シナリオ詳細
イ=ルーナクの今夜も無茶振りNight ver9.0
完了
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
オープニング
●ラヂオ語り
「ぴん、ぽん、ぱんぽーん!深夜■■時をお知らせします!
今夜もやっていきましょう、イ=ルーナクの今夜も無茶振りNight ver9.0!
えー、スタッフに確認をとったところですね。
『いい加減タイトルいじりネタも飽きてきた』とのことでね。
まぁお前がやり始めたことだろうがと思ったけどマンネリかなぁと思ってたのも事実なので。
というわけでこれからのオープニングトークのネタを色々模索していきたいなと思いました。
さしあたり昨日お昼ごはん食べようと思ってうちの冷蔵庫開いたらお豆腐とビールの缶しか入ってなくてね。
しょうがないからこれを摂取するかいやいや、昼間っから晩酌みたいなメニューやり始めるのはどうなのよって、私の中の天使と悪魔が戦い始めちゃってねー。ああいう気持ちになるのは初めてでしたよ。昼間から飲むお酒は美味しかったです。
はい。
ってところでお便り読んでいきましょうかねー。
RN『君の瞳に三年殺し』さんからー。
えげつねぇことしやがるわね。
『イ=ルーナクさん、こんばんは』
はい、こんばんはー。
『実はこのところ自宅に不法侵入してくる輩がいまして』
えぇ、なにそれ怖い。こんなとこにお手紙出してないでさっさと警察行きなよ。
『無論、私も手をこまねいているわけではありません。手始めに鍵を性能がいいものに取り替えたところ』
まぁ、基本かな。いや、侵入された後にそれやってもどうなのか。
『ピッキングどころか扉ごと破壊されて侵入されました』
怖い怖い。強盗じゃん。強盗どころじゃないじゃん。もう引っ越しなよ。
『それでもめげずに』
心強いなこの人。
『番犬代わりにドクフキオオトカゲを放ってみたのですが無惨に切り捨てられていました』
ドクフキオオトカゲって何!?この世にに存在してる生き物なの!?
『それでもこいつが居ればなんとかなると思っていたガーディアンゴーレムも見事に破壊されました』
めっちゃ強そうなセキュリティ持ってんのね。役に立たなかったみたいだけど。
ねぇ、あなたどこ住んでるの?ダンジョン?ダンジョン住みのボスモンスターさんなの?
『敷地内に設置していた宝箱から私の弱点をつける武器も回収されたようです。このままだと私の命の危機なのですがどうしたら良いでしょうか』
自分ちの宝箱にそんなもの入れておくなよ。
前から疑問に思ってたのよね。ダンジョンの宝箱からそのダンジョンのボスによく効く武器が出てくるやつ。
的に塩贈り過ぎじゃないかしら。
そしてもう手遅れだと思うので復活の呪文をメモしておくと良いと思います」
●境界案内人は筆を執り
「やぁ、よく来てくれたね」
境界案内人、カストルはイレギュラーズに向けて声をかける。
「じゃあ、便箋とペンはそこにあるから。いつものようにお願いするよ」
- イ=ルーナクの今夜も無茶振りNight ver9.0完了
- NM名小柄井枷木
- 種別ラリー(LN)
- 難易度-
- 冒険終了日時2020年11月21日 17時49分
- 章数2章
- 総採用数12人
- 参加費50RC
第1章
第1章 第1節
「次のお便りー。
RN『恋するオオカミ』さんからでーす。
その後の進展はどうなのかしらねー。
『イ=ルーナクさんこんにちは
これでお便りは3回目ですね』
はい。いつもありがとうねー。
『意中の人が結婚してくれません』
おぅ。
『最近は思い人の中で私はかなり高い高感度にあると実感しました
しかし結婚だけは断られてしまいます』
ふむふむ。
『「役所に出す紙切れがそんなに重要か?」と言われてしまいました
思い人の仕事は危険ですが本人の願望にも寄り添ったもので
付いて行こうとするのは構わないが、死なれると寝覚めが悪いから簡単に切り捨てられる軽い関係がいいとも言っていました
仕事に持って行くには愛だの恋は重いそうです』
なかなかアウトローな感じねぇ。
なんか価値観が違う雰囲気感じるわ。
『出来もしない約束はしないとのことで、そこは誠実さを感じています
私の思いは変わらず結婚したいのですが、どうすればいいでしょう?』
なかなか難しい問題ねー。
最初お頼りもらったときはとにかくガンガンいこうぜな印象だったけど結構相手の意志は尊重するんだなーって思ったり。
それともオオカミさんも相手の方から影響受けてるのかね。
それはさておき。
ついて行こうとするから持っていくには重いって言われるのよね。
なら逆にね、ついて行かずに、あなたがその人の帰ってくる場所になるって方向性はどうでしょう。
夫の帰りを信じて待つのも妻の度量ってね。」
成否
成功
第1章 第2節
「次のお便りー。
RN『母の便りがおかしいです』さんから。
何があったのかね。
『イ=ルーナクさんへ。
お手紙の方失礼しますね』
はぁい、いつもありがとうございます。
『そろそろ寒さも本格的となり、此方でも吐いた息が白くなる日々が多くなってきている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?』
コタツに潜む魔物と戦う日々ですね。今のとこ全敗。
『さて、そろそろ外に出る機会も減ってきた為屋内での活動をと思い、忙しく少し読み止めていた本を挟んだ栞から読み始めているのですが……』
良いねー、読書の秋。いやもう冬だけど。
『部屋にも染み渡ってくる寒さから手が悴んでしまい、少々読むのが億劫になってしまう事があります。
かといって手袋を付ける程でもなく、また暖炉に火を入れるのも勿体ない気温なのが困りものでして。
イ=ルーナクさん、何か良い解決法は無いか、教えて頂いても宜しいでしょうか?』
なるほどねー、たしかにちょっと困るよね、そういう微妙な気温のとき。
私はまぁ気温変化に弱い上に意志薄弱なんでそういうときはさっさと暖房つけじゃうんだけども。
まぁそれはさておき。そういう状況ならカイロを用意しておくとかかしらねー。
それかホットミルクなんかの温かい飲み物を用意しておいて、カップを握って指先温めるとかね。
読書しながら飲めるし一石二鳥よ」
成否
成功
第1章 第3節
「はいでは次のお便り。
RN『RNで悩みすぎた』さんからでーす。
さぁ今日は何かしらね。
『なんで近親相姦が良くないことだと思う人が多いの?』
ヘーイ倫理倫理ィ。
いやまぁそういうお便りくれる人だってのはわかってるんだけどね。
『遺伝病になりやすいっていうのは聞いたことがあるけど、それが理由なら避妊して子供つくらなければいいだけじゃない?』
避妊も100%じゃないしなぁ。
『子供つくらないのが非生産的でダメだっていうなら、子供をつくらないことにしている全ての夫婦やカップルを否定することにならない?』
うーん、まぁとりあえず近親相姦がダメなので子供作らないのがダメなのは別軸の問題なのでおいておくけども。
そうねぇ、とりあえずその遺伝病や何やらの問題があるっていうのは前提においといて。
人間ってね、資産なわけよ。労働力やら何やら。他人との交際ってのはいわば資産を分け合ってるって言っても良いんじゃないかな。
そこに来ると近親相姦っていうのは、アレよね。本来分け与えられるはずだった資産をその過程の中だけで独占してる感じになっちゃうわけよ。
まぁそんなわけだから批判的に見られるんじゃないかなぁって。
こんな感じで納得できたかしら。」
成否
成功
第1章 第4節
「では次でーす。
RN『透明しっぽの人魚姫』さんから。
『そういえば、このラジオには、いろんなコーナーが、ありましたけれど
なんだかんだで、続いているのは、この、『教えて!』だけですの』
まぁこのコーナーが一番お便りもらえるって統計があるらしいですからね。
詳しいことは知らないけども。
『それ自体はきっと、人気とかの、大人の事情があるのでしょうから、仕方ないことなのでしょう…この番組が、続いているだけでも、ありがたいことだと、思っておきますの』
うぃ。そうしてもらえるとこちらもありがたいわねー。
『でも…やっぱり、気になることが、ありますの』
ほう?
『あの、何かと戦っていたイ=ルーナクさんや、遭難なさったイ=ルーナクさんは、どこへ、行ってしまわれたのでしょうか?』
ぁあ、うん。
『勝利なさったとか、生還できたとかいうお話は、聞いておりませんから
もしかしたら、負けて殺されたり、亡くなられたりしてやいないかと、心配ですの…!』
うん、そうね。
私もねー、まぁまぁ薄汚い大人だっていう自覚はありますけどね。
それでもね、サンタクロースを無邪気に信じる子供に真実を教えて喜ぶような趣味はないんだよ。
いや、結構楽しそうだなって思うけど。
まぁそれでもね、自分とこのリスナーさんだから。そういうとこは贔屓するからね、私も。
というわけであの日世界の危機と戦っていたイ=ルーナクさんは人魚姫さんの心のなかで永遠に生き続けています」
成否
成功
第1章 第5節
「さてさて次のお便り。
RN『RNで悩みすぎた』さんからです。
今度は何かしらねー。
『避妊も100%じゃないってあなたは言ったけど、わたしは避妊失敗したら堕ろせばいいと思うのよね』
おう。
『で、疑問なんだけど、なんで堕胎が良くないことだと思う人が多いの?』
うん。
『倫理とか道徳を決めるのは、すでに生まれて生きてる人間なわけで、堕胎に寛容になっても自分が殺される恐れはないわけでしょ?
それに子供が働くような国でも、生まれてすぐ労働力になるわけじゃないんだから、いらないときは堕ろして、育てたいときに産んだほうが、いい人材が育って社会の利益になるんじゃない?
特に障害があるって生まれる前に分かってる場合は、堕ろして作り直したほうがあきらかにいいと思うんだけど』
感情が存在しない国で生まれ育ったのかな?
いやまーねー、そりゃね。そういう見方もあるわけよ。
効率とかね、そういう面だけで考えたらね。
質問コーナーでこういうお答えするのもどうかと思うけどね。
結局は正解のない問題ってやつなのよね。
すべての人間には等しくチャンスが与えられるべきって考えの人からすれば、生まれてくる前にチャンスを奪うなんてとんでもないってなるだろうし。
まーそういうわけでね。あなたの考えも正解だろうけど。違う正解を知ってる人もいるってことで。
納得はできなかな?まぁそれも人生ってことで」
成否
成功
第1章 第6節
「次いきますよー。
RN『瑠璃蝶』さんから。
『御久し振りです。イ=ルーナクさん』
はい、どうもですよー。
『先日の相談で親友と喧嘩してしまった話ですが無事に仲直り出来ました』
あら、良かったねぇ。
『親友に本心である「僕の「特別」で大好きだ」って事を伝えたら許してくれました
えへへ…あの時の頬染めたエミリア可愛かったな…』
惚気けかな?
『それで相談なんですが…将来的に彼女を真に僕の物にすればどうすればいいでしょうか?』
マジで惚気けだったわ。
『勿論彼女に勝って無理矢理自分の物にする予定ですが』
なんか怖いこと言い出したんだけど。
『出来れば彼女自身をすごく幸せにしたいじゃないですか』
あぁ、良かった。そこは良心的ね。良心的か?
『やっぱり他の「特別」な人達と一緒に結婚するべきでしょうか?殆ど女同士ですけど
どうかアドバイス頂けたらなって』
何をアドバイスすれば良いのか。
いや、まず突っ込みどころよね。人数とか性別とか。
そういう文化の人なのかもしれないけどね。私はそういう文化の人じゃないので。
『あっ、ちなみに子供とかは一応将来義弟に種馬になってもらうつもりなので問題ないです』
問題しかねェ~。弟さんの人権よ。
なんていうかねぇ。何をアドバイスしろって言うのか。
世界観が違う気配をひしひし感じるから私の常識でになりますけど。
とりあえず結婚すれば丸く収まると思ったら大間違いだからその辺ちゃんと考えましょうね。って感じで」
成否
成功
第1章 第7節
「おっと、そろそろ次のコーナーの時間ですねー。
次のコーナーは毎度お馴染み新コーナー、題して『いつもは言えないこんなこと』でーす。
これがね、どんなコーナーかといえばまぁだいたいタイトル通りなんですけども。
まぁ要するに皆さんも人間ですから、普段の生活の中でなかなか言えないことってあるんじゃいですか?ってことでね。
ラジオというメディアではお便り送ってくれたリスナーさんはどこの誰だか他の人にはわからないですからね。
そういう匿名性を利用して、普段言えないことを吐き出してみませんか?ってね。
そういうコーナーになります。
この吐き出したいことはね、何でも良いです。愚痴だとか告白だとかただの独り言だとか。
親しい相手だからこそ言えないあんなことやこんなことを赤の他人の私が軽く受け流していきますよー」
NMコメント
皆さんこんばんは、小柄井枷木です。
数えてみたら9回目。いつものラジオ系ラリーシナリオになります。
・いつもの説明
このシナリオの舞台である世界は、一つの大きな屋敷と、その中の各部屋に据え付けられたラジオ、そしてお便りを入れるためのポストだけが存在する小さな世界です。
住人らしき人は見当たりませんが、屋敷は常に清潔に保たれ、ラジオからは常に誰かの声が流れています。ポストに入れたお便りはラジオの番組宛てに送られたものとされ、番組の中で読み上げられたりします。
このラジオがこの世界で唯一動きのあるものであるため、お便りを出すことで世界の活性化、ひいては滅亡からの救済となるという理屈はつけられますが要するにラジオにお便りを出して楽しもう、という趣旨のシナリオになります。
章ごとに違うお題が設定されていますので、それに沿った内容のお便りを送ってください。
プレイングという形で皆様のキャラが出したお便りをラジオパーソナリティのNPCが読み上げる、という形のシナリオになりますので、キャラの描写自体はかなり少なくなります。ご留意ください。
・プレイングについて
お便りとしてNPCに読み上げてほしい部分を『』で囲んで書いてください。
それ以外の、キャラクターがこういう心情でこのお便りを書いている、などの読み上げてほしくはない部分は『』の外に書いてください。
RN(ラジオネーム)をつけたい場合は併記してください。書かれていない場合はキャラクター名での読み上げになります。
また、イ=ルーナクさんが認識している世界は現代日本に近いものです。ゲームの舞台となる無垢なる混沌の知識は持ち合わせていません。お便りを書く際の参考までに。
・今回のお題について
・第1章
『教えて!イ=ルーナクさん』
いつものやつ。皆様のキャラクターが抱えるちょっとしたお悩みや疑問をイ=ルーナクさんがズバッと解決、できたら良かったのにね。ってコーナーです。無茶振り歓迎。
・第2章
『いつもは言えないこんなこと』
人間生きていれば素直に口に出すことができないあんな思いやこんな思いの1つや2つあることだと思います。そんなあれこれをラジオという匿名性を利用して吐き出してみませんかってコーナーです。秘めた思いは何でも良いです。恨みつらみに恋心、人に言えない性癖に今だから言える隠し事などなど。そんなあれこれをイ=ルーナクさんが受け流していきます。
そんな感じです。
それでは皆さんのお便りお待ちしております。
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