シナリオ詳細
<総軍鏖殺>『ちのみご』を連れて革命を為さん<革命流血>
オープニング
●巡礼者たち
「初めまして、オースヴィールヴの諸兄。我々は司祭アミナ様の意を受け、君たちを救うため馳せ参じた」
「おお……噂はほんとうじゃったか! アミナ様の救いがいただけると!」
オースヴィールヴ領僻地の位置する村、セクレト。ここは厳しい環境で生き抜いてきた村人たちの強固な結束により、今日この日まで生き延びてきた場所だ。
畢竟、互いの絆は固く他人を見捨てることは決して無い。己の命にかえてもだ。
そんな彼等を救うために、革命派司教アミナの救いが届けられたのだ……人々は口々にそう喜びを乗せて革命軍を迎え入れた。
「なるほど、貴殿らの結束はそれほどまでに……! 素晴らしい! 然らば、貴殿らに頼みが一つあるのだ」
革命軍の中で大柄な男は、そう言うと布にくるまれた乳児らしきものを抱え、問いかける。
「この『ちのみご』に食事を貰えないだろうか? アミナ様もこれらを連れて回ることを容認しておられる」
「私、このこ達が幸せになってほしいと思ってるんです! 少しでもいいので……」
「……はあ――」
村長は生返事とともに、怪訝な表情を見せた。
乳飲み子を連れ回し、あまつさえ食事を? 与えに来たはずの革命軍が、アミナの命で?
わからない。もしかしたら乳児用の食事がないのかもしれないが……そう村長が考えるまもなく、異常が始まった。
「う゛っ」
「げ」
「ぇ゜」
三人。
二箇所から伸びたなにかにより、村人が貫かれたのだ。彼等は一瞬ののちに全身が干からび、腹だけがぽっこりと膨らんだ餓鬼じみた残骸へと変わった。
「な……!? それは、それは何だ、乳飲み子ではないのか?」
驚愕を顔に貼り付けた村長に、僧服を着た先程の女が頬をくいと引き上げ笑った。
「ええ。『血呑み児』ですとも。血を吸い上げる、呪いの子達! アミナ様も喜んでくださるでしょう!」
にっこりと笑う女の背後で、村人たちが死んでいく。ヒトの体液を吸い上げた血呑み児は、見る間に膨張し村長に腕を伸ばしてきた。
●
セクレトに向けて革命軍が向かった、という情報……正規の者達としての情報はたしかに、革命派にも伝わっていた。
だが、数日のうちに成果が伝えられるはずのその一団から一向に情報が届くことはなく。
代わりに、あちこちで革命軍を名乗る、本来の革命派の装備を身につけた者達が跋扈しているという情報が入ってきた。
……こうなってはもう疑いようがない。革命派のいくらかは、その『偽物』になりかわっている。場合によっては、それ以上の被害がオースヴィールヴに出るであろう。
そして、偽物達が得体の知れない天衝種を操っている可能性もある。
イレギュラーズ達にその話が届けられる幾ばくか前、ローレットへと伝わっていた情報は……恩赦を受けた囚人のひとり、『流血妃リクリエッテ』がある日を境に忽然と姿を消していたということだった。
- <総軍鏖殺>『ちのみご』を連れて革命を為さん<革命流血>完了
- GM名ふみの
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年11月15日 23時45分
- 参加人数8/8人
- 相談5日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●
「恐らくは、本物の革命軍は始末されてしまった……ということなのでしょうね」
「許さない……革命派の人達の善意を踏みにじるような行い……必ず報いを受けさせてやる……!」
鉄帝国・オースヴィーヴルに革命軍を名乗り蹂躙を進める不埒者共が現れた、という話は今回が初めてではない。『祈りの先』ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)は既にその不都合な真実というものを受け容れつつあった。受け入れただけで、許せはしない。『雷光殲姫』マリア・レイシス(p3p006685)はそんなヴァレーリヤが悲しむ顔を見ること自体に激しい怒りを覚え、必ずそれらを仕留めねばならぬと決意した。
「民に革命派への不信感を植え付けようとしているのか?」
「だとしたら、余りに非道だ。平等と正義を掲げる革命派が、無抵抗の人々を殺す訳がない」
「逃げた囚人は、また、悪いことしないように、殺しておく必要、あるよ、ね? 天衝種も、モンスターなら、同じこと……」
『暖かな記憶』ハリエット(p3p009025)の仮説に首肯しつつ、『青き鋼の音色』イズマ・トーティス(p3p009471)はその外道の所業に唇を噛んだ。見当違いな正義をばらまくローゼンイスタフ志士隊や金や名声のために暴れる囚人、そして魔種。様々なケースを見たが、今回は手段が姑息で只管に弱者粉砕を企図する点でとびきりだ。『憎悪の澱』アクア・フィーリス(p3p006784)が殺害を第一に据えるのも、無理からぬこと。人を虐げたなら虐げられても、死んでも文句は言えまい――イズマの心中と何ら変わりない感情だ。
「駄目よ。天衝種は鏖にするけど、リクリエッテと『偽物』達は可能な限り締め上げるわ。殺して死ぬタマじゃないでしょうしね」
が、アクアの問いかけを『玲瓏の旋律』リア・クォーツ(p3p004937)は否とした。不埒者共に対する怒りや敵意は人一倍あろう彼女は、しかし殺意にまで振り切ることなく怒りをコントロールし、確実に相手を締め上げようと息を吐く。その言葉の静かさに反して伺える熱に、怒り露わだった数名は頬を打たれたような思いになった。
「『どうして』を後回しにするなら、原因は生かしておかねば……ですね。承知しました!」
『疾風迅狼』日車・迅(p3p007500)は気負いや衒いが無い故か、返答は短くはっきりとしていた。必要とあらば殺すだろうが、彼は殺すか否かで不必要に悩むようなことはしないのだ。求められた役割を全うし、前に進む為に。
(話を聞くほどに、彼女に親近感を抱くのはなぜでしょうね?)
そして、『輝奪のヘリオドール』マリエッタ・エーレイン(p3p010534)は一連の会話を聞きながら、リクリエッテに対し妙な親近感を覚えつつあった。恐らくは彼女の本質に迫るものだろうが、屹度性質が違うのだろう、ということも朧気ながらに理解している。親近感というよりは近親憎悪。今向かっている先で、リクリエッテの本質が理解できる筈だ、と。
「あたしは革命派の特異運命座標リア・クォーツよ! アミナの頼みで救いに来ました!」
全力で森を抜け、村にたどり着くなり、リアは高らかに己の立場を宣言する。イレギュラーズの中にはヴァレーリヤがいる。『クラースナヤ・ズヴェズダー』の聖衣を身に纏った彼女の存在は、少なくとも悪意ある者には見えまい。今この瞬間に於いて、ヴァレーリヤはこの中の誰よりも革命派と名乗るにふさわしい敬虔さを思わせる目をしていたのだから。
「マリィ、私が道を切り開きますわ。成体になる前にあの血呑み児を!」
「任せてヴァリューシャ! 奴らを成体にはさせはしない!」
ヴァレーリヤとマリアは並び立ち、互いに自己強化を施した身で敵陣に真っ直ぐ突っ込んでいく。ヴァレーリヤが猪武者もかくやという勢いで近場の一人を殴りつけ、血呑み児を取り落とさせたところにマリアの雷撃が降り注ぐ。リクリエッテから引き剥がされ、能動的に動けないそれは倒れた偽信者へと口吻を伸ばし、一瞬のうちにそれの命を奪った。無論、次の瞬間にはマリアに根こそぎ魔力を削り取られ、余波によって命すら差し出す羽目になるのだが。
「こいつらは私達が倒す。みんなは振り向かず走って逃げて。できたら子どもとか、抱えて走って」
「血を持ってきてやったぞ。欲しいんだろう? 村人じゃなくてここから持ってけ!」
リアの言葉、そしてハリエットの誘導を耳にし、硬直していた人々は弾かれたように走り出す。逃がすものかと動き出した成体、そして幼体を抱えた男達はしかし、転がった死体と血に塗れたイズマの姿を前に足を止めた。風に乗って漂う匂いは明らかに本物の血に相違ない。それでも村人を優先しようと前に出た一人はアクアによって引きずり倒され、抱えていた布ごと腕を吹き飛ばされた。劈く悲鳴を冷たく見下ろす彼女は、直ぐに興味を失ったのか次の敵を――腕を伸ばし枯れた村人を弄ぶ成体と対峙し、討伐へと向かう。
「…………なんて、残酷なことを」
「御機嫌よう、自称革命派さん。アンタには、聞きたい事があるの」
「私には、話す口も聞く耳も持ちません。この子達の糧になりなさい」
「っさいわね、とっとと口を割れって言ってんのよ!」
心からの憐憫の籠もった声とともに前に出たリクリエッテは、男――迅とイズマに照準し魅了術式を叩き込もうと目を細めた。が、視界を覆うほどに接近したリアに憎々しげな視線を返し、叩き込まれた旋律に凶暴な口元を覗かせた。が、一瞬の後に慈悲深い乙女の能面を被る事を忘れない姿は狂気的ですらある。
リクリエッテを守るようにリアに腕を伸ばした成体は驚異の一言。が、それもハリエットに阻まれ、ヴァレーリヤの渾身の殴打を受けていなければ、という但し書きが入るが。
ギイギイと不満げな声が周囲から響き、それが断末魔に変わるまでにさしたる時間はかからなかった。偽革命軍の声に自信や怒りから困惑に変わるのも、だ。
「お前達には苺味のまがい物がお似合いだ。幾らでも飲めよ。最後の食事だ」
蔑むようなイズマの声の背後で、仲間達の猛攻が続く。村人たちの混乱は未だあり、背を貫く口吻を止められなかった瞬間とてあった。だが、それでも当初予測された被害の何十分の一であろうか。
「あの方は……彼等は……我等を救いにきてくれたのではなかったのか……?」
「賊です。革命軍ではありません。見てください、あのいかにも呪われてそうな得物と怪物。どう見ても聖職というより邪教の類では?」
それでも事実を受け入れきれない老人を背に乗せ、迅は逃げる人々のもとへ下ろし忠告した。あれはもう、疑いようのない賊であると。
村人が逃げるなかで繰り広げられる狂気の宴は終わる気配を見せない。彼等に何の罪が無くとも、選ばれてしまった、狙われてしまったという事実だけが重い影を落としている。
●
「そう長くは持ちませんわ。今のうちに倒して下さいまし!」
「時間はかけていられない! 纏めて焼く! 離れて!」
ヴァレーリヤは次々と血呑み児や偽革命軍を蹴散らしつつ、一箇所へと纏めんとする。イズマの挑発に乗った形で次々と集まってくる血呑み児はもとより、偽革命軍の数も厄介極まりなく。マリアの言葉に合わせて距離を取った仲間達は、放たれた雷撃の余波に目を細めた。鼻先三寸で爆ぜた雷撃の威力に戦々恐々としつつ、一歩も退かなかったイズマの胆力が特筆すべきともいえるか。
「集まった分、狙いやすくて助かるよ。動けないうちに仕留めてしまおう」
「僕は一体ずつ崩します! 狙うなら……ヴァレーリヤ殿が崩してくれたそちらを!」
ハリエットは一箇所に固まり、且つ仲間を巻き込む心配のない状況へ至ったのを見て次々と狙撃していく。威力こそ派手さはないが、その精度は実力以上の成果を叩き出している。迅に至っては、ヴァレーリヤの殴打で隙をみせた個体へと追撃を叩き込んだため、一撃のうちに胴をブチ抜くほどの威力を叩き込む。打ち上げ、叩き落とした足が胴を貫き地面を穿った時、痙攣する成体の姿たるや驚異性を強調したのは否めない。
「――――!!」
逃げ場を奪われ、命を奪う機会も乏しくなった腹いせにと成体はアクアの肩を掴み、その血を吸い上げにかかる。口吻の貫通力は高く、相応の守りを固めていたアクアですらも痛打となるほどだ。が、受けてばかりいる彼女でもなく。されるがままだったわけでもない。幾度か食らった上で癖を掴んだのか、文字通り口吻を掴み、引き千切ろうと膂力を解放する。
「人の命を奪う事しか出来ない奴に、生きる資格なんかない! ……てめぇもだ!!」
「!?!?!!!!」
幾ら反撃を予想できたとして、己の命を的にかけて致命打を狙っているなどと天衝種の知性で想像できまい。結果、それが命を落とすのも必然であったわけだ。
「…………」
「残念ね、あんたが幾ら治療できたとしてもその前に殺されたら無意味なのよ。鬱陶しい偽物達もそのうち、あたしの仲間が片付けるわよ」
「なら、私も本気で貴女を殺しにかかっていいということですね」
「出来るもんならね」
痛ましい、という表情を覗かせたリクリエッテに対し、リアは挑発を続け、一歩も譲らぬとばかりに立ちはだかる。当初の目的をほぼ喪失した彼女の表情はよりのっぺりとしたものに変じ、入れ替わるように殺意が噴出する。
袖口から伸びたナイフを顎を引いて躱したリアは、星鍵の一撃でもって切り返す。聖女然とした二人の女の打ち合いには到底思えぬ鉄の応酬は、しかし決着までそう時間はかからなかった。
何故なら、一対一だなどと誰も言っていなかったからだ。
三十を超える偽革命軍と天衝種に、八名で挑んだのだ。それで押し潰せなかった、一対一を演出してしまった彼等の愚だ。
「君は帰さない!!! ここで決める!!!」
マリアの横合いからの連続した打撃は、それだけでリクリエッテの魔力をごっそりと奪い去る。己のために残していた治療用の魔力すら失い、技の冴えが鈍った一瞬を、果たしてリアが見逃すだろうか?
答えは否だ。リクリエッテは、優れた能力を持ちながら全てにおいて噛み合うことなくイレギュラーズと正面切って戦った時点で敗北が確定していたといって過言ではないだろう。
●
「なんだったんだ、この天衝種は……血呑み児だと? 悪趣味にも程がある」
「なんと残酷な……与えられた命を奪うだなんて、あなた達には道理や人の心がないのですか?」
「人の命を散々奪っておいて、お前がそれを言うのか!?」
死と血と臓物が散乱する惨状を片しつつ、イズマは酷く不機嫌そうな表情で血呑み児の残骸を見た。その行いに目を向けたリクリエッテは、息も絶え絶えながら抗議するが、上滑りするその言葉に道理のひとつもありはしない。イズマの激昂も無理からぬことだろう。
「……今しがた、埋葬も終わりましたわ。この連中が殺して回った革命派の皆様も、場所は分かっていますから後程埋葬を」
「ヴァリューシャ、私もついていくよ。一人じゃあ大変だよ」
ヴァレーリヤは、偽革命派――新皇帝派の軍人達から剥ぎ取った鎧や僧衣を集め、遺体のみを埋葬した。鎧などは洗い清め、別の形で丁重に扱われることだろう。
これからより悲惨な死体となった仲間達を探すのだと思うと気が重いが、今そう言っていられないのもまた事実。気を張っている彼女をマリアが支えている以上、折れることはないだろう。
「貴女は血呑み児に与えるばかりで、血を奪ったとしても一方通行でした。血は循環するもの。血を糧とする術師として、同族とすら呼べない貴女がどうなろうと関係ありませんが……話すことくらいはあるのでしょう?」
「情報がここまで集まっていて、なお知りたいと? 一から十まで語られないと納得いただけませ、」
マリエッタの問いを侮蔑とともに切り捨てようとしたリクリエッテはしかし、腹部に爪先を捩じ込まれ息をつまらせた。リアのものだ。ゴミを見るような視線に射抜かれ、憎まれ口すら吐き出せないと見える。
「わ、かって、るなら、話す必要、ないで、しょう……っ」
「大体わかったけど、あんた達の口から吐かせたほうが確実なのよ。それに少しはスッキリするし」
笑みを浮かべたその目は微塵も笑っていない。彼女らが軍人なら、上官が誰かなど聞くまでもない。目的もわかっている。だが、あえて本人から吐かせて裏切らせることも、アリではあろうか。
結果として、全て吐く頃にはリクリエッテは精根尽き果て、抜け殻のような状態になってしまっていたのだが……。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
リクリエッテは死んでないと思いますけど、しばらくご飯食べられないと思います。腹蹴りされまくったから……。
GMコメント
●成功条件
『血呑み児』の殲滅
『革命軍』の撃破・撃退
『流血妃リクリエッテ』の撃退or撃破
●血呑み児×若干数(成体4~5ほどを含む)
天衝種。
革命軍の何名かが抱えている布の中に潜んでおり、その状態からはヒトの乳児に見えなくもない。
が、中射程程度に伸びる口吻(物理、【貫】)を伸ばすことで人間の体液を吸い上げ、一瞬にして失血死に追い込んでしまう性質をもつ。成人3~4人程度吸い上げると成体となる。
成体となったものは両腕が極端に長い人間型。口吻は引き続き所持し、腕はレンジ1程度の射程を持つ。
膂力が爆発的に(乳児→成人なので当然だが)上昇し、腕で捕らえて口吻で吸い上げるなども行う。
腕はクリーンヒット以上で対象を至近距離にひきつけ、その上【麻痺系列】に陥らせる。麻痺に耐性がある場合、その分ダメージに上乗せされる模様。
口吻の攻撃は【出血】【HA回復(中)】を伴う(共通)。戦場はいまだ混乱状態にあるため、人間も多い。全員守ろうとするのは到底無理なので取捨選択を厳にすべし。
●革命軍×20~
クラースナヤ・ズヴェズダー革命派の装備(僧服や鎧など、意匠の施されたもの)を身に纏った者達。だが、司祭アミナの名を持ち出すにしてはかなり残虐なことを行っているようだ。
何故か『血呑み児』を連れているし、それらの攻撃対象にはならない。
持つ武器は何故かすでに血と脂で汚れており、刃物は刃物としての用をなさない。代わりに【呪い】【不吉系列】など、おどろおどろしい効果を有している。
どうみても本来の革命軍には見えないが……?
●流血妃リクリエッテ
血呑み児を自由に統率できる謎めいた美貌を湛えた人物。かなり強力だが、積極的にこちらを全滅させにくるというよりは血呑み児をできるだけ成体にして引き連れてこの場をさりたいという意図をもつ。
囚人であり、もともと猟奇殺人者だったが戦闘スタイルまで変わっているのでなにかあったのかもしれない。
革命軍の僧服に身を包み恵体。美貌に依る精神汚染(物近域【無】【魅了】【呪殺】)を行い、また、超射程の魅了攻撃もおこなう。
それ以外の立ち回りはヒーラータイプ。パッシブとして、彼女からレンジ2以内の血呑み児(成体)の能力がかなりアップし、幼体も自立歩行が(機動2ながら高反応)可能となってしまう。
撃破は必須ではない。
●戦場
オースヴィーヴル領のはずれにある寒村。
村人の結束力は高くそれなり人口も多いが、その代わり誰かを切り捨てる決断ができない気質をもつ。
フィールド自体は住宅の損壊が激しい意外は普通の村。住宅数は少ないので遮蔽物になるリスクは薄いか。
●特殊ドロップ『闘争信望』
当シナリオでは参加者全員にアイテム『闘争信望』がドロップします。
闘争信望は特定の勢力ギルドに所属していると使用でき、該当勢力の『勢力傾向』に影響を与える事が出来ます。
https://rev1.reversion.jp/page/tetteidouran
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