シナリオ詳細
【三神像】黎明を呼ぶ鐘の音・術鎚
オープニング
●伝承・一章一節
彼の三神、『幻想』の力を象徴する者なり。
力を司る鎚神、智を司る術神、そして道を司る剣神は均衡をもってはじめて神威を為す。
その均衡崩れれば、即ち(ここから先はインクが滲んでいて読めない)
●『黎明の鐘』防衛戦
「……即ち、どうなるんだ?」
「俺が調べた範囲だと、『三神』サマが目覚めてお互いに潰し合うし、周囲は大惨事になるらしいよ。なにせカミサマだ、術神なんかは隕石すら落としたって言うね。鎚神はその隕石を一撃で塵にしたっていうけど」
やたら分厚い伝承書の一節をそらんじた『博愛声義』垂水 公直(p3n000021)にその先を促したイレギュラーズは、一様に嫌悪感を顔に浮かべる。
「大丈夫大丈夫、『今回は』その三神サマをなにかする依頼じゃないから。ただ、それに関わる、とある遺跡の防衛任務に回ってもらいたい」
そう言って公直が広げた図には、ストーンヘンジのような石造りの遺跡の中心に、これまた石造りと思しき釣り鐘が鎮座しているのが見て取れる。この鐘が防衛対象か。
「これは『黎明の鐘』といって、くだんの伝承に深く関わってるブツだ。なんでも、この鐘が神の力で打ち鳴らされた時、『三神』はこの地に姿を現す……とかなんとか。鳴らしたらすぐ出現するってワケじゃないだろうけど、鳴らされた度合いでよからぬ影響があるのは間違いなさそうだわな」
重要なところが何かと曖昧なのは今に始まった話ではないが、ロクでもない影響やその後の面倒事があることだけは理解できた。
「防衛……って、何から? 『三神』とやらは今すぐ起きてくるワケじゃないんだろ」
もっともな質問だ、と公直が頷く。次に示されたのは三種の人相書き……人相? まあ、ミニチュア石像らしきものの図と思ってもらえばいい。
「『幻想』には、三神を模した石像が三箇所に点在している。それぞれの場所から、小型の石像らしきものが湧き出して、この『黎明の鐘』に向かってるって報告が入った」
いきなり話がややこしくなってきた。
どうやらそのミニチュア共を止めないと、今後厄介さが増すことは必定のようであるが……注意点などはあるか、と聞かれて顔をしかめた公直に、一同は暗澹たる気持ちになった。
「詳しくは資料にまとめるけど。やっこさんは数が多い。君達には『術神』と『鎚神』の配下を撃退してもらう。『剣神』については今頃ペオンに説明させてるところだ」
2手に別れるほどの規模の敵を捌くというのは、なんとも……厄介である。
だが、ここでやらねば後々何が起こるか分からない。
一同はそれぞれの得物を手に、遺跡へと向かう。
- 【三神像】黎明を呼ぶ鐘の音・術鎚Lv:5以上、名声:幻想3以上完了
- GM名三白累
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年09月17日 21時30分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●結末は開幕に至る
地面に崩れ落ち、散らばった神の模造品が己の意思を主張することはない。
基よりそれらには自我がない。ただ目的を果たすだけの造形物は、しかし目的を果たすこと無く消えていく。
『アニキ!』サンディ・カルタ(p3p000438)が手にとった破片は粉微塵に消え去り、存在を主張することなく消滅していく。最初から何もなかった、と言わんばかりに。
「何か分かればと思ったんだけどな……」
そう呟く彼が視線を向けたのは、遺跡の最奥に祀られた『黎明の鐘』。神に狙われたそれは、多くの傷を負いながら、しかし致命的な状態には至っていなかった。
「……直ぐに何かが起こることはないということか」
『鳳凰』エリシア(p3p006057)は、疲労と身に受けた傷に喘ぎながら、安堵の表情を浮かべた。最悪の事態も想定していたが、少なくとも彼らの努力は、その状況を未然に防いだ、ということになる。
「調べたくても消えられるとどうしようも無いねえ。残った鐘でも調べてみようか」
『大賢者』レンジー(p3p000130)は消滅したレプリカ達から興味を失ったように踵を返すと、鐘の方へと近付いていく。
多くの知識を持つ彼女がそれに触れる。それがこの戦いを勝ち抜いた者にどれほどの情報をもたらすのかは定かではないが。
総じて『頑健』とは言い難い彼らが如何に勝利を勝ち取ったかについては、語られるべきだろう。……これから訪れるであろう出来事についても。
時間を遡ること数分。迫りくる偶像の群れを前に、イレギュラーズが配置を終えた状況下。
「鐘を守りながら、40体を相手取る……ですか。言うだけなら、楽なんですけどね」
『白き歌』ラクリマ・イース(p3p004247)は迫りくる敵の圧力を肌で感じ、うんざりするような表情を見せた。彼我の戦力差は過剰なほどに相手有利。自分達を押しのけて目標を叩かれても文句は言えぬのは確かである。
「厄神ならお引取り願いたいね。そもそも何で動き出したのかも、気になるけど」
『髭の人』ムスティスラーフ・バイルシュタイン(p3p001619)は足腰と飛行魔法の調子を確認しながら、敵の配置を改めて確認する。……『こちら側』の防衛の要は彼、といっても過言ではないだろう。飛び回りながらの攻撃は出来まいが、機動力でかき乱す戦術を活かすのであれば、それも瑣末事である。
問題があるとすれば……術神と鎚神の偶像が、互いをカバーするように広がっていることだ。いずれかに指向して敵意を集める、というのは状況的に簡単ではないだろう。
「レプリカとは言っても、こんなにポコポコ居たら有り難みも何もない神様だぬ」
「悪神の類が相手では私もあまり食指が伸びませんね。陰陽の神など居ないものでしょうか」
ニル=エルサリス(p3p002400)と陰陽 の 朱鷺(p3p001808)にとって、どうやら件の三柱は興味の対象外であるらしい。無論、ニルの言葉にも一理ある。
数を頼りに目的を達しようとする神に碌な手合いが居るか、と言われれば否であろう。力の誇示としては十二分に効果もあろうが、本体から分かたれた存在にどれほどの格が宿るかは定かではない。
それでも、相手は『神』を標榜する者の眷属である。楽はさせてくれないだろう。
『揺籃の雛』不破・ふわり(p3p002664)は眼前の状況、周囲の緊張感の高まりに伴い、胸の奥が縮こまるような感触を味わっていた。目の前の敵への恐怖、守らねばならぬ対象へ抱く義務感、仲間の命を預かるという重み。
そのいずれもが、今の彼女の手に余る。だが、それらは彼女1人で支えるものではない。それらは、仲間とともに手にし、支えるものだ。
逃げるという選択肢はない。『負けたら』というネガティブな想定もない。
今の彼女にあるのは、ただイレギュラーズとして前を向くという選択のみ。
「神を騙る相手がどれほどのものか、見定めてやるとしよう」
エリシアが不敵な笑みを浮かべるのと、偶像達が進軍を始めるのとはほぼ同時。乱れぬ足取りで前進し一気に距離を詰めにかかる。これを好機とみてサンディが酒瓶を放り投げ、爆煙を巻き上げてニルが前進する……相手が先に近付いてきた以上、躊躇はなしだ。
「どうも、むっちーです!」
ムスティスラーフが名乗りをあげたのにつられ、鎚神の偶像が向き直る。全ての相手を誘導できた訳ではないが、それでも効果は絶大だ。互いが互いの目的を達するに足る距離への到達は、瞬きのうちに達せられた。あとは、どちらの決意がより強固であるかを比べる局面だ。
●彼らは如何にして神威にぶち当たったのか
ニルの格闘術が渦を巻いて術神を巻き込み、次々に弾き飛ばしていく。煙に紛れて突っ込んだ命知らずの戦法が図らずも奏功し、彼女の一手一手が確実に敵の胴を穿っていく。数で押す相手へ彼らが選択したのは、短期決戦。
鐘に対して肉壁となることも、多人数での誘導も難しい以上、兎角、数を減らすしかない。
「津波に飛び込むみたいで怖い……けど、逃げないです」
ふわりは呼吸を整え、間合いに踏み込んだ術神を横薙ぎの術式で薙ぎ払う。剣の如き鋭さで振り払われたそれは、引っ掻き回された術神達には覿面に効く。運悪く動きを止めた者数体、そうでなくとも深い傷を負った偶像達がイレギュラーズと対等以上に渡り合うのは難しかろう。
(うまく誘導して同士討ちでもしれくれると楽なんだけどね……そううまくはいかないか)
ムスティスラーフは鎚神の間を全力で飛び回り、彼に敵意を向けた連中を翻弄して回っていた。少なくとも30秒はそれらの視線を釘付けにできよう。飛びながら挑発することは出来まいが、それを差し引いても鎚神が彼を傷つけることは適うまい。……だが、術神ならどうか?
答えは、腕を貫かれたムスティスラーフが雄弁に物語っていた。即座にレンジーが治療することで事なきを得たが、彼の誘導も決して盤石ではないことが分かるだろう。……尤も、彼が攻め手に回った時の猛威は既に灰と化した鎚神数体が証明しているのだが。
「時間を稼ぐとは言ったけど、倒しちゃっても構わないよね?」
「ムスティに負担がかからない範囲でなら、だけどね!」
ムスティスラーフの問いに、レンジーが声を張り上げて返す。左右に飛び回る彼の耳に入ったかどうか、はさておき。彼にばかり負担を掛けるわけにはいかない。
仲間達の戦況もだが、レンジーも決して、安全圏に居るわけではない。飛来した術式をかわしながら、彼女は次の手、更に次の手を模索する。限られたリソースを、確実に勝利へつぎ込むために。
エリシアとふわりの周囲を幻の雪が舞い、癒やしの術符が舞い踊る。
術者でありながら接近戦を強いられる彼女らは、鎚神らの猛攻と術神の攻撃に晒されればそう耐えられる体力を持ち合わせていなかった。そのリスクに見合う成果を挙げてはいるが、それでも苦戦は免れない。
「敵の数は減っているはずですが、やはり少数でも囲まれると痛いですね……」
仲間の傷の程度を確認しながら、ラクリマは顔をしかめた。術士2人にとどまらず、積極的に前に出ているニルやサンディとて手傷は受けている……ただ、その程度が比較的軽微なだけだ。
レンジー、朱鷺、そして彼の厚い回復は乱戦の状況下において、驚くべき貢献を果たしていたと言えよう。
安全マージンを大きくとった彼の治療は、体力に乏しい者にとっては特に効果的だった。多少の無理が効くということは、多大な戦果を期待できるという事実と等しいのだ。
その分、魔力の消費は激しいが……彼らが息切れを起こすのが先か、殲滅が追いつくのが先か、のチキンレースじみている。
そして、彼らがいかに治癒に長けていようとも、『無機物を癒やすことは叶わない』のである。一同が短期決戦に固執する理由は、ここにもある。
乱戦状態にある以上、偶像達はイレギュラーズ相手に無視を決め込むことはできない。だが、彼らの目的が『黎明の鐘』である以上、正面切っての果たし合いに長々と固執する必要もないのである。
術神の偶像が礫の弾丸を鐘めがけて叩き込む。一体のみならず、数体がかりで。一同の頭上を押しのけるように飛来したそれらは、鐘に浅からぬ傷を付けていく。鐘が僅かに傾ぐ。
「思い通りにいかないとは分かってたけど、ここまでとはね……!」
レンジーの喉から吐き出される言葉に、焦りの色が強くなる。鐘が受けた損害はまだ軽微だ。軽微だが、フリーになる敵がいるという事実こそが危険なのだ。
手近な鎚神を不可視の糸で切り裂くと、彼女は鐘との射線を塞ぐように立ちはだかる。
「数は減ってきたようですが、やはり……押されて」
朱鷺が不利を悟るより早く、鎚神が彼女の間合いに入り、思い切り鎚を振るう。工夫も何も感じられない一撃は、しかし彼女から思考する余裕を奪うほどに重い。咄嗟に自らを癒す符術では荷が重い。さらに、彼女を大きく弾き飛ばすようにもう一発。倒れるほどではない。……ないが、他者を慮る余裕は根こそぎ奪い取られた。
「倒れそうで倒れないちょっと頑丈な相手とか、鬱陶しいんだぬ。とっとと倒れるがいいお」
ニルは残された魔力を振り絞り、あらん限りの勢いで両手を我武者羅に振り回す。術神を蹴散らし、鎚神の得物を弾き飛ばし、手当たり次第に破壊していく。
「もう少し……術神さえ潰しきれば、多少は楽になるでしょうか」
ラクリマは、己の体に残された魔力が残り僅かであることを認識すると、深く息を吐いて前進する。頭数を減らさずに治療を続けてもジリ貧になるばかり。僅かでもリスクを犯して倒さねば、自分がやられる番が回ってきてしまう。……難儀な役回りなのは承知の上で、彼は魔力を攻め手に回す。喉から吐き出される旋律は、彼に害意を向けた偶像達を次々と凍らせ、砕き、散らしていく。
頭部から流れる血を指先で拭いながら、彼は己を顧みず仲間を癒す。そう、これは自己犠牲などではなく『自己満足』である。
エリシアの炎と術神の礫が衝突し、それぞれの残滓が互いを強かに傷つける。
わずかに遠ざかった意識を運命の力にまかせて強引に引き戻すと、彼女はさらに一発、相手に炎を叩きつける。禍々しい杖に体を預け、荒い呼吸を整えると、周囲の状況を見る余裕も……多少は生まれる。
「厄介極まりないな。だいぶ数は減ったが……」
彼女をはじめ、浅からぬ傷を負い、あるいは運命の力を賭して立ち上がった者達の努力は、決して無駄ではなかった。
現に、術神は彼女が燃やした個体を最後に潰え、鎚神も両手に余るほどの数まで減らされ、駆逐されつつある。
……無論、それに伴って鐘の受けた傷は浅くはないが。彼らに課された損害を大きく下回っているのは確かだ。彼らから真逆の方向から聞こえる剣戟の音と、士気露わな少女達の声が示す事実は、間違いなくこの戦いが勝利に傾いたということである。
「はッ、この程度ならまだまだ耐えられるぜ!」
鐘の損害を許容範囲に抑えたのは、サンディの活躍があってこそだ。彼が仲間の分を押して鐘の防衛に回り、傷を肩代わりしなければどうなっていたかは語るべくもない。
ところどころに散らばった瓶の欠片が彼の奮戦を物語り、その身をしとどに濡らす血の跡が、彼を打った痛打の数を雄弁に示す。
守りに回っていてもなお前のめりに。彼の士気の高さは、仲間を奮い立たせるには十分すぎたのだ。
「そこに居るのが最後だね! なら……」
ムスティスラーフは大きく息を吸い、体内に残った魔力のありったけを、緑の閃光につぎ込み、吐き出す。
巻き込まれた鎚神は既に受けていた破損も含め、その一撃を耐えるほどの者は一体としていなかった。光に呑まれていく偶像達は、一呼吸の後に影も形も残さず消滅し……それを以て、術神と鎚神の偶像は駆逐されるに至ったのである。
「おわり、ました……か?」
ふわりは膝からへたり込むと、周囲をあらためて見回し、深々と息を吐き出す。
立っていられるほどの体力は彼女には残されていない。だが、確かに勝利したという事実だけは理解できる。それから少しだけ間をおいて、敵に対する恐怖よりも激しい勢いで。
恐怖を乗り越えて勝利した、という高揚感が彼女の胸を衝き上げた。
遺跡を舞う風が強さを増すなか、レンジーは黎明の鐘の傷跡をなぞった。表面がぱらぱらと崩れた下からのぞいた数節の幻想文字と思しきものを解読するには多少の時間を要したが……。
――なる均衡は退廃に等しく――による破壊こそが未来を為す。
三神に報いるには――示し、人の――――
「崩れててよく分からないけど、つまり……神を止めてみせろ、とでも言うつもりなのかな? この鐘は」
果たして彼女の解釈が正しいのか、否か。
それは恐らく、遠からず彼ら自身が証明することになるだろう。いよいよ強さを増した風は、彼らの背を打つようでもあった。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
お疲れ様でした。『黎明を呼ぶ鐘の音』両サイドで規定ダメージを下回ったため、成功となります。
こちら側だと全体的に耐久力を回復力でカバーし、範囲攻撃で強引に突っ切る力技感がすごかったです。いや、それも適解だと思うんですが。はい。
回復が厚い分、想定よりずっと負傷度合いは少ない……のかな? 少ないはず。
MVPは回復力と回復タイミングを早期に設定した貴方に。
ちょっと様子見したらあっという間に倒れるケースもあったので、その判断は適切だったと思います。
GMコメント
何かが始まったり始まらなかったりする予感がビリビリしてます。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
……ただ、飽くまで『依頼完了までは』想定外の事態は起こらないというだけです。
●達成条件
『術神レプリカ』『鎚神レプリカ』の全滅or40ターン以内の『黎明の鐘』被弾ダメージを2500以下に抑える
(同時発生の「~・剣」と合計で5000以下のダメージに抑えることが最終目標です。片一方で目標値を超えても、トータル5000以下なら成功になります)
●『黎明の鐘』
今回の防衛対象。石造りの遺跡に露出した石造りの釣り鐘。
この鐘が高らかに打ち鳴らされた時、『幻想』の三神――術・鎚・剣の神が目覚め、力を競い合うことで神秘を高め、国力を高めようとするとされる。
その際の周辺被害は凄まじいものになるとかならないとか。記録にバラつきがありはっきりとした証拠がない。
神の力で一定ダメージを受けると大音声を発する。ダメージ次第では破壊され、さらなる厄介事を呼び込む可能性もある。
「かばう」ことも可能ですが、同時に二人以上で庇わないと効果は半減します。(かばったダメージの半分が通ってしまいます)
●『術(鎚)神レプリカ』×各20
三神を模した像の周辺から湧き出した謎の石像群。
神本体ほどではないが個体性能はそれなりに高い。
『剣→術→鎚→剣』の3すくみを形成しており、イレギュラーズの装備、攻撃スキルなどにも影響する。このシナリオにおいては、
・術神レプリカに対して『打撃武器での攻撃無効・神秘術式攻撃等倍、剣による攻撃、斬撃・刺突系スキル威力2倍』
・鎚神レプリカに対して『剣による攻撃、斬撃・刺突系スキル無効、打撃武器での攻撃・スキル等倍、神秘術式スキル2倍』とまります。
スキルは
(鎚神)強振(至物単・飛・ショック)、地鳴らし(近物範・足止)。通常攻撃の方が物理ダメージが大きい
(術神)貫通術式(神中貫・出血)、ロックバスター(神遠単、乱れ。同名スキルより神秘補正値低め)、スマッシュヒット(神至単、高命中)
●特殊スキル『戦闘宣言』
【三神像】シナリオに限り、イレギュラーズが使用可能なスキルです。AP0、自付、主行動。
プレイング『一行目』に『宣言:(剣or術or鎚)』と記載することで戦闘開始時に『すべての攻撃・スキルを宣言した属性として扱う』ことができます。継続ターンは付与と同じ8ターン。
再宣言は任意ですが、ターン消費があるのでお気をつけください。回数制限はありません。
テンプレートから逸脱した場合、宣言と認められない可能性が大です。くれぐれもお気をつけください。
●戦場
『黎明の鐘』遺跡。
リプレイ開始時、三神レプリカは遺跡入口(鐘より100m位置)にいます。皆さんは鐘より20m前進した位置にいます。
準備行動にも接近しての先手取りも不可能ではない距離です。
何かが始まりそうな予感とかしません? しませんか。
とりあえず頑張ってください。
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