シナリオ詳細
<神異>侵されし赤
オープニング
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Rapid Origin Online――R.O.Oと呼ばれるそれは練達ネットワークに形成された擬似世界であり、練達の国家事業である。
多数のウォーカーで成り立ったかの勢力は『元の世界の帰還方法』を模索し、さまざまな研究に取り組んでいる。そのうちの一つとして、混沌世界の法則を紐解くべくR.O.Oは作られていた。
しかしR.O.Oは異常を感知し、ネクストという新世界を建造した。そして混沌とは似て否なる世界に、現実世界からログインしていたプレイヤーたちを閉じ込めた。
この事件を解決すべくアバターを作成し、ネクスト内で活動を始めたイレギュラーズ。彼らの活動によりゲームの如く進行していくR.O.Oだったが、その一方で練達の要となるマザーに異変が起きていた。
「その影響で練達は……この有様ですか」
ブラウ(p3n000090)はゆっくりと辺りを見渡す。
静かだ。ブラウが練達へ訪れたことは決して多くないが、他の国では見たこともないような技術がたくさんあって、人も賑やかだった。
それが今や電気は止まり、街は息を潜めて佇んでいる。偶に三色のランプ――信号機と言うのだったか――が点滅するも、それが意味をなしている様子はない。信号に合わせて動くはずの車はあちこちに放置され、今のところ使われている様子はなかったから。
この状態に対し、佐伯製作所は一般人へ『何らかのネットワーク攻撃を受けている可能性』を示唆していると言う。しかしその言い訳も長くは持つまい。早いところ状況を打破してもらう必要がある。
(皆さんに頼りきりになってしまいますが……)
彼らは今頃、新たなイベントの対処に向かっていることだろう。R.O.Oはこの状況でもストーリーを進行させた。否、この状況だから進行させたのかもしれないが、真意はわからない。
――patch3.0『日イヅル森と正義の行方』実装の知らせが届いたのは、そう前のことではなかった。
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無辜なる混沌(現実世界)とRapid Origin Online(虚構世界)の二つを、同じモノが侵略しようとしている。これは想定された中でも最悪の事態と言われていた。
「だからって、できませんとは言いたくない。そうでしょ」
『踊り子』ローズマリー(p3y000032)はイレギュラーズたちを先導していた。
例え最悪だと言われても、この世界に取り残された人々が――仲間がいる。置いて撤退などできるものか。
現在、現実とR.O.O双方に影響を与えている真性怪異はゲーム内のNPCをも侵食している。イレギュラーズたちを逆賊と定め、処刑を宣言した彼らが元に戻るか定かでないが、迎撃しなければこちらがやられてしまうだろう。
「もう少しで映画館だ」
高天京壱号映画館までの、見覚えのある道。間も無くして大きな建物が見えてくることだろう。そこにちらつくあれは――炎?
「いけない……!」
ローズマリー、そして一同に焦りの色が滲む。その間にも炎のそれはひゅるりと建物の中へ入ってしまった。
建物ごと星読みキネマを燃やされたら。これより未来の確定悲劇を見ることは叶わず、夜妖の対処は後手に回ることだろう。星読みキネマで観測していない事態だが、防がねばならない。
「皆――急ぐよ!」
- <神異>侵されし赤完了
- GM名愁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年11月02日 22時10分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
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一同は走るペースを上げ、高天京壱号映画館へと足を踏み入れる。
「まさか、星読みキネマを襲撃に来るとは……」
『世界の意思の代行者』グレイシア(p3x000111)の言葉にも焦りが滲んでいた。夜妖の被害を防ぐに星読みキネマはかかせないアイテムだ。現実とリンクした状況で後手に回らされるわけにはいかない。
「しかし確かに、要衝と言えば『そこ』であろうな」
成程と頷く『秘すれば花なり』フー・タオ(p3x008299)は小さく鼻を鳴らす。微かなすすの臭いが掠めた。この先へとあの炎は進んだはずだ。
「少しでも……星読みキネマから遠ざけたいところだけど」
「まーここに入られちゃ難しいだろうねー」
『R.O.Oの』神様(p3x000808)の言葉に『踊り子』ローズマリー(p3y000032)は微かに悔しそうな表情を浮かべながら頷く。もう少し早く到着していればと思えども、過去を変えることはできない。
(的確にこの場所へと至るあたり、此度の敵とやらも手当たり次第にという訳ではないらしいのう)
ある程度の統率をされている、とフー・タオは感じていた。それはあながち外れてもいないのだろう。現に、映画館のどこかでは既に交戦している様子で、入り込んだのは"あれ"だけではないらしい。
「でもできませんとは言いたくないというか、言っても仕方ないというかなんというか。ね?」
そうでしょ、とローズマリーへ同意を求める神様。これはゲームだけれど、ゲームじゃない。現実にも影響を及ぼしている。ならばやらない訳にもいかないのだ。
(それに海割ったり国割ろうって敵を相手するよりは、建築物守ろうはスゲー出来る気がするし!)
現実でだってあまりにも無茶な事をしてきたのだ。それに比べたら――こんなもの。
「あの炎……2種類いたようだったな。赤黒い炎は1体だけのようだったから、恐らくはそれがリーダー格だろう」
「ええ。何にせよ、あの炎を建物に移すわけにはいきません。火事に巻かれて死ぬのは御免ですからね」
自身の言葉へ返す『仮想ファンドマネージャ』ファン・ドルド(p3x005073)へ頷いたグレイシアは、ローズマリーへ作戦の担当を伝える。
「いましたわよ!」
炎の軌跡を見た『なよ竹の』かぐや(p3x008344)が叫ぶ。それらはふいと角を曲がり、先にある部屋へ入り込んだらしい。スクリーンのある、映画を見るためのそこそこ広めな場所だ。加えて行き止まりとあれば、ここで返り討ちにしたいと考えるのも至極当然。
現場へいち早く飛び込んだかぐやは部屋の中を駆け、最も高い場所へと。その黒髪がさらりと揺れ、衣を纏うように金へ色を映す。
「いまはとて 天の羽衣 着る時ぞ――」
くるりと振り返った紅の瞳が、にぃと三日月に歪んで。
「――君をあはれと おもひいでぬる」
その手がいつのまにやら持っていた竹槍は、力いっぱいにエネミー目掛けて投げられた。次いでフー・タオの呼び出した雷がエネミーたちを翻弄する。
(あくまで最重要なのは、映画館の星読幻灯機としての機能)
裏を返せば、それ以外は最悪どうなっても良いのだ。無理ない程度に射程へ納めるべく、すぐさまフー・タオはより良い攻撃場所を探して部屋の中を動く。
障害となる椅子をふわりと飛んで回避するファン・ドルドはモノクルスコープ越しに炎を纏いし鳥たちを視界へ納めた。赤黒い炎を持つ鳥はこちらへ敵意を向けてるようだが、それ以外はそれほどでもない。こちらに興味がないことが、どれだけ危ない事だろう。
「いけませんね」
その手に握られたのは、納刀された武器。たかが鞘と侮るなかれ――驚異の命中力と火力はその程度で容易に削げるものではない。
その視界の端で光るものがある。神様だ。その力が起こす風で浮き上がった神様は、背負った後光でその姿を影にする。
「フフフ、神だからね……え? 程々が良い? オッケー良い塩梅に光るね!」
その光を弱めた神様は起こす風を操り、荒れ狂う猛風を作り上げる。明確な敵を放っておくほどの能天気ではない。その風が吹き飛ばし、敵をまとめた箇所へグレイシアの放つ無数の刃が襲い来る。
「全く――ここは映画館だぞ?」
怒気のこもる声音で零しながら『ゲーム初心者』ユリウス(p3x004734)のスキルがその後を追う。嗚呼、早く追い出したい。美しい映像と素晴らしいフィクションで人と人との繋がりを創出する、この場所で好き放題暴れるなど看過できようか!
「お腹が空いたって顔をしてるそこのキミ! 私を食べなよ!」
周囲にいた黒炎鳥ごと紅焔鳥を引きつける『雑草魂』きうりん(p3x008356)。炎の塊のような彼らが他の動物と同様の捕食行動を行うのかはわからないが、ひと先ずこちらへ視線が向いているのはわかる。突撃してくるのか火の玉でも吐いてくるのか……いずれにせよ、焼ききうりになる運命は避けられない。
「でもそう簡単に完食なんてされないんだから!」
さあこいと構えるきうりん。そこへ飛来した回転切りによって黒炎鳥のいくらかが炎を散らす。透明な羽を震わせ『ホワイトカインド』ホワイティ(p3x008115)は陽光の長剣を構えた。
「太陽の熱と炎の熱……どっちが熱いか勝負といこっか」
負けるわけにはいかない。なんとしても守るという確固たる意志と共にホワイティは立ちはだかる。紅焔鳥はブルブルと震えだすと、その身の内から炎を伸ばした。
「なっ……!?」
炎が空中に広がり、火の玉となって本体から切り離される。それはどす黒く変貌し、再び黒い炎を纏いし鳥となって室内を飛び回った。
「なるほど、ああやって増える訳か……!」
ローズマリーが椅子を足場に跳躍し、内1体へ斬りかかる。生み出されるより早く殲滅しなければ、あのボスエネミーを倒すに至れない。その間負担を強いられるのは引き付けているきうりんなのだ。
「まだまだおなかいっぱいじゃ――ちょっと熱い熱い! 焼けきうりじゃなくて焦げきうりになっちゃうよー!!」
エメラルドプラントで粘り強く持ち堪えているが、熱いものは熱いし痛いものは痛い。火を扱う耳長が思い出されて、きうりんは思わずむっと顔を顰めた。
そこへ黒炎鳥を凌いだイレギュラーズたちが加勢に入る。攻撃を打ち込みながらファン・ドルドは眼鏡越しに炎の鳥を映した。そこにちらつく陰の気は彼らが侵食されている証か。
「……貴方が受けた命令は『神使の抹殺』。手段までは指定されていないと存じますが、なぜ映画館へ火付けを?」
『――神使』
ファン・ドルドの言葉へ応えるように、頭の中に直接響く声が在る。念話、テレパスの類だ。発しているのは十中八九この紅焔鳥だろう。
『神使。許サレナイ。神ノ意ニソムクモノ……穢ラワシイ、ケガラワシイ!!』
(気に入らないものだから燃やしている? いや、放火である必要はない)
だとしたら趣味だろうか。ファン・ドルドは思い出す。――そういえば朱雀の友人にも放火魔がいたな、と。
「それでも、わたしたちは負けられないよぉ!」
ホワイティの掲げる長剣が振り上げられる。淡い陽光の魔力を纏ったそれは、魔を灼く焔のようにエネミーを苛んだ。追いかけてフー・タオの蒼い炎が紅焔鳥を包み込む。しかし一瞬のうちにして膨張したそれは弾けるように消え、内側から黒い炎がいくつも飛び出した。飛び回るそれらに照明が割られ、フッとイレギュラーズの視界が暗くなる。
「これはいけない」
剣呑に眉を顰め、飛び出すグレイシア。月閃の力をその身に発現させ、黒炎鳥を叩きにかかる。ホワイティも彼らを押さえるべく駆けだした。
――不意に、ホワイティの横を鋭く何かが通り抜けていき、黒炎鳥を射止める。
「壁は中々燃えにくいでしょう。狙いを違えなければ恐ろしくもなんともございませんわ」
竹槍を次々と投擲するかぐやはスクリーンや椅子など、燃えやすいものに刺さらないよう照準を定めていく。一か所に群がる黒炎鳥を見て仲間へ声をかければ、ローズマリーが颯爽と斬りかかった。
「この圧倒的に目立つ神を無視するとは、無礼にもほどがある!」
尊大そうな声音で神様が一瞬の閃光を宙より落とす。彼らが見向きもしないのであれば、早々に燃えカスにしてやらねばなるまい。
火の粉の散る音、武器が振られ風を切る音。それに混じってユリシスの子守唄と竪琴の音色が響き、きうりんを癒していく。きうりんは自身の免疫力をより底上げしながら紅焔鳥の攻撃を耐え続けていた。
「私がただ食べられるだけのきうりだと思ったら大間違いだよ!! 完全燃焼して燃え尽きろー!!」
兎角元気に声を上げるきうりん。その身がボロボロであろうとも、最後まで喰らいついてやる。窮鼠猫を噛むのだ。そして耐え凌いでいれば――仲間たちが駆けつける。
「館内で騒ぐなと言うのは、本編上映前のマナームービーでもしつこいくらい流れておりますわよ! それを守らぬのであれば、それ相応の覚悟を有していると見受けましたわ!」
ヒュンッと竹槍が紅焔鳥めがけて飛んでいく。逃げようとするエネミーを影で捕らえんとしたグレイシアは、その姿に小さく目を細めた。
(人語を解すなら、何かしら情報を引き出してみたいものだが……)
先ほどこの鳥は片言ながら喋っていたし、意志の疎通も可能だろう。しかして黒幕が割れている現状、何を聞くと言うのか。
「朱雀の眷属、炎そのものなる者よ。其方を焼却してしんぜよう」
フー・タオの蒼炎が再びその身を包み込み、かぐやが「ノーモア映画館破壊!」と竹槍で串刺しにせんとする。しかしその寸前に現れた黒炎鳥が身代わりとなり、通路へ墜落して焼失した。
「まだ来るって~? あ~ヤダヤダ」
先ほどとは一転、気だるげな神様が苛烈なる炎を黒炎鳥たちの群れに浴びせる。炎を焼く焔は只々苛烈に、向ける場所を間違えれば神様自身が映画館破壊の一端を担うことになるだろう。
「きうりんちゃん!」
ホワイティが倒れかけたきうりんの前へ出るが、その直後にきうりんのアバターが掻き消える。どこかのサクラメントへリポップしたのだろう。今頃、彼女はこちらへ全力で向かっているに違いない。
月閃の力を解放し、ホワイティはきっと紅焔鳥を見据える。
「かかってこい――人の言葉がわかるなら、この意味もわかるよねぇ?」
相手も疲弊している。ならば、きうりんが帰ってくるまで凌げば……いや、こちらの火力如何によってはその前に相手も撤退するだろう。兎も角、パーティの全壊だけは避けるべき事態である。
眩い魔力の光が掲げた長剣の先に宿り、紅焔鳥の視線を引き付ける。さあ、あとは全力を叩き込むだけ!
きうりんに代わって避雷針となったホワイティへユリウスの回復が飛び、他の仲間たちは時に苛烈なる範囲攻撃と、生み出される黒炎鳥をいなしながら紅焔鳥へ攻撃を繰り出す。その体力の減りを見たファン・ドルドは再現CGの姿へと変貌した。すなわち、月閃である。
成功条件は『撃退』だが、別に『撃破』しても構うまい。
強力な裂空虎徹を1度、2度と叩き込めば紅焔鳥は危機を感じ取ったか、部屋の出入り口からするりと廊下に出る。尚も追いかけたファン・ドルドであったが――その炎は辛くも映画館の外へ脱出を果たしたのだった。
●
「映画館、直してもらわないとね」
「ああ、全くだ。復興を急ぎ、再び美しい映像と素晴らしいフィクションの世界を魅せる場所として蘇らせる必要がある」
ホワイティの言葉にユリウスは憤懣やるかたないと言った様子で大きく頷く。室内は崩壊する程でないにしても、このまま客を通すわけにはいかない状態だ。壁、天井、床。それに引っかかれた椅子なども帰る必要があるだろう。
「次に来たら今度こそ1羽も余さずブチ転がしますわ」
「ええ。最も、また来るとも限りませんが」
「来ないことを祈りたいね」
竹槍を握りしめるかぐやにファン・ドルドが頷き、ローズマリーはやれやれと肩を竦める。そんな彼女に神様はさりげなく近づいて。
「ローズマリーちゃんどーだろ、ゴタゴタ済んだら神とデートしない?」
「え? 出かけるくらい別に構わないけど。色々終わって落ち着いてからね」
さらりとデートの約束を取り付けていた。彼女がそれを『デート』であると認識しているかは微妙なところだが、まあ約束は約束である。
その傍らでファン・ドルドはそれにしても、とローズマリーへ視線を向けた。上から下まで眺めてくるファン・ドルドに彼女は目をひとつ瞬かせる。
「なかなかにエキゾチックで扇情的な褐色美女ですね。こちらでのお姿も素敵ですよ、シャr「ああああああ手が滑ったー!!!!」
ファン・ドルドの眼前をひゅん、と風を切りナイフが――投擲武器ではないのだが――飛んでいく。ローズマリーの手元から飛んだそれは、すぐ横の壁にタァン! と刺さった。
リアルでもゲームでも見ることのないくらい必死の形相だった彼女ははっと我に返り、小さく咳払いすると謝罪しながらナイフを抜く。……じっとりとした目でファン・ドルドを見ながら。
壁の傷は戦闘による損害だと思ってもらえるだろう。きっと。多分。そういう傷が沢山あるから、ひとつ紛れたってわかりやしない。
ああ、それにしたって――このメガネ、いつの間に気付いたんだ!
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
お疲れさまでした、イレギュラーズ。
エネミーは退却しましたが、クエストは無事クリアとなりました。
それでは、またのご縁をお待ちしております。
GMコメント
●成功条件
敵エネミーの撃退、あるいは殲滅
●情報精度
このシナリオの情報精度はCです。
情報精度は低めで、不測の事態が起きる可能性があります。
※星読みキネマで観測していない事態のため、情報精度が存在します。
●ROOとは
練達三塔主の『Project:IDEA』の産物で練達ネットワーク上に構築された疑似世界をR.O.O(Rapid Origin Online)と呼びます。
練達の悲願を達成する為、混沌世界の『法則』を研究すべく作られた仮想環境ではありますが、原因不明のエラーにより暴走。情報の自己増殖が発生し、まるでゲームのような世界を構築しています。
R.O.O内の作りは混沌の現実に似ていますが、旅人たちの世界の風景や人物、既に亡き人物が存在する等、世界のルールを部分的に外れた事象も観測されるようです。
練達三塔主より依頼を受けたローレット・イレギュラーズはこの疑似世界で活動するためログイン装置を介してこの世界に介入。
自分専用の『アバター』を作って活動し、閉じ込められた人々の救出や『ゲームクリア』を目指します。
特設ページ:https://rev1.reversion.jp/page/RapidOriginOnline
※重要な備考『デスカウント』
R.O.Oシナリオにおいては『死亡』判定が容易に行われます。
『死亡』した場合もキャラクターはロストせず、アバターのステータスシートに『デスカウント』が追加される形となります。
現時点においてアバターではないキャラクターに影響はありません。
●ほしよみキネマ
https://rev1.reversion.jp/page/gensounoyoru
こちらは帝都星読キネマ譚<現想ノ夜妖>のシナリオです。
渾天儀【星読幻灯機】こと『ほしよみキネマ』とは、陰陽頭である月ヶ瀬 庚が星天情報を調整し、巫女が覗き込むことで夜妖が起こすであろう未来の悲劇を映像として予知することが出来るカラクリ装置です。
●侵食度<神異>
<神異>の冠題を有するシナリオ全てとの結果連動になります。シナリオを成功することで侵食を遅らせることができますが失敗することで大幅に侵食度を上昇させます。
●重要な備考
<神異>には敵側から『トロフィー』の救出チャンスが与えられています。
<神異>ではその達成度に応じて一定数のキャラクターが『デスカウントの少ない順』から解放されます。
(達成度はR.O.Oと現実で共有されます)
又、『R.O.O側の<神異>』ではMVPを獲得したキャラクターに特殊な判定が生じます。
『R.O.O側の<神異>』で、MVPを獲得したキャラクターはR.O.O3.0においてログアウト不可能になったキャラクター一名を指定して開放する事が可能です。
指定は個別にメールを送付しますが、決定は相談の上でも独断でも構いません。(尚、自分でも構いません)
但し、<神異>ではデスカウント値(及びその他事由)等により、更なるログアウト不能が生じる可能性がありますのでご注意下さい。
●魔哭天焦『月閃』
当シナリオは『月閃』という能力を、一人につき一度だけ使用することが出来ます。
プレイングで月閃を宣言した際には、数ターンの間、戦闘能力がハネ上がります。
夜妖を纏うため、禍々しいオーラに包まれます。
またこの時『反転イラスト』などの姿になることも出来ます。
月閃はイレギュラーズに強大な力を与えますが、侵食度に微量の影響を与えます。
●フィールド
高天京壱号映画館の建物の中です。映画館の一冊となります。
空間は広いですが、座席があるため足場としては注意が必要です。
灯りがついていますが、建物自体への損傷度が上がった場合、灯りが消える可能性があります。
●エネミー
・紅焔鳥
燃え上がる炎が鳥の形を取っています。朱雀の眷属と思われますが、侵食によるものか、黒い炎が入り混じっている様子です。
イレギュラーズたちを見れば率先して襲いかかってきます。【飛行】能力を持ちます。また人の言葉を解します。
一定時間ごとに主・副行動を消費せず、後述のエネミーを複数体(5〜8体)生み出します。非常に攻撃力が高く、BSの可否については不明です。
ある程度のダメージを受けると、黒炎鳥を連れて撤退を始めます。
・黒炎鳥
紅焔鳥に生み出されたエネミーです。黒い炎が鳥の形を取っています。【飛行】能力を持ちます。言葉を解しません。
彼らはイレギュラーズではなく、建物への攻撃を率先して行います。
【炎獄】の他、窒息・不吉系列のBSが付与される可能性があります。個体としてはそこまで強くありませんが、数がいると面倒です。
●友軍
・『踊り子』ローズマリー(p3y000032)
皆さんと同じようにR.O.Oへログインしている誰かさんです。ローズマリーと名乗っています。
物理系近接アタッカーです。皆さんの指示に従います。特になければ紅焔鳥へ攻撃します。
●ご挨拶
愁です。
星読みキネマを守りましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。
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