PandoraPartyProject

シナリオ詳細

なんでも!自慢大会!!

完了

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●大会、開催
「さぁ、始まりました第1回なんでも自慢大会!司会進行は私サン=クダンが務めさせていただきます!」

 見晴らしのいい草原の真ん中に設えられたステージの上で、サン=クダンと名乗った、一人の青年がマイク片手に声を張り上げている。

「なんでも自慢ってなんやねん。なぁんて思っているそこのあなたのために、まずはこの大会の趣旨を説明していきますねぇ。つってもまぁそのまんまです。誰しもこれだけは誰にも負けない!って一品があるものでしょう。何らかの物品はもちろん、ペットだったり、友人だったり、武勇伝だったり。なんかの技術だったりするかもしれませんねぇ。そういうのをですね、持ち寄ってもらって、そりゃもう力の限り自慢しておくれよ!!!ってのがこの大会の目的なんですねぇ。改めて説明してみると何だこの大会。よくこんなの見るためにみなさん集まりましたね。暇なの?」

 サン=クダンは淀みなく説明を続ける。ステージの前に詰めかけた多数の観客を煽るようなことすら堂々と言ってしまうのは、度胸があるのか何なのか。単に性格が悪いだけかもしれない。

「まぁでもねぇ、実際こんな大会に出てまで自慢したいって人の自慢の一品ですからね。なかなかに名品珍品が揃ってますよ。それを見れるだけでも来ただけの価値はあるかもしれませんねぇ。参加申請の内容とか見て慌てて警備とか増員したんですよ」

 なんか人知れぬ苦労があったようだが、それはさておき。

「まぁ兎に角時間も押してるんで早速一人目の自慢したがりさんをご紹介!!森林地方からお越しのメルク=マックさんです!お持ちいただいたのは自慢のペット!オオヒグマのサツリクくんで、うん。リハのときにも聞いたけどさぁ。マジで危険はないよね?めっちゃね、吐息が生暖かいんだわ。うん、息がかかるくらいの位置でずぅーーっと私を顔見してんだわこの子。いや笑ってんじゃねぇよ。なに、私になんか恨みでも大木すら圧し折るテレフォンパンチが紙一重ェッ!?」

 こうして平和な大会が幕を開けたのである。

●境界図書館にて
「みんなにはなにか自慢できることってあるかな?」

 境界案内人、カストルは集まったイレギュラーズにそんなことを問いかけた。イレギュラーズはもちろん困惑する。急に何を訊くのだろうか。

「というのもね、とある世界で、なんかそう言う大会が開かれているんだ」

 そういう大会。イレギュラーズの鸚鵡返しに、カストルは頷く。

「そういう大会。とにかく、なにか自慢できるものを持ってる人が、それをみんなに自慢する大会なんだって。」そういう物があっても、なかなか自慢するようなことって無いだろうからね。いい機会なんじゃないかな?」

 カストルはそう言うが、いい機会と言えるのだろうか?さておき、自慢したいものがあるのなら、会場に向かうといいだろう。

NMコメント

 こんばんは、小柄井枷木でございます。
 今回のシナリオはなんですかね、自慢話って聞きたくないのに聞かされるのは辟易とするけど聞くつもりで聞いてみると結構面白いんじゃないかなって思ったんだと思います。

 みなさんのPCも今まで数々の冒険やらなにやらをくぐり抜けて、ちょっと人に自慢できるようなことのひとつや2つくらいあるんじゃないかと思います。武勇伝だったり、自分だけの特技だったり、自慢の武具や道具、かけがえのない仲間だったりペットなんかの下僕だったりするかも知れません。
 そう言うのを何でもいいので、思う様自慢していただきたいなって言う趣旨のシナリオになります。
 大会とは銘打ってますけど特に勝ち負けとかは決めないみんな違ってみんないい感じの温めの大会です。優劣なんて気にせずに思う様自慢しましょう。

 プレイングについてですが、自慢したいものと、それについてのエピソードを書いてください。物品である場合は、ある程度具体的な形状や、実際に持ち込んでいるかどうかなんかもお願いします。大きすぎる、重すぎる、危険すぎる、なんかの理由で持ち込めない場合もあるかと思います。

 それでは、みなさんのご参加お待ちしております。

  • なんでも!自慢大会!!完了
  • NM名小柄井枷木
  • 種別ラリー(LN)
  • 難易度-
  • 冒険終了日時2021年04月14日 20時40分
  • 章数1章
  • 総採用数5人
  • 参加費50RC

第1章

第1章 第1節

クロバ・フユツキ(p3p000145)
深緑の守護者

「はいでは次の挑戦者のエントリーでーす。自己紹介お願いしまーす」
「クロバだ。よろしく頼む」

 というわけでサン=クダンに呼ばれてステージに上ってきたのは 『死神二振』クロバ・フユツキである。

「じゃあ自慢話をしてもらうわけなんですけどね。あ、ちょっと待って当てるから、何の話するか。その剣でしょ。なんか珍しい形してるし」
「ん、まぁある意味そうだな」

 ちなみに事前に審査とかあったしリハーサルもしているのでサン=クダンはもちろん答えを知っている。とんだ茶番です。

「ふむ、というと?」
「剣そのもの、じゃなくてこれを使った戦い方だな。二刀流。昔からこれに拘ってることだけは自信があるんだ」

 クロバはそう言うと先程少し触れられた剣、ガンブレードともう一本の刀を抜いて構えてみせる。自信がある、というだけあってかなり堂に入ったものだ。

「はぇー、かっこいい。なんで拘るようになったとか聞いても?」
「もちろん。ほら、二刀流って1本で100の力が出せるなら2本あれば200の力が出せる、みたいな話とか聞いたことない?」
「いや、ちょっとないですね」
「あ、うん。そうか……まぁそんな話があると聞いたので実践できれば強くなれるかなとかそんなことを小さいころから考えていたわけさ」
「なるほど。夢物語にも聞こえますがちゃんと実践できてるのがすごいです。まさに自慢できるお話だったと思います」

成否

成功


第1章 第2節

セララ(p3p000273)
魔法騎士

「では次の人はでーす」
「輝く魔法とみんなの笑顔!魔法騎士セララ、参上!」

 司会のサン=クダンに呼ばれ、ステージに現れたのは 『魔法騎士』セララだ。

「元気な自己紹介ありがとうございます。いやねー、可愛らしいお嬢さんでね、キラキラふわふわしたお話を聞きたいなーって思ってたんだけどね。すげぇイカつい剣背負ってんですねこの子」
「ふっふー。お目が高いね。もちろん、ボクの自慢はこれ!」
「でしょうね。うん、そんな剣持っててカワイさ自慢とか始められてても困りましたけどね」
「この剣はね、混沌世界の天義という国を襲った強大な敵、七罪の魔種の一人、『煉獄篇冠位』ベアトリーチェを滅した聖剣なのだー!」
「わー、思ってた以上に設定がイカつい」

 言いながらセララは剣を天に向けて掲げると、輝くエフェクトが見えたような気がした。喜べ、お望み通りキラキラしてるぞ。

「詳しくは<冥刻のエクリプス>ベアトリーチェ・ラ・レーテの報告書を見てね。今ならボクのギフトで漫画化したリプレイを視聴者さんの内、抽選で10名にプレゼントだよ」
「リハになかったプレゼント企画急に始めないでくれます?」

 これだよ!とどこからか取り出した漫画本を渡されたのでパラパラと捲るサン=クダン。

「えー、なにこれめちゃくちゃ面白い……うん、じゃあこのあと抽選会するから欲しい人手挙げて」

 観客席から突き上がった何本もの腕を見て、セララは満足気に微笑んだという。

成否

成功


第1章 第3節

紅迅 斬華(p3p008460)
首神(首刈りお姉さん)

「じゃあ次の人なんですけどね。ちょっと運営会議のときに物議を醸した人でね。うん、事件性とかそっち方面で。まーでもね。ヒグマが通るならこっち通さないわけには行かないなってことでね。今回登場してもらうことになりました」
「ご紹介に預かりました、斬華お姉さんですよ♪」

 司会者サン=クダンの紹介なんだかわからない口上に導かれてステージに現れたのは『首神(首刈りお姉さん)』紅迅 斬華だ。割と散々に言われてる気がするが、本人は気にした風もなく楽しげだ。

「えー、今回はですね。特技を自慢していただけるということで」
「はい!お姉さん!首を刈るのは得意ですよ!それはもう得意なんです!」

 見た目に似合わぬ物騒な発言に会場がどよめくなどした。

「ね、物議でしょ。えー、じゃあ掘り下げるんですけど。首とは具体的にどういった?」
「色んな首を刈りましたね…。何十メートルもある怪物とか、巨大ロボの首も刈ったこともありますよ♪」
「めっちゃ楽しげに語るじゃん。まぁ聞いてるとね。殺人とかの事件性はないんじゃないかなーってことで今回出演OKになりました。マジで大丈夫?」

サン=クダンのそんな問いに斬華はうふふと笑うだけだ。

「後はですねぇ、首のない相手でも私が首と思えば首になるんで、気持ちよく刈る事ができるんですよ!どうです?すごいでしょう!」
「すごすぎてドキドキしてきたわ。この感情は、恋……?」

 多分それは恐怖という物。

成否

成功


第1章 第4節

チェルシー・ミストルフィン(p3p007243)
トリックコントローラー

「私の自慢の一品はコレよ!」

 ステージ上の 『トリックコントローラー』チェルシー・ミストルフィンが掲げてみせたのは、何本もの鉄の棒を連結させた鞭のような形状の物だった。

「ははぁ。変わった形の……なにこれ?武器?」
「鞭よ!ナインテイルっていうの……実はね、私はこれを発注した時、7又に分かれた鞭を想像していたの」
「ほう?」
「でも完成したものを見てみると……『鉄骨が7本ある蛇のような武器』だったの」
「発注ミスじゃない?」
「先端の宝石が電撃を発しながら相手に喰らい付く……なんかベッドの奥に落ちたヘアピンとか取れそうじゃない?便利!」
「使い方それで良いんです?いや、納得してるなら良いんだけど」

「それと、今日はもう一つ持ってきたの!」
「ほほう?セット商品ってことかな?」
「というわけでこれよ、『ドM学』」
「ちょっとカメラ止めて」

 チェルシーが掲げた本の題名を読み上げ、それを聞いたサン=クダンがステージの脇に叫ぶ。

「これは私がマゾに関する神秘的な事象と価値について著書した物なの……」
「自作だったよ」
「『痛みは幸福のスパイス、自らの生命を内から痛みで引き出される事により脳が幸せ物質を放出し新世界を感じ新たなる扉を開ける事で汝の世界は一変うんたらかんたら……』」
「大丈夫?法に触れる感じじゃない?」
「この『ナインテイルズ』で何名か世界を一変させてきたわ」
「はい、きれいなドヤ顔で締めさせてもらいますね」

成否

成功


第1章 第5節

耀 澄恋(p3p009412)
六道の底からあなたを想う

「はい、次のチャレンジャーのエントリー!」
「澄恋です!自慢できることは旦那様をつくったことです!!」

なんか微妙にテンションの高い司会者サン=クダンに呼ばれ、現れたのは 『花嫁キャノン』澄恋である。こちらも高めのテンションで自慢話を始めていく。

「あらー、惚気ですか。ニクいねェ」
「はい!それがこの『旦那様錬成研究』!」
「おっと風向き」

 司会者のテンションがダウン。しかし澄恋の自慢は続く。

「実はわたし、こんなに可愛くて家事も的確にこなしママみ抜群のお嫁さんですのになかなか運命の出会いがなく…そんな時に近くにいたJK達の会話「アンタかれぴっぴつくらないの?」にヒントをもらい、実際に作ってみました!」
「自分の自慢にも余念がないなこの人。ヒントの受取り方間違えてるけど」
「まだ試作品なのですが、美しいでしょう?わたしの理想を詰め込みましたからね、それはそれは最高の旦那様です!」
「腕しか無いんだけど、それは納得してるの?」
「ちゃんと発話もできるのですよ、ほら挨拶してください!」
「それ何処で喋っt怖ッ!地獄の底から響くようなってこういうのなんだろうなぁ」
「もう既に他のパーツの生成や既存パーツをグレードアップする計画も練ってありますから、今後の旦那様にもご期待くださいな!」
「うん、ある意味期待しちゃうよね。倫理官渡の戦いの向こう側まで突き抜けてほしいなって思いました」

成否

成功


第1章 第6節

「さて、そろそろお開きの時間ですねー。いやー、今年もすげぇのからやべぇのまでいろんな自慢したがりさんが集まってくれましたね。世の中自分の知らないことがいっぱいあるもんだと勉強させてもらった気分ですよ。うん、しなくていい勉強もあった気もあするけどね。それもまぁこの大会の醍醐味ってことで。醍醐味も何も今回が初めてですけどね、この大会。次回開催予定は……あるの?あぁ、そう。気が向いたらまたやるそうです。誰の気だろうね」

 大会も粛々と、いや全然粛としてないけど、まぁ兎に角問題なく進行し、日も傾いて夕暮れ時という時間。司会進行サン=クダンは出場者が全員自慢しおえたことを確認すると、締めに入るのであった。

「ちなみに勝敗とかは決めないです。強いて言うなら人に自慢できるものがあるお前らみんなが人生の勝利だぜってことで。うーん、青いセリフですね。まぁそんなこんなでも盛り上がった、盛り上がったかな?盛り上がったと思いたいこの大会も終了となります。それでは、もし次回があったとしたらまたお会いしましょう!サヨナラ!」

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