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シナリオ詳細

伝説の食材を求めて~イカジキを手に入れろ!~

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●伝説の幕開け
 ここに一つの伝承があった。
 その生き物はカジキでありながら、カジキでなく
 イカのようで、イカでない……
 食べたものはカジキのような甘い口当たりと、
 イカのような弾力のある歯ごたえに感動して涙を流したといわれている。
 しかし、その生き物はめったに姿を現さず、また船をも沈める凶暴さ故に幾人もの船乗りが
夢を抱き散っていった……。
 人はその珍味を『イカジキ』と呼び、至高の食材と伝えられている。
――『7つの海に伝わる秘められた伝説の食材』より――

●『食聖』ブリテリア・サバスシャン男爵
 何度も読み直してきた書物を読み終わり海洋王国ネオフロンティアの貴族、ブリテリア・サバスシャン男爵はほぅとため息を漏らした。
「色々なモノを食べてきたが、この伝説の食材についてはまだ食べてはおらぬ。最近ギルドローレットが優秀だという話であったな?」
 カイゼル髭を撫で上げて、ブリテリア男爵は控えている執事に尋ねた。
「はっ、幾多の難問を解決してきた実績もございますし、抱えている情報網も広いものと聞いておりまする」
「なれば、ギルドローレットへ依頼をだして、イカジキを捕まえてまいれ! 協力者は我が屋敷でともに祝杯をあげようぞ」
「はははーっ、かしこまりました」
 執事は主に対して恭しく一礼を行うと、すぐさま依頼をだしに向かった。

●食へのあくなき探求心
「……ということで、この『イカジキ』を食べてみたい方からの依頼なのです」
 『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)の瞳はキラキラと輝いている。
 大きな出来事が終わり、来ることもないと思っていた海洋の大きな港に呼び出されたイレギュラーズの顔は反対に曇っている。
 どう考えても怪しい。
 名前とかおかしいじゃん?
「ボクがつかんだ情報によると、この時期にある海域で遭遇するという情報をつかみました! 船の準備は依頼主の計らいでできているのです! あとは皆さんが捕まえておいしく料理を作ってくれれば問題ないのです!」
 ぐっと拳を握り、ユリーカは大丈夫だ、問題ないと念を押してきた。
「『イカジキ』の情報ですが、カジキのように素早く泳いでいるので、一本釣りで釣るそうですが10本の足があるから釣り上げた後にも気を付けてくださいね」
((足がある……だと!?))
 ゴクリとのどを鳴らす音が誰からともなく漏れた。
 おかしいのは名前だけではなかった、伝承からして味だけの話かと思ったら外見からすでにおかしい姿をしている『珍味』といわれるのはさもありなんだ。
「『イカジキ』は依頼主のブリテリア・サバスシャン男爵お抱えの料理人が調理してくれるみたいなのです。『イカジキのフライ盛り合わせ』、『イカジキカルパッチョ』『イカジキ丼』などが予定されているみたいなのですね。今から想像だけでもおなかがすいてくるのです」
 今からイカジキフルコースを想像しているのか、だらぁっとよだれを垂らしはじめるユリーカにツッコムのは野暮だとイレギュラー達は船に乗り込むのであった。

GMコメント

皆様はじめまして、橘真斗です。
この度、新しくゲームマスターとなりましたので、今後ともよろしくお願いいたします。

●目的
 イカジキを食材として持ち帰ることとなります。

 釣り上げたり、戦闘したり、お屋敷で食べたりしましょう。
 腕に自信がアレば料理をしてもOKです。※メシマズでも意気込みは買います!

●ロケーション
 海洋王国近海のタイディリー海域での確認がされました。
 船の上での戦闘となります。
 イカジキはかなりの大きさと速度を誇っているので揺れが予想されます。

 うまくいけば場面を変えて、お屋敷でお食事タイムです。
 貴族の贅を凝らしたフルコースをぜひ、味わってください。

●イカジキ
 敵の数は不明です。この海域に結構居るは大変珍しい状況えす。
 かなりの巨体でタフでさらに速いです。
 獰猛らしく、船の上から逃げようと10本の足を駆使してきます。

 8匹持ち帰れれば上場ですが、それ以上はリスクがあるため注意してください。
 イカのよう絡まり、麻痺と足止めのBSを与えてきます。
 また、墨を吐くことで暗闇のBSを与えてきます。
●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • 伝説の食材を求めて~イカジキを手に入れろ!~完了
  • GM名橘真斗
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2020年08月29日 22時10分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ノリア・ソーリア(p3p000062)
半透明の人魚
志屍 志(p3p000416)
天下無双のくノ一
マルベート・トゥールーズ(p3p000736)
饗宴の悪魔
寒櫻院・史之(p3p002233)
冬結
モカ・ビアンキーニ(p3p007999)
Pantera Nera
リディア・T・レオンハート(p3p008325)
勇往邁進
アルテラ・サン(p3p008555)
綾志 以蔵(p3p008975)
煙草のくゆるは

リプレイ

●美しき自己犠牲
「うーん、いい天気。いい潮風。絶好の釣り日和! 今日も女王陛下のためにがんばるぞ!」
 甲板の上で秋宮・史之(p3p002233)は一目惚れして側近を夢見る女王のためにと刀を振るって、船の上での立ち回りをイメージしていた。
 コースは順調にイカジキがいるとされている海域まで近づいている。
 甲板の先では船首に片足をのせて両手を組んでいるリディア・T・レオンハート(p3p008325)がカムイグラに伝わる漁師のポーズを取って、漁に適した場所を探していた。
 大きな魚の影が見え始める。
「このあたりですわね! 相手は巨体と聞きましたが、こういう手合いは『一本釣り』で挑むのがマナー。そう、これは魚と私の決闘なのですわ!」
 リディアが依頼主が用意してくれた釣り竿を用意していると別のことをしている人物を見つけた。
「このわたし……捕食者に、狙われることに関しては、自信が、ありますの!」
 自らの細い胴体にロープをくくりつけながら、さめざめとノリア・ソーリア(p3p000062)は涙を流す。
 我ながら自虐すぎる自信ではあるのではあるが、依頼ためならば人肌脱ぐのはやぶさかではないのだ。
 そして意を決したかのようにノリアは甲板からジャンプして海に飛び込んでいく。
「ア!? 今、船から人が落ちなかったか!?」
 リディアと同じく釣り竿を用意していた綾志 以蔵(p3p008975)はノリアが落ちたを見ると駆け寄っていくが、ロープがシュルシュルと伸びていくのをみて状況を理解した。
「自らを餌になるなんて……徳の高ぇことで……」
 南無南無と両手を合わせて以蔵は祈り、他の甲板の方で釣り糸を垂らすことにする。
 伝説の食材、イカジキを手に入れる準備は整った。

●脅威のイカジキ
「イカもカジキマグロも故郷にいたときには嫌いではなかったですね」
 刺身もよかったし、煮つけもなかなだったなと志屍 瑠璃(p3p000416)は味を思い出していた。
 その目の前にザッパァァンという大きな音と少女の叫び声と共にイカジキが目に現れた。
 上半身というべきか、背びれまではカジキマグロの姿をしているのだが、そこから以下のような柔らかい胴体と尾びれの代わりに10本の足が生えている。
 伝説の食材といわれるだけはある見たことのない姿だった。
「私は脆弱ないイレギュラーズでございますから、回復と支援はさせていただきますよ」
 【ルーン・T】をかけて抵抗力を高めたアルテラ・サン(p3p008555)が一歩下がり、味方の状況を図る。
「トンデモ生物感は名前だけではないようですね」
 晴天の空を覆う影に向けて、【フロストチェイン】を瑠璃は放ち、氷の鎖で縛りつけた。
 しかし、縛り付けてイカの足の部分はするりと抜けてイレギュラーズ達を攻撃してくる。
「他に目移りするなよ、私とて悪くはない見た目のはずだがな?」
 マルベート・トゥールーズ(p3p000736)が【饗宴の誘い】でイカの足の攻撃を自分に集中させた。
「タフだと聞いているが、その味はいかがかな? 痛い思いをしているのだから多少はさせてもらうよ」
 【血肉を喰らう】でイカジキに出血を与えながら、自らの生命力を回復させていく。
 出血の効果もあってか、ぐったりしてきたイカジキに向かってモカ・ビアンキーニ(p3p007999)が【蹴戦】でノックアウトをさせた。
「よっと、ちゃんと〆ておかないとね!」
 1体を協力して倒せたが、ノルマは残り7体である。
「これはなかなか骨の折れる依頼となりそうですねぇ」
 アルテラは口調とは裏腹にフードから見える口元をにやりとさせてつぶやいた。

●大漁! 大漁!
 身を挺したノリアに続き、リディアがイカジキを釣り上げた。
「レオンハートの名に懸けて……あなた達を美味しくいただきます!」
 貴族らしく名乗りを上げたリディアが釣り上げたイカジキはリディアに向けてカジキの剣先をぶつけてくる。
 しかし、リディアはその攻撃を平然と受け流して【リーガルブレイド】を叩き込んだ。
 強力なダメージを受けて跳ねたイカジキがリディアに向けて墨を吐く。
「その墨を解きます! その間に足を止めてください! 麻痺を与えてきます」
「感謝しますわ!」
 【超分析】をして瑠璃が警戒を促しながら、【威嚇術】をかけて活きのいい状態にとどめた。
 しかし、鮮度を保つためギリギリに弱めてから不殺をするという戦い方はなかなかに疲弊する。
 一匹ずつであるからこそ何とかなってくるのだが……。
「次、行くぜぇ!」
「わたしももう一匹行きますの」
 瑠璃が懸念したそばから以蔵とノリアが同時にイカジキを引き上げてきた。
 イカジキ達は墨を吐きつつ計20本の触手を船ごと絡めとろうと伸ばしてくる。
「お目覚めになられませ、祭神よ、これなるは秋宮の史之! 贄をば流し奉る!」
 出身世界独特の言い回しをした史之は触手の向きを自らに向ける。
 伸びてきた触手に向けて、【ギガクラッシュ】をたたきつけるが、反動が史之を襲った。
「回復はしますけどねぇ、無理だけはしないでくださいよ。ノルマにはまだまだあるんですからね」
 史之のダメージ量をみながら、アルテラは回復タイミングを考える。
 できる限り効率よく回復させないと、リソースが無駄になってしまうからだ。
「心配ご無用、この程度なんでもありません!」
「君のその心意気はいいものだね。私も君に負けないようにしないとだね」
 マルベートも【饗宴の誘い】で船に攻撃しようとしていた触手を自らで受けて血肉を食らっていく。
「しかし、受け続けるのも忙しいぞ……これは!」
「援護いたしますの!」
 攻撃対象を自分にしながら耐えているメンバーを援護するようにノリアが槍紋三日月砂丘鉢でイカジキの体をジュウゥと焼いてタタキ状態にする。
 イカとマグロの双方の焼けた香りが甲板に漂い、食欲をそそられる。
「これはこれでちょっと厳しいな……お腹的に」
 モカがゴクリとのどを鳴らすが、ここで食べてしまってはさらに多く釣らなくてはならないのだ。
 【蹴戦】で不殺の〆をすると甲板から船内へイカジキを移動させる。
「今の匂いは酒が進みそうだったねぇ、こいつぁ今後の飯のタネには確実になるな」
 焼けたイカジキの残りがを嗅ぎながら以蔵は次のイカジキを釣るべく釣り糸を海へと投げ込んだ。

●ダイオウイカジキとの闘い
「そら、こいつが最後の一匹だぁ!」
 重量が増えて動かしづらくなった船を動かしていた以蔵が味方の方へ蹴りだせばフルボッコにしてイカジキが絞められた。
 ノルマである8匹を釣り上げて倒し、疲労困憊になっていた面々をマルベートが【天使の歌】で回復していく。
「やっぱり狙うなら二桁はいきたいよね!」
 アルテラから【メガ・ヒール】を受けながら、史之は憧れの女王陛下の喜ぶ姿を浮かべていた。
「しかし、私……独占というのは好きでございません。依頼以上に無闇に捕まえるのも好きではありません」
 伝説となったのは珍しさによって狩りつくされたという事も考えられる。
 生態系を荒らすというのはアルテラとしては感化できないのだ。
 そんな慈悲深い自分にほれぼれしてしまうほどである。
 ドガンと船に大きな衝撃が走った。
「おい、お前さんら、何かに捕まれぇっ!」
 【操船技術】を持っている以蔵が船の揺れを抑える。
「で、でかい、イカジキですの!?」
 船の上から様子を見たノリアが二~三回りほど大きい魚影に驚きながらも、一目散に飛び降りた。
 衝突されては穴が開いて沈んでしまう。
 ならば、まずは自分が引き寄せるべきだと考えたからだ。
「ほーら、ゼラチン質の美味しいそうな体ですわよ」
 巨大なイカジキ……ダイオウイカジキを引き寄せていく。
 ダイオウイカジキの速度は早く、泳ぎ慣れているノリアはすぐに追いつかれた。
 カジキ部分の大きな口が開き、ノリアに喰らいつこうとギザギザの歯がせまる。
 しかし、それもノリアの作戦のうちであった。
「いきますわよー、トースッ!」
 身軽にダイオウイカジキの下にもぐると、【頭突き】でもって海上へと押し上げる。
 ドッパァアンとクジラが飛び出したのかと思うほどの大きな音と共に太陽を覆い隠さんばかりのダイオウイカジキが姿をみせた。
 見上げるイレギュラーたちの口があんぐりと開かれる。
 見惚れるほどに大きなイカジキである。
「っと、見惚れている場合じゃないって!」
 モカが慌てて正気に戻り、簡易飛行でイカジキの背びれ側に回る。
「これでもくらえぇぇぇっ!」
 毒蜂の群れのごとく、残像が見えるほどの高速でイカジキの頭部に連続蹴りを叩き込んだ!
 頭部が陥没したダイオウイカジキが船へと落下し、大きくゆすった。
「操船は俺に任せて、頼むぜ!」
 連続蹴りが聞いて動きが鈍くなっているイカジキが目の前に横たわる。
 疲れた体をイレギュラーズは立ち上がらせた。
「さぁ、正念場ですよ。私は見守っております。そう太陽のごとくね……」
 アルテラが【アウェイニング】をかけてAPを回復させると、全員で躍りかかる。
 ダイオウイカジキは墨を吐き出し、周囲に暗闇を作り出したが、以蔵が近くにあったバケツで水を流して墨を洗い流した。
 続いて、10本の足が抵抗するようにイレギュラーズに伸びて、絡めとろうとしてきたが、イレギュラーズ達の動きが先であった。
「総攻撃チャンスではありますが、鮮度を大切に命を奪わずに参りますわよ! 海洋魂ぃぃぃぃぃぃ!」
 リディアが拳でイカジキの胴を殴っている間に触手はマルベートと史之が引き付けては抑えて、傷をつけないように気をつける。
 【威嚇術】でしっかりと活〆を済ませた瑠璃が一息ついた。
 見事なダイオウイカジキを最後にこの日の漁は終わり、晩餐会が待っている。
「これで終わりでしょうね。8匹つ釣り上げたらと思いましたら、最後に大物が連れました。きっと喜ばれることでしょう。でも返すべきなのでしょうか?」
 アルテラの方をみながら瑠璃は尋ねた。
「捕まえてしまったのであれば、それは恵です。皆で分け与えるのが筋というものでしょう」
 ポーズを決めて太陽の魔法陣を展開したアルテラの光は夕日よりもまぶしく光っている。
「さぁ、帰りだ。また大物にぶつけられたら今度こそお陀仏かもしれねぇしな……」
 以蔵が舵を切ると船は港へと進路を変えて進んだ。

●伝説の美食フルコース
「さぁさぁ、よくとってきてくれた。我がシェフの自慢の腕を振るった料理だ食べていってくれたまえ」
 依頼主である『食聖』ブリテリア・サバスシャン男爵の屋敷に案内されたイレギュラーズたちはテーブルに並ぶ料理の数々に舌鼓を打った。
 加減をしての戦闘は苦労をしたものの、それだけの価値があったといえよう。
「こいつぁどんな酒がいいかねぇ……」
「この自前の白ワインだが、なかなかあうぞ?」
 イカジキのカルパッチョを味わっていた以蔵にマルベートが持参した白ワインをふるまった。
「確かにいいねぇ……上等すぎると仕入れできないから、白ワインベースとは考えておかないと……」
 以蔵はワインを味わいながら頭の中でそろばんをはじく。
 金になりそうなネタが増えて、心底楽しそうだった。
「そのワインおいしそうだな、私も飲ませてくれ。イカスミパスタも作ってみたので合わせてな」
 スミももったいないとモカが作ったパスタをテーブルに乗せて、以蔵をマルベートと挟むように座る。
「おっと、これは両手には花たぁ、うれしいねぇ」
 酒も料理もより美味しくなると以蔵は満足げに微笑んだ。

●シェフを呼べ!
「うっっっま! はっ!? ほほほ、とても美味しいですわ男爵様。このカジキの洗いを作ったシェフを呼んでくださいますか?」
 料理を食べたリディアは思わず素が出てしまったのを隠しながら、男爵に料理人を紹介してもらった。
 ぜひともレシピが欲しい、可能であれば雇い入れることも考えて……。 
「あ、それは俺が作ったやつだよ。リディアさんの口にあったってことは女王陛下にも喜んでもらえそうだなぁ~」
「って、あなたでしたのっ!」
 えへへへとにやける史之に思わず突っ込みを入れてしまった。
「では、このイカの刺身こそきっと男爵様のシェフが!」
「いえ、それは私が作ったものでして……包丁がよかったのでとても薄く切れましたわ」
 瑠璃がおずおずと手を上げて答えると、ズコッとこけそうになるリディアを。
「ほっほっほっ、今宵の宴は美味い料理に楽しい催しもあり、大変良きかな良きかな」
 サバスシャン男爵は満足そうにリディアと史之のやり取りを見守り満面の笑みを浮かべていた。
「次は本当のうちのシェフの自慢のものじゃな……ダイオウイカジキのカブト焼きじゃ!」
 最後の大捕り物だったダイオウイカジキの頭が大皿の上に乗り、みこしのように複数の料理人の手で運ばれて大きなテーブルの上に置かれる。
「食べることができるものは食べられる覚悟のあるものだけだ……そういうことなので、ノリアさんどうぞお先に」
「そうですよね! 捕食しようとしたのですから、わたしが一番のりにいただきますの♪」
 アルテラに促されて、ダイオウイカジキのカブト焼きをノリアが一番に口にした。
 咀嚼するごとにうまみが口の中に広がり、幸せそうに頬を緩ませる。
 命がけで頑張ってよかったとこの一口で感じるノリアだった。

成否

成功

MVP

ノリア・ソーリア(p3p000062)
半透明の人魚

状態異常

なし

あとがき

初のシナリオ皆様お疲れさまでした。
イカジキに対して適切な対処をしていただいたおかげで大変美味しい料理を味わえる美味しいシナリオになったのではないかと思います。

皆様の楽しいアクションを描かせていただきありがとうございました。

また機会がございましたら、よろしくお願いいたします。

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