界に入れた途端に、心臓が跳ね上がった。ぶわりと顔に熱が集まる感覚。聖霊が此方を気にして小首を傾げる仕草がやけに可愛らしく見える。これは『ガチ』だ。
「………あー、なるほど、こうなるワケね。はい……あ゛~帰りたい……。なんでこういうときだけ天才発揮してんだよ……不良品作れや……」
「俺は医神になる男だからな」
そのドヤ顔すら愛おしい。重症だ。顔を片手で覆い、嘉六は聖霊から目を逸らした。
「もう効力とかよくないか? うん大丈夫、お前が前もって言ってた効果は出てるって。マジ」
「ホントか?」
「ほんとほんと出てる。出てるから」
「じゃあ顔見せろ」
身長は聖霊の方が僅かに高いのだが、今は聖霊が下から伺うように身を屈めたことで自然と嘉六を見上げる構図になる。つまり上目遣いである。
「~~~ッ!! 出てるっつってんだろ寄るな!! ばーか!!」
「誰が馬鹿だ! この馬鹿狐!!」
逃げ出した嘉六を追いかけようとする聖霊の肩に手が置かれた。『怪人暗黒騎士』耀 英司(p3p009524)である。
「ま、ま、実験もするが。レポートをちゃんと読めないと困るだろ? まずはリフレッシュしようじゃねぇの。聖霊、座りな」
「ん?」
「今コーヒーを入れてやる。淹れ方のコツを掴んでな、いつもとは違う味がするはずだぜ」
「じゃあ、頼む。ミルクと砂糖入れてくれ」
「仰せのままに」
英司は手慣れた手つきでマグカップにコーヒーを注いでいく。聖霊のリクエスト通り、ミルクに砂糖、それから――。
「隠し味ってな」
今回の惚れ薬だった。飲むふりをしてくすねておいた小瓶の中身をマグカップへと空ける。なぜこんなことをするのか。
(惚れ聖霊、見たい)
彼はとても正直だった。
「いや、冷静に考えてくれ。体に作用させて恋を錯覚させる薬なんざ「成功」として世に出回らせるのはアレだろ?」
「お前誰と話してんだ」
カメラ目線を決めた英司はHAHAHAと笑い飛ばし、マグカップを聖霊の前に置いた。
「さぁ、味の感想を聞かせてくれ」
「ありがとよ」
疑いもせず聖霊はそれを口に含み、急いで口を離した。
「お前、やりやがったな! アネスト、目隠し持ってこい!」
「釣れないこと言うなよ聖霊」
「馬鹿野郎、お前事故が起きた時に誰が治すんだよ!」
「そりゃそうだ、俺が悪かった。よし、ゲームをしよう聖霊。身体を動かすゲームだ」
「話聞いてんのかぁ? いいぜ!!」
聖霊はよくわかんないままOKした。彼は三日寝ていなかったので。
「何やってんだあれ……」
突如床に何か敷いてゲームを始めた英司と目隠しをした聖霊を嘉六は遠巻きに見ていた。この嘉六という男、口説くことには慣れている筈だがガチ恋こじらせると純情じみた奥手になる。
「俺の右手は今、自由だ……どこにやってもいいよな?」
何言ってんだあいつ。
英司が聖霊の顎を掬い、嘉六の胸中に靄が立ち込める。
んなとこ触るなよ。聖霊も好きにさせてんじゃねぇよ。
「意外と華奢なんだな、アンタ」
「おい、スキンシップが多いんだよ! クソ!」
我慢の限界がきて嘉六は飛び出した。薬の効果とはいえ惚れた相手に、他の男がべたべた触るなど見逃せるはずもなく、嘉六は英司を聖霊から引き剥がしにかかる。
「なんだ、嘉六も混ざればいいじゃねぇか」
「んなことできるか!! 変態かお前は!!」
「俺は健全なゲームをしているだけだが……嘉六は変態みたいなことしたかったのかそうかそうか」
「ちげぇよばーーーか!!!」
英司の揶揄いに嘉六の叫び声が上がり、釣られたのか咆哮とも呼べる大声が響く。
「ウオオオオオ! トールさん好きだああああああああ!!」
薬を飲んで約二秒。恋のキューピッドも驚愕の余り弓矢を落すくらいのハイスピードで、ケダモノ化した非正規雇用に追いかけまわされ、トールは涙目で逃げ回っていた。
「ぴええええええ!! 誰か助けてぇ~~!!」
王女直属の近衛騎士であるトールだが、彼は逃げるしかなかった。何故なら。
(脱がされるのはマズい! 女装がバレる!!)
『女装がバレたら極刑』
とんでもない言葉はトールを縛り付ける呪いとなり、混沌へ召喚されても禍転じて福と為さず、ギフトとして彼に付き纏うことになった。
「トールさん、俺の想いを受け入れてくれ……」
「わわわわわわ」
逃げ回っていたトールだがついに、部屋の隅に追い詰められ服に手をかけられる。乱れた服の隙間から覗く柔肌に非正規雇用が手を伸ばした時だった。とある違和感に気づいた。
「……え、え? ま、まさか」
「あ、あああああああ!!!」
――女装がバレた。
即ちギフトのトリガーが発動したという事である。
テンパったトールが愛剣の柄で非正規雇用の頭をどついた。
「ぐえっ」
非正規雇用を昏倒させた輝剣は勢いあまってトールの手を離れ聖霊、英司、嘉六の元へ飛んでいく。
「っ! 危ない!!」
咄嗟にアネストが割り込み、柄を受け止め三人に怪我は無かった。
此処までは良かった。
アネストが咄嗟に麻酔を充満させてしまったのは一重にギフトの効果だろうか。
「あっ」
麻酔で全員が気絶した中、アネストは呆然と立ち尽くしていた。
●
「やっぱり神様なんていなかったんだね」
悲し気な笑みを浮かべているカカリカ。この美しい微笑みに騙されてはいけない。
「恋とは本性」
「何言ってんだお前」
これ以上暴走しないようにと聖霊とアネストに縛られている非正規雇用はキメ顔で何か言った。頭には馬鹿みたいに大きいたんこぶを作っている。
「どんなに取り繕っても、所詮は自分の欲望を満たすことしか考えてられないものなんだ」
「何言ってんだお前」
「しかし、トールさんに迫ったことは覚えているがその後から全く記憶が無い」
「聖霊殿、これは世に出してはいけない薬では……?」
アーマデルが聖霊に進言し聖霊は頷いた。
「そうだな。正直ここまで効き目があるとは思わなかった」
「男の人って、ケダモノなんですね……」
「ああ、そうだとも」
真っ赤になり乱れた呼吸で衣服を整えるトールに英司が上着をかけてやった。
「レディ、お怪我は?」
「あ、ありません……ありがとうございます」
「気にするな。男にはこんなことくらいしかできねぇからな」
かくして身体を張ったイレギュラーズの貢献により、この薬は危険すぎると判断され聖霊は依頼主に返金したうえで作った惚れ薬を破棄した後、泥のように眠った。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
NMコメント
初めましての方は初めまして、そうでない方は今回もよろしくお願いします。
頭の悪いシナリオを出したい病が発生したので書きました。
以下詳細。
★Attention please!★
このシナリオはOP,コメントからわかるように与太であり惚れ薬を飲んでRP楽しんじゃおうというシナリオです。
PPP倫に反しない程度の恋愛描写、キャラ崩壊を招く可能性があります。ご了承ください。
男女ともにウェルカムです。
なお今回のシナリオで発生したトラブルなどは白は責任取れないので自己責任でよろしくお願いします♡
●目標
惚れ薬を飲む
聖霊が依頼をうけて作った惚れ薬です。ちゃんとできている筈ですが効果を確かめるまで寝れま10してます。
これを飲んでその状態を聖霊とアネストに見せてください。この薬を飲むと以下の症状が出ます。
・体温の上昇
・脈拍の上昇
・飲んで初めて見た人物がやたら魅力的に見える。
尚、効果は個人差もありますが一日程度持つとのことです。
●NPC
聖霊
年齢=彼女いない歴な幻想種のお兄さんです。三日寝てませんのでテンションがいつもよりちょっと高いです。
真面目なのであなた方の症状を逐一レポートにまとめてます。ええ、真面目なので。
アネスト
聖霊の助手で聖蛇のお兄さんです。ぱっとみ人間種。
蛇なので恋愛とかわかりませんが人間の営みや文化好きなので興味津々であなた方を見ています。
温度視覚、麻酔を自在に操つ能力を持っています。
なんかもう羞恥とかで耐え切れなくなったら彼に頼めば麻酔で寝かせてくれます。
●サンプルプレイング
惚れる相手のお名前、惚れ薬を飲んだ時の反応の記載をお願いします。
惚れる相手 :A子
なんだ……いつも喧嘩ばっかりのA子がやたら可愛い……。目が離せねぇ……。
顔に火が付いたみたいに熱い、なんだ、なんなんだ!?
こんな感じです。それでは逝ってらっしゃい!
Tweet