シナリオ詳細
覇竜のお酒呑みたい
オープニング
●覇竜のお酒事情
覇竜には、当然のようにお酒がある。
その始まりは何処からかは分からない。
交流のあったラサからかもしれないし、独自に始まったのかもしれない。
どんな経緯であっても不思議ではない。
しかし大切なのはそこではなく、覇竜にはお酒があるということである。
様々な文化を取り入れ、今なお成長し続けている覇竜のお酒は色々な種類がある。
たとえばフリアノン・ジンなどはイレギュラーズの作った「もっとも新しい酒」として外にも広く流通している。
他にも果物酒や炭酸酒など、様々なものが存在している。
しかし、ならば……と酒飲みなら思うのではないだろうか?
ワインはどうなのだろう……と。
そう、ワイン。一定期間を寝かせることで味が深まる、そんな素晴らしい飲み物だ。
果物酒があるのだから、そうしたものも当然あるはず。
そして、あるならば……それを呑もうと思った時、誰に聞きに行けばいいのか?
『流転の綿雲』ラズワルド(p3p000622)はすでにそれを、知っていた。
●お酒のみたい
「覇竜のお酒、もっと飲みたいなぁ」
「うむ。それなら丁度良い仕事があるのう」
『フリアノンの酒職人』黒鉄・相賀(p3n000250)はラズワルドに、そう返した。
まさに「良い所に丁度いいのが来た」と言わんばかりの顔である。
「えーと……どんな仕事かなぁ?」
「なあに、難しい話ではない。ワインの樽を取ってきてほしいっつー話じゃよ」
そう、亜竜集落フリアノンでは襲撃の危険性を下げる為、香りの強いものは分散して外に置いてあることが多い。
この辺りは地下で生活する亜竜種の基本的な生活スタイルともいえるが、ワインなどはまさにその対象であるといえた。
しっかりと熟成させた竜鱗葡萄のワインを樽に入れ、とある洞窟で熟成させている。
数年間しっかりと熟成させたワインは、今がまさに飲み時、なの……だが。
そこで1つ、問題が出てきてしまっている。
「ネオサイクロプスが出てのう。どうにもこうにも、ワインの香りを嗅ぎつけてきたようでな?」
グルメなネオサイクロプスと呼ばれる個体だが、通常のネオサイクロプスに比べると大分鼻がいい。
そのせいでワインを熟成させている洞窟もなんとなくあたりをつけたのだろう、付近をウロウロしているようなのだ。
良いワインを嗅ぎ分ける鼻は見事なものではあるが……だからといって、ワインを渡すわけにもいかない。
幸いにもグルメなネオサイクロプスはグルメだからといってそれに命を懸けているわけでもなく、ある程度ダメージを与えれば撤退していくだろう。
ワインは赤と白が用意されているので、持って帰って来れば好きな方を飲む事ができる。
ワインを持って帰る為の台車もあるので、飲み頃のものは運べるだけ運んできていい、と相賀は言う。
「持って帰ってきたらまあ……呑み会じゃの。儂はその間にナッツの燻製でも作っておくとするかのう?」
美味いツマミになるじゃろ、と。相賀はそう言って笑うのだった。
- 覇竜のお酒呑みたい完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年09月08日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●ワインのある場所へ
「まさか、黒鉄の爺さんが熟成している酒を、依頼で飲めるとは思わなかったな。フリアノンの人間として、面白いこともあったものだ。タダ酒の為にも、張り切ってやっていこう」
『緋夜の魔竜』シャールカーニ・レーカ(p3p010392)のそんな言葉が響く。
フリアノンの酒といえば大体相賀ではあるが、依頼のついでに飲めるとなればまあ、そんな得な話も中々ない。
『ライブキッチン』アルフィオーネ・エクリプス・ブランエトワル(p3p010486)も村祭りに供するお酒を買い付けに来たら、丁度この依頼の話が出ていたので渡りに船というものであっただろう。
「他のお酒も一杯買うのだから、それぐらいおまけしてもらっても、罰は当たらないわよ。祭祀長のわたしが言うのだから間違いないわ。と、いうわけで、ね?いいでしょ?」などと言いながら白ワインと赤ワインそれぞれ、一樽づつ格安で譲り受ける約束を取り付けていた。
まあ、その辺りは互いの駆け引き……といっても毎度恒例の遊びに近いが、そういったものの成果でもある。
「うちの村でも、お酒つくっているけど(芋酒)、毎日飲んでるし、やはり、お祭りのときは特別なお酒が飲みたいらしくって。昔っから、お祭りのお酒はフリアノンで買っているのよ」
「へえ」
アルフィオーネにレーカもそう頷くが、まあフリアノンのように大抵のものが揃っている環境に居ると中々に面白い話ではあるのだろう。
「さて、酒を飲むならアテが欲しいところだが……サイクロプスは倒すわけにはいかないし、何より『ソウルオブガストロリッター』の効果で食材適性が付与できるかもしれないからといって、人型の存在を食べる気も起きない。流石にゲテモノが過ぎる。
貯蔵庫までの道すがら、弱い獣を狩っていくか……?」
レーカはそんなことを言うが、かといってルートを外れるわけにもいかない。中々悩ましい問題だろう。
「んふふ、ワインかぁ。梅酒もそうだったけどさぁ、きっとイイ香りするんだろーねぇ? 味はわかんなくても楽しめるお酒は大歓迎だよ。さっすが相賀さん、わかってるぅ」
「ワイン大量ゲットすることにより宴会を楽しもうという案件だな。ちなみにワタシは酒のむ歳じゃないんでな、つまみをどれだけ食べられるかに挑戦だ!」
「ま、それもアリだな。しかし久方ぶりに覇竜にきたがそいつを見かけるとああ酒だってなっちまうな。それはともかくだ、せっかくの酒盛りの邪魔立てするなら痛い目を見てもらわなきゃいかんよなぁ?」
『流転の綿雲』ラズワルド(p3p000622)と『元魔人第十三号』岩倉・鈴音(p3p006119)、そして『放浪者』バクルド・アルティア・ホルスウィング(p3p001219)が、そんなことを言い合う。
この先にあるワインの洞窟の付近をウロウロしているネオサイクロプスを追い返さないといけないのだが、バクルドが言っている「そいつ」とはまさにそれだ。
ネオサイクロプス自体は覇竜にそれなりの数存在しているが、グルメなネオサイクロプスはその中でも亜竜種と生存圏が被っているので、よく出会う個体とも言えるだろう。
「グルメなネオサイクロプスに目をつけられているということは、ここに保管されているワインはとても美味であるということ。そりゃあ飲みたいに決まっているだろう。ネオサイクロプスには悪いが一旦お帰り願おうか」
そんなことを言う『優穏の聲』ゲオルグ=レオンハート(p3p001983)が「現地までは寄り道せずにささっと行くとしよう」と続けるが、それに反対する者などいるはずもない。こういったものは早めがいいのは明らかだからだ。
そう、早め早めが何事もいい。
「わーはっはっは! 極上のワインが飲めると聞いてヘルちゃん参上なのだ! それでワインを飲む為には例の如くネオサイクロプスが邪魔だと……上等なのだ! 美味しい酒を手に入れる為ならどんな事をしても許されるのだ!」
『凶狼』ヘルミーネ・フォン・ニヴルヘイム(p3p010212)などはすでに想像上のネオサイクロプスとシャドーをしている。
早めに飲ましておいたほうがいいのは間違いない。
「覇竜産のワインがあるってのは初耳じゃねーの! 俺の大好きなチョコレートに合いそうだし、依頼でタダ酒が飲めるなんて超ラッキー!」
『幸運の女神を探せ』ジュート=ラッキーバレット(p3p010359)もそう笑いながら帽子の縁に触れるが……その視線の先にいるのは、ネオサイクロプスの巨体だ。ワインを探しているのだろう、ウロウロしているのが見える。
「それにしても、グルメなネオサイクロプスのお墨付きってラベル付けたら売れそうじゃない? まぁ、君には一滴たりともあげないんだけどねぇ。さっさと追っ払ってお持ち帰りしちゃうからさぁ」
「だな。失せろ! 此処の酒は俺たちのもんだ」
ラズワルドとバクルドが叫び武器を構えれば、鈴音も『旧き蛇』の林檎を開く。
「ここにはなにもないぞ! おまえにやる酒はないんだよッ」
「さあ、覚悟しやがれ、ネオサイクロプス! ヘルちゃん達にそのワイン寄越すのだ!」
ヘルミーネも闇の帳を纏い、物陰からCode Redを放つ。その迅速な動きは流石と言わざるを得ない。
「何度目ましての挨拶になるかな、ネオサイクロプス! 手ぶらで帰らせちまうのはちょっと可哀そうだが、天使以外に分け前をあげる訳にはいかないんだぜっ!」
「とはいえ、全力で殴り続けても面倒なことになりそうだからな。相手が諦めるまで、程々が十分だな」
ジュートとレーカも各々の武器を構え、アルフィオーネも、むこうずねを蹴り上げるべく低空飛行で近づいていく。
「ああ、皆で攻撃してさっさとトンズラしてもらうぞ!」
ゲオルグもそう叫ぶが、実際ネオサイクロプスを此処で倒し切る意味はあまりない。
(下手にとどめを刺してしまうと、もっと強力な個体がここを縄張りにしてしまうかもしれんからな。そうなったらここに酒樽を取りに来れなくなってしまう……それだけは避けなければ)
それに、命を奪わずに済むならそれに越したことはない。そうゲオルグは呟く。
そうしてゲオルグたちの攻撃の前にネオサイクロプスは撤退していき……アルフィオーネの「今度はお金か、何か交換できる物を持ってくるのよ~」という声が響くのだった。まあ、ネオサイクロプスがそれに従ったらそれは驚天動地ではあるのだが……。
何はともあれ、これであとはワインを持って帰るだけである。
「良し、ワイン樽をありったけ持ってくぞ!」
「よけいな敵が来る前にさっさとワインを運ぼう。馬車も用意してきているしね」
鈴音がテキパキと動いていく中で響くバクルドの声も、実に楽しそうであった。
「まあ、確かに私達の分だけでなくフリアノンで必要な分も一緒に持って帰った方が良さそうだ。次に必要になった時に私達が手伝えるとは限らんからな……え? 私達が飲む量がそもそも多いだろって? それは言ってはいけないお約束だ」
ゲオルグもそう言うが……まあ、つまりはそういうことなのだ。
●おいしい覇竜のワイン
「目一杯積んで帰ってきた樽からして香ってくるし、もう待ちきれないよねぇ」
白と赤の2つのワイン。
熟成されたワインは樽を開ければ、その芳醇な香りを強く漂わせる。
「それじゃあ、かんぱぁい♪ ……っはあ、濃いねぇ」
ラズワルドは、手近な赤から先に飲んでいく。
赤ワインは熟成によってマイルドで深みのある味になっており、飲みやすい甘口がもう一口、と酒量を増やしていく。
「辛口の白も甘口の赤も代わりばんこに呑んで呑んで呑むよぉ。残暑にはソーダ割とか、これから寒くなったらホットワインとか
ジュースの方も割るのによさそー」
持ち込んだフリアノン・ジンやゼシュテル・スピリッツに注いでいくが……これもまた中々に合う。
お酌して回ったり、ギフトでみんなが楽しんでる音もおつまみにしちゃお、と言いながらラズワルドは回っていくが、これが中々に楽しい。
「おつかれさまぁ。呑んでるぅ?ワインばっかであきたらさぁ、こっちもどうかなぁ? あ、相賀さんにもお礼ついでにお酌してあげようねぇ。イイものおしえてくれてありがとねぇ。んふふ、覇竜はいろんなお酒がたのしいから好きだなぁ」
「ほっほっほ。外の文化も多く入るようになってきたからの。これからが一番楽しい時期とも言えるのう」
「竜鱗葡萄……葡萄って秋だっけ? 収穫はこれから? じゃあ次のワインを仕込む時にはまた呼んでよ、お手伝いするからさぁ。報酬はまたお酒でいいし、悪くない取引でしょー?」
「そうじゃなあ。今すぐではないが……もうじきじゃなあ」
それは非常に楽しい話だとラズワルドは、そんなことを思う。
「さてと……お土産にするなら樽ワインより瓶に詰めてく方が無難かなぁ。呑ませたい人とか神サマがいてさぁ」
その神サマのとこでこの間の梅酒を熟成してる、という報告を相賀にすれば、相賀は面白そうに笑う。
「お酒はさぁ、誰と何を呑むかが大事かなぁって最近思ったりしちゃってるんだよねぇ」
それもまた、お酒の真実ではあるだろう。バクルドもまた、そういったものに一家言ある人物であった。
「ほう、赤ワインは中々いい香りだな、口に含んだ時に強烈に感じる。それに旨い……濃い肉料理が欲しくなるなぁ」
「一応作ってはみたが」
「お、いいねえ」
鈴音に皿を差し出され、バクルドはつまむ。事前に勉強した鈴音が作った肉料理だが、その成果が出ていると言えよう。
「此方は白か、ガツンとした辛口な味わいが俺好みだな。タラスクかアーカーシュのエリザベスアンガス正純と併せたら中々イケるんじゃねえか?」
まあ素人然としたテキトーな品評だが、などと言いながら……そこでバクルドはテンションを一気にあげていく。
「宴だああああああ!とことん飲むぞ!」
「おつまみ片手にワインの飲み会なのだー!」
ヘルミーネも声をあげ、2人はほぼ同じペースで飲んでいく。
「ッカアァァァァァァ! やっぱワインにゃ肉だ肉! 濃い味をワインで流してワインの後味が肉を旨くする! 肉肉酒肉酒酒この順番を続けるのが最高なんだなぁ、これが!」
「赤と白……二種類あるなら勿論両方とも飲み比べるのだ! 赤が甘口……うん、飲みやすくスっと飲めるのはいいのだ! これにおつまみの肉料理を併せると……は~~~!!! 最高なのだー! 続けて白は辛口……うん! この飲みごたえ抜群の味わい溢れるも実にいい! おつまみに魚料理にも合うのら! 食が進むのら! わーはっはっは!」
「ところでここにフリアノン・ジンがある、闇市で出回ってるのじゃない方だ。コレと葡萄ジュースを合わせたカクテルも中々イケるじゃねえか! あの眼鏡にゃ感謝だな、こうも旨いもんが飲めるたぁな」
ちなみに闇市で出回っていない方とは、まさにフリアノン・ジンの第一号たるフリアノン・ジンだ。流通品ほどの安定性はないが、レア物であるとも言えよう。
「更にそこにヘルちゃんが持ってきたヴォードリエ・ワインをドン! なのら! ナッツもうめぇのだ! うへへ……うめぇのら……こんだけ飲めてヘルちゃん幸せなのら~」
「確かにナッツもいい食感だ無限に摘めるなこりゃ! 覇竜に来る度良い酒と飯にありつけるからなかなか良いもんだな……お、そうだ。赤も白も何本か瓶に詰めて持ち帰っていいか? 後ジュースの方もだ、ドラゴニアの連れのためにな」
「うむ、ええよ。持って帰るとええ」
そんなバクルドの交渉に相賀は簡単に頷く。その傍らには鈴音が渡した極楽印の祝酒があるが……鈴音曰く「ヨイショというか義理立て」であるらしい。
そして、そんな中でバクルドは落ち着いた飲み方をしていた。
ワインだから一気に飲んでしまうのではなく香りを楽しんだり、舌触りを楽しんだりしながらゆっくり飲むとしよう、と。そう考えていたからだ。
「酒にはそれぞれの酒にあった楽しみ方があるからな。まぁ、一番は楽しく飲むことなのだが」
そう、楽しく飲むのが一番大事だ。どんな飲み方も、それを楽しんでいるのが大事だ。
その傍らには、事前に用意したおつまみが置いてある。
具体的には……チーズケーキだ。勿論、バクルドが食べたいから作ったものだ。
「さて、どうかな……濃厚なチーズの味がきっとワインに合うに違いないはずだが、合ってなくても美味しいから問題ないのだ」
ちなみにチーズケーキもスフレにベイクドにレアと色々あるが……「こうなったら作れそうなら全部作ってしまおう。残っても私が食べれば良し!」とはバクルドの談だ。勿論、この場には未成年の鈴音もいるのでジュースにもよく合うデザートになったのだが。
「甘口のワインにジュエリー・クラウンの食べ合わせ、最高じゃねーの! 飲みやすくてカパカパいけちまうな……あれ、今何杯目らっへ? うーん、頭ん中がぐらっぐらするぜぇ……」
バクルドと似たような楽しみ方をしているジュートは早速酔い始めているようだが……幸せであれば、それが何よりだ。
「こんなにふわふわ幸せな気持ちになるなら、いつか幸運の女神サマにも飲ませてあげてーな。神様ってのはどこの国でも、お神酒を喜ぶもんなんだろ? きっと彼女も気に入ると思う!」
……ちなみにだが、アルフィオーネは聖職者なので、飲酒は厳禁とのことでジュースを飲み積極的に料理や飲み物を給仕する役割に徹していた。
更にはワインを使いスペアリブの赤ワイン煮込みや大ハマグリの白ワイン蒸しも作成していた。
お酒のおつまみには欠かせない二品とのことだが……まあ、すぐに酒呑みたちが食べていく。
他にも覇竜枝豆の塩ゆで、プラーナ村の芋を使ったフライドポテトなど、追加のおつまみを仕上げていくのも忘れない。
「い~~~~っぱいあるから、遠慮なく食べてね」
そうして出来ていくおつまみを、レーカもヘルミーネも食べて。
「んー、最高なのらー!」
そんなヘルミーネの本当に幸せそうな声が響く。そうした「楽しさ」こそが、お酒を飲む場ではもっとも嬉しい感想だろう。
だから、今日この日は……幸せな1日だったと、そう言い切れるのだ。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
天野は甘いワインが好きです。
GMコメント
洞窟に行ってワインを持って帰ってくるシナリオです。
洞窟とはいえ穴が空いてるだけの小さなもので、そういう理由からワインの貯蔵庫に使われています。
樽には「赤」「白」と書いてあるので迷わず持って帰れるでしょう。
現場付近をウロウロしているネオサイクロプスには早めにお帰り頂き、ワインとおつまみで呑み会を楽しみましょう!
はい、どっちかというと呑み会が本番です。
なお、お子様には今回「竜鱗葡萄のジュース」が用意されています。こちらも赤と白があるので、お好きな方を。
なお、ワインの方は赤が甘口、白が辛口です。
●グルメなネオサイクロプス
覇竜領域デザストルを闊歩する強大なモンスターのうちの1体。
1つ目の巨人ですが、今回は武器を持っていないようです。
ただし、邪魔する者を大暴れで踏み潰そうとしてくるようです。
完全に倒そうとすると周囲の強大なモンスターの興味を引いてしまうので、なんとか向こうには諦めて頂きましょう。
●黒鉄・相賀(くろがね・そうが)
亜竜集落フリアノンで酒職人を営む亜竜種の老人。
それなりに戦えるらしいのですが、今回はついてきてくれません。
気の良い酔っ払いに見えますが、概ねその通りです。
義理には相応の友好を、不義理には相応の冷徹さを返してきます。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
地図通りのルートに沿っている限り、想定外の事態は絶対に起こりません。
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