シナリオ詳細
殺か壊か
完了
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オープニング
⚫︎罪
とある地球のとある一地域には、所謂民間伝承というものが残っていた。
曰く、白い肌は神の化身だと。
曰く、その肉は神秘を帯びていると。
曰く、その臓腑は不老長寿の良薬なのであると。
故にあれらの運命は定められた。
⚫︎この世
怒号が施設に木霊する。破壊音があたりを打ち砕く。
第三白養所、と呼ばれるそこは元々真っ白な壁と床と天井に覆われた、清潔を通り越して、潔癖すら忌避するほどに汚れとは無縁な場所だった。しかし今現在は煉獄に包まれ、命の居場所などどこにもない。
「やめ、やだ、殺さないでく」
みっともなく尻餅をつき、見苦しく命乞いをし、行いへの懺悔ではなくただ迫る恐怖に震える男の姿があった。もっとも、それは既に過去であるが。
止まったことを確認した何者かは、むせ返るような腐臭のする男から資料とメモ用紙のみを漁るとその肉塊を乱雑に瓦礫へと投げ捨てる。施設の情報を得た以上、この怪物どもに価値はない。
焼ける肉に一瞥すらせず資料を読み漁る何某は、間に挟まれた一枚の地図───施設の詳細な見取り図と、そこに書かれた番号を見て眉を潜めた。
⚫︎収容所の被造物
「お前たちにやってもらいたいことは一つだけだ。あるものを消して欲しい」
一冊の本へと入ったローレット・イレギュラーズたちは目の前の何某からそう告げられた。恐らくは低く響くような声と体格の良さから恐らくは男だろう。
イレギュラーズの疑問に無視してか、はたまたか気がついていないのかは別として、(仮定)男は一枚の羊皮紙を彼らに見せる。そこには今回の事の顛末と、条件が記されていた。男はその一部を指でなぞりながら、説明に入る。
「先日、俺たちの部隊がある施設の監査に入った。とはいえそれは建前で、破壊前提ではあったがな。そこで見つけたものが、これというわけだ」
卓上に数枚の写真がばら撒かれる。手に取ったイレギュラーズの目に飛び込んできたのは、弱々しいながらも息のある人間───少年少女だ。
「カニバリズム、ってやつだ。しかし単純な食なんてチャチなもんじゃない。見たら分かるだろうが、どいつもこいつも白、白、白。アルビノを食う、宗教的なアレだ」
唾棄するように忌々しく述べる。震える体には心底からの憤怒と憎悪が滲み出ていた。
「俺たちは都合上、こいつらをどうこうすることはできない。悪辣に手を染めた連中は殺していいんだが……こいつらは、壊すこともな」
だから頼むと、男は頭を下げた。手段は問わない、どうしたっていい、と。
- 殺か壊か完了
- NM名かいたん
- 種別ラリー(LN)
- 難易度-
- 冒険終了日時2020年09月22日 14時14分
- 章数1章
- 総採用数10人
- 参加費50RC
第1章
第1章 第1節
もし、彼らも生まれが違えばと。
グリーフの脳内には決してありはしない望みがあった。それは自分の過去と、アルビノの被造物であったそれと重ねたからだろう。
「……社会的に死んだことにして、秘密裏に生かすことは」
「不可能だ。できるならとっくにやってる」
当然のことだと納得もした。もし彼らにその力と権利があるのなら、グリーフに依頼など回ってはこなかったのだから。ほんの一欠片でもその道が見えているのなら、そちらへ向けて尽力するつもりだったのだろうが。世界は一瞬の隙も見逃してはくれない。
意を決して子供の前へ。屈みこんで視線を合わせる。伏せられた面から僅かに覗く双眸は、敵意とも害意とも取れない不可思議な攻撃性を宿していた。
グリーフには見えていた。子供の一挙手一投足が。イレギュラーズとして経験を積んでいれば、見切るの容易いことだった。しかしそれでも首への凶爪を躱すことはなく、瞳を逸らすことなく包み込んだ。
「それで満足、ですか」
虐げられ傷ついてきた存在。そこにある感情はグリーフには知る由もない。
しかし果たして、それでよいのかと。同じように誰かを傷つけることで癒えるのかと。
「貴方は、どう在りたいですか」
安らかな顔をしていたと、記憶している。救うことも共にあることもできなかった。最後に寄り添うことしかできず。悔恨は消えず胸に残っていた。
だからこそ忘れることはない。ワタシだけは、決して。
成否
成功
第1章 第2節
急速に温度を失っていく身体を、ブラッドは抱き留めた。
躊躇わなかったとは言わない。むしろ彼は苛まれている。己の手が、邪教の遺物を殺してしまったことに。
滅ぶべき存在だと教えられながらも、その手で命を摘み取ったことはなかった。邪教とは思想だけを根こそぎ刈り取るものだと思っていた。
「まさか、罪のない子供を殺めることになるなんて」
それこそが、彼の心に影を落とした。
感情の機微に疎く、しかしながら命を尊重するその意思は彼の中にあった。だが尊重するべき命を、たとえ依頼とはいえ己の手で握りつぶした。それもただ生かされていただけの子供を。
精神をもたないのなら殺すことが救いになるのか。それとも救いを求めて死を乞われれば、それは罪なのか。
「俺には子供たちが生きたかったのか、それとも死にたかったのかも分かりません」
最後に見たその表情がなんと言っていたのか。口は動いていたか、手は握り込まれていたか。だがたとえそこに生死の意思があろうとも、彼は察することができただろうか。
分からない。分からないが、彼には一つだけすべきことがあった。できることがあった。
天へと登る旅路。空の彼方。神の御許へ辿り着くまでの安寧を。
そして神が、彼ら行き場のない子供たちを。せめて寛大な御心で迎えていただけるようにと、祈ること。それが博愛の、そして信仰の代弁者たるブラッドの役目だった。
成否
成功
第1章 第3節
「……そろそろ効いてきたみたいだな」
壁に凭れて眠る子供の前で、Albertはゆっくりと弾丸を込める。サイレンサーを装着する。
せめて安らかに眠らせてやるべきだと、予め彼は子供に麻酔薬を投与していた。泥のように落ちた意識なら、ただ一瞬の死くらいは誤魔化してくれるだろう。
反吐が出る話だ。そう小さく吐き捨てた彼は額に銃口を当てた。
依頼者は多くを語らない。ただあれらの始末を着けてほしいとしか言わなかった。だがなにも語られずとも、彼にはその口から出てこない情報の凡そを読み取るだけの経験と知識があった。もうもたない。これは介錯だと。
散々人は殺してきた。数えきれないほどの命を撃ち殺してきた。だがしかし、無辜の女子供まで手に掛けるほどの外道ではなかった。それがたとえ介錯だとしても。
「"Requiescat in pace"、だ。……せめて、最後は眠るようにして逝くといい」
パスンと。軽やかな音が一発。
安らかな顔で、子供は地に伏した。口元には笑みすら浮かべて。Albertの一発は、もしかすると子供にとっての福音となったのかもしれない。
遺体の処理を依頼者たちに任せ、子供を引き渡した後。Albertは子供のいた場所に薬莢を一つ置いた。
口には一本、煙を立ち上らせる煙草があった。握られた箱には掠れた文字で、僅かに読み取れる程度に“P ll ma ”と。
成否
成功
第1章 第4節
飛沫を高く吹き上げながら子供は昏倒した。
特に何の感慨もなければ、はたまたなんの負を抱えることもなく。メリー・フローラ・アベルという少女はため息をつくのみであった。
自分の力のみで気に入らないものを全て叩き潰してきた彼女には、ただそう在るしかなかっただけの子供たちですらその程度にしか扱われない。命の価値などないに等しいのだろう。
「でも、そうね。こうやって子供を殺してると、元の世界にいた頃のことを思い出すわ」
あの頃は毎日が楽しかった。そう無邪気に告げる。たくさんボコってたくさん殺して。その懐古には悪意も慙愧もない。
今では依頼でしか殺すことができないと残念がる。歪に見えるその姿は、彼女にはただまっすぐなだけなのかもしれないが。
「ところでこの子たち、美味しいのかしら?」
するりと懐から白刃が現れる。どういうわけかちょうどよく持ってきていたという包丁が、遺体から死肉を削ぎ取っていく。そうだ。これこそが、多少の差異はあれど本来意図されていた子供たちの利用方法なのだと。
肉を焼く音がする。死肉の焦げる臭いがする。たまたまその現場に居合わせた依頼者の部下たちは、目にした光景が信じられないというように瞠目していた。
よく焼いた。衛生面も問題ない。なら残るは味のみである。
鮮血だったものが滴った。極少量の油が弾けた。
───じゃ、いただきまーす!
成否
成功
第1章 第5節
まあまあまあまあ。そんな高笑いを上げる首塚あやめにNo.51は心底から忌み嫌うような視線を投げた。腐食結界を手に冷め切った瞳でこの場にいる面々を眺めているのは、本心から違いを認めさせたい故のものだろうか。
「17さんクラウさん51さん!この子たち「奴隷」にしちゃ駄目かしら?」
「いけませんあやめ殿!今回は対象が生きていてはならない、依頼内容をお忘れか!───ん?HAHAHA!我等【首輪同盟】、多種多様な嗜好の持ち主が多くて申し訳ないですな、依頼者殿!」
「全く……あやめ様は相変わらずドン引く程の首輪狂でトチ狂ってますわね……」
17は諫めはせずとも呆れた風に、しかしその手に握られた妖刀はカタカタと震え、17が変わらぬ狂気を持つのだと雄弁に語っていた。一方慇懃な物腰とは真逆の狂気を振りまきながらあやめを諫めるクラウ・アルカードは、舞うように優雅を気取る。殺戮奇術師たる彼はいつ何時でも余裕の表情を見せるのだろう。
「何分、大半が悪人か狂人な集まりのモノで……お気に召さなければ申し訳ない!」
「……貴方方と同類扱いはやめてください。私は「ご主人様」の意向に沿っているだけ。「ご主人様」が「ここの子達を楽にしてほしい」と、そう望んでいるから私はここに居るのです」
貴方達と付き合っているのも「ご主人様」の意向だという事を忘れずに。
突き放すような言葉で51は離れていく。依頼者たちから一括りにされては堪らない。彼女のにとってはあくまでも望みのためでしかないのだ。
「ではそろそろ我々も。あやめ殿に遅れを取ってはなりませんからな!」
狂気の気配を感じ取った依頼者たちの一党は身構えた。あやめの惨劇を目撃していた以上こちらも警戒してしまうのは道理だ。しかしエンターテイナーであるクラウはそれをよしとしない。
「彼等には我等のショーの尊い犠牲になっていただきたく!……故に我等を許せなくとも報告はしっかりと。邪魔すれば依頼主とて……容赦はしませんよ?」
薄く笑うクラウは身振りで制し、カタンと足を踏み鳴らす。その場で一度回ったクラウの手から、一枚の式符から毒蛇が現れる。
「では、It's showtime!」
跳躍した毒蛇は子供の首に、頸動脈に寸分の狂いもなく牙を立てた。流れ込む毒はか弱い子供の身体を瞬時に巡り蝕み、順に変色させていく。
もがき苦しむ子供を一瞥すると次は被っていたハットを手に取った。裏を向け子供へ翳すとあふれ出すのは闇と不可視の糸。視界を閉ざされ身体を糸に支配された子供を前に出したクラウは最後、一党に一つ礼をすると糸を回転させ、子供の身体を噴水に作り変えた。
クラウが飛沫を上げさせている傍ら、17はひたすら子供を嬲っていく。一つずつ四肢を切り落としながらも死なないよう加減し、生存本能を叩き起こすように愉しむ。その様は悪魔のように依頼者たちの目には映っていた。
「残念ですわね。貴方はもう生きていられない。ここで私達に殺されるだけ」
這いずってでも逃げようとする子供の腹を突き刺し、傷を最小限に留めながら痛みでその場に縫い付ける。子供の双眸からは光が消えかけ、縋るように依頼者たちの方を見るだけになっていた。
しかし17はそれを見落とさない。僅かな希望を認めない。
「死ぬ前に教えてあげますわ。貴方がこんなに苦しい方法でしか死ねないのは……あそこにいる方々が私達に依頼したから。本当のことですのよ。彼等に貴方方を殺す覚悟があれば、私達の毒牙にかかることもなかったのですもの」
落涙一筋。はっきりと光が消え抵抗にも力が入らなくなったのを感じ取った17は口元を歪めた。
「嗚呼、その顔を見ることは出来ませんけど……絶望を感じてくれたかしら?」
ずるりと、頭がズレた。
茨が子供の身体を包みこむ。周囲から隔絶させる、まるで揺り籠のような包囲は心臓部だけを開けていた。
「(まあ、私にこの子達に思うことはない。「ご主人様」の意向に従っているだけ。苦しもうが苦しまずに死のうがどうでもいい)」
51がこうしているのはただの付き合いでしかない。主命がなければ関わることもない。
だが彼女とて人であり、そして彼等同盟の面子とは違うという自負がある。惨殺を止めず嗜虐を制さず、しかし彼女自身がそれをよしとして行使はしない。せめて穏やかにと、ただ一言掛けるのみ。
「おやすみなさい。次生まれてくるときは、幸せな生を謳歌出来るように祈ってるわ」
魔弾に安寧の祈りを込めて。そう、これはただの祈りである。彼等の来世に祝福をと。この世界のクソッタレな神様へ。呪詛にも等しいであろう願いだ。
茨が解かれた時、そこには苦悶のない顔があったことだろう。
「依頼は子供達を殺すことだから、「奴隷」としては連れていけない?」
耳障りな水音を立てながら、赤々とした肉片が飛び散った。開かれた掌にはほんの僅かすら原形を留めていない心臓が、痙攣するように残っている。
あやめはさぞ残念そうな表情で振り返り、その手に残った人の証を床に叩きつけた。紅い染みが点々と作られる。
「「奴隷」でも「人」でもないならただの「物」じゃないですか、これら?」
落胆を隠そうともしない彼女は壊れた蛋白塊を放り投げる。人として扱われることのなかったあれらは、生命の証すら残すことを許されない。
悲し気だったあやめは打ち捨てられたあれらをつまらなさそうに見つめていたが、何か思いついたのか手を打った。
「あっ、そうだ。報酬に何体か貰っていきますね!防腐加工して着せ替え人形にしますから!」
満面の笑みで摘み上げたそれを見て、依頼主たちは一様に凍り付いた。
首輪同盟、そう名乗った彼等が依頼を終え去った。
依頼主たちの本隊が様子を見にやって来たのはそれから一刻程後のこと。現場には、青褪めた人間だけが残されていた。
成否
成功
第1章 第6節
「(境界でもこんな依頼が来るんだね……いや、境界だからこそ、なのかな)」
依頼人に現場へ案内されている隠岐奈 朝顔は影の差す表情で、その手の大太刀を強く握りしめていた。まさかこんな、惨劇の後始末が舞い込むとは思ってもみなかったのだろう。
経験を積み、力を求めて図書館を巡る。その道程ゆえ致し方ないことではあるのだろうが。
「せめて物じゃなくて人として殺さないと。オキナは……ううん、私が私を絶対に許さない」
己の本来すら言葉に。それは言い聞かせる言霊のようで、そこには不退転の決意を見せていた。
子供が目の前にいる。生きる気力すら残していない、ほんの僅かな光が宿るだけの子供が。
朝顔は得物を構える。巨躯より遥か高く。自重の全てを込めた大上段を。
「痛みも感じないように一瞬で殺せたらいいんだけど……」
でも…今の姿、本当に”鬼”だよね。自嘲を含んだ笑みが零れた。
自分にできるだろうか。自分の力は子供を安らかに送れるだろうか。不安はある。だがダメだ。
隠岐奈 朝顔とは、暗い先を否定するものである。ならばそれは、苦しみ逝くという未来だけは断ち切らねばならないのだ。
「ごめんね。今度はこんな理不尽に殺されない命でありますように」
決意は決して覆らない。
大太刀は暗雲を斬り裂き、子供を瞬く間に両断した。
そして。鬼の目は確かに捉えていた。
子供の死を。ほんの僅かなズレもなく昇って行った、その最後を。
成否
成功
第1章 第7節
度し難いなと。フレイは資料を投げ捨てた。
窮すれば理解できる。貧すれば仕方ない。だがこれはなんだ。これが同族への仕打ちか。
「カニバリズムか……動物は同族を食らうことがあるが、人のそれはそういうものじゃないだろうやむを得ない事情もなく」
温和な視線は行き場のない怒りで鋭利に。憤怒の矛先たちは既にこの世を去っていた。
しかし彼の怒りはそれだけではない。
「本来なら俺はこういう力無き者を守るためにいるのだが、この子供達はもう救いようがないのか」
本当にもう救えないのだろうか。そう尋ねたフレイに、冷めた瞳で首を横に振る者がいた。
また彼は救えないのだと、彼を知らぬ者によって否定された。
「守るべき者を看取るのは、どんなに時が経っても慣れないな」
黒焔が細剣を形取る。フレイの手に馴染むそれは、彼同様に悲嘆を浮かべるように揺れていた。
陽炎に視界が歪む。子供の顔は歪になる。
「たった一撃だ。一瞬で、その細首を断ってやる」
苦しませたくはない。彼は守る者なのだから。安らかに送る手があるのだから。
居合抜きに黒焔を携える。感情に応えるように一瞬、迸る。
『俺はここにいるぞ』
一つの石を持ってきた。埋められた亡骸は荒れることの内容に綺麗に均され、あとは墓標を立てるのみだった。石を見つめ。ゆっくりと置く。
「まぁ、俺の自己満足でしかないがな」
───そんなことないよ
振り返ったフレイは、そう聞いた気がした。
成否
成功
NMコメント
初ですね。重苦しく参りましょう。かいたんです。
●場所
多少の違いはありますが、現代の地球と概ね変わらない太陽系第三惑星です。
詳細な場所は人が生きられるならどこでも構いません。
●目標
対象の殺害、もしくは破壊。
●対象
年端もいかない子供たち、もしくは幼子の形をしただけの食物です。全体が白く、そして瞳は赤く。アルビノ、というやつです。
命あるものか、ただの物か。どちらとして見るかは皆さん次第であり、それによって当然ながらあれらの扱いも変化します。
●プレイング
一行目に必ず【子供】もしくは【物】のどちらかを記載してください。
二行目は同行者あり、もしくはグループでの参加の場合のみ記載を。お一人の場合は空欄に。
三行目からは殺害、もしくは破壊の方法について。
このシナリオは一章完結です。
どうぞ奮ってご参加ください。
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