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シナリオ詳細

のそのそ歩く

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●のそのそ歩く
 覇竜には色々なモンスターがいる。
 それは人型であったり、動物型であったり、虫型であったりする。
 それらは覇竜で覇権を争い、時として亜竜種にその牙をむく。
 しかし基本的に無害な生き物もいて……それらを亜竜種は上手く利用したりもする。
 それらは、覇竜において亜竜種が生き残るには大切で、しかし彼等が図太く生きていけるやり方でもある。
「ふー……」
 のそのそ歩くソレは……丘、だろうか?
 硬い土台の上に置かれた小屋は、何やら特殊な方法で固定されているようだが……いや、丘ではない。
 これは甲羅だ。巨大なリクガメの甲羅に小屋を固定しているのだ。
 何やら梯子も垂れ下がっている辺り、そういう使い方をしてかなり長いのだろう。だが、操主らしき者は居ない。
 まあ、当然だろう。操縦できるはずもない。
「この調子なら、3日後には次の集落につくかね……?」
 このリクガメ型モンスターの名前は、デザストルオオリクガメ。
 その巨大な体躯でのそのそと決まった区間を歩く生物で、生涯そのルートのみを進み続けるという生き物だ。
 性格は基本的におおらかで、壊そうというのでなければ何かが甲羅の上にいても全く気にしない。
 個体によっては亜竜の住み家になっていたりもするが……このデザストルオオリクガメは、亜竜種が乗合馬車か何かのように利用しているようだった。
 しかし、どうしたことだろう。デザストルオオリクガメはその場で立ち止まり、じっと遠くを見るように首を向けていた。
「……なんだあ?」
 男はラサから入ってきた遠眼鏡を向けると「げっ」と声をあげる。
「トーチャースネイク……アレのせいか」
 巨大な蛇型亜竜。あれが居座っている限りデザストルオオリクガメは動かないだろう。
 男はそれを悟り。大きく溜息をついた。

●進路確保の依頼
「今回はまあ単純な依頼でのう」
『フリアノンの酒職人』黒鉄・相賀(p3n000250)はそう言うと、一枚の絵を差し出した。
 甲羅の上に家のくっついている大きなリクガメの絵……だろうか?
「こいつはデザストルオオリクガメというてな。まあ、外で言う乗合馬車のように使われとる生物じゃの」
 とはいえ、馬のように自由に操れるわけではない。
 たまたま利用できそうなルートを通るデザストルオオリクガメに乗っかるだけの話だ。
 デザストルオオリクガメは勝手に動くし、亜竜種は止まってほしい場所で餌などを投げて立ち止まってもらう。
 まあ、そういう関係なわけだが……どうにもそろそろ到着するはずのデザストルオオリクガメが来ない。
 その理由が、ルート上に大きな亜竜が居座っているのが原因であるようなのだ。
「トーチャースネイク。火を吐く狂暴な亜竜でのう。デザストルオオリクガメは戦うのが面倒なんじゃろうな」
 しかしトーチャースネイクも何かを感じているのか動く様子がない。
 となれば、強制的に一当てしてどいてもらうしかない。
「ま、面倒だと思ったらトーチャースネイクも逃げるじゃろ。そしたらそのまま、デザストルオオリクガメのところに伝えに行ってもらえんかの」
 デザストルオオリクガメ自身気付いて動くだろうが……まあ、つまり。そのまま乗ってフリアノンに帰ってこいということだ。
「中々楽しいぞ? アレはの」

GMコメント

トーチャースネイクはある程度ダメージを与えれば逃げていきます。
その後は教えられたルートをダッシュしてデザストルオオリクガメに乗りましょう。
そのままフリアノンまで帰ってこれます。

以下、必要情報です。

トーチャースネイク
全長9mの赤い蛇。強烈な火炎放射で相手を燃やしてしまうことから名づけられました。
攻撃は火炎放射一択ですが、範囲が調整可能であるようです。
一点集中時は火が青くなり、威力が上がります。
ある程度ダメージを与えると逃亡します。

デザストルオオリクガメ
全長25m。でっかいリクガメ。上に特殊な方法で小屋をくっつけてあります。
縄梯子もたれているので、上に乗っかることが出来ます。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • のそのそ歩く完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2022年05月26日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ノリア・ソーリア(p3p000062)
半透明の人魚
リリー・シャルラハ(p3p000955)
自在の名手
白波 狛斗(p3p009017)
迷いの拳
エーレン・キリエ(p3p009844)
特異運命座標
ユーフォニー(p3p010323)
竜域の娘
炎 練倒(p3p010353)
ノットプリズン
紲 董馬(p3p010456)
紲家
フロイント ハイン(p3p010570)
謳う死神

リプレイ

●蛇との遭遇
「蛇にも 理由が ありそうですから あらそわずにすめば いいのですけれど そう うまくは ゆかないようでしたら わたしも ひと肌 脱ぐとしますの」
 今回は 後輩イレギュラーズが たくさんですから 皆様の安全の確保も がんばりますの、と。
 『半透明の人魚』ノリア・ソーリア(p3p000062)はそんなことを口にする。
 デザストルオオリクガメ。覇竜において乗合馬車のように使われているソレのルートを塞ぐ蛇をどうにかする為にやってきたノリアたちだが、決してそれを力尽くでどうにかしようとは思っていなかった。
 何しろ、今のところ人的被害が出ておらず「邪魔」なだけなのだ。戦闘以外で解決しようという考えが出てくるのも当然と言えるだろう。
「あっまた亀だ。しかもまたおっきい。……でも今度は守らなくちゃいけない方だねっ。がんばろー」
 そんなことを言う『自在の名手』リリー・シャルラハ(p3p000955)は以前メガロックタートルという別の亀に会っているが……今回の方が5m大きかったりする。
「とはいえ、蛇の方もなにか都合があるのかな、ちょーっとギフトで話しかけてみよっか……いやダメな気がしてるけど。でも出来るだけ説得方面で、何とか……じゃないとリリー手加減がちょっとできないから……主にBSのせいで……。というか蛇もおっきい……。いやリリーから見たらどっちもおっきいけど。怖いかって言われるとそうでもないけどっ」
 悩み過ぎて混乱するリリーだが……ノリアのように先輩として、というのも大きいのだろう。
「デザストルオオリクガメ……話には聞いたことはあったが実物を見るのは初めてであるな。これだけ大きく同じルートしか通らないとなればそれだけ強いのかそれとも他にも何か理由があるのか気になるが先ずはトーチャースネイクをどうにかせねばな」
「もしかしたら卵とか子供とか、一緒にいたりしないかな?」
「確かに、そうですね。気をつけて見てみる価値は、あると思います」
 そんな中、『ノットプリズン』炎 練倒(p3p010353)と『紲家』紲 董馬(p3p010456)、そして『友人/死神』フロイント ハイン(p3p010570)は自由な意見を交わし合っている。
「あ、何か取ってきてほしいものとかあったら行ってくるぞ。どうやら俺が一番足が早いからな」
(あいにく俺はトーチャースネイクが居座っている理由を探るような手立てはないが、仲間にはいくらか心当たりがありそうだ。
まずはみんなに一通りそれを試してもらおう)
 『特異運命座標』エーレン・キリエ(p3p009844)はそんな彼等を見ながら一歩下がって見守るような態度だが……その分、サポートに関してはしっかりとやるつもりだった。
「過去の事例からいうと……うーん……」
「戦わずに済むならそれにこしたことはないが亜竜相手ならやはり相応の知識が必要であり吾輩にはトーチャースネイクの知識が不足しており難しかろう。説得に手伝えることがあれば手伝おう」
 『未来を願う』ユーフォニー(p3p010323)が聞き込みから得られた情報を元に錬倒や董馬、ハインたちと悩んでいるが……つまるところ、そんな光景を見てしまったからかもしれない。
 事実ユーフォニーは相賀やフリアノンの住人に過去に同様のことがなかったか、その時の原因、解決方法などを聞き込みしていた。
 それがどの程度役に立つかはまだ分からないが……無駄になる事は無いだろう。何事も事前に準備した者こそが道を拓けるのだから。
「正直、活動してない間に特異運命座標の活動範囲は随分と広くなったんだな、と感心したよ。練達から俺は出てなかったっていうのもあるが、いざこうして世界に出て景色を見ると圧倒されるな。此処が覇竜領域、って奴か……」
 そんな中、『迷いの拳』白波 狛斗(p3p009017)は覇竜の光景を見ながらそう呟く。
 イレギュラーズ……特定運命座標の冒険の舞台も随分と広がった。かの浮遊島アーカーシュもそうだが、やはり今一番アツい舞台はこの覇竜領域であるだろう。
 歴戦のイレギュラーズをもってしてなお、命の危険がすぐそこにある。
 そんな危険でありながら未知が山のようにある場所。それがこの覇竜という場所だ。
 言ってみれば狛斗は一瞬にしてイレギュラーズの「最新」に追いついたのであって、それは狛斗の感覚の鋭さを示すものでもあっただろう。
「まあ、何処に居ようが俺達のやる事は変わらない依頼に参加する以上は全力で成功を目指す、それだけだな」
 そう、結局のところはそれが真理だ。そして、そんな狛斗たちの行く先に……ついに、その目標が現れたのだ。

●デザストルオオリクガメ
「それで、アレが例のトーチャースネイクか……」
 狛斗はそう呟き、全長8mに及ぶ巨大な蛇を見上げる。
「弱音を吐く気は無いが、あれだけのサイズの敵相手に何処まで通じるかってのが実感がないんだよな。正直、経験が足りなさ過ぎて何かを判断する事が難しいからさ」
 とはいえ、一度前に出るなら後は覚悟を決めて拳を固めるだけだな……と狛斗は拳を握る。
 まだ動くのは早い。やるのは交渉に失敗してからだ。もっとも交渉が上手くいくかは分からないが……。
 まずはユーフォニーがトーチャースネイクに動物疎通で、どうしてその場所に留まっているのか、困っていることがあるなら力になれないか聞いてみようとする……が、返答はない。
 ならばと続けて董馬が目が見えるくらいの距離で、両手を広げてアピールする。
 ボディランゲージは野生生物との対話においては基本。会話に織り交ぜるのは間違っていないはずだ。
「こんにちわ。そこで何してるのかな?」
 董馬はそんな挨拶から始めていく。幸いにもボディランゲージによるアピールは通じたようで、あるいはユーフォニーが先陣を切って話しかけたのも興味を引いたのだろう。少なくともまだ攻撃してくる気配はない。
「トーチャーさんも大きくて格好いいなぁ」
 だからこそ董馬はそう話しかけ、ユーフォニーも再度の会話に加わっていく。
「ボクたちは出来れば危ない事したくないんだ。手伝えることが有れば教えてほしいな。亀さんはそこしか通れないの、お願いだから少しだけ動いてくれないかな?」
 お腹空いてたらお肉とか後で持ってくるよ、と続けるが……トーチャースネイクから返ってきたのは「動いてほしければ動かしてみろ」という意思だった。
「……あっ駄目? 仕方ない、なんとかどかそっか」
「やはりやるしか、ないのでしょうか」
「だな」
 リリーにハインとエーレンも頷き、エーレンはサザンクロスに手をかける。
「鳴神抜刀流、霧江詠蓮だ。すまないがそこに居られると交通の邪魔でな。恨みはないが、どいてもらうぞ」
 ……が、そこで最終手段として待機していたノリアが動き出す。
「わたしが 囮役をやりますの 火にはつよい わたしなら きっと 適役でしょうから」
 そう、ノリアは交渉の間にトーチャースネイクとの交渉の失敗に備えてあらかじめ準備をしていたのだ。
「蛇は 体温に反応すると 聞きますから 体を あたためておいたんですの そうやって おいしそうな温度に なっておけば わたしの自慢の つるんとしたゼラチン質のしっぽに 興味を持たせやすくなっているはずですの……!」
 食材としての適性のある、ノリアのつるんとしたゼラチン質のしっぽ。
 あまりにも身体を張っているが、これもまたノリアの武器である。
「さあ…… ここに おいしい のれそれが ありますの 特級天然海塩をそえて ミネラル分もアップ」
 昔ながらの製法で丁寧に作られた、特級品の海塩をわざわざ持ってきている辺りノリアの準備は完璧だ。
「これで うまく 食いついてくれれば……よけいな戦いはせずに 連れ出すことが できますの じっさいには わたしが 前から ひっぱると同時に 皆様が 後ろから 攻撃をして いやがらせなければ ならないかもしれないでしょうけれど でも…… ひとたび 動かすことが できたなら…… あとは わたしが 蛇をつれて 逃げるだけですの!」
 言いながらノリアが尻尾をフリフリすれば、トーチャースネイクの視線も動いて。
「これは……」
 狛斗が見守る中で、ノリアは見事にトーチャースネイクを連れて何処かへ消えていく。
 ちなみに勿論逃げる為のルートも戻ってくるためのルートも相談済だ。
 そうして、やがて戻ってきたノリアを見て狛斗は思わず「ハハッ」と笑うが……これもまた、イレギュラーズの戦い方の1つだろう。
 何はともあれ、解決したならばあとはデザストルオオリクガメである。全速力でデザストルオオリクガメがやってくる方向へと無向かえば、そこにはノソノソと歩き始めた巨体があった。
「――先人は言った。“デカい動物、それは男子永遠の憧れなのだ”と。前回これを言ったのはカブトムシだったが、今回は亀か。
亀も大きいと迫力あるなあ」
 手をひさしにして眺めていたエーレンだが、こうしてはいられないとデザストルオオリクガメに登り、そのまま跳躍で屋根の上まで登っていく。こういうものは耐久性が重要だが、エーレンが乗ったところで壊れないと一目見て判断できたのだ。
「いやはや、風が気持ちいいな。それに見晴らしも素晴らしい。フリアノンも遠くに見える気がするな。風花の背で飛べば当然これより高いが、こののんびりした空気は変えがたい……ああ、誰か一緒に登るか?」
 リトルワイバーンの名前を出しながら、エーレンはそう呟くが……全長25mのさらに上からの景色は、中々楽しめるものではない。
「うわーたかーい! 遠くまで見えるね!」
 エーレンに手を貸してもらって小屋の上に登った董馬もそんな声をあげるが、本当に良い景色だ。
「こういう旅もいいですね♪ 私、あれやりたいです! 降りるとき、甲羅を滑り台みたいにしゅーーって♪」
 ドラネコのミーフィアたちと共に風景を楽しんでいたユーフォニーがそんな事を言うが、それが出来るかは運であるらしい。
 何しろ足も立派なリクガメだ。甲羅から滑り落ちた後に地面にドシンと落ちてしまうだけの空間がある。
 まあ、デザストルオオリクガメの好物まで買ってきたのだ。あるいはそのくらいサービスしてくれるかもしれない。
「あるく振動が まるで 海みたいで おちつきますの」
 今日一番頑張って……というか身体を張ったノリアが小屋の中でぐったりしながらそう呟く。
 確かに海の中で揺られているような、そんな居心地の良さはあるかもしれない。
「リョクに乗って飛んで、リクガメの頭に乗ってみようかなっ? 背中もいいけれど、そっちはそっちで面白いかもしれないしっ。ゆったり歩いてるなら問題はないでしょっ。……危ないとか言われたら背中に戻るけどっ」
 リリーも呟きながら、デザストルオオリクガメの頭を見る。
 周囲を確認するようにきょろきょろと見回し動いてはいるが……まあ、落ちないように気をつければ可能だろう。
「というかほーんとおっきいね……これよりもっと大きい亀も見たことあるにはあるけど……その時は乗れたりしなかったしねっ。今回はちょっと楽しんじゃおっかな?」
 そう、今は楽しんで良い時間だ。だからこそ狛斗もデザストルオオリクガメの甲羅の上に、身体を投げ出す。
「あー、もう無理。これ以上気は張ってられん」
 気を張っている必要もない。頼りになる仲間もいて、今日の仕事も終わった。
 ならばあとは、のんびりしたっていいのだろう。
 まさか、今日の依頼がこうなるとは思わなかったが……だからこそやりがいもある。
「未来がどうなるかは解らなくても、出来る事はある……暫くはとりあえず歩いて見れば、またその内に俺も自分の目的を見つけられるかもしれないしな」
 あるいは歩いて振り返った先に「ああ、これが俺の目的だったのか」と気付くかもしれない。
 それは、今の狛斗には分からないけども。
 ふと視線を向けた先では、錬倒が何かやっている。
 どうやら甲羅を軽く叩いたり甲羅の上であちこち歩いて調査しているようだが……。
「ふむ、この固い甲羅なら生半可な亜竜では破壊出来ぬであろうな」
 だからこそ、こんな風に利用されているのだろう。
 一頻り調べて納得すると、錬倒は携行品として持ち込んだ辛さ最大で頼んだゴリョウ特製カレー弁当を食べ始める。。
「景色の良い高い所で食べるのもまた格別であるな……か、か、辛~い!? う、旨いのだか途轍もなく辛いである! ドラゴンロアの火炎無効は辛い物には発動しないであるか!?」
 カレー弁当の辛さにのたうち回りつつ完食し甲羅の上に倒れる錬倒だが……空さと火炎は別物なので、錬倒流のギャグなのだろう。
 そんな仲間達を見て、デザストルオオリクガメの上から見える光景を見て。ハインは考える。
(巨大な亀。確かに珍しくはあります。ですが、それだけです。ソウガさんは「中々楽しい」と話していましたケド、ボクには良くわかりません。けれども、きっと皆さんは楽しそうです)
 見ているうちに、ハインは何だかうずうずしてくるのを感じていた。
(無駄でしかないというのに)
 そうは思う。けれども。
「……その無駄を楽しむのが、ヒトらしさの一つなのでしょうか」
 今のボクは、きっと、生意気に見えることでしょう……と。ハインはそう自嘲する。
(達観も、度が過ぎれば悪趣味です。そう、これは皆さんとの協調のため)
 そう自分に言い聞かせ、ハインは仲間と共に遊ぶことに決めます。まずはそう、一番近くにいるユーフォニーとからだろうか?
(『無駄』なことに全力を尽くす。理解し難いことに、ボクの心はそれに順応し始めています)
 それはきっと、悪い事ではない。
「何だか……楽しいかも、しれません」
(理解し難いです。ですが、『理解し難い』と『理解できない』は違います。明白に。明確に)
 まだ理解できたわけではない。けれども。
  相賀の言っていた言葉の意味が、少しだけ理解できたような、そんな気がして。ハインは仲間達の喧騒に混ざっていく。
 それはきっと、とても平和で幸せな光景だっただろう。

成否

成功

MVP

ノリア・ソーリア(p3p000062)
半透明の人魚

状態異常

なし

あとがき

まさか説得にくるとは!
でもそんな皆さんが天野は大好きです。

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