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シナリオ詳細

See was paranoia

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング


 見られている、誰かに――。
 その臆病な男が最初に訴えたのは一週間ほどのことであった。
 狩人としては優秀だが、臆病風に吹かれる事の多いその男は人々の物笑いのたねになることが少なくない。
 男自信も、仕方のなきことと受け容れているフシがあるにはあったが……いつもと様子がどうにも違う。

 まず、四六時中『見られている』と訴える様になった。
 家にあるあらゆる穴を布で塞ぎ、外を出歩くときもビクビクとするようになった。顔や肌をほとんど見せなくなったのだ。
 蓄えがあるぶん、他人よりは家を出る機会が少なくて済むのだろうが、それにしたって過剰なほどに……彼は引きこもるようになった。
 しまいには夜、水の滴る音に反応して飛び起きるほどである。
 彼の手記には、『壁の隙間、床の木目、器に張った水、そして水滴から誰かが見ている』と記載されていた。
 しまいには『見ている』という殴り書きだけでページが終わっているほどに乱れたものもあった。
 そんな男が死んだのがつい、先日。
 屋内からは他者と争った形跡はなく自殺ないしショック死とみられるのだが、奇妙な点は彼の全身には多数の穴が空いていたということ。
 そして、彼の両目がくり抜かれたように亡くなっていた、ということである。

 ――ああ。今も誰かに、見られている。


「臆病も限度を超えると、見なくていいもん見ちまうのかねえ」
 『博愛声義』垂水 (p3n000021)は困ったようにそう言うと、手元の資料とイレギュラーズとの間に視線を往復させた。もったいぶっている、というか躊躇している、というか。
「今の話が何かは知らねえが、依頼なんだろ、早く言えよ」
「や、そうなんだけどね。今日はちょっと面倒な駆除業務だよ。みんな、ちょっとやそっと酷いことする覚悟はあるかい? 綺麗事で生きていきたいってんならお勧めしない」
 イレギュラーズに急かされた公直は、念の為と確認する。問題ない、という回答が帰ってくれば満足げに頷いた。
「端的にいうと、今の話に出てきた村は手遅れだ。『除染』を行いたい」
 手遅れ。『除染』。その意味が分からぬ彼らではあるまい。集められているのは、ある程度経験を積んだ連中なのだから。
「『百目憑(どうめつき)』って目ん玉だけの……寄生虫? 寄生虫でいいか。まあそういう生物が幻想にはいる。時折殲滅されてるはずなんだがしぶとく生き残ってるらしい。人に寄生して自分の複製を生み出し、宿主と同じ形の目を全身に発生させる。宿主はパラノイアを発症しやがて発狂、そして死ぬ。増えた連中はさらに新しく人を……その繰り返しだ」
 厄介というよりも単純に気色が悪い。そんな生物が狩人の男の死とともに村に散ったとすれば。そして数日、経ったとすれば。
「一応、補足しとくがね。この話を持ち込んだ依頼人はもういない。報酬は貰ったけどね……初期症状だったがお亡くなりになっていただいた」
 あまり猶予はない、と情報屋は言う。
 村はそろそろパンデミックで、互いを疑いあい襲いあう地獄絵図へのカウントダウンが始まっているはずである。
 悩む時間があるだけ、多分彼らは幸せなのだろう。戦場に立てば、そんな余裕は許されないのだから。

GMコメント

 見られているなら仕方ないですね。恥ずかしいので殺すしかありません。さあ村を燃やそうぜ!

●注意事項
 この依頼は『悪属性依頼』です。
 成功した場合、『幻想』における名声がマイナスされます。
 又、失敗した場合の名声値の減少は0となります。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

●成功条件
・『百目憑』の駆除
・村人全員の殺害
・村の建物等を全て焼き払う

●『百目憑』×大量
 人の目玉に鳥のような足をつけた寄生虫の1種。
・凝視(神遠単・狂気)
・寄生行為(物至単・恍惚・狂気・低命中・中CT。自傷ないし味方の攻撃で『百目憑』一体死亡+BS解除)

●村人×40(推定)
 『百目憑』が現れた村の村人達。全員が罹患しており手遅れである。
・フェーズ1~2:自意識があり、戦闘行動を行わない。『百目憑』1~3個が肉体に表出しているが、これらも戦わない。殺害で寄生体もろとも死亡。
・フェーズ3:激しい強迫観念により家を出ない。押し入られた場合は積極的に戦う。自意識はない。死亡後、『百目憑』4体発生。
・フェーズ4(破局段階):全身を『百目憑』に覆われている状態。個体数はかなり少ない。健常であった時の言動を繰り返す。
 攻撃のほか、皮膚接触で『寄生行為』を複数回判定分行うことがある。死亡後、『百目憑』5体発生。
(戦闘中のフェーズ以降はないものとして扱う)

戦場
・半農半猟の小さな村。周辺に同様の村や集落はないため、情報が外部に露見する可能性は低いとみていいでしょう。

  • See was paranoiaLv:5以上完了
  • GM名三白累
  • 種別通常(悪)
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2018年06月18日 20時50分
  • 参加人数8/8人
  • 相談5日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

シェリー(p3p000008)
泡沫の夢
アレフ(p3p000794)
純なる気配
ウィリアム・M・アステリズム(p3p001243)
想星紡ぎ
鬼桜 雪之丞(p3p002312)
白秘夜叉
美面・水城(p3p002313)
イージス
ニル=エルサリス(p3p002400)
リジア(p3p002864)
祈り
美音部 絵里(p3p004291)
たーのしー

リプレイ

●救いのない帰結
 地面に転がった多数の死体。燃え盛る家屋。反響する悲鳴。
 その世界には救いがなかった。その村は救われることがなかった。
 血染めの得物――己の『破ノ一翼』に目配せし、『生誕の刻天使』リジア(p3p002864)は感情の失せた目で村の様子に視線を投げかけた。
 半壊状態となった村に、マトモな形で命をつないでいる者はもはやおるまい。残っているとすれば『百目憑』なる寄生虫のキャリアぐらい。それも間もなく死に失せるだろうが。
「……己が運命を恨め。既に壊れてしまったのだ」
 折り重なった死体に対し、彼女は冷たく言い放つと、いずこからか逃げ出そうとした百目憑を翼で貫き、顔を上げた。
「もう少し、村人が残ってるのかにゃ? 逃すと面倒だから早く片付けたいぬ……」
 ニル=エルサリス(p3p002400)は死に絶えた村人の死体を折り重なった死体の山に重ね、新たな獲物を見つけるべく視線を巡らせた。
 物陰から飛び出した百目憑が複数体、彼女を襲うが、独自の戦闘術を当たるを幸いに打ち込む戦い方を前に、それらは寄生すら許されず叩き潰された。
 容赦がない、といえばそれまでだが……そも、救われぬ者に慈悲を与えてやることの方が残酷なのだ。
 『海洋の魔道騎士』美面・水城(p3p002313)は割り切ろうと何度か思案を巡らせたが、結局は無駄に終わるばかりだった。火は一秒ごとに勢いを増し、逃げ惑う百目憑や感染キャリアの数も少なくはない状況。一般人となんら変わらない相手を蹂躙せねばならぬ苦悩。
「殺すしかないのなら、俺達にそれが回ってきただけだ。大丈夫……大丈夫だ」
 『星を追う者』ウィリアム・M・アステリズム(p3p001243)は繰り返し己に言い聞かせるように口にして、深呼吸を繰り返す。決して『大丈夫』とは言い難い精神状態が垣間見えるが、すでに多くの人を手に掛けた後だ。今更、膝を折って許しを請うことなど出来はすまい。選択を迫られれば『やる』しかない。
「人の痕跡を焼き尽くすのは気が引けますが、土を清めるのも『流行病』への対処でしょう。……仕方のないことでございます」
 『朱鬼』鬼桜 雪之丞(p3p002312)は燃え盛る作物を見て、炎の中からあぶり出された百目憑に視線を向ける。間合いを置いて突き刺さる複数の視線を意に介さず、挑発することで惹きつけ、寄らば『首狩正宗』の一刀のもとに切り伏せる。白鞘が音を立てた時にはすでに何体かの息の根は止まり、焼け出された百目憑に混じり、人形の松明が燃え上がるのが見て取れた。
 ……まだ、討ち漏らしがいたのか。冷静さを保ちつつ一歩踏み出す彼女の横を、一陣の風が吹き抜ける。『泡沫の夢』シェリー(p3p000008)が全身の血を撒き散らしながらその影――フェーズ4の百目憑キャリアへと斬りかかったのだ。
 全身の血を炎と燃やし、踊るように振るわれた刃を受け止めるように、人間松明はシェリーへ手を伸ばす。指先からずるりと這い出した百目憑が彼女に触れ、血まみれの彼女の自由を奪わんと迫りくる。意識を支配され、這い上がる不快感が恍惚に染まるより早く。
「……こんなところにまで残っていたのか。油断ならないな」
 『堕ちた光』アレフ(p3p000794)の拳がシェリーの胴を撃ち、自らの背後へと庇うように押しやっていた。
 人間松明が燃え尽きるより早く、イレギュラーズの攻勢がその胴を断ち、命を奪う。現れた百目憑も、およそ戦闘と呼ぶにはあっさりすぎるほどにあっさりと殺害されていった。
 村を覆う炎が鎮まるまでには、今暫くの時間が必要だろう。
 『トリッパー』美音部 絵里(p3p004291)は燃え盛る家々をよそに、虚空を見つめて笑っている……先程まで様々な表情を見せていた人々の、強烈に焼き付いた『恐怖』を見て笑っている。
 ……炎は未だ、収まる様子がない。

●許されぬ行い
 村が炎上する数時間ほど前。イレギュラーズが村に辿り着く頃は、村の様子はさほど騒がしくはないようだった。
「この村に蔓延してる奇病の話を聞いて、それを治しに来た。……信用してほしい」
 ウィリアムは、村の入口付近に立っていた村人にそう語りかけると、静かに頭を下げた。村人は思うところがあったらしく、小さく頷くと踵を返し、去っていく。信じてほしい、とはとんだ欺瞞だと彼は思う。だが『嘘は言っていない』のだ。村へと足を踏み入れた一同を不思議そうに見る人々へと歩み寄るのは、アレフ。人好きのする笑みを浮かべ、言葉を紡ぐ。
「我々はこの村の者から依頼を受けたローレットの人間だ。彼はギルド側で保護し、治療を受けている」
「村に、ちょおっとヘンなの湧いとるって聞いたで。……そうそう」
 水城は村人の1人に問いかけようとして言葉を切り、突如として現れた百目憑を甲羅のごとき盾で叩き潰す。一瞬の討伐劇に悲鳴を飲み込んだ村人を前に、水城は改めて笑顔を向けた。
「こういうのが悪さしてるって聞いたんや。そいつの対処……と治療。それを説明するから集まって欲しい」
 疑わしい点が無い、とは言うまい。だが、彼女の行動は信用を取り付けるには十分すぎた。一連の流れを見ていた人々は1人、また1人とその場から離れていく。
「家から出たがらない人は、無理に引っ張り出さなくてもいいんだぬ。無理に連れてくると『感染』するかもしれないんだお」
 ニルは駆けていく人々の背にそう告げ、周囲へと注意を向ける。百目憑のキャリア……広義では村人すべてがそれに当たるが、特に厄介なフェーズ4は日常生活を踏襲しているのだという。つまり、他者の動きに関係なく『日常』を繰り返している相手は、外見上の変化が希薄だろうと危険性が高いのは間違いなさそうだ。
「……それにしても、孤児院や教会を焼いた次は村ですか。むむむ、焼き討ち具合がグレードアップしている感じがするのです」
 絵里は小声でそう告げると、物陰から現れた百目憑を素早く撃破する。個体の性能自体は然程でもないと見え、害虫駆除となんら変わらないことを理解。
 だが、数が多ければ厳しいだろうし、そもそも一般人では対処できまい。このテの敵は、そういう類の相手である。
「人の形を保ったまま命を終えるのであれば、それも慈悲ということでしょう。拙は気乗りいたしませんが、決して無慈悲とは思いませぬ」
 雪之丞は、焼き討ちであろうと虐殺であろうと、無為に人の体を痛めつけさえしなければ多少なり慈悲はある、と考えていた。人としての枠を踏み外した一部の感染者はともかくとして、初期症状の人々は少なくとも、力の限りを尽くして命を奪う必要などない。ただ的確に急所を突き、無慈悲に過ぎぬ程度に命を奪うだけでよい。あらん限りの力で肉体を損壊させるよりは、余程マシだ。
(……やはり、私ほど割り切っている者はそう多くはないか。それが普通なのだろうが、何とも言えんな)
 アレフは仲間達の態度を見ながら、改めて自分の割り切った態度が異常であるのだ、という事実に思い至る。それが障害となる可能性が極めて低いのは、『行動』を忌避すれど『目的』を否定する人間などいない、という事実からだ。
 にわかに騒々しさを増す村の中で、唐突に悲鳴が響く。その響きにただ事ではないと判断したイレギュラーズの行動は素早く……案の定、悲鳴の発生源を訪れた彼らの前では、うつろな目をした男の手が少女の口に突きこまれる異常な光景が広がっていた。
 顔を、肌を、己の目すら隠す勢いで全身を覆った男の指先が脈動している。少女の目は白目が裏返り、正気を失おうとしているのが分かる。彼ら同様、声を聞きつけた人々は驚きと異常さを前に声も出ない状況にあった。
「……離れて! 近くにいると皆様にも危険が及びます!」
 シェリーは素早く得物を構え、男へと斬りかかる。腕を正確に狙った一刀は迷いなくそれを切り落とす。だが、男も全く動きを鈍らせずに彼女へと標的を変え、襲いかからんとした。背後から、リジアがシェリーを庇って前に出ると、破壊の概念を伴った光が放たれる。襲われていた少女すらも巻き込んだ威力は、男の動きを……さらには男から現れた百目憑を押しつぶし、少女にも重篤な傷を与えた。『だが、少女は立ち上がる』。
「な、な、なんっ……!?」
 遠巻きに眺めていた村人の喉から驚愕と疑念のまじった悲鳴があがる。イレギュラーズが少女を助けなかった、ということを指弾しようと突き出された指は、今や少女の異常さに驚くことしか出来ないありさま。
「破局段階に至ると、こうなる。そうならない為にも応じて欲しい」
 つとめて冷静に振る舞うウィリアムの言葉と、それに伴って舞い散る炎……少女がそれに巻かれて命を失い、百目憑が現れれば即座に殺していくイレギュラーズの対処の速さは、かなりの説得力を人々に与えたことだろう。それがどれほど残酷なのかは、語るまでもないが。
「呼びかけに応じない相手は放っておいてくれ、今の彼のようになっている可能性もある」
 アレフの言葉をきっかけにして、一連の出来事を見ていた人々は散り散りに離れていく。さきにも増して騒がしさを増した様子をよそに、絵里はわずかに口角を上げた。

 人というのは現金なもので、異常なもの、それに伴う危険性を目の当たりにして、己に累が及ぶとなれば対処が実に早くなる。
 村人を纏めておける施設こそアテがなかったものの、最低限「話が通じる」人々は村の中心部に集めることが出来た。当然ながら、その間にフェーズ4を何体かイレギュラーズが殺害する局面もあったが、最初の出来事があったからこそ人々はその行いを悪意あるものとして見てはいなかった。

 悪意は、イレギュラーズにはない。
 ただ義務的に任務を達成する。ただそれだけのために動いている……これからも、だ。

「では、治療を開始しましょうか、皆さん」
 集まった人々を前に、アレフは淡々と告げた。
「ちょっとチクッとしますけど我慢なのです」
 絵里もまた、笑みを浮かべて人々へと手を差し伸べる。緩やかに包囲を詰めるイレギュラーズを前に、人々は不思議そうに彼らを見やる。
 淡々と静かに告げられた……絵里の次の言葉の異様さに、村人達が理解するより早く、自体は動いた。
「すぐにみんなお友達になれますからね?」
 絵里の言葉が吐き出されるのと、村人達の一部が空間ごと姿を消すのとは同時であった。
 リジアの放った破壊の波動は無駄なく村人を吹き飛ばし、ニルの動きは次々と人々をちらしていく。アレフとウィリアムの魔力は、大きな破壊力を以て人々を消し去った。
 事実を理解した人々が悲鳴を放つよりも早く、他の面々も村人を殺していく。
 あくまでも彼らはただの人間だ。イレギュラーズの技をもって襲われて、生き残れる道理はない。
 彼らによる『除染』の第一段階は、数分もかからずに終わりを告げた。
「残りはフェーズ3の排除と百目憑の駆逐……か」
 ウィリアムは苦々しい表情で、残された家々を見る。恐るべき虐殺劇が繰り広げられてなお、一部の目張りされた建物が、なんらかの動きを見せる様子はない。
 出てこないのならば、踏み込むかあるいは、外から燃やしてしまうまで。
 家々を火の海に変える作業は、思いの外手間になりそうだった。

●たとえ顧みられぬとも
 イレギュラーズ達は、決して無傷とはいかなかった。
 人々を集める過程、フェーズ4の排除、焼き討ち。全ての場において一定の危険性が伴い、シェリーは仲間の肩を借りて立っているのがやっとであるし、他の者もまた、一度ならず倒れかけた者すらも存在する。
 村が完全に灰になるよりも、百目憑がやぶれかぶれになって群れて襲いかかってくる方が早かった。数の暴力の前には、たとえ強固な守りがあろうと限界があったのだ。
「許してくれ、なんてのは言えんけど……せめて、悲しい村があった事は、覚えとく」
 水城は炎に沈んだ村を前にして祈りにも似た言葉を紡ぐ。
 救えなかったことは悪ではない。
 だが、自らが行ったことを無駄にしてしまうようであれば、それは奪った命に対する冒涜になろう。
 だからこそ、覚えていることを彼女は己に課した。
 覚えておく、ということだけが回答ではない。
 この任務を通して得たあらゆる『もの』を、次の戦いに、その後の生き様に刻みつけることこそが、この戦いを経たイレギュラーズの義務なのだ。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

 お疲れ様でした。
 村は残さず燃え尽きましたし、百目憑もキャリアも一つ残らず命を落としております。
 当座の間、それらが悪さをすることはないでしょう。
 多少の予想外は挟みましたが、かなり理想的な流れではあったとおもいます。
 傷を負った方はお気をつけて。
 パンドラの消耗があった方は、軽微ではありますが油断なさらず、いってらっしゃいませ。

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