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シナリオ詳細

オーシャンマグロ・ロード

完了

参加者 : 6 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●マグロのみち
 海洋マフィア、ジョージ・キングマン。
 彼の名声は『静寂の青』を攻略したことでより強く知れ渡った。
 特にコンモスカ・アクエリア・フェデリアを結ぶ新天地航路の関係者からは大きな人気を誇るといっていい。
 それゆえ彼旧来の性質やローレットという枠組みを越えて、彼へ直接依頼が舞い込むのも当然のことと言っていいだろう。
「しかし、落ち着いたものだな……この航路も」
 港の桟橋を歩くジョージ。
 黒い革靴の踏む木板の足音。無限にも思えるような波の音と、海猫の歌うこえ。
 加えた葉巻にジッポライターで火をつけると、カチンという蓋を閉じる音と共にかぎなれた上品な煙が鼻腔をくすぐった。
 ここはコン=モスカ島。
 かつては絶望の青に至る境界として知られ、青に挑む者へ祝福を授けるとされていた。
 今は祝福によって抵抗すべき廃滅病がその元から絶たれたことで役目を終え、新天地航路への中継地点やその雰囲気を比較的手軽に味わえる観光地として、多くの伝説を伝える施設諸々と共に新たな役目を担っている。
 ジョージがこの島にやってきたのは、コンモスカ基地からアクエリア基地への航路開拓の依頼を受けたためである。
 もちろん彼一人で片付く仕事ではないので仲間を島に呼んであるが……。
「この名前は、どにかならないものか……」

 マグロ・ロード。
 それが今回開拓を予定している航路の名である。
 コンモスカ・アクエリア間といっても小さな地図で見るほど用意な船旅ではない。
 途中無数のグリッチフィールドが存在し未だ狂王種も多い。
 比較的安全な航路を研究し貿易をより豊かにしようと試みるのが、いま海洋王国に求められている課題なのだ。
 であるからして、気が遠くなるほど大量に存在するルートをひとつひとつ試していかねばならない。今回ジョージが引き受けた船旅はその実験も兼ねているのだ。
「予想される障害はひとつだけでやんす。旦那、タイラントマグロはご存じで」
「ああ……」
 海種男性から説明を受けていたジョージはぼんやりとクロマグロの姿を想像した。
 タイラントマグロはその系統に属する種で、海洋王国の一部島でも発見されている。
 海中のみならず短時間ながら空中を泳ぐ能力を持ち一般的なマグロをかわらないサイズでありながら高い戦闘力をもつという。
「コンモスカタイラントマグロ――名前が長いんでコンマグロって略されるんですが、こいつがここいらには出没するんでさぁ。こいつは普通のタイラントよりもデカくて強い狂王種だってんで、この航路を通るにゃこいつをまずは倒さなきゃあならんのです」
 なるほど、とジョージは自分が呼ばれた本来的な意味を察した。
「狂王種との戦いには慣れてるつもりだ。弱点もわかる、かもしれん」
 煙を吐き出し、地図をいまいちど確かめる。
「はずはそのコンマグロが現れるゾーンを突破し、アクエリアまで船を進めてみればいいわけだな」
「へい、その通りです。さすが話が早い」
 ぱちんと手を打つ海種男性に頷いて、ジョージは地図を畳んだ。
 さあ、やることが決まったなら早速出航だ。
 無限の海が待っている。

GMコメント

 海洋王国から豊穣郷までの安全航路を研究史続けるのは海洋の新たな使命であります。
 そんな事業の一環として、皆さんはマグロロードの実験航海を任されました。

■バトルパート
 まずは最初の障害であるコンマグロ発生ゾーンを突破します。
 ここでは次々に出現する敵を倒しながら船を進めることになるでしょう。
 広大なフィールドで船を一定方向に進め続け、あちこちから猛スピードで敵が集まってくる状態を想像してください。
 ですのでこのパート突破条件は『〇ターン以上戦闘を継続する』になります。
 ゾーンを突破することでコンマグロはついてこなくなるので、この時点でそれなりの数残っていても大丈夫でしょう。
 できるだけ撃破はできたほうがいいけれど、必要なのは継続戦闘能力――といった具合にとらえてください。

・コンマグロ
 通常のマグロより一回り大きく、高い機動力と物理攻撃力をもつ。
 鱗はかたく簡単に破壊できないため、防御技術を突破する能力があるととてもよい。
 戦闘時はあまり密集を好まず、複数の方向から対象を取り囲んで波状攻撃を仕掛けるのがセオリーらしい。(そのため範囲攻撃で一網打尽にするには相応の工夫が必要)

■船旅パート
 戦闘を終えたら船旅が待っています。
 これは何日もかかるので、今回のメンバーで仲良く旅を楽しんでください。
 なお、料理の食材としてコンマグロの肉(とてもおいしい)があるので是非活用してみてください。中には海産物食べられない系海種もいるかもしれないので、そうした場合に備えて事前にメニューを相談しておくのもいいでしょう。

 船の掃除やなんかは普通にするものとして、船旅を退屈させないために周りを楽しませたり、航路と間違わないように航海術を用いたりと沢山やるべきことがあります。
 相談時に得意分野を言い合って、役割を分担しておくのもいいでしょう。
 船がアクエリア島までたどり着けばシナリオクリアとなります。

■■■船の使用について■■■
・メンバーの誰かがアイテム『小型船』を持っている場合これを使用することで乗員の戦闘力に相応のプラス補正がかかります。
・小型船の操縦と戦闘は若干のペナルティつきで同時に行なえるものとし、『操船技術』をもっている場合はその際のペナルティを無効化します。
・小型船の操縦は必ずアイテムを装備しているPCが行なってください。
・操縦者が戦闘不能になった場合、最低限の操縦は継続できるが戦闘は継続できないものとして判定します。(交代は不要です)
・この戦闘に投入できる小型船の数は3隻までとします。
・小型船は甲板での戦闘が可能ですが、戦闘可能範囲が狭いため船上での移動やレンジ選択には注意してください。

  • オーシャンマグロ・ロード完了
  • GM名黒筆墨汁
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2020年10月28日 22時05分
  • 参加人数6/6人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 6 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(6人)

フェルディン・T・レオンハート(p3p000215)
海淵の騎士
杠・修也(p3p000378)
壁を超えよ
カイト・シャルラハ(p3p000684)
風読禽
ジョージ・キングマン(p3p007332)
絶海
ゼファー(p3p007625)
祝福の風
イルリカ・アルマ・ローゼニア(p3p008338)
ローゼニアの騎士

リプレイ

●きっと未来の誰かが笑うために
 帆を広げた船の姿はさながら鷹のごとく。絶望のをを走り抜けたことで知られるかの名船『紅鷹丸』がコン=モスカ島を出港するのを、島を訪れていた観光客たちは目をキラキラさせて眺めていた。
 そんな視線を浴びるのはこそばゆいのか、頬をかりかりとやってあえて背を向け得る『壁を超えよ』杠・修也(p3p000378)。いつ敵が出てもいいようにと、海鳥に使役式をあたえて空に飛ばす。
 一方の『never miss you』ゼファー(p3p007625)は余裕そうに、手を振る港の人々にハンカチを振って返すなどしていた。
 一通りファンサービスを終えてから、手すりに寄りかかるように身を返す。
「時には静寂に澄んだ海を、風の吹くままお気に召すまま。
 時には荒れ狂う波をかきわけて、運命の赴くまま。
 ……なんだか久し振りねえ、此の感覚」
 ここ最近のローレットは国だ世界だと大忙しで、殺す殺されるの鉄火場に立つことばかりに思えた。ゼファーの精神性はそれでも平常心を失わないが、肩からフッと息を抜くような時間をちゃんと過ごすのも、それはそれで必要な気もした。
「ゼファー……さんは、旅慣れてそうだな」
 実年齢以上に年上に見えるゼファー。修也は眼鏡のブリッジを中指でおすように位置を直すと、そんな話をしはじめた。
「そうねぇ、召喚される前は国から国へって感じねえ。そちらさんは?」
 冗談めかしていうゼファーに、修也は、自分からふった話題であるとはいえ、考え込んでしまった。
「どうだったかな。古い家だったし、家事に鍛錬にって毎日だったからな」
 実家どころか世界からも離れて、世界のあちこちを飛び回る生活。考えられなかったといえば、そうなのかもしれない。
「まあ、それ以上に……」
 ロール式の依頼書をくるくると開いて、修也はため息をついた。
「空飛ぶマグロと戦ってあまつさえ食うとは。カルチャーショックもいいところだな」

「マグロ、ご賞味ください」
 船の舵取りをしながら振り返る『風読禽』カイト・シャルラハ(p3p000684)。
 後ろで『絶海武闘』ジョージ・キングマン(p3p007332)が太鼓をドドンと鳴らした。
「う~ん、コンマグロ。楽しみだ……。強さこそ違うとは言え、海洋近辺の海と生態系がかぶることもあるんだなあ」
「詳しいのか」
 バチをおいたジョージに、カイトは『漁師の息子だからな!』と海洋ジョークをとばした。ちなみに最近、軍人に対してこれはテッパンである。
 どっちかっていうと反社会寄り(緩和した表現)のジョージはピンとこなかったが、ふむと真面目な顔をして眼鏡のフレームを親指中指でつまんでちょいとあげた。
「こいつさえどうにかできるなら、この海路も安泰ということだ。多少寄り道しながら進むことになるが……今回は頼むぞ」
「まかせとけ」
 カイトは海へと振り返って遠い目をした。
「海洋において、強い魚であればあるほど身が引き締まり、品よく格調高い味わいになると言われてる。高値もつくしな。つまるところ……」
 振り返るカイト。
 素早く太鼓を叩くジョージ。
「マグロ、ご期待ください」
 結局それ言うんだ……という顔で椅子にこしかけ船旅やら戦闘やらもろもろの準備をしていた『放浪の騎士』フェルディン・T・レオンハート(p3p000215)。
「噂に聞いたこともあったけど、最近は狂王種を食べるのも当たり前になりつつあるね。
 いや、ボクも最初はどうかと思ったんだけど……実際、美味しいんだよねアレ……」
 狂王種と言うもの自体、絶望の青の産物である。挑んだ者は誰一人生きて帰らなかったという海の生物は時におぞましい怪物として語られ時に空想のなかだけにしかいないようなおどろおどろしい姿で絵に描かれた。
 実際廃滅病をはじめ恐ろしいことが山のようにあったし失われた命も数え切れないが、目にして触れてみると案外ネオフロンティア近海とそう要領はかわらないものだった。
 知ることから文化は始まるというが……。
「そこまで聞いたらぜひ食べてみなきゃ、だね」
 『ローゼニアの騎士』イルリカ・アルマ・ローゼニア(p3p008338)は頭の中で炙りマグロの寿司やその他料理を想像しながら柔軟体操をしていた。
 そんな彼女たちがコンマグロ発生地帯へさしかかるのは、それからしばらく経ってのことである。

●マグロ・ロード
 潜水艦から発射される対空ミサイルのように、何匹ものクロマグロ型狂王種『コンマグロ』が空中へと飛び出していった。
 一度放物線を描いた彼らはヒレに独特の振動をもたせたくみに飛行を開始。
 紅鷹丸を取り囲むようにそれぞれがカーブを始めた。
「捕まってろ、まずは初撃を振り切るぞ!」
 船を加速させ、帆で風をとらえるカイト。風を味方につけた船舶機動は彼の十八番であり『風読禽』の名がついた由来でもあった。
 それこそミサイルのように船に突っ込んでくるマグロのうち二匹ほどを振り切って進む船。
 しかしマグロもマグロで軌道修正をかけ甲板めざし突入をかけてきた。
 ひれを畳んで口を閉じ、甲板に突き刺さる準備をするコンマグロ。
 イルリカはぶわりと魔の力をわずかに解放すると、剣に纏わせて甲板をダッシュ。突き刺さる直前のマグロめがけて剣を繰り出し、船のそとへとうち払った。
 インパクトの直前、溢れるエネルギーが彼女の背より放出され火花のように吹き上がった。これを属に『ローゼニアの翼』という。
「次、来るよ!」
 剣にさらなるエネルギーを注入し、甲板で切っ先をマッチ棒のようにこすると炎を生み出した。
 振り返りざま切り払い、炎でコンマグロたちを牽制。
 直撃を免れ――たかに見えた二体のコンマグロへと、両サイドから跳躍したフェルディンと修也が殴りつけた。
 白銀に輝く籠手による強靱なパンチと、破邪術式を込められたグローブによるパンチがそれぞれコンマグロの軌道を強制的に変更。それぞれを衝突させ甲板をスライドさせた。
「仕留めるぞ!」
 フィンガースナップでバチンとエネルギースパークをおこした修也がさらなるフィンガースナップで地面を走る波のような破邪衝撃を発動。
 一方でフェルディンは剣をとり突撃。素直な大上段からの振り下ろしでコンマグロの首を切り落とした。
 ちぎれ飛んでいくマグロの一方、船を操作していたカイトはゼファーと共に戦闘姿勢をとった。
「そろそろマグロたちもこっちのスピード感覚になれてくる頃だ。襲撃が激しくなるぞ!」
 そう言いながらも乱数軌道で時折蛇行をおりまぜながらマグロの直撃をできるだけ減らすカイト。
 その片手間で翼を広げ、マグロの注目を集め始めた。
「降りかかる火の粉ならぬマグロは、払いましょうっ!」
 突っ込んでくるコンマグロへ、ゼファーは槍を野球のバットのように構えてすくい上げるようにスイング。
 顔面がべこんとへこんだマグロが回転しながら海へと戻っていく。
「こ、こえー……」 
 鼻というかくちばしをおさえてつぶやくカイト。ゼファーが『ん?』と笑顔で振り向くと、カイトはぶんぶん首を横に振った。
 ゼファーは片眉をちょいと上げると、槍を投げる姿勢に構え直しておもむろに投擲。
 鋭角に突っ込んできたマグロを『めざし』状態にして船の階段にどかんと突き立てた。
「こいつが今日の夕飯よ! 野郎共ー!」
「お、うおー!」
 よっしゃあといって喜んでみせるカイトの一方で、ジョージはかちゃりと眼鏡を外した。
 純粋に黒く光る目がマグロをとらえつつも、まるで興味を失ったように背を向ける。
 それを好機ととらえて突っ込んでくるマグロへ、ジョージは眼鏡をかけ直し、後ろ回し蹴りでマグロを撃滅した。
「まずは、俺も一匹」
 彼らが海域を抜けるまで、一人一匹程度の量でマグロを獲得することができた。
 どうやら少しの間は食料に困らなそうだ。

●しかして波は穏やかに
 立ち入ることが死や滅びと同義であったとは思えないほどに、その航路は穏やかだった。
 フェルディンなどは戦闘が終わってしまうとだいぶ手持ち無沙汰になるらしくぼうっと甲板に座って遠くを眺めていた。
 カイトが貸してくれた釣り竿を修也と一緒に外へ垂らしながら、食料確保と暇つぶしを同時にこなしている最中である。
「力仕事なら手伝えると思ったけど、案外暇なんだね……」
「言っても六人の船旅だからな。物資もコンパクトに纏まっているし、コンマグロの解体作業と保存も済んだ以上、俺たちの出番はそうそうない……」
 そうは言っても船旅は共同作業。デッキのブラシがけをはじめ家事全般は持ち回りが基本である。
 そして一日中忙しく働き続けると船という閉鎖的な環境に参ってしまうらしく、時折こうして『暇を潰す』という時間の過ごし方をする必要があるらしい。
 家で本を読んでいてはわからない経験である。
「この世界に来るまで、海というものにはあまり縁がなかったが……良いものだ、本当に……」
「……うん。この広大な水面の上を自分達だけで独占できるというのは、凄く贅沢だね」
 二人はぼうっと地平線の先の先までを眺めた。
 島から遠く離れた沖。コンパスと風だけが頼りの船旅。
 360度どこを見ても海しかないような場所で、しかし彼らは穏やかだった。
 人が旅に出る理由は、もしかしたらこういう所にあるのかもしれない……と、二人は思った。

 一方で、航路をたどるに当たって最も重要な役割を果たしているのがカイトである。
 海図を広げコンパスをにらみ風を正確にうけとりつつ正しい航路をたどりつづける。
 この航路を用いた者が過去にいないというだけあって、へんにそれれば船ごと遭難したっておかしくないような海域なのだ。
 だがそこは歴戦の船乗りカイト。一切の迷いなく船を操舵し、何日にもわたって仲間達の安全な船旅を守っていた。
「おっと、そろそろ夕飯の時間だな」
 太陽の傾きを測って目を細めると、カイトは翼を広げて見張り台から降下。
 外でのんびりしていた仲間達を船室へと呼んでいく。

 振る舞われたのはジョージとゼファーによるマグロ料理その他諸々であった。
 いかついペンギンマフィアという側面からは意外なくらいジョージは料理がうまく、マグロを魚醤に漬けた海鮮パスタやジューシーに焼いたマグロステーキなんかを上手に料理して出してくれた。
「私も手伝ったけど、ほとんどジョージの仕事よ。肉の筋に細かく包丁を入れたり、見かけによらず繊細なんだから」
 大皿を両手に乗せ、更に手首にまで皿をのせ、計六枚の大皿を絶妙なバランス感覚で一片に運んでくるゼファー。
 その後ろからじゅうじゅうとやけたマグロステーキを鉄板ごと持ってきてテーブルで切り分けはじめるジョージ。
「そんなことはない。料理はマルチタスクが命だ。手が多ければ多いほどいい。その連携が整っていればなおのことな」
 やはりというべきか食材の殆どはコンマグロであり、それをいろいろな方法で料理してみせることも、この航路開拓における重要な実験でもある。ジョージはその辺りをよく理解しているのか、それともそういうセンスが身体に染みついているのか。
 食事が終われば仲間達の披露や退屈を吹き払うべく、ゼファーと一緒に音楽を演奏し始めた。
 リュートとアコースティックギターのセッションに、イルリカのダンスが加わり始める
 空を歩くような巧みなステップでタップダンスを踊ってみせると、曲調がムーディーなそれに変わるにつれてどこか艶めかしいダンスへとシフトしていく。
 ビシッとした燕尾服だからだろうか、その非日常感は仲間達を陽気に笑わせた。
 こうして船はまた夜を更かし、次の太陽に出会うまで旅を続けるのだ。




 やがて彼らの船はアクエリア基地へとたどり着いた。
 海図にしっかりと引かれたラインは今後海をつなげる船乗りたちの道しるべとなることだろう。
 時代を開き、世界に地を巡らせるための航路として。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

 ――依頼達成

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