シナリオ詳細
桃園に近い
オープニング
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高天京から北東に数日向かった先、『幸ヶ嶼』と呼ばれるいち領地は、非常に多種多様な果物を生産する農家を擁する比較的恵まれた地域であった。
こと、初夏から晩秋にかけては特に収穫が盛んになる地域で、こと桃に関しては(混沌なので近似種なのかもしれないが)殊更に評判がよいらしい。
収穫したばかりでも、林檎と紛う食感と甘酸っぱさ、熟せば南国の果物に比する甘みを醸し出すそれは、しかし流通経路が整っていないこともあってか高天京に持ち出されることは少ないのだという。他の果物と違って、衝撃や傷にひどく弱い特性も、それに拍車をかけている。
「……という噂を耳にしまして、その地の人々から依頼が来たというわけで。皆さんについてきてもらったのですが」
そう話すのは『蒼ノ鶫』ドロッセル=グリュンバウム (p3n000119)。何故か手にしているのは梨だったが、いつ切ったのか、そもそももらう機会をいつ設けたのか定かではない。
「……あげませんよ? この梨」
いや誰も聞いちゃいねえが。依頼はどうした。
「ふぁい……(シャクシャク)そろほろ(ごくん)幸ヶ嶼の領主様の遣いがいらっしゃるとかで」
いや食べてから話せよ。
「ご足労おかけした、神使諸兄。私はこの地の領主より遣わされた、名を磐(いわの)という。諸兄等に来ていただいたのは他でもない、幸ヶ嶼の近辺に近頃、『灰桜』を名乗る怪しい者達が現れたとの噂があり、其奴等がこの地の桃園を狙っているとのことで……」
「なるほど。その……桃、というとあの柔らかくて甘い果物ですよね? 灰桜っていったら確か……羅刹十鬼衆の『畜生道』泰山という方が率いる宗教団体だったはずですが、その、なぜ?」
依頼書に載っていた内容を思い出しながらドロッセルはその話題を諳んじた。狂信的な思想にあり、命を捨てることこそ生き様とばかりに自爆特攻を行う連中だったと聞いている。
そんな者達が、桃を狙う?
「恐らく……我が幸ヶ嶼に伝わる伝承に故ある話を真に受けているのではと思いますが……」
そう言うと、磐は語りだす。
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その昔、幸ヶ嶼には若い妊婦や小さい子供を連れ去って食らう悪どい妖怪がいたそうだ。
老婆の姿をしたそれは赤子の肝をとっては喰らい、妊婦はもろともに喰らい、人々からたいそう恐れられていたという。
ある日、夢枕に聞いたお告げに従って幸ヶ嶼へ訪れたという男が3人現れ、彼らは揃って桃園へと赴き、のちに妖怪退治へと連れだち、それを討伐したという。
「暗がりに桃を投げつけ、それを赤子と誤認したところを斬れとお告げにあった。それでもなお1人では倒せぬ故、桃園にて出会った者等と力を合わせよ、とも」
その話が幸ヶ嶼に伝わって以来、この地の桃は魔祓いの力を持つと信じられ、同時にその桃を食べれば通力を授かるのだ――と。
もしかしたら、灰桜の者達は通力を得たいがためか、或いはそうなる可能性を持つ者が居ることを、己のあるじ以外で許せぬのか。
「灰桜の連中が出たぞー!」
「……と、すまぬ。話の途中だが連中が現れたようだ。神使諸兄の尽力、期待する」
「なんだかどこかで聞いたような話運びですね……」
- 桃園に近い完了
- GM名ふみの
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年09月11日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談5日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
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「昔の人は言った。『ろくに鍛えもせずにいきなり強くなろうとしても、所詮無理だ』と」
「死兵のように扱われる者達が通力を求めて襲撃、ですか。……哀れにも思えますね」
『特異運命座標』エーレン・キリエ(p3p009844)は坂の上まで運んできた石鹸水(幸ヶ嶼の住人から貰い受けた石鹸だ)を坂の下に流しながら、遠くから向かってくる『灰桜』の面々を憐れむように眺めていた。
流石に一連の作業は手間であるので、動く木馬や『未来を願う』小金井・正純(p3p008000)の操る式神の手を借りている。
正純にとって、この国は徒に乱されることを許されぬ地。だが未だ民心休まらず、動乱の火種はあちこちに燻っている。ままならぬものだと、彼女は内心で嘆くが、きっとそれはつらつらと言い含めても致し方ないものだろう。高天京から動けぬ誰かのために、今自らが動くしかない。
「ねぇねぇそれってボク達もその桃食べれば、神通力もらえたりするのかな?」
「どうかな? ヒィロは十分強いから新しく必要だとも思えないけど……うん、美味しいものを求めるのは古今東西同じなのかもね」
「美味しそうな果物があるって噂で来たっす! 灰桜? っていうのから桃園を守って美味しい果物、ご褒美にたくさん貰うっす!」
「もらえ……るのかしら? 取り敢えず適正価格で買うのはいいのよね……?」
『激情の踊り子』ヒィロ=エヒト(p3p002503)が桃の『力』への期待を顕に目を輝かせると、『あの虹を見よ』美咲・マクスウェル(p3p005192)は冷静に返しつつ、桃それ自体の価値は否定しなかった。『赤々靴』レッド・ミハリル・アストルフォーン(p3p000395)はそもそも桃のことを知らない様子で、成功の暁には桃を貰って帰る気満々である。美咲は普通に購入できないか交渉するつもりだったらしいが、磐は「少しくらい持ち帰るのなら』と分け与えるのに吝かではない様子。
「農作物はこの地に生きる者たちの命。桃もまた、然りであります。通力が得られるやもと期待するのは咎められませぬが……」
「それで泥棒とは厄介な輩だな、数も多い」
『鬼菱ノ姫』希紗良(p3p008628)と『斧鉞』玄界堂 ヒビキ(p3p009478)は、エーレンが石鹸水を撒くより早く、斜面に幾つかの穴を掘っていた。……といっても、彼我の距離と仲間の策に干渉しないタイミングを考えればせいぜい、つま先が埋まる程度の窪みを作る程度だが、滑る斜面で更に転ぶ罠というのは、あるだけで厄介だ。
「感情に左右されない手合いを抱えて襲ってくる桃泥棒、ってもうほぼ暴徒ですよ! 厄介な!」
なお、『私の航海誌』ウィズィ ニャ ラァム(p3p007371)はもっと派手に、得物によって地面にドでかい窪みを生み出していた。希紗良達のそれより派手で、しかも周囲に慮ることなく行える点は優位か。
馬車に積み込んだ荷物の中身もまた、何れも穏やかなものではないのだが。
「そろそろ灰桜の連中が来るみたいっす。その前にその桃とかいう果物1個貰って良いっすか?」
「構わんよ。それで通力を得るのであれば、我々は今頃こんな辺境には居らんのだがね」
レッドは仕掛けの仕上げに入りつつ、桃を要求する。磐は近場の樹から摘み取ったそれを投げ渡し、冗談めかして大袈裟に息を吐いた。手にした桃を見たその表情が不敵に歪むのを、仲間達は見逃さない。
「真っ直ぐに、芸もなく突進……いえ、少しばかり厳つい、肉腫かな? それを先頭に魚鱗陣のような形で突っ込んできてるね、どっちにしても、強そうではないかな」
美咲は敵の動きを観察する。罠などに意識を割かない代わりに敵の動きを観察していたが、やはり彼等に戦術の概念が薄いように見えた。それを聞いたヒィロは、仲間達の準備を確認すると不敵な笑みを見せる。
「じゃあ、ここは美咲さんに教えてもらった歌のお披露目時! 制天退晴ヒィロ、いっきまーす!」
「勇ましそうな響きなのに凄く雨乞い向きの名乗りに聞こえますね……?」
ヒィロが高らかな名乗りとともに見事な歌声と踊りを披露する様子を、正純は不思議そうな、というかなんとも言えない表情で見ていた。聞いたことのない節回しと歌詞に、これまた即興で合わせたのだろうと分かる踊り。だが、それらは不思議と噛み合っているように見えた。
(このボクの踊りに掛かれば局地的災害級豪雨だってきっと!)
ヒィロの根拠の薄い(だが自信満々)な踊りは、しかし雨を導くことはなかった。なかったが、敵前にあって舞い踊る姿はすわ呪歌の準備行動かと灰桜の面々を警戒させ、その脚をわずかに鈍らせた。然るに、イレギュラーズにとってはその一瞬が値千金であったといえよう。
「そこでストーップっす! 此処には何の用で来たっすか?」
レッドの誰何に、しかし誰も応じようとはしない。
「……ほひふか、伝承おとぎ話を真に受けふまんへ、こへただの果物のっふよ?」
そして、続く挑発にもコレと言って劇的な反応は見られない。尤も、射程外から無意味に得物を振るう愚か者ばかりならそちらのほうが楽だったのだが。
「鳴神抜刀流、霧江詠蓮だ。桃が欲しければ普通に買ってこいお前たち」
「鬼菱ノ里に住まう、希紗良と申します。……この先通れると思うこと勿れ、であります!」
エーレンと希紗良、2人の名乗りはそれまで固く押し黙っていた者達の顔を上げさせ、明確な意思を詳らかにした。
「我等『灰桜』の党なりて、死に花の鮮やかなりしが我等が心得。神に通づる神使が仙桃を食す姿に興味はなし。求めるは奪う、穏当なるは恥」
「自分達の理屈のもとに、他人の道理は聞かない……やはり狂人の考えることはわかりませんね」
「細かい理屈を咀嚼するのが苦手なのは、俺も奴等も同じか。気が楽で助かるな」
大股で斜面に足をかけ、石鹸水により膝をついた雑兵は慮外の幸運に見舞われた、と言える。
少し顔を上げれば、正純が『天狼星』と呼ぶ一射が前進する面々を次々と撃ち抜いていたからだ。それで死ぬほどに彼等は鍛錬不足ではなかったが、動きを止めた者は少なからず居たようだ。
「さあ、Step on it!! 来るなら来やがれぇ!」
そうなれば、完全にウィズィの思うつぼだ。先程地面を穿ったのと同質のそれがハーロヴィットによって齎されれば、灰桜達は確実に一歩、退かされる。
「問題なし。進むのみ」
「でしたら、こちらも撃つのみです」
「まずは殺さない程度にっすよ!」
磐が矢を番え、ドロッセルが杖を構える。2人の様子にレッドがすかさず言葉を挟むと、両者ともに力強く頷いた。
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「お望み通りさっさと殺して神様に会わせてあげよーよ、あはっ♪」
ヒィロは雨乞いのステップそのままに斜面を駆け下り、先頭集団の肉腫を掻い潜り、灰桜の雑兵へと間合いを詰める。隠そうともしないその闘志はいきおい、目の前の相手の思考を敵意一色に染め上げ、決定的な隙を作り出す。それを込みでの挑発の言葉だとすれば、成程彼女も中々の食わせ者である。
「駄目だよヒィロ、殺さないで済むなら殺さない、でひとまず闘っていこうね」
わずか後ろをついて進む美咲は魔眼を以て、ヒィロがひきつけた者達を吹き飛ばす。殺すこと能わぬ『蒼ノ陰』は、しかしこの時ばかりは状況に優位に働く。咄嗟に眼前のヒィロを見た美咲は、彼女の凄絶な足さばきに息を呑んだ。
怒りに晒され、しかし度重なる阻害攻撃を受けて足を止めなかった者達。抵抗力と意思の是非というアンバランスの上で成り立つそれらの猛攻を避けるヒィロは、強い生への実感を覚えていた。当然、雑兵のみならず肉腫も混じりはすれど足取りの軽さは変わらない。
「足止め頂いているのはとても助かるであります。この距離、タイミングであれば狙うに易し」
「罠で進みが遅いのも、割と正解だったな。それでも進んでくるんだから、相当な執念だと称賛するところだろうが」
希紗良が鬼渡ノ太刀を振るって肉腫達を刻むと、エーレンも相手に飛びかかる形で切り込み、肉腫と鋭く切り結ぶ。
双方の技術は、最終的に敵を殺すためのものだ。敵の頑強さは手加減できるわけもなく、2人の卓越した身体機能、察知力は軽々に敵を殺し切るほど軽率でも浅慮でもないようだ。
「滑る足場、打ち下ろしの陣形、そして足をとる窪み。その手管、見事……ならば!」
肉腫の灰桜の1人が、足をとられ膝をついた姿勢で笑う。傷は未だ浅く、自害する覚悟にも見えない。左手を振って先を促した彼は、しかし後続の肉腫の者に背を足蹴にされ、低い呻きをあげた。よもやそれで死ぬまいが……。
「『人の橋』ですか、古典的ですが上手い罠の避け方ですね。似た話を聞いたことがあるような……」
「上手いですけど、ちょっとそれ卑怯な気がしますよ!?」
感心したように息を吐く(しかし手は止めない)正純に、ウィズィは冗談だろという調子で返す。確かに地面が歩けぬならそれも有りかもしれないが、それって死屍累々の上とかでやるのではと。
だが、彼女は言葉ほど焦っているわけでも、手が尽きたわけでもなかった。前進し、向かってきた肉腫達に向けて己を的にかけ、振るわれる猛攻を受け止める。正面からのぶつかり合いで、物を言うのは肉腫のようなインスタントな強さではなく、ウィズィのような鍛え上げられた肉体だ。やや後方に続いたヒビキが一喝のもとに肉腫数体を後退させれば、陣形は大いに乱れる。
「今です!」
「これとこれと、あとこれっすね! 落とすっすよ!」
ウィズィの合図にあわせ、レッドが馬車に積まれていたもの、或いは固定されていた仕掛けを次々と外し、石や木、はては馬車の幌までも転がしていく。仲間を足蹴にして前進し、前衛達を振り切らんとした者ですら、ここまで敵も味方もなく放たれた騒乱は想定外だったろう。
その隙こそが、命取り。
足を取られ、動きが乱れ、どころか隊列はもう完全に瓦解している。
ヒィロと美咲によって後ろに控えた一般衆はほぼ全部が戦闘不能、しぶとく前進を続けた肉腫達も度重なる負傷と罠、ダメ押しとばかりにレッドの神気閃光をうけて意識を保てる筈がない。
「他はわからないっすけどボクは殺しなんてしないっすから、とっとと帰れっす!」
「帰れるものか、このまま尻を捲って逃げるくらいならこの生命……!」
「──この祈り 偉大なる狩人、星を撃ち落とせし英雄に奉る。……命までは要らないんですよ、無駄に殺して厄介事を持ち込まれる方が困ります」
かくなる上は、と最後の力を振り絞って自害をしようとした肉腫の者はしかし、仲間もろともに正純の一撃に再び巻き込まれ、今度こそ動きを止める。この程度の肉腫であれば、動けぬ者の肉体から引き剥がすのは容易だろう。不幸中の幸い、といったところだろうか?
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「色々あったけど、桃園が無事でよかったっす。準備してなかったら危なかったっすね」
「あの数を相手に、地形の有利はあっても防衛戦でしたから本当に大変でしたよ……でもこっちは被害少なくて助かりました」
全員を救うことはできながかったが、皆殺しもあり得た戦場で敵を生かしたという事実は大きい。レッドの尽力は、相応の結果を残したと言える。ウィズィも戦闘に於ける疲労が祟ってか、傷こそないがその場に座り込んでいる。
「捕まえた手合いは官憲に引き渡して、私達はこれから片付けですよ。疲れているのは確かですが、こういうのはちゃんとしておきませんと」
「通力なんてものを信じちゃいないが、この桃園は残っていて欲しいものな。こんな連中の血肉を放っておく義理もない。……で、ヒビキは立てるか?」
「暫く……待ってくれ。静かなところで休みたい……」
正純は仲間達を奮い立たせ、後片付けへと先導する。エーレンはヒビキに肩を貸す形で立たせ、桃園の管理棟へと引きずっていく。殊更前に出ての戦いだったのだ、負傷が深いのも已む無しか。
「ねぇねぇ、桃食べてもいい? 食べたい!」
「はい、磐さんが切ったものがこちらに、皆さんのお持ち帰り用としてご用意いただいた1人3個の箱がこちらに」
ヒィロがここぞとばかりに桃の実食を申し出ると、自身も少し負傷気味のドロッセルが大皿を抱えた磐と、その脇に積み上げられた箱とを指差した。矢も盾もたまらず駆けていくヒィロを追うかたちで美咲も磐のもとへ向かい、仲睦まじく食している。
「しかし、彼等の切札とは一体なんだったのでありましょうな? 伝承に基づくなら化生の類でありますが……」
「彼等は幻を見ていた……と、いうことにしましょう。現れなかったものをあれこれ考えると、それこそ鬼が笑いますよ」
希紗良のふとした懸念に、しかし正純は気にしたふうでもなく応じた。「私は希紗良さん達が笑うのは嬉しいですが」、と返すのを忘れない辺り、彼女も中々返しが上手い。
「私達も、桃食べてから片付けしません? 折角切ってもらってますしね……」
ウィズィは「あーん」しあうヒィロと美咲をどこか思うところある視線でちらと見てから、無事な仲間達に打診する。わずかばかりの逡巡があったが、彼女の提案が受け入れられたのは言うまでもない。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
タイトルは一発ネタみたいなところありましたが、中々ハードな展開だったと思います。
……思います、が。
「殺さなければ死亡トリガー踏まないんじゃね?」は流石に笑いました。そうね、複製肉腫って不殺フィニッシュで数打ちの雑魚なら引き剥がせるもんね、ってマジでやるんか。
倒されてから死ぬ可能性はあったっちゃあったんですが、そのアイデアは非常に美味しかったと思います。
GMコメント
タイトルで落としたかっただけで、内容はスタンダードな戦闘です。
●成功条件
灰桜一党の排除
●灰桜・複製肉腫衆×10
灰桜における、複製肉腫により強化された者達です。
爆発的な身体能力を持ち、戦闘能力は高いですが継戦能力に乏しく、特攻兵器じみた偏った能力を持っています。攻撃面は非常に苛烈、HPも相当量ありつつ守りはやや貧弱といったところ。
怒り、混乱系統に強めの耐性を持ちます。
攻撃はレンジ2までの物理攻撃メイン。崩れ系列・窒息系列のBSを主に付与してきます。
●灰桜・一般衆×15
一般的な灰桜信徒です。
攻撃力は複製肉腫に劣りますが、連携や怒り付与などによる効率的な戦闘が主体となります。
Mアタック系、HP減少BSなどを主体とし、遠近の役割分担がしっかりしています(内訳不明)。
●???
灰桜の面々の一定数死亡後に現れる『切札』。どれが何体死ねば、なのかは不明です。
反応・EXAが非常に高く、【必殺】ありの【防無】攻撃、【防無】はないものの強烈な威力を有す攻撃など、高い戦闘力を持つ模様。
こいつだけは例外的に、低空飛行相当の高さの『跳躍(移動専用スキル)』を行い桃園へ一直線に向かおうとします。
●戦場情報
桃園手前200mほど。
桃園は小高い斜面の上にあるため、斜面の下から攻めてくる相手を迎撃する格好となります。物理射撃攻撃に命中ボーナスが入ります。
●情報精度
このシナリオの情報精度はCです。
情報精度は低めで、不測の事態が起きる可能性があります。
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