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シナリオ詳細

あなたとわたしのDブライド~迷婚宥賺黙示録~

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング


「はぁぁぁァ~~~~どっかで結婚式やっておりませんですかねえ三弦様? 後学の為に一度結婚式に乗り込、じゃなかった殴り、でもない見学に伺いたいのですけれど」
「(やっていても明らかにトラブル起こしそうな方を派遣するのはローレットの沽券に関わるのでそんなのが許されるケースは)存じ上げませんね」
「アッ凄い含みのある発言がありましたね? みなさーんこの情報屋の方がイレギュラーズの足元を見た依頼の提供をしてきまーすズルくないですか???」
「おいやめろ」
 澄恋(p3p009412)がローレットのカウンターのところに倒れ伏しそうな勢いで(衣装が汚れるので顎を乗せたりもしないが)聞いてきたどうしようもない問いかけに、『ナーバス・フィルムズ』日高 三弦(p3n000097)は静かに首を振った。澄恋は納得がいかない様子で追撃をかけてくる。なんてやつだ。
(でもまあジューンブライドから半年経ってますし結婚式自体はおそらくそこらで定期的に開催しているわけで、でも流石に寒くなるこの時期に婚礼はやや探すのは厳しいんじゃないでしょうかね……)
 とはいえ、三弦も鬼ではない。イレギュラーズを適切な依頼に派遣してローレットの社会的地位を高めるという意味では、適切な場であれば吝かではないとすら考えている節がある。あるのだが、花嫁装束のどっかブっとんだご令嬢をそんな場所に派遣するようなことができるわけもな
「出会え出会えぇェいッ! 誰ぞ! 誰ぞ『花嫁』はおりませぬかっ?!」
 ……かったんだけどなあ。
 観音打 至東(p3p008495)の姿を見て、その言葉に耳を傾けた三弦のこのうえなき世界の終わりのような表情はおそらくこれから起きる展開を九分九厘予想できたからだろう……と、その場にいたイレギュラーズ達は語っている(と思う。しらんけど)。


 そんなわけで、幻想-傭兵間国境あたり、というかほぼラサにて。
 ぽっかりと口を開けた遺跡は、これから飛び込んでくるであろう者達を誘うように周囲の空気を吸い込んでいる。
 そしてその奥からは、低い唸り声が響いている……危険な予感がひしひしと伝わってくる。
「この遺跡の奥で、封印された物凄く危険な邪神的なアレが復活しそうな兆候が見つかったのですヨ。邪神の復活はもはや止めようのないですが、とある条件から弱体化させ、倒せば向こう数百年くらいはなんとか封印できるとかできないとかという話を確認したとのこと(要出典)」
 全部に推測系の発言が混じっているのが非常にアレだが、どうやら弱体化できるような条件はあるらしい。今の話の流れで信用できる要素とか無事で済まされる要素がどこかにあったか? と言われると非常に困るのだが。
「その方法とは……『邪神が封印されている宝玉の前で邪神像相手に結婚式めいたことをやって邪神がボッチじゃないと理解させること』! 勿論神父役がいればそれっぽくてなおよし」
 そんな儀式やらされたあとに邪神と戦って封印するんですか?
「モチ最初から花嫁衣装の方が……」
「い、いやだ! わたしはこんな儀式の為にしらない邪神の旦那様にはアッ今知ったならもう旦那様ということで大丈夫ですねッシャやってやるぞ」
 いやあ本当にこう、わかりやすくて助かるよね……。

GMコメント

 ジューンブライドの半年後とかいい感じじゃねって思いましたが真冬(真夏)のなか結婚式とか正気の沙汰ではありませんでした。赤道直下に謝れ。

●成功条件
 邪神封印の成功

●邪神(ベースデータ)
 現在トップクラスのイレギュラーズ8人集めて倒せるか正直わからない糞みたいな強さの持ち主。ROOからいらっしゃったんですか?
 不定形のためあらゆるモードを備え、速度特化やパワー特化などに変わる。なんなら変化するごとにBSが強制解除される。
 攻撃手段は手数が非常に多く、強力な【麻痺系列】BSや呪いなどを駆使してなにもさせぬままHPをすり潰してくる非常にヤな戦い方をする。
 この状態で勝てないと言ったら嘘になるが難易度詐欺なうえにパンドラを鼻の穴の角栓のごとくごっそりもっていくような、ぶっちゃけそんな敵はどうかとおもう。
 なお下記の儀式の出来次第で能力はごっそり落ちるしこの真逆の展開になりうるので頑張りましょう。

●儀式
 主としてリプレイ前半での行動フェーズとなります。
 邪神の封印された宝玉の前で邪神像を模擬的な相手として結婚式的なものを行い、邪神のボッチ的寂しさを慰めることが目的です。
 真に迫ったチャペル式とかがいいかもしれませんが神前式を真似てみたりフリースタイルでもまあいいかな。
 花嫁衣装を着てイチャつけばだいたいオッケーらしい。チョロいなお前。
 なお花嫁衣装を着てそれらしい体型なら男でもいけるぞ。男でも。わかってるんだろう。

●戦場
 邪神遺跡。
 封印の宝玉と邪神像がある。
 邪神は最終的に邪神像に乗り移っての戦闘になるが、像を壊しても宝玉から漏れ出た思念体と融合して修復されるので無意味だと思われる。
 宝箱があるとかないとかそういう噂もなきにしもあらず。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はAです。
 想定外の事態は絶対に起こりません。

  • あなたとわたしのDブライド~迷婚宥賺黙示録~完了
  • GM名ふみの
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2021年12月28日 23時00分
  • 参加人数8/8人
  • 相談6日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

リカナ=ブラッドヴァイン(p3p001804)
もふもふハンター
Lily Aileen Lane(p3p002187)
人魔の間で揺れる魂
仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
陰陽式
Alice・iris・2ndcolor(p3p004337)
シュレーディンガーの男の娘
エルス・ティーネ(p3p007325)
竜首狩り
メアリー=バーン=ブライド(p3p008170)
燃やすのは任せて
観音打 至東(p3p008495)
snɯı̣uⱯ ɯʎuouⱯ
澄恋(p3p009412)
花嫁キャノン

リプレイ


「ふむ、邪神というのはよくわからないけど、結婚式で何故か封印されるってことね」
「邪神のお友達はいるけれど、ラサには妙な邪神がいたものね……」
(というか逸話がボッチエピソードで埋め尽くされていそうな邪神だな)
 古代遺跡にいきなり連れてこられて邪神像と模擬婚礼を行いなさい、と言われて果たして何人が理解できるのだろうか。『もふもふハンター』リカナ=ブラッドヴァイン(p3p001804)は「だいたいわかった」というふうに頷き、『竜首狩り』エルス・ティーネ(p3p007325)は他の旅人同様に『邪神』の概念が崩れそうな予感に絶句する。というか婚礼云々の話に今まさに恋愛フラグを立てようと頑張ってる君がこの場に居ていいのか。
(逸話がボッチエピソードで埋め尽くされていそうな邪神だな……)
 『流麗花月』仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)は思っても口にしない理性があった。邪神のあまりにもあまりな特性を聞いて思うところは多くあるが、多分本体の前で口にしたら大変なことになるんだろうなあ。そんな感じである。
「……ま、いつまでも沈んでいてもしゃーないし切り替えていかないとね。しゃー、邪神像と結婚式じゃひゃっはー☆」
 『宿主になってね』Alice・iris・2ndcolor(p3p004337)のわざとらしいまでのテンションの上げ方は疑わしい限りだが、目元の隈をなんとか隠し、右に左に動き回るその姿にとやかく口にする者は恐らく居まい。いや、いきなり現れたパトロンがウェディングドレス渡してくるカソック姿の男なのは本当にどうなのか。
「遺跡の奥くんだりの埃っぽい日陰で式とか真っ平御免ですな!」
「……花嫁衣装……!」
 『喩え言葉が足らずとも』観音打 至東(p3p008495)の言い分御尤もである。相手が相手でさえなければ全く反論できなかった。いやだからってさ、仲間達と組んで邪神像と水晶玉とを遺跡の外に運び出すか普通? 外に出ても砂漠のど真ん中でブライダルだぞ? というかこのタイミングで『そっか』みたいに思い出した『人魔の間で揺れる魂』Lily Aileen Lane(p3p002187)も、じゃあ借りればいいかって『花嫁キャノン』澄恋(p3p009412)から借りる(物理)のはやめてさしあげろ。
「部屋いっぱいの花嫁衣装を持つわたしですが、希望する花嫁の皆様に衣装を配り、旦那様にも着せ、ついでに邪神像にも着せて。そうして残ったのは相棒のぱんつのみ─―」
 澄恋は長く伸びた髪で自分の恥じらい(意味深)をひた隠しにしつつ花嫁衣装に身を包むLilyを見守る。辛うじて綿帽子は残っているが何を隠せているのかというノリ。……いや待て。普通にスルーしたけど邪神像に着せてるのどういうことか。むしろその『旦那様』は左腕だけなのでは?
「細かいことを考えると禿げるからな。あまり深く突っ込んだら負けだ」
 汰磨羈はまた髪の話してる……。
(え、皆本当に? お手伝いさんのつもりなのって私だけ? いえ……そんなはずは……っ!)
「はい、呼ばれて飛び出て 一般通過花嫁その二ですよ」
「私に似合うドレスはあるかしらね……?」
(……そんなはず、は……?)
 エルスはできれば操を貫きたい気持ちでいっぱいだ。だが、『燃やすのは任せて』メアリー=バーン=ブライド(p3p008170)といい他の面子といい、イレギュラーズは揃いも揃ってこの状況を楽しんでいる。想い人がいながら参加する女なんて君ぐらいなんだよ。腹ァ括れ。
「ほら、こちらには数多の花嫁待つ、八大地獄ならぬ八大式場が邪神様をお待ちですヨー。巡れ」
 至東(と邪神本体)の前にはイレギュラーズ達が婚礼衣装着たり澄恋の衣装を着回したりして我先に婚姻を結ばんと待ち受けて。
「オラッ邪神! おめーも花嫁になるんだよッ!」
「……私達、娶る側なのですか?」
 いるものかと思うんだけど澄恋の言葉に思わず聞き返してしまったLilyである。まあ邪神の性別は明らかにされていないしそうしてもまあ大丈夫でして。八大式場って言った以上は旦那様×邪神で一組ならエルスはその「八」に入らないんじゃない? という論調もある。
「八は『たくさん』の比喩だろう。一人だけ安置なんて許さんぞエルス」
「幸せは皆で分け合えば怖くありませんよ! ここで上手く洗脳……もとい説得すれば花嫁か結婚の神様辺りに改宗していただいて私たちにもご利益ワンチャンあるのでは!? そう、全員に! ワンチャン!」
「あ……あっ……」
 汰磨羈とメアリーのこの上なく的確な理論誘導にエルスはだいぶやられていた。
 ワンチャンあるんだったら私もうまくいく可能性があるのよね? 信じていいのよね? そんな空気感が漂っている。
「あらぁ? 邪神さまぁ? 今日が結婚式なの忘れたのかしらぁ。こんなに多くの花嫁を待たせて忘れてたりしたら、後が怖いことになるわよぉ?」
 リカナ、着替える前から既にかかり気味のアプローチ。邪神像に宿った精神は驚愕の空気を纏う!
「不束者ですが、宜しくお願いします、です」
 そんな状況もどこ吹く風、Lilyは早々に三指ついて邪神像に挨拶を向けていた。砂地で。砂漠で。
 ……いや流石に遺跡後の石の上とかだよね? そうだよね?


「えっと後は何をすれば……うん、解らないので邪神さんに聞いてみよう。で、言われたことをしてみよう、です」
『えぇ……?!』
 おもわず邪神像に宿った邪神の精神的な部分は、目の前で繰り広げられる光景と己の分身の姿に軽くヒいた。なんで結婚衣装着せられた上で目の前に三指ついて顔を上げた娘っこがおってしかも結婚式のやり方がわからないとか言われるの? むしろ俺がわかんねえよ? って思ってるはず。
「相手を待つなッ! 自分の持ち味をイカせッッ!」
 汰磨羈のアドバイスになってんだかなってねえんだか分からない声に、Lilyは少し考えてからぐっと体を寄せた。おむねアタックだよはしたない。
 だがぼっち脳邪神には非常に強力であったらしく、ぎこちない所作がさらにぎこちなくなっている。いいのかそんなんで。
「ぎこちないけど可愛いから見応えがあるわね。イチャついている間に次の準備をしましょう。……あるかしら、羽根が出せるウェディングドレスなんて……」
「そんなこともあろうかと私が縫っておいたのですヨ。まだまだ縫うぞッ、耐えろ私の腕……!」
 リカナが満足気にLily達の様子を見て、それから心配そうに仲間に視線を向けた。そこにすかさず取り出されたのは至東が縫ったウェディングドレスだ。この短時間で? 否、依頼として仲間達と合議中にゴリゴリに縫っていたのである。そういうことにしてほしい。その様子に敏感に反応したエルスは、至東に向かっておずおずと近づいていく。
「あ、あのっ、青のドレス、なんて……あるかしら? 白は本番以外で着ると行き遅れるって……いえ、迷信を信じるわけじゃ……っ」
「ははーんなるほど」
「話に聞く以上に素直じゃありませんねえ」
「いやー素晴らしい恥じらいですね! 見習わなきゃオイ待て誰だわたしが恥じらってないって言ったやつ逃げんな」
 エルスの言葉に察した至東、報告書を読み漁った弊害が出た(?)メアリー、その様子に熱いものを感じた澄恋。ここで敢えて汰磨羈が絡んでこないのはきっと遠巻きに見ていたほうが楽しいと悟ったからである。あとLilyから澄恋の白無垢を剥ぎ取る準備があるからだ。
「誓いの言葉、キス、指輪交換、……と」
 そんな混乱が続く裏で、実はさらっとAliceが洋風の婚礼を進めていたのだが仲間達は気付いちゃいなかった。パトロン含め動きがスムーズすぎるんだよなあ。というかいちばん大事な部分をそんな流し気味でいいのか。神父役のパトロンさんが血の涙流してるけど。
「結婚式といえばお色直しよね。このキャリアーテンタクル(運搬用触手)に乗っていちゃいちゃしながらお色直しよ」
 こいつ本当にやりたかったのコレだろ。コレだけやりたかったやつだろ。お色直しは披露宴だよ。
「私は像とだっていちゃいちゃできるわ☆ 邪神といちゃいちゃして新婚初夜ごっこのうえで気分に浸らせれば一石二鳥、Win-Winってことよ☆」
『婚姻行事ってなんだっけ……』
 明らかに結婚式って領域を飛び越えて青少年のなんかにあぶないことを始めたAliceは暫く放っておこう。多分そのうち飽きるだろうから。
「結婚予定のない私たちより、恋する乙女を着せ替え人形にする方が楽しいに決まってるわ」
「た、楽しいだなんてそんな……!」
「ほいっと。完成しましたヨ」
「まだよ。ラサ風、幻想風、練達風、豊穣風、鉄騎闘士風、深緑風……全部試して写真に収めるのよ。折角の機会なのだから」
「待って、そこまでやってたら終わらないわ!?」
 リカナと至東にいいように持ち上げられて完全にどうにもならないエルスは触手から放り出された邪神像を立て直すと、するりとその間合いに入る。逃げたな。多分戻ったらまたリカナの着せかえ人形だぞ。
「全力を尽くさないのは…ラサの名折れ、よね? でもイチャイチャってどうしたらいいのかしら……ね、邪神サマ? あなたはわかる? 私……こう言うの初めてだからわからないの……」
 どこからどうみても初心なエルスの所作に、邪神像の中の精神体は不覚にもときめきなぞ覚えていた。『あの方』とのつい最近の出来事を知らなかったのは幸いであろう。知っていたら脳が破壊されるに決まっている。像だから脳はねえんだけど。とはいえ邪神像もその辺知らない。お互いお見合い状態になって進展しない。……クソッなんて初心ばかりの婚礼儀式だ! 私は帰らせてもらうぞ!
「婚姻がお好き? 結構。ではますます好きになりますよ。今から新婚の楽しみというものをお教えしようじゃありませんか」
 颯爽とピンチをチャンスに変えにきたメアリーは、二人の仲を取り持つ形で(多分)ラサ風の婚姻を進めてみせた。その流れで自分の方に邪神像を引き寄せ、いつの間にか据えられたちゃぶ台の前に待機させた。
「ね、ダーリン。私お料理は得意なんですよ。はい、あーんして食べさせてあげます。美味しいですか? そうですかぁ……」
「あれも婚礼なのよね?」
「多分あれは『事後』だとおもうわ、翌朝の食卓」
 リカナの困惑の声に、Aliceが艶めいた顔で応じた。なんでそんなツヤってるん? 相手像だったのに。あと事後ったのはあなたでは……。
「夢、だったんですよね……。ささやかでもいいですから、二人の式をきちんと挙げるのは」
 いよいよもって本丸気味の連中がアップをはじめました。否、至東はきっとクリティカルになにかすげえ案があるはずだ。……いやむしろ海辺の小さな小屋っぽく装飾されている遺跡is何。
「ほら邪神様、しとーちゃんをお姫様だっこしていざゲートインです!」
 無茶振りしにいったなあ。


「……え、石像もしくは宝玉だから無理? そこは気合ですヨ気合。この至東、邪神様に抱かれるまでテコでも動きませぬ!」
『そう言われても我まだ石像経由での顕現は中途半端だし……』
「がーんばれ♪ がーんばれ♪ 立っちが上手、そそり立てッ!」
『なんか違うのになってない?』
 徐々に声に自由度が増えてきたさしもの邪神像でも、至東のやりたい放題いいたい放題には流石に追いつけない。主に体の自由度が。ああでもなんということでしょう。至東が『よろしくおねがいします』した行為をAliceが先んじてやっていたので奇跡的に動けたのです。ほらイけッ!
「『誰が』衣装を着てイチャつくかは自由ということ。衣装を着ていれば相手は男もOKなこと。そして邪神は旦那様チェックヨシということ……つまり邪神と我が旦那様の顔合わせ、2人の式といたしましょう! ほぉ~ら旦那様(左腕)、この邪神様が新たに『あなた』へ加わってくれる新人さんですよ!」
 ……澄恋ちょっとまって、なんて?
 旦那様(邪神)と旦那様(左腕)の結婚式。うん。さっぱりわからない。
 あたらしく『加わる』? 邪神像が?
「耐久試験に入る前に汰磨羈様との婚礼も済ませましょうねェ~わたしは大丈夫ですよ寛容ですので!」
 寛容とかの次元ではないことをそろそろ気付いたほうがいい。
「私と御主は、この儀を以て夫婦となる。ふふ、愛しているぞ……」
 汰磨羈は邪神像の耳元にそう囁くと、三三九度と言いつつ一息で口に含んだお神酒を三三九度のペースで邪神の口に流し込む。熱烈なキスにイレギュラーズ大盛りあがり! Lilyを除く!
(えっと確か、こう言う場面に、合っている言葉があった、はず……)
 もやもやしたものを抱えた約一名を除き会場のテンションは上がっていく!
「これで、私達は立派な夫婦。ならば、次にやる事は分かっているだろう?」
「……これは『不倫』と言うはず、本にそう書いてあった、うん、合っているはず、です?」
 Lilyはものの本で覚えた知識を楯に、拳を構えて邪神像ににじり寄る。
「これより旦那様(邪神)の耐久試験を始めます。か弱いわたしの相手には最強が相応しいので我が攻撃など耐えられるべき」
「火加減に耐えられますか? いかがですか?」
「夢、だったんですよね……。ささやかでもいいから、夫をきちんとこの手で殺めるのは」
 澄恋が、メアリーが、そして至東がそれぞれ自分のリビドーというか闇を全開で忍び寄る。怖い怖い怖い。
「ここからは、お楽しみの――鬼嫁タイムだ!」
 汰磨羈の凄まじい解釈とともにリカナがブーケから銃を取り出す! 婚姻やらかされたエルスの怒りの得物が暴風を巻き起こす! Aliceの耳舐めじみた接近攻撃が猛威を振るう!
「千年先まで、どうぞごゆるりと。生まれ変われたらまた逢いましょう♪」
「数百年後の花嫁に期待しながら眠れ!」
「花嫁の皆さんのおかげよねっ! 流石だわ……!」
 なお今回の依頼により仮ではありますが全員バツイチだ。よかったな。

成否

成功

MVP

Lily Aileen Lane(p3p002187)
人魔の間で揺れる魂

状態異常

なし

あとがき

 全員だぞ。

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