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シナリオ詳細

スキマ時間に料理をお届けPber Eats!

完了

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オープニング

● スキマ時間に料理をお届けPber Eats!
 玄関の呼び鈴が鳴る。リビングがざわめき出す。待ちに待ったピザがお届けされる。配達人から受け取りピザの箱を持ってリビングへと向かうと、わぁっと友人たちが沸き立つ。ちょうど良いおつまみにお酒もお喋りも進む。宴もたけなわだ。
 今日はなんだか家事をする気が起きない。そうだ、今流行りの配達サービスを使ってみるなんてどうかなと思い出す。ちょっとお値段は張るけど自宅にいながら外食が味わえるなんて。家族でピザを一切れ、また一切れとつまんで食べる。美味しいね、お母さんお父さん。この笑顔で頼んで良かったと実感する。
 または一人で今日は自分へのご褒美。コーラ片手にピザのチーズをべろんと伸ばして頬張る。カロリーなんか気にしない。今日は一歩も外に出ない。決めた。そうしよう。ゆっくり時間を過ごして好きなだけ寝るのだ。たまにはこういう日もあっていい。

 自宅にいながらアツアツの料理を自宅配送してくれる出前。時代は代わり運搬はイレギュラーズが請負い、名称も最近ではPber Eats(ピーバーイーツ)と呼ばれているようだ。

● 料理配達業務
「そんなに難しい仕事じゃないよ」
 と境界案内人のカストル・ジェミニは語る。
「今回は料理の配達の仕事だよ。一番多いのはピザの配達かな……。サンドイッチにパイ、寿司にラーメン、甘いものだって運んだ人もいるよ。ケーキとかね」
 カストルは微笑みながら。
「お届け先が気になる人もいるみたいだね。依頼人が笑顔になる姿……それが好きで何度も業務をこなしてる人もいる。ああ、もちろん報酬目当てを否定してる訳じゃないよ。配達する。これが重要なのさ」
 そうだ、とカストルは付け加えるように言う。
「自転車や馬の貸し出しもしてるよ。もちろん自前の乗り物やスキルがあれば便利だけど、徒歩だってかまわないよ」
 そしてカストルは少しだけ真面目な顔をする。
「簡単な依頼ではあるけど道中モンスターが出る場合もある。ゴブリンやお腹を空かせた盗賊には気を付けて。心配いらないさ。君なら出来る」

NMコメント

 こんにちは。今が夜のかたはこんばんは7号です。今流行りの配達業務、Pber Eatsの依頼です。

● 目的
 料理を依頼人に運ぶこと。

● プレイング例
・森の奥に住む老人にラーメンの汁をこぼさないように運ぶ。
・パーティー会場にフィンガーフードを届ける。パーティーなので量が多く、友人たちと一緒に運ぶ。
・お腹を空かせた盗賊たちをなぎ倒しておにぎりを運ぶ。
・空腹で倒れそうなエンジニアにシャケ弁当を届ける。

 つまみ食いはほどほどに。

● 運ぶ食べ物
 ピザが多いです。迷ったらピザです。
 焼きそばパンでも、スープでも、グラタンでも、ハンバーガーでも今食べたいなと思うものを選んでください。

● 場所
 基本的には大きな街中の料理店から自宅や会社までの道のりです。
 郊外の平原や大きな石橋を渡ったり、森や海を越える場合も……?

● 移動手段
 自転車や馬を貸し出していますが、自前のものやスキルがあればそれを使ってくださってかまいません。もちろん徒歩でもOKです。

● 敵
 いる場合といない場合があります。

 上記以外でもこんなのはどうだろう、と思ったものがあればそちらを推してみてください。
 それでは配達がんばってくださいね!

  • スキマ時間に料理をお届けPber Eats!完了
  • NM名7号
  • 種別ラリー(LN)
  • 難易度-
  • 冒険終了日時2020年08月31日 21時56分
  • 章数1章
  • 総採用数5人
  • 参加費50RC

第1章

第1章 第1節

回言 世界(p3p007315)
隠者

「ふん、要するに出前だろう?」
 『貧乏籤』回言 世界(p3p007315)はそう言い放った。暇つぶしとして手を貸してやるのも悪くはないだろう。
「──ただし、俺は高いぞ?」
 世界がシニカルに微笑むと足元の召喚陣が光る。精霊たちを召喚するためだ。それも一体だけじゃない。複数体いる。そして届け先を精霊たちに指示して……。
「いや待て? こいつらに現金払いの際の対応ができるのか?」
 配達分の料金ピッタリならば問題はないが、お釣りが出た場合の計算はどうする? そういえば指定されたラーメンは醤油味の青菜抜きチャーシュー増しだった。そんな細かな対応が精霊たちに出来るのだろうか? 間違えて味噌ラーメンなんかを届けた日にはクレームが入るだろう。不安になってきた。
「楽をして金を手に入れられると思ったが不安要素は排除したい」
 世界は大きなため息を吐きながら自転車を借りてまたがった。

 届け先は森に住む老人だ。僻地ではあるが特に苦戦はしないだろう。しかし、
「……何だこのゴブリンども!」
 犬も歩けばゴブリンに当たる。そのくらいやたらとゴブリンに出くわした。数が多過いし相手にするのは面倒である。……ならば、
「強行突破させてもらう! 唸れ! 俺のケッタマシーン!」
 ケッタマシーンとは世界がさっき自転車に付けた名前である。世界は全力で立ち漕ぎ、ゴブリンどもの隙間を縫う。器用なことにラーメンの汁は一滴もこぼれていなかった。

成否

成功


第1章 第2節

リゲル=アークライト(p3p000442)
白獅子剛剣

「騎士は世のため人のため、馳せ参じる! アルタイルに乗って、ピザを届けよう!」
 『白獅子剛剣』リゲル=アークライト(p3p000442)はアルタイルと呼ばれた白馬にまたがり、意気揚々と走り出す。馬に乗るのは久しぶりで、楽しさすら感じた。その風貌は穏やかの一言に尽きるが、自身の透視能力で壁越しの盗賊などの警戒を怠らなかった。
 リゲルの予想通りにならず者が現れ、こちらを待ち構えていた。リゲルは騎乗したまま、銀の剣を構え迎撃の準備をする。炎星──火球を降らせ、盗賊は逆上しリゲルへ一直線に向かって来る。至近距離まで寄った盗賊は流星剣──銀閃煌く横薙ぎの剣で倒す。
 騎乗した盗賊もいるようだ。こちらも騎乗したまま応戦する。リゲルは銀の剣を振るい凍星──空気すら凍てつかせる極寒の一撃で驚異を押し除ける。盗賊が怯んだ隙にとどめの一撃は流星剣だ。強烈な痛みをともなうが、殺しまではしない。リゲルはピザを奪おうとしたことに対してこらしめているだけであって、ピザを求めることは悪くないと説いた。
「勿論貴方方でも正式にご注文頂ければ、配達に伺いますよ」
 リゲルは青藍色のマントをなびかせ、届け先へと馬で駆けた。

 届け先にピザを届けたリゲル。
「ご注文頂き、有難うございました!」
 礼を尽くし深々と優雅な一礼をすると、共に励んだアルタイルを優しくなで、
「アルタイルもお疲れ様!」
 と声をかけるのだった。

成否

成功


第1章 第3節

サイズ(p3p000319)
カースド妖精鎌

(俺は生産職で運搬職じゃないんだけどな)
「……まあ受けた以上可能な限り頑張るよ」
 『妖精の守り手』サイズ(p3p000319)は運搬業務への決意を新たにした。
「汁物はスピード出せないからかんべんしてくれよ……おにぎりとか固形物がいいぞ……。ん? ピザ? それなら問題ない」
 サイズは飛行能力を駆使して空路で宅配物を届ける算段だ。途中山などの障害物、ゴブリンや盗賊に出くわしても高度を上げて難なく逃げおおせる。
「やる以上は違う職種でも全力をだしてやらせてもらうよ!」
 全力で移動して少しでも早く終わるように。これがサイズの最適解だった。
 サイズのがんばりもあってか、ピザは温かいうちに届けられた。依頼人は温かいピザとその香りに大喜びでチップも弾んだのだった。

成否

成功


第1章 第4節

クラウジア=ジュエリア=ペトロヴァー(p3p006508)
宝石の魔女

「なるほど、最近流行りの。ちょっとやってみるとするかのう?」
 そう言って運搬業務を引き受けたのは『宝石の魔女』クラウジア=ジュエリア=ペトロヴァー(p3p006508)であった。
「なにせ儂は魔女、儂がやってみればまさに魔女のたっk(ちゅどーん)ん!」
 どうやら近所で爆発事故があったらしく、クラウジアの言葉は全て聞き取れなかった。爆発事故怖いのう、とクラウジアはつぶやく。

 注文の品はピザだった。クラウジアはほうきにピザを吊り下げて、ほうきにまたがる。
「配送先までひとっ飛びじゃな。…… たまーにこう、ピザって食べたくなるんじゃよなあ……うむ、配達物をつまみ食いはせぬぞ」
 配達業務が終わったら報酬金でピザを食べよう。そんなことを考えながらぐんぐん高度を上げる。これだけ高度を上げれば野党もゴブリンも手出しは出来ない。順調に移動していたが、着陸予定の場所に腹を空かせたゴブリンが待ち構えていた。クラウジアは近くの木の太い枝に降り、ゴブリンに魔法攻撃を加える。その魔法は精神を弾丸に変えて放ったものだ。順調にゴブリンを撃退。ピザを届けた。届け先から少し離れたとこであることに気付く。
「おや? ……そういえば代金は振込みとかツケ払いとかじゃろか? まあよい、ピザは届けたのじゃ、またのご利用をよろしくなのじゃ~」
 クラウジアの思考はこの後食べるとろけるチーズいっぱいのピザに奪われていた。

成否

成功


第1章 第5節

フォーミュラ=マーリーン(p3p008818)
紐の緩い財布

「う、運搬の業務ですか!? わたくしに務まるかしら……」
 不安を抱えつつ、『紐の緩い財布』フォーミュラ=マーリーン(p3p008818)は運搬業務にのぞむのだった。
「ってこんなに!?」
 馬車いっぱいに積まれた荷物にフォーミュラは驚く。運搬にあたって馬が借りられると聞いてはいたが、まさかのだった。
「多くの食べ物を乗せて運んでいくと言う事は、きっと届け先はお腹を空かせた方々が多い作業現場などなのでしょうね。包みの中はお弁当かしら?」
 ついつい行商人としての癖が出て推測してしまった。単価はこう、売り値がこのぐらい……そこにこれだけの数を掛けると利益は……なんて考えてしまう。そして匂いに気付く。
(こう食べ物が多いと、その匂いにつられて寄ってきた魔物との戦闘は避けられそうにありませんわね)
 馬車を走らせ、その予感は的中した。騎乗した盗賊たちに囲まれる。フォーミュラはスピードを落とすことなくマスケット銃で精密射撃や狙撃を行った。

 届け先は人の多い建設現場だった。どうやらここに大きな教会を建てるらしい。ここまで運ぶのを手伝ってくれた馬車馬をフォーミュラはねぎらう。水をあげ、にんじんもと思ったが馬は食べてくれない
「このにんじんは自腹ですわよ!だから気にしないで食べてくださいな……なんて」
コリ、フォーミュラの優しさが伝わったのか馬はにんじんを口にする。それを見てフォーミュラは笑顔になるのだった。

成否

成功


第1章 第6節

 イレギュラーズたちの配達によりPuber Eatsの評判はうなぎ上りだった。そして今日も食べ物が運ばれる。ああ、あれは配達一番人気のピザだろうか……。食欲を誘う香りがあたりにただようのだった。

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