シナリオ詳細
<瘴気世界>子供たちは本物の空を夢見て
オープニング
●好奇心旺盛な子供達
「なぁ……外の世界ってどうなってるんだ?」
瘴気世界、『疾風の国 ウィンドトゥール』に存在する小さな街、そこには一軒の孤児院が存在しており、そこに住むまだ幼い子供たちは口々に地上の話をするのである。
年齢はバラバラで、本当に小さな三歳ほどの子供もいれば十四歳ほどの青少年までそこで暮らしており、様々な事情で親も身寄りもいない孤児たちが暮らし場所。
そんな孤児院には、小さな子供でも分かるような三つの掟がある。
それは院長が毎日皆に言い聞かせているものだった。
ひとつ『院長の言うことは聞くこと』
ふたつ『皆で仲良く暮らすこと』
みっつ『地上に出てはいけない』
「地上には怖いものが沢山あるって、院長言ってたよ?」
夜中の誰かのベッドの。メアリ、カルド、リシャル、カノンの四人の子供たちは、大きな掛布団を被りながら懐中電灯をつけ、コソコソと話をしていた。消灯時間は過ぎている。
「馬鹿、それは俺たちを脅すための理由だろ?」
心配性で、しっかり者の年長者メアリの問いかけに対し、年齢的には二番目のお調子者でやんちゃなカルドはそれを馬鹿にするようにケラケラ笑いながら答える。
「それはどうでしょうか。教書にも地上は毒で満たされていると書かれていますし、恐ろしい魔獣もいると書かれています。もしもの為に武器が必要ですね、倉庫にあった筈です」
会話に割り込むように話すのは、真面目で頭が良いリシャルだ。
彼は孤児院で全員に配られている教書を開いて、皆に見せる。そこには外の世界のことが子供向けに描かれており、広大な土地と瘴気、魔獣が記されていた。
「だ、大丈夫かな……? 院長に無断で外に出るなんて……」
全員が地上へ向かう準備を進める姿を見て縮こまるのは、一番年下で臆病だが優しいカノン。
四人はそれぞれ年齢こそ違うもののとても仲が良く、そして院長の言うことをよく聞く良い子たちだった。しかしそんな彼女たちでも気になる地上の世界、未知の世界を前に、孤児院からの脱走を企てた。
「決行は今日の朝型だ、俺とリシャル、メアリとカノンの二手に分かれて外に出る。
平気さ、いざとなったら俺がなんとかしてやる。なんたって俺は孤児院の中で一番剣が上手いからな」
カルドのその掛け声に他の三人は頷いて布団から顔だけ出すと、仲良く皆で横になってひと眠りするのだった。
●非情な現実
「お前ら、はぁ……足を止めるなよ? ゲホッ……止めたら、死ぬぞ……!」
息を切らしながら、カルドは後ろの三人にそう声をかける。
もう既に、かなり走り続けているが、一番体力の高いカルドですら息切れを起こしており、後ろの三人も段々と彼の足の速さについていけなくなる。
そうもしていれば限界が来るのも早く。
「あっ……」
カノンの足がもつれて転んでしまった。もう彼女の足も、息も限界が来ている。
カルドが急いで彼女を背負い走ろうとするが、それも虚しくカルドはよろよろと前に倒れてしまった。
こちらを追っていた複数の魔獣たちの足音が近くなる。
沢山の瘴気を吸ってしまい、意識も遠くなる。
「なんで……なんで…………なんで!!」
カルドは涙を流しながら地面を叩いた。
冒険者が挙って進出する地上の世界はもっと綺麗な場所だと思っていた。
楽しい冒険の世界が広がっているのだと思っていた。
「ごめん、みんな……」
カルドが覚悟を決めて目を瞑ったとき、次は別の足音が聞こえてきた。
●子供たちの行方は?~数刻前
「ちょっと面倒な依頼が入ったぞ」
瘴気世界において死んだことになっている【元冒険者】ラナードは頭を抱えながら集まったイレギュラーズにそう話しかけた。心なしか、いつもより顔色が悪く見える。
「混沌世界にも孤児院は存在するって聞いてるが、実は瘴気世界にも同じような孤児院が存在する。多分、孤児院って意味だとあんまり変わらんだろう」
瘴気世界の孤児院で育つ子供は、成長すると冒険者になるケースが多いという。
理由は知識よりも戦う力を教える方が良きるためになるとラナードは言うが。
「その孤児院で暮らしてるガキが四人、地上へ脱走したらしい。
ウィンドトゥール王国の孤児院だから、その地上周辺にいるとは思うんだが、ガキの年齢で瘴気を吸い続けると確実に死ぬし、そもそも魔獣に襲われたらどうにもならねぇ」
つまり今回の依頼は脱走した子供の捜索、救出である。
「ちぃ……無事で居てくれよ……!!」
- <瘴気世界>子供たちは本物の空を夢見て完了
- NM名牡丹雪
- 種別ライブノベル
- 難易度-
- 冒険終了日時2021年01月22日 22時05分
- 参加人数4/4人
- 相談4日
- 参加費100RC
参加者 : 4 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(4人)
リプレイ
●馬車に揺られて
「いや、若干こうなるんじゃないかとは思ってたがよ……」
『白い死神』白夜 希(p3p009099)の操る馬車にドナドナされながら、『元冒険者』ラナードは面倒くさそうなため息を吐いた。子供救出という点では彼は前向きな姿勢を向けているが、この世界で死人として扱われている以上、表立って動くのは躊躇があるらしい。
「今回は気持ちよくヒーローができそうね。
――ま、悠長な事言ってる場合でもなさそうだけど、文句言わないで行くわよ!」
そんなラナードに一喝を入れる『焔獣』メルーナ(p3p008534)は以前、とある依頼でラナードに大きな貸しを作っているから、彼も頭が上がらなくて肩を竦めた。
「あ、とりあえずアンタ、これ着けておきなさいな」
それでも彼がこの世界で生きていることを悟られたら色々と面倒なのは変わりないから、メルーナは自分のゴーグルを外してラナードに差し出す。
「しかし、孤児院の脱走はともかく地上のような危険な場所に子供が簡単に侵入できるってのは、ちょっと危機管理がなってないんじゃないか?」
脱走した子供の話を聞いて、『貧乏籤』回言 世界(p3p007315)は口々に言う。
好奇心は猫をも殺すというが、子供たちは外を確認した時点でさっさと引き返すべきだったとも世界は思う。そして、面倒事だけに次から次へと愚痴が零れ、別の意味で開いた口が塞がらないでいた。
「冒険者でも地上に出るのにかなり時間をかけるから、ガキどもがその足で地上に出たってのは考えにくい……」
世界の零した愚痴に、ラナードはそう言って答えた。
だがそんなラナードも子供たちがどうやって地上に出たのかもわからないらしいのだ。
「とにかく早く見つけて保護しないと! 希くん頼んだよ!」
『羽衣教会会長』楊枝 茄子子(p3p008356)は、そんなこと考えるのは後回しと言わんばかりに馬車を操作する希に言う。そう、今は子供の救出が最優先なのだ。
希が頷けば、ラナードは子供がいる可能性のある方向を大まかに示す。
「あ、ラナード君も瘴気吸わないよーにね……言われるまでもないって?
あとそこにあるマントで体隠しときなさい
昔よく使ってた赤いリボンと、予備のベレー帽貸してあげるから顔も隠して?」
「お前はおかんかよ」
「……嫌???
君の尻拭いをしてあげたの誰だっけ???
……とにかく、バレたら面倒でしょう?? 私たちのためにも変装はしてよね」
「あ、ラナードくん! この免罪符顔に張り付ける?」
「なあ、お前ら俺でなんか遊んでないか……?」
茄子子に免罪符を貼り付けられてシュールな姿になったラナードは世界の方を見て助けを求めるが、勿論世界はノータッチである。むしろ良い感じに和んだかもしれない。
「鍛えてやった後早々にこの世界から退場した坊ちゃんじゃあ役者不足じゃないか?
……ああ、怒るな怒るな。今回はあの時みたいに護衛対象もいるし、訓練の成果をようやく見せられるってもんだろ? 期待しない程度に期待してるぜ!」
「てめぇらまじで後で覚えてろよ?」
そうは言うが、ラナードも免罪符の内側から笑っていた。
彼は冒険者であり、短い間であったが誰かとこうやって冒険をしていたから。
この世界で死んだことになってしまってから、また冒険できるとは思っていなかったから。
「見つけた……!」
そして希が今にも魔獣に襲われそうな子供たちをその目に捉える。
馬車は急速に旋回すると、揺らしながらも高速で子供たちの方へ走り出した。
●現場急行イレギュラーズ
「お前ら無茶苦茶すぎだろ?!」
今にも子供たちに襲い掛かりそうだった獣型の魔獣を馬車で轢き飛ばす様子を見てラナードは叫ぶ。馬車は大きく揺れたが、子供たちを庇うようにして魔獣の前に立ち塞がった。
「私の飼ってるロバが普通なわけないでしょ?
この程度で音を上げるキミよりは『やわ』じゃないんだよ」
希がそう言っているうちに茄子子やメルーナが馬車から飛び出した。
子供たちは瘴気に毒されて既に意識が朦朧としていた。話す気力も無さそうだ。
「回復……! 回復しないと……!」
茄子子が子供たちに癒しの祝福を振舞ったから少しは楽になったと思われるが、沢山吸ってしまった瘴気がすぐに取り除かれることはないらしく、気休め程度にしかならなかった。やはり迅速な撤退が望まれるのだろう。
「ケホッ……うぅ、誰……?」
喋れる程度には回復したカルドが、助けに駆けつけたイレギュラーズを見て目を開いた。その視界にはぼんやりとしか映っていなかったが、確かに誰かが助けに来たことはわかった。
「説教は後にしてやるから、とっととそこの馬車に――乗せてあげて!」
「お、おう」
歩く気力も無さそうな子供たちを見てメルーナがそういえば、世界はひとりずつ子供たちを馬車の中へ運び込もうとする。
「カノンを……先に運んで」
「ごめんなさい……」
そんな中、カルドはこんな状況でも一番小さくて一番弱っている女の子、カノンだと思われる子を指差すと、先に馬車へ運んでもらうように世界へ頼んだ。
「おう、あとでアイツらにしこたま叱られるだろうから覚悟しておいた方がいいぜ」
世界はカルドに「助けてやるから安心しろ」と伝え、ひとりひとりに賦活の力を与えながら馬車の中へと子供を寝かせるのである。
「予想よりも多いな……それに瘴気が濃いぞ」
植物型と思われる中型魔獣を一匹斬り伏せながらラナードは呟いた。
この世界から早々に退場することになってしまった彼の大剣の腕前は健在らしく、中型魔獣といえど一対一であれば負けることのない相手だった。
「会長はなんともないからあんまりわかってないけど、瘴気ってやばいんだよね!」
この世界が瘴気世界と呼ばれる所以でもある、地上に存在する払うことのできない瘴気。イレギュラーズにはほとんど害のない霧のようなものだが、この世界の原住民には毒であり魔獣が発生する謎の霧である。
恐らく長い間の戦闘はラナードにとっては毒になるだろう。
「多分、身体の構造の違いだろうな。こいつは俺たちの身体に害があるように作られている――精霊たちの手によってな」
この世界の人間が長時間吸い続けると身体が重くなってくるらしい。大方、それである程度冒険者を弱らせ魔獣に殺させることにより、精霊の力を回復させるためだろう……なんて希が考えていると、世界が子供を馬車の中へ運び終えて戦線に戻ってきた。
「随分、多くの魔獣に囲まれてるな?」
丁度メルーナに飛びついた獣型の魔獣を素手で受け止めながらそんなことを言う。
メルーナは世界が抑え込んだ魔獣に、煉獄砲装アサルトブーケの武器後部より繰り出される爆炎を浴びせその文字通り灰へと還した。
「自分の身ぐらい自分で守れるわよ!」
接近されて一瞬ヒヤッとしたのは内緒だ――けど、素直じゃないメルーナは世界にちょっと怒った口調で言う。その後で、群がる魔獣たちを見据えながら赤くなった砲口をそちらに向けてニヤリと笑った。
「さぁて――そんじゃ、片っ端から片付けるわよ、希!
――世界、茄子子! 死にたくなかったら、私の射線に入らないでよね!」
「まって! 魔砲は無理だよ! 委員長防げるの物理攻撃だけだからね!!」
「名前を呼ばれてない俺は多分当たったら消し炭……いや、消し灰か」
「馬鹿な事言ってないで、ちゃんと避けて……死にたいの?」
「この調子だと俺が出張る必要も無さそうだが、時間が惜しいから全力で行かせてもらうぜ」
そんな他愛もない会話が交わされながら、イレギュラーズたちによる掃討戦が始まった。
●ウィンドトゥール王国への道すがら
「……うーん」
少年カルドが目を覚ましたのは全てが終わり、ウィンドトゥール王国への長いトンネルを馬車で走っている途中だった。聞きなれない声が聞こえてくる。
「全く、瘴気に対する薬があるなんて聞いてないんだけど……」
「いやすまん、完全に忘れてたわ」
「アンタさぁ、人の命かかってたのわかってんの?」
薄く目を開けば、ゴーグルとマントとリボンと変な紙を頭に付けた誰かが責められている。周りを見れば一緒に脱走した仲間が寝かされており、自分たちが助け出されたことを理解した。
「あ、気が付いたみたい! 大丈夫?」
目を覚ましたカルドに気が付いた茄子子は、起き上がろうとする彼の身体を支える。
まだ瘴気が身体から抜けきっていないのか顔色は悪いが、命に別状は無さそうだ。
「この悪ガキども! もうちょっとで死ぬとこだったじゃないの!」
変な格好のラナードへ向けられていたメルーナの怒りの矛先がカルドの方へ、彼はこっぴどく叱られてすっかり縮こまってしまった。
しばらく黙り込んで、その後で再び「ごめんなさい」と頭を下げたのだから、相当懲りて反省しているのだろう。
「とにかく無事でよかった! きっと孤児院の院長も心配してるから帰るよ!」
茄子子がそうフォローを入れれば、カルドは黙って頷いた。
そんな中、世界は少し気になっていたことをカルドに尋ねることにした。
「そういや、お前ら地上までどうやって出たんだ? こんな距離、到底子供の足で歩けるとは俺も思わないが……?」
その問いに対して、カルドは少し話すか迷うような仕草を見せた。
そして、彼は俯きながらまだ気を失っているメアリの方を向いて説明するのである。
「メアリは、強い加護を持ってるんだ……。
孤児院の院長も知らないんだけど、風の核を使って早く動ける――」
カルドの口から飛び出たのは、小さな子供による新しい技術。
それが国に及ぼす影響はわからないが、とにかく今は彼らを孤児院へ帰すことが先決だ。
「きっとそっちでも怒られると思うけど、ちゃんと謝るのよ?」
ウィンドトゥール王国の新技術、それがどう転ぶのか……。
ラナードはどこか雲行きの怪しさを感じていた。
成否
成功
状態異常
なし
NMコメント
牡丹雪と申します。
この物語は<瘴気世界>の続編となります。物語は個々で完結する&前回のあらすじを書きますが、過去作を見て頂けると見ると更に楽しめる世界観となっております。
また、世界観の詳細は自己紹介欄にも記載されています。ご覧いただけたら幸いです。
●目的【地上へ向かった子供の救出】
『疾風の国 ウィンドトゥール』には身寄りのない子供を保護する孤児院が存在します。
その孤児院に住んでいた四人の子供が脱走して地上へ向かいました。
ラナードの言う通り子供に地上の瘴気は重く、また魔獣に襲われればひとたまりもありません。
●ロケーション『【疾風の国】ウィンドトゥール王国周辺地上』
瘴気に荒れた広い荒野です。
瘴気はイレギュラーズに害はありませんが、視界を悪くしています。
植物系の魔獣が多く出現し、風の核が取れる地域です。
出現する魔獣はどれも雑魚ですが、炎に弱い弱点も存在します。
●状況
四人は無事に地上へ進出しましたが、瘴気で体力を奪われ魔獣に追われています。
四人の正確な位置は掴めていませんが、大まかな場所は掴めているため、人助けセンサーなどの非戦スキルがあればすぐに見つけることができます。
既に四人とも満身創痍です。迅速な対応が望まれます。
●敵対相手の情報
・中型魔獣×15(風)
狼などの魔獣系、ドリアードなどの植物系が存在します。
戦闘力はそこまでのものではありませんが、数が厄介です。
魔獣系は10体で近距離【出血】、植物系は5体で中距離【痺れ】を持っています。
●孤児院の子供の情報
孤児院の掟を破って脱走した今回助けるべき子供達。
それぞれ子供であるため、一般人よりも弱く脆いです。
・カルド
今回地上に出ようと行った首謀者の男の子。
お調子者でやんちゃだが、責任感が強い。
剣の腕はそこそこだが、所詮は子供であり冒険者以下である。
・メアリ
孤児院の子供の中で一番年上の女の子。
面倒見がよく心配性だが、カルドに振り回されている。
戦闘能力は持ち合わせていない。
・リシャル
孤児院の子供の中で真面目で頭が良い男の子。
頭が良くて合理的なのは良いのだが、ロマンを求めるのが玉に瑕。
カルドのことを慕っているが、正反対で戦闘能力は持ち合わせていない。
・カノン
四人の中で一番年下の女の子。
臆病で優しいが、身体が弱くて瘴気の影響を強く受ける。
他の三人のことは頼もしいお兄ちゃんお姉ちゃんと思っているらしい。
●NPC
・【元冒険者】ラナード
原住民の為、地形には詳しいです。
デフォルトでは同行しませんが、任意で同行させることができます。
戦闘力は程々、この世界では優秀な大剣使いでした。
とある事情で死んだことになっているので、終わったらさっさと帰ります。
●世界観のおさらい
かつて世界の均衡を保っていた6人の精霊たちはあまりの退屈さに人類を生み出し、それを繁栄させた。だが、人類を生み出す過程の中で邪悪な力を持つ魔獣も生み出してしまい、やがて史に残る大戦争が起きてしまう。瘴気により荒廃してしまった跡地から逃れるべく人類は地底へと生活圏を移動した。
そう願った精霊が導いてくれた際に偉人が受け取ったとされる高純度の精霊石を用いた5つの疑似太陽により、まるで地上にいるような生活を送っている。のちにその疑似太陽に惹かれるように人々は巨大なコロニーを築き、5つの国が出来上がった。
人類は精霊に最初に生み出された種族であるため、精霊石の魔力を浴びつつ魔獣の灰を食べながら生きている。
●前回までのあらすじ(今回はあまり関係ありません)
大型魔獣を討伐したことによりイレギュラーズはA級の冒険者として扱われております。
この世界を統べている精霊の一人、【闇の精霊】オプスキュティオと交流を行ったり様々な調査を行った上で、イレギュラーズは『火焔の国 イグニスヴール』を襲った【火焔の精霊】イグニスヴールを取り押さえました。
しかし、イグニスヴールの証言により三精霊が【光輝の精霊】リュミエールに取り込まれてしまった事実が判明しました。
現在はオプスキュティオがイレギュラーズを利用してリュミエールの悪事を止めようと動いています。
●アドリブについて
本シナリオではアドリブが多めに含まれることがあります。
アドリブがNGの場合、通信欄かプレイングに一言ご記載いただければ幸いです。
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