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シナリオ詳細

<Pretty VS Pudding>マンモス狩りに行こうぜ!

完了

参加者 : 6 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●一狩いこうぜ!

 磨き抜かれた床板に使い込まれたセーラー服※1が並べられた道場に咲花・百合子(p3p001385)は静かに正座していた。
 背後には「チョベリグ」※2と達筆な毛筆で書かれた掛け軸がかかっており、前には美少女道場領を預かる執政官の一人が額づいていた。
「奏上を許す。面を上げよ」
「ははっ」
 執政官は恐る恐る上体を持ち上げる。残暑からか、それとも緊張からか、つっと汗が頬を伝った。
「恐れながら申し上げます。マンモス狩りの季節にございます」
「ほぅ」
 種族美少女、その最強の称号である生徒会長を関する美しき何かは片眉を上げた。
「昨今、情勢の乱れから物価が高騰しております。
 これから冬を迎えるにあたり、食料を買い集めるのが急務でありますが……」
「足りぬ故、狩ってこい。という事であるな」
「流石のご慧眼にございます」
「世辞はよい」
 ヴィーザルの民は強い。しかし食糧が無ければ生きていけぬのも道理である。
 それにプリン※3との決戦※4は戦場づくりや運営など、民の力なくしては不可能である。
 ここは求心力を高めるために領主自らが狩って来た獲物で民の腹を満たすのがよいだろう。食べられない骨や皮は素材として売り払ってしまえば景品を買う為の資金にもなる。
「よかろう。民の安寧の為たれば吾が動く価値もあろうというもの。ローレットにも協力を要請し、食いきれぬ程の肉をもたらしてやろうぞ」


●急募:狩りが出来る人

「大体そんな感じでマンモス狩りに行くので一緒に行く人募集中なのである」
 ローレットのカウンターで足をパタパタさせながら百合子は貴方に説明した。
「広い草原に居るマンモスを探すのが得意な人も欲しいのである。
 多分探すって言っても広すぎて一日の事にはならないかもなので、野営とか得意な人がいてくれると吾はとっても安心なのである。
 あとそれから、狩るのがマンモスであろ?めっちゃでかいのである。輸送するために馬車の運転できる人とか居ると嬉しげ。
 どの位狩るかはお任せであるが、もし一杯狩るなら自分で馬車を用意するよりも人足も雇った方が良いかもであるし、そうすると商業知識がないとボられたりするかも……」
 むむむ、と顎の下に手を当てて考え込むも最終的には「人の為に狩りしたことないからその辺よく分からないのであるよな」と肩を落とした。
「でも皆で一緒に狩りするなら平気かなって思うのである!よしなに!」


注釈
※1「使い込まれたセーラー服」とは人間の文化圏でいう使い込まれた鎧、あるいは道着等と同等の意味。
※2「チョベリグ」。コ・ギャル(美少女族の中でもギャルと呼ばれる流派に付き従う者の事を示す)の言葉。原義的には我千代に縁に具す(私はずっと傍にいます)というギャルに対する忠誠の言葉であるが、中世美少女文学まで時を下ると「めでたいもの」に対して幅広く使われるようになる。現代美少女にとっては極めて古語的な奥ゆかしい祝福の単語である。人間の言葉で言う「善哉」位の意味。
※3「プリン」世の中には多種多様なプリンが存在するが、この場合は銀の森に領地を持つプリン頭の秘宝種の事を示す。
※4「決戦」プリンと百合子でどちらがアイテムバラ撒きクソ企画者として上か決める為の戦い。正月に行われる予定。<Pretty VS Pudding>という企画名なので覚えておいてほしげ。

NMコメント

 言子です。言子はいます。よろしくおねがいします。
 今回は、「狩り」に焦点を当てたシナリオとなっております。

●何をするの?
 マンモスを見つけて狩るよ!
 マンモスを探して狩るまでをリプレイにするよ!

●ロケーション
 ヴィーザル地方にある平原。
 地平線がどこまでも続いてそうなクソ広平原です。
 いくらマンモスがデカくて見つけやすいといっても何の対策もせずに歩き回るだけでは中々見つけられないでしょう。
 また移動距離が長い為、どうしても狩りの途中で野営をする必要があります。
 イレギュラーズの脅威になる動物は存在しませんので楽しく過ごしてもよいのではないでしょうか。
 食糧を持って行くのも大事ですが、マンモスを追う過程で他の動物を狩ったり、食べられそうなものを採取する事も出来ます。

●ターゲット
 ・マンモス
  正式名称はドスコイ・マンモス・ヴィーザリアン
  ヴィーザル地方に独自に適応したマンモスで、真っ白の毛皮に覆われている。
  メスの個体の方が体が大きく、牙も発達して戦闘力が高い。
  過酷な冬を乗り越えるために夏から秋にかけてたっぷり脂肪を蓄えているので、今が一番美味しい季節。
  また、傷の無い牙は宝飾品としての価値があり、骨や皮は武具に使用されるため捨てるところがない生き物。
  10体前後の群れを作る性質があり、基本的には群れの仲間は家族関係である。
  家族愛の強い性格で、戦いになると多くの場合子供を逃がそうとする。
  子供を優先して攻撃すると怒り狂った大人たちの猛攻撃に合うので注意が必要。

●協力者
 ・咲花・百合子(p3p001385)
  依頼人兼協力者。
  最近は空も飛べるようになった種族:美少女。
  戦闘は出来るけど、マンモス見つける能力も無ければ野営をする能力もないし料理を作らせれば爆散させる。そんな奴。
  基本的に指示には従います。

●狩り
 どうやってマンモスの痕跡を見つけて追いかけていくか。
 狩ったマンモスの輸送方法を用意しているか。
 狩猟の際には価値のある部位を傷つけないようにしているか。
 等が重要になってくると思います。
 
 他にも工夫できるところのは非戦や口プロレスで何とかしちゃいましょう!

●<Pretty VS Pudding>とは?
 マッチョ☆プリン及び咲花・百合子が合同開催するダイスRPゲーム、及びそれに連なるシナリオです。
 簡単に説明すると
・次のお正月に景品付きゲーム開くよ!!
・それまでの期間にいくつかこうやってシナリオも出すよ!!
・プリンと美少女、どちらが景品ゲームの頂点であるかを決めるべく競い合うっていう体だよ!!
 という感じです。

染NMによるプロローグSSはこちら!
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3750

  • <Pretty VS Pudding>マンモス狩りに行こうぜ!完了
  • NM名七志野言子
  • 種別カジュアル
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2022年10月10日 22時11分
  • 参加人数6/6人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 6 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(6人)

仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
陰陽式
暁 無黒(p3p009772)
No.696
エーレン・キリエ(p3p009844)
特異運命座標
レオナ(p3p010430)
不退転
三鬼 昴(p3p010722)
修羅の如く
ヴァル・ド・ルクス(p3p010734)
光明戦姫

リプレイ

●一日目
 『No.696』暁 無黒(p3p009772)の運転するドレイクチャリオットがヴィーザルの草原をゆっくりと走る。
 少し前までは青々としていた草原はにわかに赤く色づき、涼しい風がどこまでも吹きわたっていた。
「この手の大物狩りは久しく行っていなかったな」
 荷台に仁王立ちする『陰陽式』仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)は独り言ちる。
 それに対して隣に乙女座り(※美少女独特の座位。休息と周囲の警戒を同時に行う時の体制)の百合子は頷く。
「うむ。ただ敵を滅するのではなく狩りとは久しぶりよ」
「巨獣相手も、竜や魔種と相対する事を考えると練習しておくに越した事はないな」
 『亜竜祓い』レオナ(p3p010430)もまた狩りに思いをはせていた。
 日々戦士たらんと修行する彼女は、この狩りもまた修行であると受け入れている。
(無論、咲花に協力するという意味合いもあるがな)
 ちらと見た百合子は、レオナに礼を言うように小さく目を伏せた。
「領主自ら民の糧を狩りに行くのは素晴らしいと思う。ぜひ手伝わせてくれ」
 食糧確保という目的に感化されて集まった仲間もいる。『特異運命座標』エーレン・キリエ(p3p009844)はそう声を上げた。
「久し振りに野生の血が騒ぐってもんっすよー!」
 御者台の上で楽しそうに声を上げる無黒もその一人だ。
 むっつりと黙り込んで腕組している『筋肉こそ至高』三鬼 昴(p3p010722)は山籠もりで鍛えたサバイバル技術に自信がある。静かに特大のマンモスを買ってやろうと意気込んでいた。
「追跡は苦手だが、力仕事は任せてくれ」
 馬車を併走させている『光明戦姫』ヴァル・ド・ルクス(p3p010734)は、戦闘こそ得意だが狩りの心得は無い。
 それを素直に打ち明けると、仲間たちはもちろんと頷き返したのだった。

「そういえば、マンモスはイネ科の植物を好むらしい」
「ふむ、ここら辺に自生するイネ科の植物だと、この時期だと白い穂を出しているはずだ」
「じゃーとりあえず白い穂を目印にして進めばいいってことっすね!」
 汰磨羈の一言によって一行はとりあえずイネ科の植物が群生している場所を目指す事にした。
 自然知識に詳しいレオナが自生する植物の特徴を述べると、無黒は広い視覚で同じ特徴のある植物を探し出しはじめる。
「さて。出番だぞ、風花」
「私も空から植物を探しましょう」
「うむ!吾もやる!」
 ヴァルや百合子は飛行で、エーレンはリトルワイバーンの風花に跨り上空から探索すればそれらしい植物が固まりになって生えている箇所がいくつか見つかった。
 そうなれば、あとは巡りながら地上の痕跡を探すばかりだが、容易く痕跡が見つかる訳ではない。
「む、これは……」
「おお!レオナ殿!何か見つけたのであるか!」
「クランベリーの仲間だ」
「美味しい!」
「夕飯の為に少し取っておこう」
 道中、秋の恵みを採取したり。寄ってきた肉食動物を追い払ったり……無黒がなにやら捕まえて袋の中に入れて居たり。
 ヴィーザルの秋を満喫しながら進んでいたが……。
「食痕がある」
 幾つかの群生地点を過ぎた時、昴の気づきに皆の空気が変わる。
「表面が乾燥しているから古いな……何日か前のものだろう」
 指先で引きちぎられた穂先を指でこすり微妙な触感からマンモスが通り過ぎたおおよその日程を推察した。
「……なるほど。確認してみたがこの周辺の植物たちも最近大きな動物を見たと言っている」
 レオナが植物に語り掛ければ、大きな動物が草を食べて行ったという答えが返ってくる。
 どんな種類の動物かまでは分からなかったが、この辺に生息する草食獣で体の大きなものと言えば答えは決まったようなものだ。
「皆来てくれ。足跡だ」
 食痕があった地点から少し離れた場所で今度は汰磨羈が声を上げた。
「大きな足跡がいくつかと……小さな足跡があるな。間違いなく子供連れの群れが此処を訪れたんだ」
「という事は、当分この足跡を追いかけていくってことっすか?」
「うむ。この感じだと北方向に向かっているようだ。私達も移動しよう」
 一行は再び馬車を駆り、足跡を追い始めた。
 とはいえ、マンモスたちが常に馬車の通れる場所を進んでいる訳ではない。
 近づき、時に遠ざかりながら追い続けると高かった日の光はあっという間に地表付近に傾いていた。
「そろそろ野営の準備をしないとだな」
 エーレンは手際よく石を組み上げて窯を作る。
 ドレイクチャリオットに積み込んだ食料もあるが道中に採取したベリー類や肉(元狼。襲ってきた瞬間、汰磨羈が殲光砲魔神ブッパしてお肉にした)があればそれなりに豪華なものが作れそうだった。
(狼肉のソテーにベリーソース、持ってきた保存食はスープに入れて柔らかくしてやろう)
 食事とは力の源だ。明日のパフォーマンスを高めるためにエーレンは慎重に調理を開始する。
 また、その横で無黒も焚火で鍋を温めていた。
 持ち込んだ深めの鍋にたっぷりと油を入れ、今日採取したばかりの新鮮な獲物を投入するとやがて芳ばしい香りが周囲に立ち込める。
「食事の前っすけど、ちょっとつまみにいかがっすかー?」
「ありがとう、丁度お腹が空いていたんだ」
 率先して薪割りなどの力仕事をしていたヴァルは早速クロムの差し出す料理に手を伸ばしかけるが……。
「うわぁ!」
 思わず手を引っ込める。
 皿にこんもりと盛られているのはコオロギの唐揚げだ。お洒落っぽく道中で摘んだハーブと塩が振りかけられているが見た目のグロテスクさを緩和しきれていない。
「ポテチみたいでサクサクで意外といけるんすよねコレ」
「ああ、コオロギか。いいな」
 無黒がサクサクと音を立てて食べて見せると横から汰磨羈もやってきてつまみだす。
「私は焼く派だが、どちらにしろ塩をふって食うと、中々に美味い」
「こういうのに慣れとくのも大事っすからね~」
 そう言われてみるとヴァルも気になって一口食べてみると、固かった甲殻が油の力でサクッと歯ごたえよく口の中で砕ける。
「見た目はグロテスクだが……海老に似ている」
 力仕事で汗をかいた体に振ってある塩の味も優しい。
 もう一つ貰おうか、ヴァルはさらに手を伸ばしたのだった。

●二日目
「見つけた。マンモスだ」
 風花に跨ったエーレンが告げた。指をさす方向には、こんもりとした影がいくつか動いている。
 匂いで気づかれないように風下から接近すると、予想通り今年生まれたであろう子マンモスを連れた群れだ。
 もふもふの白い毛皮に包まれたマンモス達は今まさに脅威が近づいているとも知らず、のんびりと草を食んでいる。
「マンモスという生物は初めて見たが……ここまで大きいものなのだな」
 初めてマンモスを見たヴァルが呆然として呟く。
「体の大きなメスを狙う、でいいんすよね」
「うむ、程よく脂肪が付いているだろうし、肉もオスより柔らかい筈」
「あの個体はどうだ?」
 昴が指さしたのは特に体の大きな一体だ。獲物は決まった。

 雌マンモスの視点からするとそれは唐突に起こった。
 僅かに異臭を感じたかと思うと前足に激痛が走ったのだ。全身に泥を塗り自身の体臭を隠して接近した昴の一撃である。
 一撃を受けた雌マンモスの悲鳴の如き嘶きに群れ全体に混乱と恐怖が伝播し、我先にと逃げ出す足音がする。
 無論、雌マンモスもその足音の方向へと続こうとしたが、ばさりと聞いた事もないような大きな羽音がしてさえぎられる。
「いざ! ニ”ャ”ー”!」
 無黒だ。群れに合流しようとする雌マンモスの前にドレイクを駆って立ちはだかり威嚇の声を上げる。
 そしてそれとほぼ同時、黒い陣羽織が空中に翻ってマンモスの巨大な額が揺れるほどの一閃が放たれる。
「できるだけ苦しませずに狩りたいものだが……」
 すらりと再び納刀しながらエーレンは呟いたが、狩られる側のマンモスも逃げられないからと言って抵抗を止めるものではない。大きな前足を地面にたたきつけて猛烈な勢いで突進してくる。
「大丈夫だ。私が押し止めるッ!」
 マンモスの前足にガッツリ組み合って突進を受け止めたのはヴァルだ。体格差をものともせずにスモウの様にマンモスを押さえつけている。
「流石のスタミナだな、巨体なだけはある」
 その横合いからレオナは赤と黒の二連撃を叩きこむ。最も長時間の移動に慣れていて疲労も少ないレオナの動きは軽やかに、更に二連。
「まずは動きを鈍らせよう」
 汰磨羈の指先が空を滑ると呪いを帯びた輝きがマンモスにまとわりつく。
 あらゆる行動を抑制する堕天の燐光である。長い鼻を振り回し暴れていたマンモスの動きが一瞬なからず鈍る。
 その好機に最も早く対応したのが昴だ。
「破ァ!」
 全力で振りかぶった一撃は雷撃を纏いマンモスの前肢へと叩きつけられる。
「いい感じっすね! だったら俺も!」
 間髪入れずに無黒もまた同じ個所へとドレイクの背中から斬撃を飛ばす。
「レオナ殿!合わせるぞ!」
「承知した!」
 それを見て駆け出した百合子にレオナはぴたりと併走し……。
「「白百合百裂拳!!」……だったか?」
 二人同時に残像が質量を持つほどのラッシュの追撃。
 執拗な前肢への攻撃に強靭な骨格を持つマンモスの体からゴキンと鈍い音がして、とうとうその場に崩れ落ちた。
 もはや野生では生きて行けまい。それでも本能なのだろう。喘鳴に似た息をしながらマンモスは牙を振り回し小さな襲撃者達を振り払おうとする。
「せめて、苦しまずに逝くがいい」
 だが、それを飛び越えて背中に飛び乗る白い影があった。
 ぞぶりと、音がしてマンモスの体が痙攣し、そのままどうっと倒れる。
 手の形をした水のマナが体内に侵入し頸椎をえぐり取った音だった。

 マンモスを狩るだけでは狩りは終わらない。
 この巨体を運搬するにはどうしても解体作業を挟まねばならないからだ。
「ややショッキングな絵面になるが……みんな大丈夫か?」
 エーレンは動かなくなったマンモスへと近づくと素早く頸動脈を切り裂き血抜きを始めた。
 先ほどまでは牧歌的な光景が広がっていた草原に血の匂いが満ちていくがこれも自然の摂理だ。
「傷の無い牙を確保出来たな」
 牙の切り出しを手伝いながら満足そうにレオナが表面を撫でる。
 文字通り象牙色のそれを磨けばしなやかで艶のある装飾品となり領地の財政を潤すに違いない。
「内臓は足が速いから夕飯のスープにしてしまおう」
「っしゃー! 一狩した甲斐があったってもんっす!」
 すっかり調理人が板についてきたエーレンが言うと、無黒が後ろで飛び跳ねた。無黒が連れてきたドレイクも初めて嗅ぐ動物の匂いに興味津々の様子でくちばしをマンモスに向けている。
「うむ。いい狩りだったな、百合子」
 枝肉を馬車に積み込みながら汰磨羈は百合子を振り返った。
「ああ、これで民も喜ぶであろう。……それに、吾も楽しかった。ありがとう」

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

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