シナリオ詳細
繋がる船と、繋がる旅
オープニング
●
海鳥と船の音。風に混じった海のにおいが、喧噪と馬車の中にとけていく。
腰を下ろし、赤い石の屋根の並ぶ風景をぼうっと眺めていた。
港を見ると、新しい船がやってくる。
今日は市場にでもいって見ようか。
きっと新しい何かが見つかるだろうから。
海洋王国は南東、ミレナリエ諸島は商業の盛んな土地として有名である。
特にパッツァマグナ港は赤い屋根の並ぶ風光明媚な町並みもあって観光客がよく訪れ、それを目当てにした商人たちが世界各地から珍しい品を運び込んでくる。
ここは商人達の交わる土地であり、新しい発見をもたらす土地でもあるのだ。
「この方はそんな場所で商人をしているマスクウェールさん。船旅の途中で腰を痛めてしまって、この土地で一時療養するようなのです」
と、言った具合に場面はかわり港の見える赤い屋根のカフェ。白い石の柵ごしに船を眺めていた商人マスクウェールが、港にとまった一隻の帆船をゆびさした。
「あれが私の船です。帆の所に赤い亀が描かれているでしょう? ゆっくりでも確かな、そして新しい発見のあるものを届けようという先々代からの教えとして描かれているんですよ」
マスクウェールいわく、船とは文化と文化を繋ぐものであり、その手段の一環として商人をしているのだという。
「海洋王国が大遠征の悲願を達成して以来、我々は新天地豊穣郷に強く着目しました。
『神隠し』によって色々な人や文化が流入しているとはいえ、貿易はまだ初めてのはず。閉ざされた海を越えて、大陸の品々を届けようと考えたのです。……いや、この考えをしているのは私ばかりではありませんね」
といっても、船を数日進めた程度で海洋王国とカムイグラが繋がるなんてことはない。
途中途中に存在するコンモスカ、フェデリア、アクエリアを経由してやっと到着する遠大なる地なのである。
ユリーカは世界地図の海洋コンモスカ間をすぅーっと指でなぞってみせた。
「今回皆さんにやってもらうのは、商品の輸送と護衛なのです。
マスクウェールさんはこの土地で療養しますので、ここでいう護衛は『商品そのものの護衛』になりますね」
青は『静寂の青』なんて名前によびかえられてこそいるが、いまだ危険な怪物である狂王種(ブルータイラント)の出現も多い。
船を進め旅をし、時には敵を倒し、コンモスカ島へと商品を送り届ける。それが今回の依頼内容となるわけだ。
商人マスクウェールは穏やかに、そしてぽっこりとでた腹を撫でて笑った。
「大半は静かな船旅になるでしょう。けれど、その中でしか得られない時間やつながりがあるものです。ローレットの皆様。どうぞ、私の代わりに楽しんで」
- 繋がる船と、繋がる旅完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年05月06日 22時10分
- 参加人数8/8人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●人と人をつなぐのは、いつだってヒト
うみねこの鳴き声に、『絶海武闘』ジョージ・キングマン(p3p007332)は腕を組む。
駆け寄ってきた少年が物珍しそうに彼の顔を見るものだから片眉を上げて視線をかえしてみると、ドキッとした様子で走り去っていく。
最近……いや、大遠征を終えてからだろうか。こうした視線を受けることが多くなってきた。『キングマンズポート』が有名なのか『キングマンファミリー』が有名なのかは、判別のしがたいところだが。
「マスクウェール氏の受け継ぐ考え方は、良いものだな。
文化を繋ぐものか。生業として商うものは多いが、そういう視点は、新鮮だな。
あぁ、実に。心に響く」
ともかく、今回は商人マスクウェールの代行に徹することにしよう。
ジョージは早速大遠征前後のツテをつかって地元の市場を訪れると、航海の際にはよく使っていた取引先がまだ商売をしているらしいことがわかった。
「そんなわけで主な食料は安価で手に入ったが、今回の船旅はストイックな者ばかりじゃない。嗜好品やビタミン不足に効く果実類も買っておきたい。頼めるか」
ジョージからそんな風にバトンを受けたのは、デカい木箱を両手それぞれに一個ずつ担いで船に積み込んでいた『私の航海誌』ウィズィ ニャ ラァム(p3p007371)だった。
ほっそりとしたシルエットからは想像できないくらいのパワフルさで荷物をおろすと、ウィズィニャラァムはこきりと首をならした。
「なるほど? 今日は筋肉で解決する日かと思ったけど……オーケーいいでしょう。久しぶりにこの顔で解決してみます、か!」
額に手を当て、サッと前髪をかきあげる。
「お嬢さん困難な航海に出ることになりまして……。
物資が必要なんです。そこで…あなたの力を貸して頂きたいのですよ、レディ?」
――と、声をかけたレディが目をハートにしてバスケットいっぱいのフルーツをおまけにつけたのだった。
バスケットを片手に船へ戻るウィズィニャラァム。
遠くから付き添っていたジョージが、荷物をもつでもなく横へとついた。
「あんなナンパ術、一体どこで覚えた」
「んー……ドレイクのマネ、かな」
小首をかしげるウィズィニャラァム。言われてみれば確かに、最近ウィズィニャラァムの話術や魅力の出し方がうまくなったような気がする。
「末の恐ろしい話だ……」
一方こちらは港の燃料販売所。
『波濤の盾』エイヴァン=フルブス=グラキオール(p3p000072)と『海淵の祭司』クレマァダ=コン=モスカ(p3p008547)が協力して燃料の買い付けを行っていた。
二人とも大遠征のおりに見せた活躍によって名が知れていたようで、販売店のスタッフも嬉しそうな様子だった。
「ジャンパーにサインしてくれよ! 背中のここ! モスカの祝福って夢だったんだよなー!」
「モスカの祝福はこういうのではないが……」
まあよい、とつぶやいてジャンパーにペンで名前を書いてやるクレマァダ。
燃料を木箱につめて持ち運ぶエイヴァンについていく形で、クレマァダは手を振った。
「俺もサインをねだられたぞ。有名人だな?」
「からかうな」
二人は苦笑しあい、そして自分たちののる船へとむかって歩いて行く。
「……ふふ、信じられるか。
モスカを超えて、商人が貿易をしようと云うのじゃぞ。
考えられんな、今まででは」
「俺も仲間もモスカの祝福でだいぶ助けられたが……今はこうして肩を並べて旅をする仲だ。何もかもが変わったな。青踏破の前と後では」
コンモスカ島が、青を目指す者たちに与えたものは、祝福から伝説へと変わった。
港兼観光地となったあの島は、その様相も雰囲気も様変わりし今では顔出し看板が置かれるほどだ。
だからこそ、クレマァダもまた変わるのだ。
彼女自身が他者へ与えるものも、祝福からまた、別のものへ……。
「……客人にこうして個人的に助力できるようになった点は、特異運命点座標になったことに感謝じゃな」
「そうだな。ひとまず、今は荷物の積み込みを手伝ってもらえるか?」
青踏破の前後で変わったのはコンモスカの伝説ばかりではない。
『幻蒼海龍』十夜 縁(p3p000099)もまた、大きく変わった人物のひとりだ。
「要は、俺達はマスクウェールの旦那の代わりをすりゃぁいいってわけかい。
バルで働いている手前、一応客商売の心得はあるが……さーて、どうするかねぇ」
などと言いながら、市場に露天を出させて貰った十夜は美しいバロッサ焼器を旅商人らしき人物に売り込んでいった。
「おっ、わかるのかい。流石旦那、お目が高いねぇ。
どうだい、いい皿だと思わねぇか? 特にこの青の色使い、夜明けの海を思い出してなぁ……俺の方が買いたいくらいだ」
熱心な営業。昔の彼なら『おじさんは船で休んでていいかい?』なんていって昼行灯をきめこんだものだが、今の彼の目には優しく温かな、そしてはっきりとした光があった。
その隣では『「Concordia」船長』ルチア・アフラニア(p3p006865)がソシラの石けんを泡立て、香りをたてて『この石けんを使うとこんなに肌が綺麗で良い香りになるわよ!』と宣伝をしていた。
売り物を試しに使ってみせるのは、商人のよくやる手だ。
依頼人であるマスクウェールも利益よりも文化の接続を重んじているためにか、そういった手法も許可してくれていた。
そしてこの手法は、より鮮烈な形で実行されることになる。
「ロメ牛ハンバーグとドリームドロップは如何ですか~♪
ドリームドロップから作るパンはもっちりとした食感で美味しいですよ~♪
ロメ牛ハンバーグは肉汁たっぷりで食べたら幸せな気持ちになれちゃいます~♪
両方を使った試食品もありますので、是非とも一口食べてみてくださいね~♪」
『蒼玉』サーニャ=S=クライノート(p3p009771)がほっぺに手を当て、焼きたてのハンバーガーをあえて皆の見てる前でかぶりついてみせた。
湯気がたつほど暖かい焼きたてのパンズと、肉汁のぜいたくなハンバーグ。
ラサ麦品種であるドリームドロップでつくったパンと、ロメ牛のハンバーグ。
ブランドの力もさることながら、この暴力的なまでに食欲をそそらせる組み合わせは人々の足を止めるに充分だった。
はじめは同品種のできあいのパンを使うのかと思われたが、『Meteora Barista』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)がプロの腕でもってパンをこね、(ハンバーガーを奢る取引で)貸して貰った共同かまどでふっかふかのパンズを焼き上げたのである。
ごまをふって焼いたパンズは表面をややざっくりと、内側をもっちりとさせ、肉厚で歯ごたえのあるハンバーグによくあった。
当然ながら飛ぶように売れ、かけた労力ぶんを差し引いたとしてもかなりの売上になったのだった。
ついでに販売したベイマー豆のコーヒーも親しまれ、おみやげにと豆を買っていく人々が続出。
商売は大成功のうちに幕を閉じ、やがて出航の時間がやってきた。
●平和な船旅
商人マスクウェールからの依頼は二つある。
ひとつは街での商品販売と船旅用の買い付け、もうひとつはコンモスカ島への商品の運搬と納入である。
「船旅はとりあえずボードゲームでもカードゲームでも俺は何でもいいぞ。
チェスにポーカー、まぁ普段から船の上でやってるもんだし。
俺にとっちゃ代わり映えはしないが、暇つぶしには間違いなくなる」
船の上での暇つぶしには慣れたもの、と言った様子でエイヴァンはトランプカードやらをテーブルに広げた。
カードを手に取り、器用にワンハンドリフルシャッフルしてみせる十夜。
「なら俺は悪い大人の遊び――賭け事でも教えてやろうかね
流石に金を賭ける訳にはいかねぇんで、夕飯のおかずを一品でどうだい。やってみるかい?」
「面白そうね」
「ついでに、昔話でもしようか」
ルチアや、ギターをひいてまったりとした時間を演出していたジョージが集まってくる。
そこへ、食事の準備を終えたモカとサーニャがやってきた。
船内の食事はモカとウィズィニャラァムの交代制で、いまはモカのターンである。
全員で食べてもいいようにと山盛りにしたが、山の一部が減っていた。
「け、決してつまみ食いした訳じゃ無いんだから! 味見だもん!」
ほっぺになにかつけたサーニャがぱたぱた手を振る
終始和やかな空気のまま、食事をしながらカードが配られていく。
ジョージはカードを手に取りながら、昔話を始めた。
「若い頃の失敗談なら、色々ある。海釣りをして、大物狙いをした時は、サメどころかモンスターを釣り上げたりな――」
このあと彼らは楽しく食卓を囲みながら、ゲームを交えてお互いの故郷の話や夢の話を交わしたのだった。
そうして更けていく、夜。
――すいへいせんに いつのひか
――このてがとどくと しんじてる
――ふれられないと しっていて
――このてはそれでも のびてゆく♪
星ふる船の甲板で、クレマァダが歌っていた。
コーヒーのマグカップを両手に持ったウィズィニャラァムがその隣に座って、二人は目を合わせて小さく頷きあった。
歌が、とまる。
「クレマァダさん……」
ウィズィニャラァムは二の句をつげようと口をひらいて、そして閉じた。
船の進む先は、コンモスカ。
今は同じ方向をむいて、同じ目的をもって。
そして。
「その歌、教えてよ」
「ん」
クレマァダは最初の音をAで発すると、ついてこいと指でジェスチャーした。
なんでもない、日常の歌が重なっていく。
●鱒寿司(マスズシィッ!)
もしかしたら平和のあまりお忘れやもしれないが、海路の途中にはモンスターの発生ポイントが存在する。
その名も――。
「タイラント鱒寿司じゃ!」
魚影を探知(?)していたクレマァダが海からザバァっと飛び出し、甲板へととびのった。
それを追いかけるように次々と海面から飛び出してくる鱒……いや鱒寿司。
竹をまるめた箱みたいな殻にこもっていたタイラント鱒寿司たちは殻をパコッとわって笹の葉みてーな膜を開くと鱒寿司めいた体表を露わにした。
酢飯の匂いをただよわせながら回転し突撃してくる鱒寿司の群れ。
「俺は食えんが夕飯に一匹獲っておくかい?」
「いらぬわ!」
身構えるクレマァダを庇うように十夜は青刀『ワダツミ』に手をかけた。
その一見『すきだらけ』な構えに鱒寿司たちが殺到するも、十夜はキラリと目を光らせて回転斬り。
鱒寿司たち数体を八つ裂き……いや八等分にしていくと、そこへ『ハーロヴィット・トゥユー』を両手でしっかり構えたウィズィニャラァムが跳躍。
「寿司の活〆って何だよッ!」
自分の脳内作戦に自分でツッコミをいれつつ、鱒寿司を峰打ちしていった。
寿司の峰打ちってなんだよッ!
そんな状況についていけるのかいけないのか、サーニャはきょろきょろしながら杖を構えた。
「お寿司ー! 本当にお寿司だー!? あれってそのまま食べれるのかな!?」
ノートを開いて、研究してきた魔法のうちから深海魔術をピック。杖に現れた仮想トリガーを操作しながら魔術書に書いた四角形の魔方陣コードをポイントすると、格納しておいた魔術式をマクロで複合展開した。
展開した魔術が歌となって放たれ、鱒寿司たちを拘束、ないしはたがいに衝突させていく。
そこへルチアとエイヴァンが同時に挑みかかった。
ルチアのクェーサーアナライズによって支援をうけたエイヴァンは、ひとまず牆壁『摧波熊』を構え突っ込んでくる鱒寿司を防御。
コンパクトな棒状の突起から上下に水蒸気が噴き出し、仕込んだ凍結弾による魔術で瞬間凍結。自動修復を続ける縦として鱒寿司のタックルを次々に弾いていく。
盾そのものの重量もさることながらそのデリケートな構造ゆえに機敏に動き回ることはできないが、そのぶん鱒寿司の攻撃を的確に防ぐ防御壁としての役割を全うしている。
「が、それだけじゃあないぞ。俺をただのデカい熊だと思ったら大間違いだ」
背負っていたソードオフショットガンめいた武器を手に取り、後部から凍結弾をセット。
新たに海面から飛び出してくるタイラント鱒寿司たちへ射撃を浴びせると、流れる動きでグリップ部分を操作、展開。瞬間凍結によって生まれたブレードを斧にみたて、今度は銃身をグリップにして接近する鱒寿司へ強烈な打撃を浴びせた。
「群れも出きったか」
ジョージは船の操作を行いながらコンパスを閉じると、縄を舵輪にくくりつけて進路を固定。
「もうすぐ危険海域を抜ける。モカ、掃討だ!」
眼鏡をかけなおすと、ジョージは甲板に飛び乗ってきた鱒寿司たちを跳び蹴りによって海へと打ち返した。
空中回し蹴りから更に身体をひねり、後ろ回し蹴りの動きで旋風脚へとつなげる。蹴りの軌道が津波のようなオーラとなり、鱒寿司たちをまとめて吹き飛ばしていった。
船反対側からは最後のチャンスとばかりに複数の鱒寿司が飛び込んでくるが、こちらへ対応するのはモカだ。
「無賃乗車はお断り、だ」
華麗なI字バランスからの踵で刈り取るような蹴り。――からの利き足を鞭のようにしならせた超高速連続キックによって飛んでくる鱒寿司という鱒寿司を蹴り飛ばし、最後の一匹をつまさきの上にぴたりと載せてから、人差し指で前髪をはらった。
「――胡蜂乱舞脚」
ちょいっとつま先ではねるようにして鱒寿司を浮かせ、一回転からのサッカーキックで大海原へとシュートする。
こうして、一同の船は無事にコンモスカ港へと到着。
マスクウェール氏の荷物もまた、次なる商人へと引き継がれた。
同じ志を持つ商人達によって、これまで断絶していたカムイグラとの文化が繋がっていくことだろう。
そのつなぎ手のひとりとして、ローレット・イレギュラーズたちの名も刻まれていくのだ。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
――ミッションコンプリート
GMコメント
こちらは船での輸送、旅、そして時に戦闘をお楽しみいただけるシナリオとなっております。
一息に全部語るのは難しいので、まずは順を追ってご説明しましょう。
●オーダー
最低成功条件:船を出し、目的地まで荷物を届ける
オプションA:物資を港町で販売し、お金に換える
オプションB:航海に必要な物資を安く手に入れる
●準備パート
商人は港につくたび商品を売って利益を出し、そして次なる旅にむけて買い付けを行います。
都市の港で『物資の買い付け』と『商品の売りつけ』を行ないましょう。
両方ひとりでやろうとするとプレイングのリソース不足が危ぶまれるので、手分けしてどっちかを、そして一部の商品にスポットをあてて行なうことでよりよい結果が出せるでしょう。
※船は港にいる船番業者に預けています。保険付き有人駐車場みたいなやつです。
【売り物】
・バロッサ焼器:ラサの伝統工芸品。青と赤で模様や絵が描かれた皿や壺。美しく美術品として扱われる。そのかわり高値。
・ドリームドロップ:ラサでとれた乾燥麦を魔法によって冷蔵保存したもの。日持ちし、これをパンにするなどして食べる。もっちりした食感が特徴。広く人気。
・ロメ牛ハンバーグ:ラサのブランド牛ロメのハンバーグ。魔法で冷凍保存されており暖めて食べる。高級お取り寄せグルメ的存在。主婦層に人気。
・ベイマーのコーヒー豆:違いの分かる男達には秒で分かるブランド豆。芳醇かつフルーティーな香りが特徴。やや安価で、特に老年の男性に人気がある。
・ソシラの石けん:香りの良いソシラの花エキスが配合された石けん。海洋界隈にはない花なので香りが特徴的。若い女性に人気。
【買い物】
・船旅用の食品:食べ物は大事。沢山買い付ける事になる。
・魔法燃料:船の推進力を維持したりエアコン効かせたりするためのエネルギー源。
・その他消耗品:これといって特に指定はないですが『これいるだろ!』と思ったら買い足しましょう。
●船旅パート
数日にわたって船旅が行われます。
道中どんなふうに過ごすのか、などです。
役割分担は『料理担当』くらいしか決める必要はありません。ほかは多分持ち回りです(プレイングからもカットしてOKです)。
主には、長い船旅で仲間とどう交流するのか。退屈になりがちな昼や夜に娯楽を提供したり、昔の事を話して仲良くなったりです。
●戦闘パート
道中戦闘が必要な場面があります。
現れるモンスターは『タイラント鱒寿司』です。
はい。タイラント鱒寿司です。そこそこの群れで行動します。
猛烈な突進と食らいつきによって餌をめっちゃ食う巨大なマス寿司です。
戦闘能力に大差はないのですが、たまーに【麻痺】もちや【出血】もちや【乱れ】系統のBSもちがいます。
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