PandoraPartyProject

シナリオ詳細

試練の名、それは愛

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●正義と法と面子の都合
「外はお暑いでしょう。その法衣で過ごされるさぞお辛いのでは?」
 『博愛声義』垂水 公直(p3n000021)は真っ直ぐに立ち、クリップボードと交互に視線を向けつつ眼前の男を気遣う。法衣に包まれた顔は汗の玉ひとつ浮かず、老齢の域に差し掛かってなお、その目には鋭さが宿っていた。
「神の寵愛を受け、その愛を伝導せし我らに『辛い』などという戯言は通用せぬのだ、お客人。残念ながら、神の愛が遍(あまね)く民に理解され得ないのは我々の不徳。この姿であることもまた信仰の証明にして罰であるのだ」
 そう言って法衣の老人、すなわち聖教国ネメシスの司教は気遣い無用と首を振る。……公直は天義側から依頼の斡旋ということで呼びつけられたのだ。彼らはどうやら、法衣で暑さに耐えることはできても眼前の『信仰を異にする者』へと赴いたり、頭を下げることは耐え難いようだ。
「つまり、罰を受けるに値する不信心者をローレットで討て、と。……ご自慢の神聖騎士では対処できない、と?」
「遺憾ながら、十分ではない」
 公直の問いに、苦々しげに司教は応じた。話の経緯は極めて単純明快で、天義で盗みを働いた女性が子を連れて森の奥へと入り込み、追跡が困難になったということらしい。
 貧困が試練だとうそぶく彼らにとって、女性の行為は……魔種にそそのかされたがゆえの行為であり、彼女自身も魔に落ちている可能性ありとして討伐を望んでいる。盗品を口にしたであろう彼女の子もまた、殺されるべきだと。
 それでも彼女らを内々に処理できなかった理由は、その森に住むという『番人』の存在が大きいようだ。
「番人、といっても単一ではない。大男の背ほどもある狼の群れがあの森に潜んでいる。森そのものの実りを考えれば、彼奴らを討っておきたいが手の空いた騎士では荷が勝ちすぎる」
 それに、と司教は言葉を切り、理解を求めるように鋭い視線を向けてきた。
「罪人は人の手、我らの刃で断罪せねばならぬ。我ら、あるいは貴兄らの手であれば神はお認めになるだろう。人の仇となる獣の腹に収めさせることだけは罷り成らぬ」
 分かってもらえないか、と問うてきた司教に、内心で『分かってたまるか』と吐き捨てながら、公直は慇懃に頭を下げ、踵を返した。

GMコメント

 晒し首なのか牛挽きなのか鋸挽きなのかソレ以上のやべー刑なのか、私気になります。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はAです。
 想定外の事態は絶対に起こりません。

●達成条件
 盗人とその子供の捕縛もしくは殺害(獣に殺されていた場合、欺瞞行為の程度により報酬額が変動する等可能性あり)

●盗人+子供
 貧困にさらされ、結果として盗品で食いつないだ母と子。天義基準で言えば『貧困の試練を自助努力で切り抜けられず、魔種の誘惑に乗って罪を重ねた罪人』ということになるか。
 盗人は気配を察知するスキルと気配を欺瞞するスキルを持つが、戦闘能力は皆無に等しい。子供に特殊な技能などはない。

●森の番人×5
 天義国内の森に生息する狼のなかでもとりわけ大きい個体群。体高1.7m、体長2mを超える。
・森林機動(パッシブ。戦闘中『一度だけ』マーク・ブロックを無視して移動できる)
・大爪(近物単・出血・CT中)
・噛みつき(至物単・ショック。次行動で必ず『待機』を選択するようになり、ブロック相当の効果を得る)
・遠吠え(自付単・副・CT/攻撃力増)

●戦場
 天義国内、森林奥地。
 木々が茂っているためポールウェポン(超重・長柄武器)に該当するものの命中判定に若干の不利があります(GM判断)。
 戦闘開始時、盗人と森の番人の間に割って入る形になります。
 盗人達は逃走を試みますが、子連れのため戦闘終了後に追い、気配を殺されて探索が手こずっても相手方が野垂れ死ぬ可能性は高くないでしょう。
 森の番人に殺される危険性の方がずっと高いです。

 どっちに転んでも後味はよろしくないですが、よろしければどうぞ。

  • 試練の名、それは愛完了
  • GM名三白累
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2018年08月17日 21時45分
  • 参加人数8/8人
  • 相談6日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ギルバート・クロロック(p3p000415)
九鬼 我那覇(p3p001256)
三面六臂
陰陽 の 朱鷺(p3p001808)
ずれた感性
鬼桜 雪之丞(p3p002312)
白秘夜叉
アグライア=O=フォーティス(p3p002314)
砂漠の光
アマリリス(p3p004731)
倖せ者の花束
村昌 美弥妃(p3p005148)
不運な幸運
津久見・弥恵(p3p005208)
薔薇の舞踏

リプレイ

●狂信の名、それは善意
 悲鳴をあげる暇さえ、小さい肉体に与えられることはなかった。
 『戦花』アマリリス(p3p004731)が突き出した鉄帝の遺物は、子供の心臓を貫き、一拍のうちに死をもたらす。抱きかかえる母の腕ごと、背後の樹に縫い付けられた矮躯の目から光は失せ、血の流れる音と滴る音だけが母の鼓膜を打ち鳴らす。
(せめて、一緒に逝かせる事こそ慈悲……だと、思っていたんデスがねぇ)
 『不運な幸運』村昌 美弥妃(p3p005148)は、得物を引き抜くその容赦のない手際から垣間見える残酷さと、動けぬ母に代わり、子供のまぶたをおろした慈悲深さとが両立するアマリリスの姿とに、内心で動揺を隠せずにいた。
「お母さま。貴方の愛は本物である事だけは間違いありません」
 ですが、悪は悪。処されるべき罪である、と彼女は告げる。
「……死に場所を選ばせてあげることはできないのですか」
 陰陽 の 朱鷺(p3p001808)はわずかに動く体に鞭打ち、急速に死へと向かう女へと目線を向ける。腕の切断面からしとどに血を流す彼女は、幾ばくもかからず死に至るだろう。
「騎士様。この子が私を置いて先に逝ったことは、慈悲でありましょうか」
 だが、母である女はいやにはっきりとした声でアマリリスに問う。意識が薄れかかった目で。だが確かに目の焦点は、彼女に合わせて。
「貴女の愛は、貴女の正義に従ったもの。私の正義は、天義のために」
 剣を構えた騎士と死に際の女、視線を交わした両者は互いの意図を理解する。滑り落ちた首は最後まで恨みに染まることはなく。
 わかりきっていた結末を前に、『三面六臂』九鬼 我那覇(p3p001256)は土を掴み、やりきれぬ念を押し殺す。彼にも誰にも、この事実を非難する権利などないのだ。

●魂の声、それは絶望
「天義の在り方とは、拙の理解の外にあるようです」
 『朱鬼』鬼桜 雪之丞(p3p002312)は小太刀を抜き、挑むように森の番人たる狼と対峙する。その所作、言葉のひとつひとつが相手に対する言外の威圧となり、敵であると認識させる。敵意は声にて吐き出すのみに非ず。数体の狼は、彼女を明確な敵と認識する。
「貴方達に構っている暇は無いのです、邪魔立てするなら容赦はしませんよ!」
 『砂漠の光』アグライア=O=フォーティス(p3p002314)は直剣を狼に向け、その身に蒼い光を纏う。障壁であり敵意であり、挑戦者であることをことさら強く印象づけるその輝きを見て「敵にあらじ」と思う者はいるだろうか? 否である。狼達の唸り声はいよいよ低くなり、アグライアを視界に収めた個体は必ずしも、という決意とともに彼女を狙うことだろう。
 2人の敵意を受け、優先して討つべしと認めた5体の狼が背後で惑う母子を襲うことはないだろう。……少なくとも数十秒の猶予は得た。
 怒りに任せ突っ込んできた狼の鼻先に『梟』ギルバート・クロロック(p3p000415)の呪符が飛ぶ。朱鷺の魔術が動きを制すべく振るわれる。
「舞台を彩る月の華、津久見弥恵参ります!」
『月影の舞姫』津久見・弥恵(p3p005208)は高らかに宣言し、巧みな踏み込みから狼の運命に介入し、打撃を与えんと試みる。
 だが、動きに合わせるように足を止めた狼への影響は浅い。技法そのものが攻め手として昇華された彼女と、野生の生き様を力に変えた獣の在り方はまるで異なり、優劣はつけ難いが……一瞬の攻防に限り、狼の爪がより深く弥恵に食い込む格好となった。
「救えぬなら、理不尽な死だけは避けるのである。さっさと片付けて適切に始末するだけである」
 我那覇は未だ、仲間達の打ち出した方針に対して無条件で首を縦にふることが出来なかった。この世から去るまでの時間をもう少し与えてやれまいか、そう考える彼が誤りであるとは誰も言うまい。
 ただ、それを通すに足る理屈も道理も、覆すだけの奇策も彼の手にはなかっただけだ。
 鬱憤を晴らすように息を吐き出し、身構えた彼は狼の前に立ち、仲間達へと背で語る。先陣を切る我を見よ、これに続けと。
 迫る巨躯の威圧感は並ならぬものがあるが、地に根ざしたかの如く踏みしめた足は、不退転の覚悟をありありと示していた。

 母子は、突然の事態の変化に意識がついていけなかった。
 獣を欺いて逃げ、あるいは見つかりを繰り返し、最後の最後にヘマを打って逃げ場なし、といえる状況。それらを足止めしている者達は、神が遣わした好機であろうか。
 降って湧いた好機に母が頬を緩め、すかさず逃走を選ぼうとしたのは良い判断である。好意は好意として、正しく享受したうえで己の危機を忘れぬ者の動きだ。
「今逃げても、捕まっても、どの道を辿ってもきっとあなたたちは死ぬでしょうねぇ……」
 美弥妃は母の退路にすばやく立ちふさがると、ついと背後に視線を飛ばす。
「天義の騎士たるこのアマリリスが、代わりに悪を処します」
 得物を抜き、怒りや動揺や逡巡の影を一切見せず、アマリリスが宣言する。すがりつく子の目を隠すように抱きかかえた母の顔には、怯えと、僅かな色が垣間見えた。
 イレギュラーズ達を排除すべき敵と認識した獣達は、猛然と目の前の相手に対し飛びかかる。
 名乗りを上げた者達との戦いとなれば、その勢いはより激しい。
「天義の道理は理解できませぬが、獣の道理は理解できます……飢えていらっしゃる」
 雪之丞は真正面から狼の牙を深く受け、これみよがりに振り回される。逃がすつもりはない、といいたいのだろうが、それは悪手である・
 わずかに浮いた姿勢なら強引に相手を蹴り、彼我の距離を詰めた雪之丞が蒼く輝く刃を突きこんでいく。負傷を度外視した捨て身の攻め、敵の骨を断つための斬撃は、それに見合う手傷を狼に与えた。
「ヴルル」
 獣の狩りに手抜かりはない。今のやりとりで相手が危険と判断したその個体は、さらに狡猾に動くだろう。
 治癒の符や術式で癒えた傷に指を這わせ、雪之丞の目が鋭くなる。あんなものを何度も受けられぬが、挑発した以上は覚悟を決めねばならない。
 他方、爪と拳とを目まぐるしく打ち合わせる狼と我那覇の戦いは、拮抗状態とは程遠い。爪の精度、牙の不意打ち。それらを彼は、徐々に捌けなくなっていたのだ。
 至近距離での飾りない乱打戦は、消耗を抑えた方が勝つ。ギルバードが間に入り、攻めのリズムを崩そうとするが、術式は非ぬ方向へそれ、治療にしても十全の効果を発揮しない。
 一歩退き、二歩でふらつき、三歩踏み込んだ狼の喉は敵意露わな咆哮を響かせ、2人の戦士の連携を、猛然と切り潰していった。
(母子は放っておいても他の方々が『その時』まで守ってくれるでしょう。となると、狼達の足止めですが……)
 朱鷺は狼達との距離を取りながら、マジックロープによる牽制を続けていた。確実に動きを止めらるか、といえば精度面で不安は残るが、それでも仲間達がカバーしきれぬ狼の動きを時に足止めし、十分な猶予を作り出している。相手の速度はときに彼女を超えて傷をもたらすが、自身の治療と美弥妃の治療とを合わせることで、何とか踏みとどまっている状態だ。
 それに、彼女とてサシで狼と対峙しているわけではない。
「ならぬものはならぬ、と教えることは正しいことです。人を襲うならばあなた達は撃退せねばならない。……盗みを働いた罪人は、罰を受けなければ」
 弥恵は朱鷺が動きを止めた狼へ蹴りを放ち、着実にその傷を増やしていく。多くの傷を重ねてもな獰猛に吠える敵の威圧感は、やはり彼女ひとりで背負うには荷が勝ちすぎる。
 だが、仲間との連携が、母子を任せた者達への信頼が、彼女の多くはない経験で培ったあらゆる意識がさらに一歩を踏み込ませる。遠吠えとともに突き出された爪の鋭さは、ともすれば避けらるものではなかっただろう。偶然、あるいは彼女の幸運は、木漏れ日に映える彼女のドレスの輝きの如くに儚い。
 狼の頭部へと巻き付いた足を捻り、地面めがけて身をひねる。重量差を考えれば信じがたいほど簡単に、狼は弥恵の動きに同期し、頭部から地面へと叩きつけられた。
「……まだ動きますか。これは観光どころではありませんねぇ」
 自嘲気味に呟く朱鷺は、想像以上の苦戦を強いられる事実を感じ取り、背筋を寒いものが駆ける感覚に肩を抱いた。

●咆哮の名、それは暇乞い
 アグライアの正剣と、咆哮を交えた狼の爪とが互いを狙って宙を裂く。リーチは彼女が、精度と威力は獣がわずかに上回り、両者の腕、もしくは前足を鋭く傷つける。
 絡みつくような軌道をもって次々と振るわれた爪を剣で、あるいは蒼い障壁で捌きつつ、アグライアは徐々に狼を追い詰めつつあった。同じ回数相手を刻めば、傷ついてなお相手を苛む彼女の魔力が先んじる。
 怒りと本能をないまぜにした狼の咆哮はあきらかに彼女に向けられている。そして、他の狼達も……彼女を狙う者は、居る。
 再び襲いかかってきた狼の喉へと、アグライアの剣が奔る。喉を貫かれてなお、最後の抵抗とばかりに腕へ噛み付いた狼の影から、ボロボロの狼が現れた……我那覇との戦闘を抜け出すように宙を舞い、踏み込んできた狼の爪。かわす暇などなかった。今度は彼女が、その喉を引き裂かれる――。

「逃げぬのですね、あなた達は」
 雪之丞は、地面に引き倒した狼の目を覗き込みながら問いかけた。未だ戦意旺盛、命尽きることを厭わぬ姿勢は、『番人』ともてはやされる獣の挟持か、それとも本能か。彼女には理解できなかった。倒れるまではいかずとも深い傷を負い、膝をついた彼女の周囲は……なるほど、酷い状況だった。
 数名はすでに地に伏して起き上がる事ができず、治療できる者は数名が傷つき倒れている。美弥妃が母子を牽制しつつ治療に周りはしたが、魔力の量が負傷の量に到底見合うものではない。彼女は人事を尽くしたが。それでも何とも出来ない事はあるということだ。
 ……そしてアグライアは。
 血の海の中にあって、2体の狼の死骸に祈るように、正剣を突き立てていた。意識が断ち切られる寸前に燃え上がった運命の息吹は、彼女の剣閃を……喉を貫いた狼ごともう1体に叩きつけるという選択をさせたのだ。
 彼女の思考の隅では、未だに母子の声が鳴り止まない。逃げよう、などという感情ならとうに失せた。
 ただただ理不尽を前にした絶望だけが、彼女らの思考を支配しているのだ。

「どんな理由であれ、貴方のやったことは盗人。盗人は、罪人……不正義です。不正義は天義では許されぬ事と知っての行動故に処します」
 アマリリスの厳かな――『天義』に属さぬ者にとって独善とすら思える宣言は、子供の思考では理解できない。「でも」、と反抗しようとした子供は、冷たい視線に射抜かれて声を失う。
 逃げられぬことは明白……それでもわずかに腰を引いた母を止めたのは、雪之丞の提言。
「獣の餌となるより、魔に堕ちた者として処されるよりは、『罪人』でも人として裁定をくだされること。それは真っ当な終わりと思います」
 獣の本能、野生の律ではなく。
 魔に堕ちた者の討伐という、釈明も届かぬ闇に葬られる死でもなく。
 曲がりなりにも『罪人』として、人と人との会話を以て末期の在り方を問うイレギュラーズのやり方は、恐らく……天義にあって奇跡的なほどに人道的であったのかもしれぬ。
(このやり方が、猶予なき終わりを告げる物言いが……慈悲、なのであるか?)
 倒れた我那覇の身には声しか聞こえぬ。だが、たしかにそれは真綿で首を絞めるような、不幸の中にかろうじて幸運を見出すだけの行いであるように感じられた。
 それが慈悲、それが人道的だと言われても彼には理解が及ばない。だが、間違いなく最悪の手順よりはいくばくか『マシ』なのだ。

 うつむく母に視線を向け、得物に手をかけたアマリリスの足の甲を、木の枝が軽く叩く。見れば、子供が手にした木の枝で、彼女の足を縫い止めようとしたようだった。
 尤も、その程度で徹るものが騎士の装備であるわけがないのだが。
「貴方の行いも、天義の正義に反する罪なのでしょう。ですが――」
 それもまた、愛の形なのですね。
 声とともに、子供の心臓は母の腕ごと、樹に縫い留められた。

 後日、母子両者の遺体が依頼主の聖堂に運び込まれ、罪人として、しかし人として最低限の処置を施され、葬られたという報告がローレットへと届けられた。
 その顛末、手際、そして森の番人の排除が成ったことに、司教はいたく喜びを示したといい、成果に対し彼は幾つかの報奨を託したという。
 果たしてそれが、本人たちにとって望ましきものであるかは――彼らのみぞ知るだろう。

成否

成功

MVP

アグライア=O=フォーティス(p3p002314)
砂漠の光

状態異常

ギルバート・クロロック(p3p000415)[重傷]
九鬼 我那覇(p3p001256)[重傷]
三面六臂
陰陽 の 朱鷺(p3p001808)[重傷]
ずれた感性
アグライア=O=フォーティス(p3p002314)[重傷]
砂漠の光

あとがき

お疲れ様でした。
イレギュラーズの被害の程度はさておき、戦果としてはオーダーを一通りこなした扱いになります。
何名かに称号や簡易の報酬が下賜されたとか。確認してみてください。
でも、これが誇らしいかどうかは……人によるのでしょうか。

MVPは戦闘で狼に対するダメージディールと足止めの役割を十分に果たした貴女に。
あそこで倒れてたら狼は母子にまで行っていたかもしれません。

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