PandoraPartyProject

シナリオ詳細

破壊と暴走と策動

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●暗躍
 数々の危機が去った練達は、多大なる被害を受けている。
 竜の被害を受けてシステムが損傷したことにより、ロボットの暴走や一部システムエラーの連続など、未だ未だ生活に影響を及ぼす事態は多い。その事態を利用しようと、裏で暗躍する輩も――。

「――これであの企業を蹴落とせる」
「ウイルスを仕込んで、暴走させる手はずは完璧です」
「しかし……あまりにリスクが大きいのでは? それに、道徳的にも反して――」
「よりセンセーショナルになるだろう? 何も人殺しをさせようとしている訳じゃない。ある程度被害が大きい方が、向こうの企業のダメージも大きいじゃないか」
「…………」

●匿名のリーク
「カーネリアンという企業が、ライバル企業のロボットを意図的に暴走させる計画を立てているって、匿名のリークがあったんだけど――」
 竜襲撃の被害から未だ立て直しが進まない地域もある中、更に被害を悪化させかねない事態が発生しようとしている。
 イレギュラーズを招集した、自称『紅宵満月(くれない・みちる)』――『ゲーム研究室主任』陽田・遥(p3n000155)は、差し迫った状況について説明する。どちらも軍事兵器の製造に携わる企業で、練達の混乱に乗じて、ライバル企業を蹴落とす算段と考えられる。
「リークしてくれた人は、早い段階で計画から外されたらしくて……明確にはわからない部分もあるんだけど、ある程度の場所は特定できてるよ」
 満月はロボットが破壊行為を開始する恐れがある場所を示す。タブレットの液晶画面を通して満月が示した場所は、ハイウェイのど真ん中のようだった。満月は更に詳細を語る。
「この場所はハイウェイが道半ばで途切れて、破壊されたままの状態なんだよ。まだ工事も進んでなくて、現在は通行止めのままになってる。このハイウェイを更に崩壊させることで、カーネリアン社はライバル企業の評判を落としたいみたい」
 ハイウェイ周辺の警備をイレギュラーズに要請する満月だったが、「まったく! 迷惑なことしてくれるよね」と苛立った様子で語気を荒げていた。

●破壊と暴走
 ハイウェイ沿いの高架下付近――イレギュラーズ一同は、ハイウェイを支える柱を見上げられる場所を警戒し、見回りを続けていた。
 満月ら、研究所の助力もあり、周辺一帯の人の通行は制限されている。イレギュラーズ以外の人影は見当たらない。
 周囲にはまだ瓦礫の山も目立つ中、前触れもなくパラパラと残骸が崩れ落ちるのが確認できた。そして、確かに高架下へと近づく地響きを感じた。
 半壊している家屋の影から現れたのは、巨大な機体――掘削機、ショベルカーのようなアームを左右に備えた、二足歩行型のロボットだった。
 4体のロボットが姿を見せたところで、更にイレギュラーズは上空の無数の影に気づいた。
 何十という警備ドローンが、イレギュラーズの下に向かってくる。隊列を組むドローンは、ゴム弾を発射することでイレギュラーズに攻撃を加えてきた。
「皆、よく聞いて!」
 攻撃を始めるドローンの群れ、ハイウェイの柱を破壊しようとするロボットたちが迫る中、イレギュラーズに呼びかけるドローンが現れた。通信用のドローンのスピーカーから流れる声は、満月のものだった。
「あの警備用ドローンは、カーネリアン社のドローンが特殊な信号を出して操ってる! ドローンの中にカーネリアン社のロゴマークがないか探して――」
 満月が差し向けたドローンは、ゴム弾によって撃ち落とされ、アスファルトの上を転がった。

GMコメント

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

●成功条件
 暴走するロボット4体の撃破。

●戦闘場所について
 正午過ぎ、ハイウェイの高架下。ハイウェイの支柱のすぐそば。
 道路は分断され、通行止めになっている。イレギュラーズ以外の周辺の出入りは制限されている。

●ロボットについて
 ショベルカーのような長いアームが左右についた掘削機ロボット、計4体。
 (アームを含めた)全長約7メートル、幅約2メートル。
 ロボットの両脚には、ローラースケートのように底にキャタピラがついている。それを利用して滑走する。(最高時速70km)
 片方のアームで弾き飛ばす(物近単)、上半身を回転させながらアームで薙ぎ払う(物近範【防無】)などの攻撃を行う。

●ドローンについて
 計80体の警備ドローン。
 常に飛行状態(ペナルティあり、戦闘マニュアル参照)で、ゴム弾を射撃すること(物遠単)でイレギュラーズの妨害を図る。
 80体の中に、微妙に見た目の異なるドローンが紛れている。満月からの通信によれば、カーネリアン社のロゴマークが目印で、そのドローンを破壊すればすべてのドローンを無力化できるようだ。


 個性豊かなイレギュラーズの皆さんの参加をお待ちしています。

  • 破壊と暴走と策動完了
  • GM名夏雨
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2022年04月01日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談6日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ヨハン=レーム(p3p001117)
帝国軽騎兵隊客員軍医将校
DexM001型 7810番機 SpiegelⅡ(p3p001649)
ゲーミングしゅぴちゃん
仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
陰陽式
ルクト・ナード(p3p007354)
蒼空の眼
只野・黒子(p3p008597)
群鱗
暁 無黒(p3p009772)
No.696
エーレン・キリエ(p3p009844)
特異運命座標
リフィヌディオル(p3p010339)

リプレイ

「こんな時こそ皆で力を合わせなくはならないというのに、残念です」
 情報通り現れた4体の掘削機ロボットを見上げながら、リフィヌディオル(p3p010339)はつぶやいた。
 ゴム弾を撃つドローンの射撃を警戒しつつ、イレギュラーズはロボットの暴走を止めようと動き出す。
「しかし、とんでもない数だね――」
 『魔刻福音』ヨハン=レーム(p3p001117)は鳥の群れのように宙を飛び回るドローンの動きを注視する。内心では「帰りたいね」とぼやきつつも、ヨハンはより多くのドローンを制圧しようと行動を開始した。
 ドローンの群れの下へ突撃したヨハンは、自身を中心にして膨大な魔力を解き放つ。雷電のように周囲にほとばしる魔力に触れたドローンは、次々と影響を受けた。異様に鈍重になる機体の動き、スローモーションのように回転するプロペラは、ヨハンの停滞魔法がその威力を発揮した証だった。
 『陰陽式』仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)は、超人的な視力によってカーネリアン社のドローンを探そうと、感覚を研ぎ澄ます。ヨハンの魔力が捉えた一群の中に視線を巡らせたが、どこにも違いはない。
 汰磨羈と同様に飛び抜けた視力の持ち主である『特異運命座標』エーレン・キリエ(p3p009844)は、一群の向こうに紫のロゴのメッキが輝くドローンを見つけた。
「あそこだ……!」
 エーレンはそう言った直後にカーネリアン社のドローンに向けて雷撃を放った。
 エーレンが雷撃を放った方角を認めた汰磨羈は、咄嗟にドローンを斬り捨てながらその方角へ向かう。白桜の花弁が散るように発散される――激しく明滅する汰磨羈の霊気は、周囲の機体にも損傷を加えた。
 カーネリアン社のドローン目がけて並外れた跳躍を見せた汰磨羈は、着地した瞬間にゴム弾の雨を浴びそうになる。ドローンからの攻撃を回避することを余儀なくされ、汰磨羈は一度その場から退いた。
 カーネリアン社のドローンはすばやく姿をくらまし、多数のドローンの中に紛れ込んだ。
 他の者が多勢のドローンの対処に当たる一方で、ハイウェイに接近しようとするロボットを止める役目を担う者もいた。
 ――装甲、展開(スクリプト、オーバーライド)。
 ――戦闘機動構築開始(システムセットアップ)。
 ――動作正常(ステータスグリーン)。
 『ゲーミングしゅぴちゃん』DexM001型 7810番機 SpiegelⅡ(p3p001649)は全長2メートルの機動兵器を召喚し、兵器に騎乗する形でその装甲を身にまとう。
 ――いくよ、Spiegel。
「Jawohl(了解)」
 武装したSpiegelⅡは砲身を構えた直後、結界の役割を果たすナノマシンを、ハイウェイを中心にして展開する。意図的な破壊は防げないため、SpiegelⅡはロボットの動向に注意を払う。
 ハイウェイの防衛のため、『群鱗』只野・黒子(p3p008597)もロボットを引き離そうと能力を発揮した。ブリザードのように放たれる呪力の類で、黒子はロボットらの動きを封じにかかる。激しく吹きつける黒子の攻撃は、ロボットらの動きを押さえつけていく。黒子は絶えず自身に注意を引き寄せるように立ち回る。
「いや~これは怒髪天っすね~、珍しく怒ってるっすよ」
 ――頭に来過ぎて笑う事しか出来なくなってるっす。
 『No.696』暁 無黒(p3p009772)はどこか冷笑を浮かべながら、兵器を駆動させて突撃するSpiegelⅡの後に続く。無黒はロボットの脚部分、機体の移動を支えるキャタピラを狙って攻撃を開始する。
 ――くっそがあああ黒幕ごと全部ブチ壊してやっからなああああ!!!
 復興へと進み出した練達から希望を奪うような悪事に対し、怒れる無黒は全力で攻撃を仕掛ける。無黒から放たれた眩い光の波動は、盛大にロボットの足元を吹き飛ばした。
 ドローンの対応に当たるリフィヌディオル(p3p010339)は、思考を読み取る能力を駆使してドローンの情報を得ることを試みた。リフィヌディオルの脳内を巡ったのは、専門知識がなければ理解できないような数字と記号の羅列だった。
「――やはり、機械では難しいようですね」
 リフィヌディオルは、ドローンが打ち出すゴム弾を避けながらつぶやいた。
 鉄騎種である『蒼空』ルクト・ナード(p3p007354)は鋼鉄の翼を利用し、上空からドローンへ狙いを定める。
 ドローンの射線に注意しながら、ルクトは義肢である機構から砲撃を行う。ルクトが射出した弾頭は、ドローンの1体に着弾すると同時に、対象を爆炎と有毒ガスによって包み込んだ。
 多くのドローンを自らの魔法で巻き込み、動きを鈍らせるヨハンとも協力し、リフィヌディオルも確実にドローンの動きを妨害する。リフィヌディオルが駆使する魔法によって、ドローンは電源を落とされたかのように墜落していく。
 ――とにかく、集中攻撃は避けたいな。多方向から狙われるのは厳しい。
 ドローンの数の多さを懸念するルクトは、目まぐるしく飛び回るドローンを俯瞰できる距離を維持していた。
 すべてのゴム弾をはね除ける勢いで、ヨハンは繰り返し魔力を発散させる。ドローンに囲まれることも恐れず、敵の中に踏み込み尽力するヨハンに応えるように、遠距離から攻撃を仕掛ける者らは次々とドローンを墜落させていく。
 ドローンはイレギュラーズの猛攻に対し散開し、絶えずゴム弾を打ち出して対抗する。
 エーレンや汰磨羈が中心となって、カーネリアン社のドローンの捜索は続けられた。ある程度ドローンの数は減ったものの、判別がつかないほどの数が動き回る状態だった。わずかなドローンの違いを見極めるため、エーレンは目を凝らす。
 ハイウェイの破壊のために進行しようとするロボットの動きを抑える3人は、突き出されるロボットの両腕、ショベルカーのようなアームを警戒しながら対峙していた。
 装甲の一部を砲身へと変形させたSpiegelⅡは、焼夷砲を用いてロボットの破壊を試みる。
 ロボットらの内の1機――ロボットAに一気に接近したSpiegelⅡは、ロケットエンジンのように砲口から熱源を噴射させることで、ロボットを追い詰めていく。
 アームだけでなく、上半身全体を回転させることで、ロボットは攻撃を向けるイレギュラーズを薙ぎ払おうとする。
 SpiegelⅡは自身の周囲にもナノマシンを展開し、ロボットのアームを受け止めた瞬間、SpiegelⅡとの間には電磁波が生じた。展開されたナノマシンによってバリアが形成され、SpiegelⅡは衝撃をはね除けるようにして接近戦を仕掛けていく。
 SpiegelⅡや無黒と同様にロボットの破壊に尽力する黒子は、逐一ドローンの動きに注意を払う。案の定隊列を成して旋回してきたドローンは、不意に黒子たちに向けて射撃を開始した。
「来ますよ! 射撃に注意してください」
 戦況把握にも努める黒子は、SpiegelⅡと無黒に注意を促した。
 咄嗟に上空を見上げた無黒は、瞬時にドローンの射線から退く。続々と地面を穿つゴム弾の雨にさらされ、無黒はロボットAへと接近する動きを妨げられた。無黒たちに向けて射撃を続けるドローンの隊列に対し、凄まじい勢いで跳躍する影が黒子の視界を過ぎった。
 跳躍した汰磨羈の攻撃が複数のドローンに達したとき、隊列の中から飛び出す1機のドローンをエーレンは捉えた。そのドローンは、すべての元凶であるカーネリアン社のドローンで間違いなかった。
 汰磨羈によって、隊列の中に紛れていた目標のドローンは、完全にエーレンの前に姿をさらすことになる。エーレンはその瞬間を逃さず、目標に向けて雷撃を放った。
 エーレンの雷撃が捉えたドローンのプロペラは、衝撃によってバラバラに散らばった。墜落の数秒後に、どこを向いても視界をちらついていた多数のドローンに異変が起きる。
 すべてのドローンは完全に機能を停止し、次々と墜落し始めた。むしろゴム弾よりも、上空から落ちてくるドローンの方が凶器と言えた。
「うお?! やばいっす!」
 無黒は、墜落するドローンをかい潜りながら立ち回る。
 ドローンの停止を確認した直後、飛翔していたルクトはスムーズにロボットの方へと向かう。上空を制したことで、ロボットAはルクトの射程圏内に捉えられる。ルクトが打ち出した炸裂弾によって、ロボットAは激しく火花を散らしながら動きを止めた。
 アームを振り回すロボットをカサとして利用しながら接近していた黒子は、全身から漆黒のオーラを発散させる。瞬時に集束されたオーラはロボットAへと向けられ、胴体部分を激しく突き砕いた。
 ロボットAが再起不能になるのと同時に、イレギュラーズは総力戦に出る。
 残る3体のロボットを見上げ、剣を構え直したエーレンはつぶやいた。
「――お前たちも本意でないだろうが、悪く思うなよ」
 ロボットを停止させるために加勢する汰磨羈も、気炎をあげる。
「再利用など考えている場合ではないな。一気に行かせて貰う!」
 練り上げられた強力な霊気を発散させながら、汰磨羈はロボットBを斬りつけようと瞬く間に距離を詰めた。
 汰磨羈はロボットBの足下に滑り込み、移動の機能を果しているキャタピラ部分を狙って攻めかかる。花吹雪のように発現した汰磨羈の霊力は、ロボットBの脚部分に無数の切創を刻んでいく。
 迅速に攻めかかり、ロボットAとBを停止させたイレギュラーズに対し、他の2体は機動力を削がれながらも抵抗を見せた。360度回転する胴体から突き出されたアームは、接近していた者らを薙ぎ払うほどの勢いだった。胴体ごとアームを勢いよく回転させることを繰り返し、ロボットD、Cはイレギュラーズの攻撃を寄せつけない。
 魔法を駆使するヨハンとリフィヌディオルは、ロボットの動きを妨げようと、一層力を集中させる。リフィヌディオルは冷気の魔法を発揮し、ロボットCの機体は、瞬く間に霜に覆われていく。凍りつくロボットの勢いが弱まった瞬間、ヨハンはかざした両手からロボットCに向けて閃光を放つ。光の魔力を機体に刻まれたロボットCは、全身から火花を散らしながらガクガクと揺れ動く。
 エラーを示すようなけたたましい警報音を響かせるロボットに対し、更に光の波動が襲いかかる。無黒の攻撃によって閃光に包まれた機体は、黒煙をあげながらくずおれた。
 最後に残されたロボットDに狙いを定め、エーレンは身構えた。対象を射程圏内に捉えようとした瞬間、ロボットDはエーレンを弾き飛ばそうとアームを突き出してきた。エーレンは瞬時に飛び退き、ロボットDのアームは激しく地面を突き砕いた。その後も、ロボットDは地面や瓦礫の破片を撒き散らしながらキャタピラを駆動させ、攻撃を畳みかけようとするイレギュラーズの勢いをくじく。
 暴れ回るロボットDに果敢に挑む者らを支援しようと、リフィヌディオルは魔力を集中させる。魔法を発揮するリフィヌディオルは、癒しの魔力によって対象を包み込む。その光は激化する戦闘によって負った傷の治癒を促進させていく。
 傷の回復を促すリフィヌディオルにも後押しされ、各々はロボットDへの攻撃に集中した。イレギュラーズは一挙に攻勢を強めようと動く。
 目まぐるしくアームを振り回すロボットDの動きを見極めながら、黒子は漆黒のオーラを放った。ロボットは衝撃を受けてよろめきながらも立ち直る。風を切るほどのロボットのアームは、間を置かずに黒子を打ちのめそうと迫った。
 ロボットは黒子を執拗に狙う動きを見せたが、黒子は流れるような動作でアームをかわし続ける。
 アームが至近距離を過る風圧によって、黒子の体は一瞬よろめいた。破損したキャタピラの足を強引に引きずり、ロボットは地面をえぐるように荒々しく突撃した。
 SpiegelⅡは黒子へと向かうロボットの動きに瞬時に反応し、咄嗟にロボットを止めようと、全力でアームに組付く姿勢を見せた。ロボットはSpiegelⅡを押し退けようとするが、SpiegelⅡも鋼鉄の装甲をきしませながら全力で張り合う。
 ロボットがSpiegelⅡに注意を向けているわずかな間にも、次の手を打とうとするエーレンは動く。
 SpiegelⅡの影から飛び出すようにして、エーレンはロボットの頭上へ一気に跳躍する。飛ぶように迫ったエーレンの動きに不意を突かれたロボットは、たちまちその機体を刀によって貫かれた。
 ロボットの頭部に亀裂を刻んだエーレンは、刀を突き立てた状態で雷撃を流し込む。内部から損傷を負い、連続して弾ける音がロボットから響いた。ロボットは亀裂からもうもうと黒煙をあげ、再度機体が動くことはなかった。


「こういう悪さをする連中にはきちっと灸を据えてやりたいところだが、さて……」
 4体のロボットの停止を確認したエーレンは、早速ある場所へと向かった。
 エーレンと同様に、SpiegelⅡや汰磨羈もドローンが墜落した付近を探し、壊れた状態のカーネリアン社のドローンを見つけ出した。SpiegelⅡはそのドローンの土埃を払いながらつぶやいた。
「この証拠で、公正な裁きが下されるといいのですが……」
 汰磨羈は一言、「このような行為に及んだ報いは必ず受けさせる」と停止したままのロボットの姿を顧みながら言った。





成否

成功

MVP

ヨハン=レーム(p3p001117)
帝国軽騎兵隊客員軍医将校

状態異常

なし

あとがき

ご参加ありがとうございました。

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