シナリオ詳細
スカイハイ炭酸乳首祭り いまなら無料体験中!
オープニング
●乳首炭酸スパってなに
「おあああああああああああああああああ!」
読者諸兄のなかに、三メートルほどの高所から高圧ホースで炭酸水を乳首へピンポイントでぶっかけられるスパをうけた方はおられようか?
いないと思うしいたらちょっと世間が信じられない。
が、あえてご想像いただきたい。スチーラー鋼鉄帝国の東側に広がる森の中で、成人となる村の男達が成人の儀式として右乳首に高圧ホースで炭酸水をブシューってされているさまを。
その村の巫女(年代わり交代制)がホースを抱えてハァハァしてるさまを。
この倒錯的な祭りはどういうわけか毎年かならず行われ、村の男はこれを超えていかないとオトナになれないとすら言われていた。
そしてよりエキサイティングなりアクションをしたものこそが真のオトナとなり炭酸の神に愛されるとも。
だが、そんな儀式を狙う魔の手が迫っていた!
近づく土煙と振動。そして威圧的にふかすエンジン音。
その音にびくりと振り返った巫女はホースを取り落し。それまで十字のポーズで炭酸浴びていた男子も怯えた表情でふりける。
いざ見よ東の地平線を。
せまるバギーやバイクの群れを。
「ヒャッハー! 炭酸水だ!」
モヒカンに棘のついた肩パット。片手にラムネの瓶を振り上げたラムネギャングたちである!
サブマシンガンや火炎放射器を乱射し、斧を振り上げ走る荒野の男たち。
鉄仮面の中央に『炭酸』と毛筆で書きつけたホッケーマスク男が、充血した目をかっぴらいて叫ぶ。
「乾いた大地と乾いた魂には炭酸水がよく染みる。この大地の炭酸水はすべて俺たちがいただく。さあ――」
魔改造されたジープのうえに立ち上がり、両腕を広げる。
「炭酸をあがめよ!」
●
鉄帝セフィロトの一大プロジェクトことProjectIDEAは不明なバグによって止まっていた。
電脳空間に作り出したもうひとつの混沌ことROOがバグに呑まれ、仮想世界ネクストができあがっていたのである。
研究のために入り込んでいた研究員たちは魂ごととらわれ、世界内のNPCやオブジェクトの中へと閉じ込められている。これを助け出すべく、ローレット・イレギュラーズたちがアバターを用いてROOの世界への冒険をはじめるのだ!
「というわけで、スカイハイ炭酸乳首祭りに参加し炭酸の神に愛されラムネギャングを打ち払うのだ!」
いやそうはならんやろ。
「なっとるやろ――がい!」
説明しよう。ラムネギャングたちを倒すという『クエスト』を完了することで世界内に囚われた研究員たちを救い出すことができる。
そのためにはこのラムネギャングたちを倒す必要があるが……だが待ってほしい。今のままで挑めば苦戦は必至。ラムネの力で炭酸の悪魔に愛されたラムネギャングたちはそのスパークリングなパワーでイェイイェイするに違いないからだ。
だが解決策はある!
ここにある!
成人の儀式として脈々と続いていたっていう『スカイハイ炭酸乳首祭り』へエキサイティングに参加することでスパークリングなパワーがたまりこちらもイェイイェイできるのだ!
「スカイハイ炭酸乳首祭りはシンプルだ! 高所から炭酸水を男の乳首めがけて浴びせかけるというもの。
ただこの行為を行うだけでもスパークリングパワーは得られるが、よりエキサイティングに……よりクレイジーに……よりパワフルに行えた者にはさらなるスパークリングパワーが与えられるという!」
コーラの缶をめっちゃ振りまくった情報屋は、プルタブを開きスプラッシュの限りを尽くした。
「さあ皆! 囚われた人々を救うため! バグった世界を救うため! スプラッシュしようぜ!!!!!」
- スカイハイ炭酸乳首祭り いまなら無料体験中!完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年06月07日 17時40分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●スカイハイ炭酸乳首祭りだ!
「乳首に炭酸ぶっかける祭りだぁ?」
上着に手をかけた『剛力剛腕』アンドレイ(p3x001619)は、秒でそれを脱ぎ捨てた。
むき出しのアンドレイ。むき出しの乳首。太陽の下で輝く右乳首と左乳首はオトナの象徴である。
「ハッハー!いいじゃねぇか! 俺様の鍛えた黒乳首(BLACK SWAN)の力を見せてやるぜ!
――って純粋な男が俺様しかいねえじゃねぇか!! 乳首に炭酸打たれる男を見るの楽しみにしてたんだぜ!?」
「おっと、俺たちを忘れて貰っちゃ困るぜ!」
両乳首を押さえて悲しみに暮れるアンドレイの後ろで声がした。
両腕を頭の後ろで組んだビキニパンツの成人男子たち。そして両手に持った炭酸水ボトルを猛烈にシェイクする巫女たちである。
「本来このスカイハイ炭酸乳首祭りは俺たちの成人儀式!」
「たとえラムネギャングがやってこようとも、止める義理はありませんわ!」
「アンタたち……」
振り返り、アンドレイは左右非対称ににやりと笑って首を振った。
「ハジけてるぜェ」
「あなたは水も滴るいい男でも可愛い子でもないし、手加減しないで良さそうね」
一方でコーラの瓶をフリフリシェイクしている『大型』ジオ(p3x002157)。
その姿は真夏の太陽のようにまぶしいビキニスタイルであった。
「折角だから……この祭り、楽しませてもらおうかしら」
スカイハイ炭酸乳首祭りは成人の儀式である。
故に『白き星の守護者』アルフィンレーヌ(p3x008672)はことここに至りつつも真剣に取り組んでいた。
フライトユニットでズゴァーって飛行しながらウォーターガンをかざした。銃口を細工し圧縮スパイラス発射法を採用した銃身を採用。ポンプをしゅこしゅこやって水圧を上げ限界まで達した空圧タンク内はギチギチにつまった炭酸水によって地上の乳首を狙っていた。
スコープごしに覗き込むと、仰向けになった『くまぬい』カイン(p3x003581)が大の字で乳首を晒している。
乳首っていうかアルフィンレーヌが縫い付けたボタンによるイマジナリー乳首である。
(この祭りのためにボクの秘密、実は男の子だったことを早々に明かすことになろうとは。
けどこのぬいぐるみボディーにイマジナリー乳首を付けてもらうことによって、ラムネギャングに対抗するための力を得る覚悟だよ)
「何なのこのお祭り? 混沌世界でこんなお祭りあっても恥ずかしくて参加できない、わ……よね」
覚悟座った本音と、うっかり漏れ出た不安。
さすがバグった世界ネクスト、成人の儀式もイカれてるな……と思いつつも本当に現実(混沌世界)にありそうでちょっと身震いするカインだった。
「なるほど……このスカイハイ炭酸乳首祭りはただの祭りじゃなくて、炭酸の神に捧げる神事、ということか。
いいだろう、こう見えてオレも巫女だ。巫女としての所作なら問題なくこなせるぜ。
例えそれが──男の乳首に炭酸水をスプラッシュすることでもな!」
『雷火、烈霜を呼ぶ』キサラギ(p3x009715)が構えた二丁ウォーターガンに炭酸水を注入し、しゃかしゃか振りながらスパークリングパワーを溜めていく。
『スーパーねこキャット』あんころもち(p3x008507)もなんかの覚悟をキメたのか最初から何かがキマってたのか、両目かっぴらいて壱リットルボトルを両手で握ってしゃっこしゃっこ振りまくっていた。
「今日は男子たちの乳首をダメにしに来たにゃ!
それはもう再起不能直行コースでダメにする!
まぁ男子って言っても1人とぬいだけどにゃ!
私たちの女子力とスパークリングパワーでラムネギャングを倒すにゃ!!!」
現実でこんなことしながらこんなこと言ってるひとがいたら然るべき機関に電話してるとこだとおもう。
けれど誰もそんな電話はしない。電話がないからじゃない。みんなキマってるからだ。
『Lightning-Magus』Teth=Steiner(p3x002831)もそうだ。
「天井に御座す炭酸の神よ。見せてやる、これが俺様のSparkling理論!」
Teth=Steinerは手にしたボトルにゆーっくりあのなに丁度良くまるっこいソフトキャンディあるじゃんあれ、あれを近づけていった。
全く同じ顔して開いたコーラのボトルにゆっくり稲庭うどんを近づけていく『きつねうどん』天狐(p3x009798)。
「なーにが炭酸ギャングじゃ! ならばこっちは乳首ギャングじゃモヒカン共め!! 見よ!」
うどんをボトル内にどるんって謎の勢いつけてぶっ込むと、どういうわけかコーラがものっそい勢いで噴出した。
「ものども――スパークリング(ぶっかけうどん)じゃあああああああああああああ!」
●スパークリングパワーが、溜まってきただろう!?
「そーれ、シャワーの時間よぉ」
ジオがドライアイスを雨あられと降り注ぐなか、緊急スカイハイ炭酸乳首祭りは始まった。
迫り来るラムネヒャッハーたちに立ち向かうべく、いまこそ――。
「乳首も炭酸を浴びな! ウフフ……アハハハハハハホラホラ! 踊れ踊れ!!」
「おおーっ、弾ける炭酸が乳首に沁みわたる! 落下の衝撃と炭酸の刺激で乳首ビクビクしてんの感じまくるなぁ、おい!」
ジオのスプラッシュする炭酸ビームをアンドレイが魅惑のアラビアンダンスで右乳首左乳首交互に受けていく。
踊れって多分そういう意味じゃないと思うけどアンドレイは律儀に踊った。
「お?なんか妙に殺意の高い炭酸があるな!
だが俺様の乳首はとれねぇぜ!
なんたって俺様の乳首はEXF100越えだ!
必殺がなけりゃプルプルするだけだぜ!
ほーれ、プルプルン~♪
……くーっ、キマるぜ!」
ジオの炭酸が過激なら過激なほど燃えるらしくアンドレイは両腕を広げてそれを受け止めていた。
「ならわ私は――『うどん生地に炭酸水を混ぜる』ぞ、”炭酸の神”と”うどんの神”のコラボといこうではないか!」
オラァつってしゅわしゅわしてるどんぶりに香川のうどんをぶっこむと、そのまま高台からダイブしてアンドレイの乳首にスパーキングした。
「そぉい!!」
「スパーキンッ!」
「神と神の合体スパークリング付与じゃッ!!
アンドレイ、お主の胸筋でうどんを打つ!
荒々しく! 高々に! 絶え間ない炭酸地獄の中、限界までこねくり回してやろうじゃないか! おぬしの乳首にも食材適性がつくぞぉ!」
「ウオオオオオコシの強い乳首にされるゥ!」
壮絶な風景に、村(B地区)の成人男子たちも手に汗を握った。
「こいつは負けてられないぜ……イレギュラーズの皆さん!」
「まかせるにゃあ」
高速でボトルをシェイクするあんころもち。
「くらえにゃあ! 乳首なくしてやるにゃああ!」
「あああああああああああああああああ!!」
右乳首重点でソーダスプラッシュ。フレーバーはグレープ、オレンジ、メロンの三種からお選び頂けます。
「あっこれファ、ファン――」
「折角配慮してるのに商品名を言うんじゃないにゃー!」
「ああああああああああああああああああ!!」
そこへTeth=Steinerがコーラにメンをトス。
「これを蓋して2倍!
それを両手に持って2×2の4倍!
E.F.Maneuverによるダッシュで4×2の8倍!
高台を駆け上って8×2の16倍!
そこからジャンプして空中三回転捻りで16×2の32倍!
空中三回転捻りによる乳揺れが生み出す乳首の運動パワーで32×2の64倍!
トドメに炭酸をどちゃくそに振って64×2の128倍!
これが――128倍スカイハイ炭酸乳首Exciting-Sparklingだ!!」
すげー回転しながらスプラッシュしたTeth=Steinerの炭酸が成人男子たちに浴びせられる。
沸き立つ炭酸。弾ける乳首。突き抜ける青空。
爽やかに吹き抜けた春の風が花の香りを運び、カインの顔にびしゃあってコーラがかかった。
が、カインは逃げなかった。
性別不詳のくまぬいが性別をさらして男に子にまでなった覚悟、そう折れるものではないのだ!
「さぁ、僕のイマジナリー乳首にも存分に炭酸水をかけるがいい。ただし糖分入りは勘べ――」
ドュヒューン。と、音がしたと思って頂きたい。
たぶん宇宙でコロニー戦争してるときに出るビームの音だと思う。
カインのイマジナリー右乳首(ボタン)が砕け散り、カインはスローモーションでゆっくりと飛んだ。
「いくらお祭りとはいえ、公衆の面前で、片乳晒して、炭酸水浴びせて、恍惚とするとは、破廉恥極まりないわね! はっきり言っておしりぺんぺんよ!」
結構マジで人が死ぬ速度で炭酸を発射したアルフィンレーヌが、ボトルをリロードしてしゅこしゅこ空圧を溜め始める。
「あっ、ちょっ、激しすぎっ!そんなにされたら折角つけてもらった乳首取れちゃうよぉっ! いじめる? いじめ――」
「炭酸水の神よ、なんかよくわからんけど力を貸したまえ!」
そこへキサラギがリッターボトルを高所より振りかざしカインのイマジナリー右乳首にぶっかけた。
「微弱な電流で血行促進サンダー炭酸水!
氷のような冷たさで感覚を研ぎ澄ますフローズン炭酸水!
そしてほどよく体を温め戦意高揚ホット炭酸水だ!」
「んぎゃああああああああああああああああああ!!!!」
折角だから、中の人(アバター主)が妖精みたいに可愛いハーモニアの女の子だってことをここに付け加えておきたい。
何か見知らぬ扉が開きそうな一幕。そう、これがROO――!
●そういえばこっちが目的だった
「ヒャッハー炭酸だー!」
バギーをジャンプさせたモヒカン棘パッドの男達。通称ラムネヒャッハーは瓶を逆さにして頭からラムネ飲料をぶっかけると、舌を出して笑った。
昼間の都内でこんなことしてる人がいたら即通報だと思うしここB地区でもバリバリ通報案件のモンスターである。
さっきまで乳首でうどんこねたりイマジナリー乳首を高水圧で粉砕されてた人達が迎え撃つのでもうこれ実質キングオブモンスターだね。
「ニャッハー!!」
「ひゃっはー!!」
バギーでジャンプしてきたヒャッハーに対し、あんころもちとカインは両手にラムネ瓶を持って高台から跳躍。
後ろでにゃんにゃん応援してるねこさんたちを背に、謎のダブル炭酸ジェットキックをたたき込んだ。
「ぶべらっ!?」
「敵も倒す! お祭りにも優勝する! 完璧に勝ってこそのクエストクリアにゃ!」
「獲得したばかりのイマジナリー乳首を粉砕された痛みをおしえてやるぅ! おしえてやりゅう!」
「喜べ! お主等は私が美味しいうどんにしてやろう!」
そこへ同じく高所から飛びかかるうどん県民もとい天狐。
両手に炭酸わきたつきつねうどんとたぬきうどんをそれぞれ持つと、どんぶりをヒャッハーの頭にダブルそぉいした。
「うどんになれー!」
「もしくは灰になれ!」
炭酸ジェットで空を駆け抜けるアルフィンレーヌがウォータースパークライングライフルを構えると、カインのボタンを粉砕した例の効果音でヒャッハーたちをドゥシューンしていった。
「遅い!悪い子はおしりぺんぺんって言ったでしょ!」
ドゥシューン!
「ゲームは一日一時間が掟なら、クエストのクリアなしにログアウトができないのもまた掟。早急に消えていただくわ!」
ドゥシューン!
「そは生命のきらめき そは魂のささやき 宵闇の帳をめぐるもの あまねく世界をてらすもの とこしえの誓約 いにしえの盟約 今ここに 星の光よ わが前に立ち塞がりし 邪なるものどもの全てを滅せよ」
ドゥシューン!
いま効果音だけで駆け抜けたが、厳密には光の巨人みたいなビームを出してヒャッハーたちの乳首を片っ端からスパークリングブレイクしたアルフィンレーヌと地上をうどん屋台で駆け抜けて片っ端から撥ねた末安定の二度挽していく天狐という地獄である。
前世でどんな悪いことしたらこんな地獄に落とされるんだろう。気になる人は練達子供電話相談室に相談してみようね。
「この瞬間をその目に刻み付けな!」
とかやってると両乳首からスパークリングパワーを注入されたアンドレイが背後から白髭のおじーちゃんみたいな背後霊を出しながら一緒に芸術的なポーズをとっていた。
からの、スーパー連打。
めっちゃ分身してみえるアンドレイがヒャッハーたちを片っ端から殴りまくっていく。
「スパスパスパスパスパスパスパスパ……スパーキング!」
血を吹いて飛んでいくヒャッハーたち。
「モヒカンとか私の趣味じゃないのよね。手加減抜きで『イェイイェイ』してやろうじゃないの」
そこへジオが炭酸水鉄砲を両手に現れ乳首を重点的にイェイイェイしていく。
「カイカン♪ こんな楽しい事めったにないわ! ホンモノの消毒ってのを味あわせてやるっての!」
「満ちるぜ……これが俺様のSparkling Power――」
そこへラジオ体操んときにしかやらないようなのけぞり姿勢で謎スライディングしてきたTeth=Steiner。
「来いよ、Ramune Gang!」
ラムネギャングの右乳首に【氷結(しもやけ乳首)】!
「テメェ等のTKBもLet's Festival!」
ラムネギャングの左乳首【体勢(乳首)不利】!
ついでに両乳首に【恍惚(乳首)】!
「乳首を燃やす時が来た! 行くぞ!」
Teth=Steinerは今日初めて知ったようなボタンギミックで胸元をオープンすると、谷間んとこにダイエット系コーラをボトルイン。儀式用の高台をズアーって登っていって最上階からフライアウエィした。
「喰らえ! ブレストサイダァーッ!!」
谷間でハチャメチャにシェイクされたコーラをRamune Gang's TKB Lock-on――Fire!
「ぎゃああああああこれがちまたで噂のボトルマ――」
「デリケートな名前出してくんじゃねえ!」
オラァっていいながら炭酸膝蹴りたたき込んだキサラギ。
すると懐からスッとふたつのサイダーボトルを取り出した。
「オレは男子ではなく性別不明。だがそれは男の可能性と女の可能性が偏在するシュレディンガーの乳首。可能性の乳首(けもの)が今解き放たれる! カモン!」
オープンしたダブルボトルを頭上に掲げ自らにスパークリングした。
「うおおおおおおおおおおおおスパアアアアアアアアアアアアクリイイイイイイイイイイング!」
そしてB地区は光に包まれた。
男子か女子かもわからない乳首にスパークリングするという、どうかしてる描写を隠すべきか見せるべきか迷った世界の選択は、『とりあえず画面白くしとけ』だったのである。
だがこうして漂白されたB地区には奇跡もまた起きた。
乳首をイェイイェイされて死んだラムネヒャッハーたちは何故か綺麗なヒャッハーとなって蘇りB地区の成人男子たちも両乳首を光らせながら立ち上がり野は豊かに実り空は晴れ渡り小鳥は虹をかけて飛びすべての病と争いが消えた。
ありがとうスパークリングイレギュラーズ。ありがとうスカイハイ炭酸乳首祭り。ありがとう、ありがとう……!
成否
成功
MVP
なし
状態異常
あとがき
――クエストが完了し、研究員たちは解放されました。
――B地区は乳首の聖地となりました。
GMコメント
●クエスト
・成功条件:ラムネギャングを倒す
・オプション:スカイハイ炭酸乳首祭りに参加する
スカイハイ炭酸乳首祭りに参加してスパークリングパワーをため、ラムネギャングを倒しましょう。
OPで説明したとおり、スカイハイ炭酸乳首祭りは高所から男子の乳首に炭酸ぶっかける祭りです。
これをよりエキサイティングに……よりクレイジーに……よりパワフルに行えた者にはさらなるスパークリングパワーが与えられるという!
具体的にはダイスの出目がやたら良くなるので、ここぞとばかりに試していただきたい。ときには自分のキャラや常識を捨ててスパークリングするのも……いいぜ!
●ラムネギャング
炭酸の悪魔に愛されたギャングたちです
スパークリングパワーで機関銃や火炎放射器や斧を振り回します。ヒャッハーです。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
●ROOとは
練達三塔主の『Project:IDEA』の産物で練達ネットワーク上に構築された疑似世界をR.O.O(Rapid Origin Online)と呼びます。
練達の悲願を達成する為、混沌世界の『法則』を研究すべく作られた仮想環境ではありますが、原因不明のエラーにより暴走。情報の自己増殖が発生し、まるでゲームのような世界を構築しています。
R.O.O内の作りは混沌の現実に似ていますが、旅人たちの世界の風景や人物、既に亡き人物が存在する等、世界のルールを部分的に外れた事象も観測されるようです。
練達三塔主より依頼を受けたローレット・イレギュラーズはこの疑似世界で活動するためログイン装置を介してこの世界に介入。
自分専用の『アバター』を作って活動し、閉じ込められた人々の救出や『ゲームクリア』を目指します。
特設ページ:https://rev1.reversion.jp/page/RapidOriginOnline
※重要な備考
R.O.Oシナリオにおいては『死亡』判定が容易に行われます。
『死亡』した場合もキャラクターはロストせず、アバターのステータスシートに『デスカウント』が追加される形となります。
現時点においてアバターではないキャラクターに影響はありません。
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