シナリオ詳細
果実の数え唄
オープニング
●
ひとつみえたら よっつに増えて
ふたつに減ったら いつつになった
みっつに減ったら ななつが現れ
むっつになると やっつに変わり
ここのつ揃えば おしまいだ
――出処不明の変則数え歌
●数に惑う
「文字に直しても絵にしてみてもいまいちしっくり来ないもんだな」
『博愛声義』垂水 公直(p3n000021)は今しがた口にした……『数え唄』と呼ぶにはいささか奇怪な言葉遊びを前に顔をしかめた。
イレギュラーズ達は、植物型の敵を討伐する依頼、とだけ聞かされている。
「おっさんの言葉遊びに付き合うために集められたのか?」
「まさか。ポエムの独演会なんて俺の趣味じゃないね。そういうのは……やめておこう。夜道でクリムゾン・レッドな悲劇を味わいたくない」
決して言葉にはしなかったが、絶対『あの』情報屋を無意識になんかしている。それはともかく、今の言葉が真だとすれば、ますます分からないことだらけだ。
「今の数え唄? が俺達の討伐対象の能力を表してるってんだろ? そんなふうに増えたり減ったりする、みたいな」
「ああ、はっきりした情報はないけど十中八九そうだと見て問題ないね。『おしまい』が何なのかは意見が分かれるところだけど」
そういって彼が見せてきた敵の外見は、正直いって理解に苦しむものだった。人の頭のような、顔をもった果実が地面に転がっている。後ろの樹から生えるそれらを見るに、樹までがセットなのだろうか。
「『九実果(くじつか)』、とその地域では呼ばれている。異常気象だの飢饉だのの前兆として伝えられてるけど、もしかしたらこいつが人を襲ってるんじゃないか、とローレットは睨んでるな。で、この果実の特性があの数え唄と関係があるんじゃないかってことで調査が進んでたんだが、これがまた面倒でな」
まず、樹そのものに戦闘力はないが耐久力が非常に高いであろう、ということ。
果実は複数個あり、それぞれが数え唄に従って増えたり減ったりを繰り返すということ。数え唄の途中で数が減ったら、減った後の数から数え唄が続くらしい、といいうこと。
果実は『それぞれの』個体数と耐久が比例するらしい。ある程度増えてから一掃するのもアリかもしれないが、数え唄通りに進むのを手をこまねいて見るのも時間がかかるだろう。
何より、「9→0」にあたるフレーズが何を意味するかは明らかになっていない。好きにさせた際のリスクは、思いの外高いように思えた。
「現れる度に周囲の村落がロクな目に遭ってなさそうだとか、そういうことを加味すると、今回は村人に広く知れ渡る前に潰す機会が作れたのは僥倖だ」
情報は少ないけど、頑張ってくれ。そう軽々に告げた男は、本当に軽薄そうであった。
- 果実の数え唄完了
- GM名三白累
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年07月30日 22時50分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●童はなく『現在』があるのみ
「数え唄……あぁ、子供の頃はよく歌ったものでござるよ。水蓮殿がいて、あいつがいて……あの頃にはもう戻れぬのでござるな」
『武者ガエル』河津 下呂左衛門(p3p001569)は過去を思い出すように目を細め、次いで森の奥から漂う異様な気配に顔をしかめた。
「この世界にも数え唄があったんですね。蛍が聴いた数え唄は楽しいものばかりでしたけど、これは要領を得ないといいますか、少々怖い……ような」
『鬼を宿す巫女』蓮乃 蛍(p3p005430)は数え唄を反芻し、あらためてその異常さを肌身で感じ取ったようだった。『数え唄』と呼称するのが正しいのかすら疑わしいリズムは、おどろおどろしい雰囲気も相まって尋常のものではないことを否応無しに認識させる。
「掃除は得意ですが…減らしても増えてくるゴミとはメイドの天敵のような存在でございますね」
『シティー・メイド』アーデルトラウト・ローゼンクランツ(p3p004331)からすれば、情報で伝え聞いた敵はずいぶんと生き汚くゴミ同然の厄介さを誇ることを理解させる。
拳銃を握る手になんら躊躇は感じられぬが、ゴミなりに実力もあり厄介な敵であるのだ、という。面倒極まりない。
「不思議な敵……『おしまい』が何を指してるか判らないけど、嫌な予感しかしないわね」
『楽しいコトが起きるに違いネェぜ! ほっとこうぜ!』
『魔剣少女』琴葉・結(p3p001166)の懸念をよそに、魔剣『ズィーガー』は数え唄の結末である『おしまい』に興味津々といったふうであった。
その事態を促す『彼』の言葉を制しつつ、彼女なりにどう戦うべきかを思考する。数にものを言わせるタイプの相手に、一対一の戦闘に特化した彼女は分が悪い。だが、裏を返せば個としての能力が低い相手には負ける道理が無いのである。頭数を確実に減らすのが彼女の役目となるだろう。
「人の頭ような、あの実自体が歌いだしそうだ」
「残ってる歌が気味悪いのに、あいつが歌い出すのは想像したくねえなあ。定期的に出るならなおさら不気味だ」
『尾花栗毛』ラダ・ジグリ(p3p000271)の夢想めいた言葉に、『アニキ!』サンディ・カルタ(p3p000438)は心底嫌そうな顔でぼやく。数え唄を考えたのが誰で、どうして残ったのか。終始目撃して生き延びた者がいるのか……あるいは、という可能性はあまり口にしたくもない。
「その伝承が正しいとするならば、つまり今まで人に悪い影響を与えて来た訳だ。良いねっ! 中々親近感が湧くよ」
『拒絶』狩金・玖累(p3p001743)にとっては、どうやらその特性すらも好ましく思えたらしい。言葉で心を悪しきに揺さぶる、という彼の特性ゆえの共感、なのかもしれないが。
いずれにせよ『常道に産み落とされた悪徳』同士。互いを潰しあい腐らせ合うことを望むのも、無理からぬ帰結であったのだろう。
奥へ、奥へと進む一行の耳に、ひときわ耳障りな音が聞こえる。あるいは、彼らの『想像』が現実化したとでもいうのか。
歌うような、誘うような、それでいて精神を逆撫でする声音。木々一つかきわければそれがいるのだろう。
「怖っ! キモっ! こういうのはさっさと倒さないと精神衛生上悪すぎにゃ」
『High Score』シュリエ(p3p004298)は草根を退け、視界に入ってきたその存在……『九命樹』と『九実果』を前に顔をしかめた。
人の頭ほどもあろうかという九実果の不気味さは、都合3つの実がそれぞれ気ままにうめき声を上げ、現れたイレギュラーズを見て喜びにも似た感情を垣間見せていることからも伝わってくる。
『イヒヒヒヒ。随分と気色の悪い敵だなオイ!囲まれないよう気を付けろよ!』
「だったら力を寄越しなさいよズィーガー!」
ズィーガーの軽口に結は荒っぽく返すと、勢いをつけて九実果の一体へと駆け出す。九実果の噛みつきを難なくかわすと、刃を突き立ててその動きを縫い止める。
敵の猛攻に身を晒した結に呼応するように一行は各々の得物を構え、勝利へ向けて邁進する。まずは九実果の一体を仕留め、もって数の不利を最小限に留める。
「やあやあ我こそは『井之中流』河津 下呂左衛門! 遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ!!」
甲冑の幻影を纏った下呂左衛門が高らかに名乗りを上げて敵の間合いへと踏み込むと、気を取られた九実果の脇を抜けて玖累が結へと接近する。縫い留められた個体に伸ばされた手は、化学反応で怪しい光を宿したまま、相手へと不快感を叩き込む。
「僕の手は有り得たかもしれない可能性を押し付ける。だーかーらー、そのしけた面に、対して面白くも無い変顔を押し付けてやるぜ」
不快な言動に反応するような、不快極まりない苦鳴。状況は未だ、余談を許すことはない。
●悪意の輪唱
結と玖累の攻撃を受け、ずるりと魔剣から抜け落ちた九実果に叩き込まれたのはシュリエの右拳だ。触れた位置から干渉する術式は敵の輪郭を醜く歪め、悲鳴めいた不協和音を吐き出させる。
歪み、膨れた肉はアーデルラウトの精密な一射が打ち抜き、めくれ上がった果肉の残骸めがけて蛍の式符が殺到する。鴉の式符が憎々しげに九実果の傷口をついばんで引きちぎったのとタイミングをおなじくして、サンディの戦斧がすくい上げるように九実果を打ち上げ、曲芸じみた軌道を描いた対戦車弾が振り下ろされた。
わずか10秒の間に凝集された波状攻撃は、九実果の一体が悲鳴をあげることを忘れた頃に終息する。
力なく崩れ落ちた『兄弟』の姿に他の個体が何を思ったかは定かではないが。一気に木の根を蠢かせ、一同を縛り上げようと向けられた九命樹には明確な敵意があることだけは間違いない。
ある者は振り払い、とっさに切り落とすなどで対処をしたものの、動きを大きく制限された者も何名か。
不快な笑みが聞こえた次の瞬間、九実果は分裂を繰り返し、一挙に8体もの個体群へと増殖した。そして、その8体は一様に下呂左衛門へとぎょろりと視線を巡らせ、一斉に飛びかからんとする。
「ペンキをぶちまける暇はなかったでござるが、これではっきりしたでござるな。こやつらは分裂する前の状態を引き継ぐようでござる」
九命樹の根をひきずりながら、下呂左衛門は根本へ向かって突っ込んでいく。都合8度の噛みつきは彼の肝を冷やすに十分だったろうが、そこは胆力で必死に抑え込む。
「ラダ殿、拙者ごと撃てー!!」
「さすがに、それは早いな……けど、狙いやすくはなった」
下呂左衛門の献身は、この状況にあって性急ですらあった。だが、ひとところに敵を集める意味では十分すぎる成果をもたらしたのも事実。一番厄介なのは、四方に散らばられて前衛後衛の概念が崩壊することにある。
ラダの精密射撃が4体1組の片側、分裂した1体に狙いを定めて鋭い一射を叩き込む。
「っしゃー! 一気にいくにゃうらぁー!」
シュリエの気合の入った声に合わせるように右腕の文様が光り、撃たれた個体に破壊術式を叩き込む。術式の干渉により、より歪な姿に変じたそれはアーデルトラウトの一射を受け、千千に飛散する。
「さっき潰れた連中は『老害』、キミ達は……『ガキ』でいいかな?」
「冗談言ってる場合なの?」
玖累は破壊された個体とは別の群体からひとつ掴み上げ、事象のズレを重ね合わせる。小さな違和感が大きな歪みを生んだ刹那、ズィーガーが九実果の口を深々と切り裂く。
「増えたり減ったり面倒くさい連中だぜ。ほんと気持ち悪ぃ」
サンディは切り裂かれた九実果を戦斧で打ち上げ、一直線に向かってくる式符へとトスをあげる格好となった。ふわりと降り来たった白鴉は嘴で九実果を串刺しにすると、そばの木の幹に体ごと叩きつけて姿を消す。
「……散り際に至っても見目がよいものではありませんね」
「やはり、チリ一つ残さず消し去ったほうがよさそうです」
蛍が苦々しげに顔をしかめるのを見て、アーデルトラウトは同情するような視線を向けた。悪意ある生物の醜い姿を見ているのは、一分一秒でも短いほうがいい。相手の特性を思えば、ここからさらに数を増やすというのだから、輪をかけてタチが悪い。
嫌悪感は、そのまま眼前の敵を殲滅するための戦意へと練り上げられる。……そして、目ざといアーデルトラウトであれば気づいたかもしれない。
さらに増えつつある九実果、それぞれの群れに奇妙な紋様が彩られていることを。あれらの特性によるものではなく、例えるならば、下手な絵の具遊びのような違和感。
……それを見届けた下呂左衛門は、己の推測通りにことが運んだことにわずかに喜びを覚えた。九実果は分裂する際、本体の特徴を残すのだと。
少なくとも、見境なく攻め立てて戦闘をより困難にする懸念は排除されたのだ、と。
九実果は、『みっつに減ったら ななつが現れ』る。一気に4体ずつ、計8体が増え、これで都合14体。先程と比べればさらに多く、増殖と破壊のいたちごっこに入った……とも見れる。
だが見方を変えれば、総攻撃でなんとか倒せる個体がふた手に分かれて倒せる程度まで弱体化し、数に頼るあまりにさらなる弱体化を許容した、という見方もできる。
手数の多さは確かに脅威だが、進んで弱体化してくれたなら使わぬ手はない。
「色付きの群れを先に蹴散らす。攻撃を集中して終わらせてしまおう」
ラダは対戦車ライフルを担ぎ上げ、インクで汚れた九実果へと銃弾をバラ撒いていく。根による拘束がない分、そこそこの集弾率と精密製を備えた銃弾の雨は九実果を次々と貫き、先程よりも深いキズを与える。
「これ以上増えられても気持ち悪いしめんどうなだけだからな。一気に片付けるぜ」
サンディはワイン瓶をひっつかみ、九実果の群れのなかに放り込む。仲間達が距離をおいたのとあわせて着弾したそれはしたたかに爆発し、高く煙をたなびかせた。
揺らいだ煙の跡に残された九実果は、命なかばと言った風情。いまだ命があるのが気色悪いが、そこに緑色の霧が蔓延すれば、其の限りではない。
下呂左衛門が生み出した毒霧が、そのまま九実果の一群を倒したのだ。
「こーいうゲーム的な調整はお手のものってにゃー! ガンガン叩き潰すにゃ!」
こうなれば、勢いづくのはシュリエである。のこされた群体を可能な限り一撃のもとに薙ぎ払い、敵の体力を削っていく。仮に仕留め損なったとしても、どの程度倒すか、残すかの取捨選択は十分に行える。潤沢な精神力は、それを選択するだけの猶予がある。
「あとは実が落ちる前に九命樹を撃破すれば……」
「この面白みのないイタチごっこに悩まされる心配はなくなるね。歌なんて歌ってられないくらい、悲鳴を上げさせてやろうぜ!」
玖累はことさら嬉しそうに、蛍の言葉を継いで笑う。奇怪な声も異質な伝承の歌も、かの脅威がある限り残るのだろう。今ここで倒し、断ち切れるかは定かではない。だが、玖累にとっては『今、敵の断末魔を聞きたい』のだ。好きなように蹂躙しようとした相手に追い詰められ、動揺と苛立ちを隠さない敵性生物の末路が見たい。
相手の悪感情を引き出したい。それが心からの言葉なのだからタチが悪い。……だからこそ頼もしい、か。
『イヒヒッ、守ってた実を引き剥がされたら無駄に長い根っこしか残らねえんだから不便なモンだな?』
「一気に仕掛けるわよズィーガー!」
結は一気に数を減らし、身を護る手段を制限された九命樹めがけてズィーガーを振るう。彼女の本領ともいえる反射速度をそのまま叩きつけた一撃は、幹にわずかに傷を作り、ヒトの声とは似ても似つかない唸り声を上げさせた。……それでもやはり、こいつは堅牢だ。
仲間の攻撃の余波で多少傷ついているとはいえ、再生力と樹としての生命力の高さが生半な攻撃では倒せぬことを伝えてくる。
地を揺らすような根の蠕動をかわし、或いは引きちぎりながら一同は九命樹を打ち据え、あるいは九実果の最後の群れを調整しつつ、各々のすべてを叩き込む。
邪魔が入る。捕食せんとする牙が下呂左衛門に殺到する。横合いから伸ばされた玖累の指先が果実を現実との差異に巻き込み、引き裂いて潰す。
アーデルトラウトの銃弾が一発ずつ確実に敵を打ち据え、深い穴をうがっていく。
サンディの存在感に背を押されるように、全員の動きに統制が生まれ、九命樹めがけて全員の魔力が集中し、その幹にじょじょに亀裂をいれていく。
果たしてどの程度の時間、戦いに身を割いたことか。樹上から嫌悪感をともなう声が聞こえた時、一同は戦いに猶予がないことを悟り、余力が僅かであることを悟った。
だが、響き渡った声音は、折れ曲がっていく九命樹の亀裂から漏れる赤い樹液とともに悲鳴となって折り重なり……ながて、消えた。
●
「埋めたらまた生えそうな不気味さがあるにゃ」
「うむ、ではこの際だから燃やしてしまおう。根もギルドに頼んで掘り返さねば」
敵の残骸をまえに渋面をうかべるシュリエの言葉に、ラダは躊躇なくそう口にする。
繰り返し現れる可能性がある……というのであれば、今ここで潰しておこうと思うのは道理である。となれば、燃やすしか無い。
「燃えた灰が自然の為になるのなら、それはそれで有意義でございますね。お手伝いいたします」
アーデルトラウトも協力を申し出、てきぱきと残骸をひとところに集めていく。
しばらくすれば、煙は森の中で一つの筋となってたなびくであろう。……それが歴史を断ち切った狼煙となるか否かは、今はまだ定かではない。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
あとがき
全体的に範囲スキルと単体スキルのバランスがそこそこよかったと思います。
範囲が足りなくても難儀するんですが、今回の場合だと数合わせに単体スキルがないと大惨事も必死だったので……。
ともあれ、30ターン以内に撃破成功ということで、追加でメチャクチャ面倒くさい戦いになったり9の次を見ずに済んだのでした。
お疲れ様でした。作戦の関係上、多少のパンドラ減少や重傷もありますがゆっくり休んでください。
GMコメント
イマイチ何を言っているのか分からないという超えが聞こえてきますが、数え唄を創作しようとしてこうなりました。数えてないやんけ。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
●成功条件
『九命樹』の破壊および『九実果』全撃破
●『九命樹』
OPにある『九実果』を生む植物本体。一般的な広葉樹のような姿をしており、おおよそ30ターン経過すると新しい『九実果』を3つ生み出す。
・『九実果』の総数に応じて毎ターン、再生/充填を付与する。
・毎ターン開始時、根による攻撃を行う(物特ラ、レンジ4までを対象として3対象。無、停滞。崩れ)
●『九実果』(母体)×3
冒頭の数え唄の起源となった果実。数は初期数。それぞれが起点となって数が増減する。
数え唄の法則に従って毎ターン開始時の残数をカウントし、数え唄に従って増減を行う。
何もしない場合の増減は1→4→2→5→3→7→6→8→9→0。
(初期状態で母体a,b,cが撃破されず2ターン目を迎えた場合、それぞれが4つに分裂し計12体となる。以後、『a群』『b群』『c群』で個別に残数をカウント。
4つに増えた個体群を半減させると次ターン開始時に5つに増加する。
これを1つだけ撃破して残数3で次ターンを迎えた場合、7つにまで増加する、といった具合)
個体群の数と強度は反比例し、ターンをまたがない限り強度は変動しない。
攻撃手段は『捕食(物至単、HP回復、呪い)』、『???(詳細不明、個体群が9個の状態でターンを跨いだ際に発動。範~域?)』の2つ。
●戦場
森林地帯、昼。
全体的に木々と草に覆われて視界は微妙に悪いです。
ややこしい内容ですが、殴ればだいたいなんとかなります。
ご参加お待ちしております。
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