シナリオ詳細
魔女を見つけ出す。そして殺す。
オープニング
●魔女狩人(ウィッチハンター)
苔むした木々と土。雨上がりの葉が滴を落とす。
カラスの声と、深い森。馬車の道はおろか、人の歩いたあとすら見えぬ土地に、一軒の小屋がたっている。
サイケデリックな色合いの、脳を支配されたカタツムリのような形をした、それはそれは不気味な小屋だ。
丸い扉にノックする。
返事はない。
大砲をドアノブにあて、引き金を引いて吹き飛ばす。
乱暴な来客に対応したのは黒いローブを纏った女だ。
否、女と呼んでよいものか。顔は亀甲のごとくひび割れ目はさびた鉄の如く淀んでいる。
こちらへ振り返るなり手を翳し、魔術の衝撃を放つ。
吹き飛ばされぬよう扉の縁に手をかける。
その隙をつくように箒をとると、窓を破って外へと飛び出していった。
地面に足がつくことなどない。箒に跨がり低空飛行をしているのだ。
だがなんということはない。
窓辺にたち、大砲を構え、よく狙って引き金を引けば良い。
砲の直撃を受けた相手は箒から転げ落ち、落ち葉の上を更に転がる。
素早く駆け寄り、大砲を棍棒のように振りかざすと、女のひび割れた顔面へと打ち下ろした。
「ジェレナさん、よく魔女なんかを一人で殺せましたね。あなたのように魔女を殺すには、どうすればいいんです?」
酒場で浮かれる青年が寄ってくる。一人ちびちびとラム酒を減らしていた男――ジェレナは渋く左右非対称な顔をした。
「魔女を殺すのは簡単だ。弱ってる時、呪われてる時、おびえて隠れてる時に見つけ出すだけだ」
「見つけて……?」
どうするんだ、と怪訝顔の青年。
ジェレナは渋い顔のまま、半分だけ笑った。
「そして殺す」
●隠れた魔女と魔女集会
王都に紛れ込んだ魔女を見つけ出し、殺して欲しい。
そんな依頼を受けたローレットのイレギュラーズたちは、王都の大衆酒場へとやってきた。
依頼主のジェレナは机にドンと手を突くと、イラストカードをトランプカードのように広げて見せた。
八人の女性が描かれている。顔と背格好が分かる程度のものだ。
どれも若く美しく、しかしどこか不気味な魅力をもっていた。
「こいつらは魔女だ。別に珍しくないだろ? ウィッチクラフトが使えて、魔法を放つ連中だ。
珍しいところがあるとすれば、大がかりな呪いの儀式に失敗したくらいだ」
ある時、この魔女たちは禁断の儀式を行なおうとしてそれに失敗した。
代償をうけ『醜悪の呪い』の只中にあるという。
「『醜悪の呪い』……名前の通りだ。顔がひび割れた亀みたいになって目が淀む。見れたもんじゃない。オマケに力も衰えるときてる。
な? 絶好の殺し時だろう?」
ジェレナは半笑いで言った。
分かっているのは元の顔、活動している町、ここ一週間のうちに町へやってきたこと。
そして当人の5m以内に近づくと発光する呪いのコインだ。
ジェレナは山羊彫刻のコインを翳して見せた。
「コインがあるからな。適当に歩き回ってマグレ当たりを狙うのもイイ。
情報網をたぐってみるのもいいだろうし、探偵めいたマネをするのもいいだろう。
要するには人捜しさ。
相手は顔を変え身分を偽り、町の連中に紛れ込んでることだろう。
見つけられなくても落ち込むことはない。
連中は呪いを解くべく魔女集会の儀式を行なう筈だ。
そこに乗り込んで、派手に全員蹴散らしてやろう。まあ、呪いが解けてだいぶ面倒になるだけだ」
親指でコインを弾いてよこすと、ジェレナは席を立った。
「俺は集会の場所を探り当てておく。
それまでの三日間で魔女を全員殺せていたら……そうだな、一杯奢るよ」
- 魔女を見つけ出す。そして殺す。完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年03月23日 21時25分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●手探りの捜索
賑わう市場。いつでもたためるように支棒と天幕だけで作られた露天が左右にずらりと並び、タマネギやジャガイモが売られている。
かと思えば烏の羽根や干したトカゲ、山羊の角やコウモリの血といったものも売られる入り乱れように、『屑鉄卿』刀根・白盾・灰(p3p001260)は『まあそんなものでしょうね』という顔をした。
同じことを考えているのかいないのか、『機械仕掛けの鬼』リウハ=ベルリネイト(p3p000653)はクールな表情を保ったままだ。
「リウハ殿は、魔女を見るのは初めてでしたっけ?」
「……そうだな」
異世界文化としての魔女や純混沌種による『魔術を使う女』としての魔女など、意味は広くとられそうなものだが、今回相手にするのはそう珍しくもない種類の存在だった。
「それが何であれ、仕事をするだけだ」
「確かに。……私は宿を回ってみますが、そちらは?」
「魔道具店(マジックショップ)を探そう」
魔女のゆくえをマジックショップで尋ねるのは、ガンマンのゆくえをガンショップで尋ねるようなものだろう。順当、とすら言えた。
「では、後ほど」
リウハと灰はまず、露天を回って『不自然な買い物をしている者はいないか』という聞き込みをして回ってみた。
するとみな口を揃えて『客のことは覚えていない』と返してくる。醜悪の呪いによってかなり特殊な顔になっていて、その顔を隠している女である。印象に残らない筈がないのだが……。
「状況そのものが不自然ですね……」
灰たちには、彼らが口をつぐんでいるように思えた。買収されたか、トラブルを警戒したか、どちらにせよこちらの信用を上げる必要がありそうだ。
だがその前に……。
「宿屋を回ってみましょう。どんな宿屋がいいか……」
「『詮索をしないところ』だ」
リウハの発言がいい鍵になった。
裏通りの、お尋ね者が身を隠すような宿に近づき、コインを翳して見る。
淡く光るコインを見て、二人は確信した。
日陰にたった宿。
その正面から堂々と入り、灰は大声で叫んだ。
「魔女め! 出てこい! その醜悪な顔を叩きつぶしてやる!」
どたん、という音がした。制止しようとする店主を振り切って部屋へ突入。
魔女は箒に跨がって窓から飛び出すところだった。
「残念だったね、あんたにつかまるアタシじゃあ――」
今度はバスンという音がした。
屋根の上で気配をすっかり消していたリウハが、空に飛び上がった魔女の頭を打ち抜いた音だ。
墜落する魔女を、リウハは目だけで追った。それ以上はもう、必要ないとでもいうのように。
灰が窓から顔を出し、眼下を見やった。
「砕けた鼻で息吸う気分はどうだ、魔女?」
●魔女と聖女と魔女の弟子
賑やかな歓楽街。魔術で灯るネオンプレートと露出の多い女たち。夜が一番華やぐ町。
『灰燼』グレイ=アッシュ(p3p000901)は客引き女たちを軽口で払いながら、ターゲットの写真を懐から取り出した。
「醜悪の呪いとは可哀想に。せっかくの美人が台無しじゃないか。けど儀式の中身や目的なんかは気になるなぁ。僕が代わりにやってあげようか! なんてね、冗談さ」
嘘か本当か分からないような顔で振り返る。
後ろでは『とにかく酒が飲みたい』祈祷 琴音(p3p001363)が酒瓶の底を点に掲げていた。
より正確に言うと、路上でワインボトルを一気のみしていた。
「まあお姉さんいい呑みっぷり! 中で続きなんてどうです。タワーにしたワイングラスを満たして見せましょう!」
もっと正確に言うと客引きのボーイにからまれていた。
「水みたいなお酒ねぇ。これじゃあ酔えないわぁ。ごめんなさいねぇ」
空になった酒瓶(混ぜ物たっぷりの安酒だろう)をボーイに返して、琴音は胸の谷間から引っ張り出した金属ボトルを逆向けた。
「魔女っていいお酒とか持ってないのかしらぁ? あったら飲んでみたいわぁ」
「……キミもたいした魔女だよ。いや、整序だったかな」
「せいじょ?」
「……ちがうのかい?」
グレイが人柄に気圧されるという、なかなか希な光景である。
彼らのアプローチ方法は、マジックショップでの聞き込みだ。これは灰たちと同じなのだが、グレイは一件目で不自然さに勘づいた。
『知っているけど黙っている』という様子だと察したのだ。
無理に聞き出してもいいが、それで相手側に情報が伝わってはまずい。
「そうかい、ありがとう。ここには居ないのかな?」
興味を失ったふりをして店を出て、離れた場所にいる琴音へとサインを送った。
琴音がどこに居るのかと言えば、高い煙突の上である。
浴場の煙突に上り、はしごにつかまって歓楽街を見やる。
そして、フードを深く被った女を発見した。
アタリかどうかは分からない。だが、小鳥が彼女の肩にとまったのを見て、アタリに近い何かであることは察しがついた。
胸元に挟まった煤猫ちゃんに呼びかける。
色々飛ばして、歓楽街の屋根の上。
杖に跨がって飛ぶ魔女と、同じく杖に跨がって追いかけるグレイがいた。
速度はほぼ同じ。歓楽街の人々も驚いたように見上げている。
「もうすぐ到着するよ。準備はいいかい」
グレイはサインを送ると、飛行を中断して射撃体勢に入った。
距離を稼ぐべく更に飛ぶ魔女。
それが煙突の真下へさしかかった所で、琴音が天から降ってきた。
酒瓶が魔女の頭に直撃し、転落。屋根板をバウンドし、そのまま路上へと転落した。
「あらあらぁ、痛そうねぇ」
琴音はそのすぐそばに飛び降りると、呆然としているキャッチのボーイから安ワインをひったくって飲み干した。
空になった瓶を、呻く魔女へと振り上げる。
●魔女をおうもの、おわれるもの
王都でも比較的まっとうな通りを、不思議な車いすに乗った美女がゆく。
美女と端的に表現はしたが、『特異運命座標』アニエル=トレボール=ザインノーン(p3p004377)はいわゆる人形である。
そのすぐそばを、『輝煌枝』ムスティスラーフ・バイルシュタイン(p3p001619)がふわふわと飛行していた。
キラキラとした宝石でできた鹿のような角、肉付きのよい体格。たくましい髭。
ウォーカー慣れした人々にとってもそれなりに珍しい取り合わせだ。
「呪いの儀式だって。物騒だね」
「ああ……」
アニエルはコインを取り出し、その表面を指で撫でた。
(私の世界では創作でしか存在しないものも、こちらでは確かな技術体系として存在している、と)
今回のぶっつけた捜査手順にやや座りの悪いアニエルだが、それはそれ。受けた仕事の仕様にはあわせる柔軟さを持ち合わせていた。
「聞き込む対象は」
「食べ物屋さんかな」
「根拠は」
「そう言われると困るけど、短い滞在なら外食するでしょ?」
「……」
アニエルはぴたりと車いすをとめた。
「命を狙われ、弱体化し、数日間身を守らねばならない状況でレストランや酒場に?」
「うーん、ちがうかな」
「半分正解だ。出来合いのものを購入して自室で食べるだろう」
「お持ち帰りだね!」
「そういうことだ。この辺りなら少しアテがある。行ってみよう」
再び動き出す車いす。
それを、青い小鳥が視線で追っていた。
アニエルはそれに気づいたが、振り返ること無く目だけを動かし、あえて語ることもなかった。
『こういう人を見なかった?』と顔が醜悪になっていることを交えて聞き込みをかけるムスティスラーフ。
従業員の女は『話していいものか』という顔を少ししたが、特に黙る義理もないらしく顔を隠した女性がよくお弁当を買いに来るという話をした。
振り返るムスティスラーフ。アニエルは頷き、車いすのカバー上に乗った召喚生物もこっくりと頷いた。
それから暫くして、宿の裏口から出てくる女性にムスティスラーフが話しかけた。
なんと話しかけたのかは定かでないが、表をはっていたアニエルからも逃れるように杖に跨がって飛び始めた。
素早く回り込み、アタックオーダーを放つムスティスラーフ。
宝石のような何かが大量に飛びつき、飛ぼうとした魔女を転落させる。
近づくモーター音。
道の小石をはねのけて、車いすにのったアニエルが現われた。小さな十字路をドリフトし、走って逃げようとする魔女を後方から追突。否、撥ねた。
回転しながら宙を舞う。ホイールを左右逆に回転させて急速反転。
地面をバウンドする魔女を今度は勢いよく轢いていった。
「……うわあ」
アタックオーダーを放つ姿勢のまま固まっていたムスティスラーフが感情そのままの声を発した。
無表情のまま斜め上をみやるアニエル。
「不幸な事故だった」
なにかから解き放たれた青い小鳥が、どこかへと飛んでいく。
●眠る前のおとぎ話
眠い目をこするようにして、少女が歩いている。
銀色の髪は見えない何かを反射するかのようにたゆたい、宝石のように綺麗な瞳はどこか海面の潮のように深い色をしていた。
「呪い……」
ぽつりと、『玻璃の小鳥』不破・ふわり(p3p002664)の考えのひとつが口から漏れ出た。
「こっちはもう済みました。行きましょうか」
街路樹と語らっていた『白き歌』ラクリマ・イース(p3p004247)は風に乱れた髪を指で払い、ふわりへと振り返る。
ふわりの言葉はどうやら聞こえていなかったようだ。
その代わり、街路樹と意識を交わして(断片的ながら)聞き込み調査めいたことをしていた。
魔女の盲点と言うべきか、人を警戒しすぎて忘れていた部分と言うべきか、魔女たちは入った店や宿、近隣住民に至るまで口止めをして回ったようだが、街路樹や小動物にまで口止めはしなかったようだ。
いや、そもそもできるのだろうか……などとラクリマは思った。
「どうも、リスさん」
塀の上をゆくリスに問いかける。
『よそ者に話すことはないぞ』とリスはリスなりに威勢を良くしてみたようだが、ふわりがナッツを差し出してやると『しかたないな』と言ってナッツを囓りながら話に応じてくれた。
コインを糸でつり下げて歩くふわり。
その後ろを歩くラクリマ。
「えっと……なにを?」
「は、はい。占いです」
ダウンジングの一種で、水晶やコインをぶら下げて歩く占い法である。
それで見つかるわけがと思う一方で、なんだかそのやり方なら見つかってしまいそうな気もする、どちらかといえば見つかってほしい……そんな気持ちでラクリマが一度空を見上げると。
「あっ……みつかりました」
「本当に!?」
覗き込むと、コインが淡く光っていた。
二人して顔を上げる。
視線の先は、古い宿屋の一室だった。
さて、気になるのは突入手段である。
ラクリマは無関係な人々への配慮として宿の主に事情を説明して避難して貰うように頼んでみたのだが……。
「ラクリマお兄さん、外へ!」
外で待っていたふわりが大きな声をあげた。
慌てて外へ飛び出すラクリマ。
身を伏せたふわりの頭上をかすめるように、箒に跨がった魔女が飛び抜けていく。
何かしらの手段で宿の外を監視していたのか、宿の主人と内通していたか、この際理由はなんでもいい。
今すべきことは一つだけだ。
「この距離なら――」
正面突破の勢いで頭上を抜けていく魔女。
ラクリマは魔術を唱え、氷の弓と矢を作り出し、反転。
しっかり狙いを定めると、魔女めがけて矢を発射した。
直撃をうけ、ギャッと声を上げて箒から転落する魔女。
魔女が起き上がったその時には、ふわりがすぐそばまで駆け寄っていた。
彼女の、どこか冷たい手のひらが魔女の額に当てられる。
おやすみ、と言ったのだろうか。
魔女は眠るように目を閉じ、そして永遠の眠りについた。
●エンドロール
「四人か。大した腕前だ」
岩場の影に隠れたジェレナは大砲を担いだまま、眉を片方だけ上げた。
「あんたら、映画は見るか」
「それが?」
「映画だったら今頃、エンドロールが流れる頃合いだぞ」
振り返れば、イレギュラーズが八人総出の完全武装。
「俺は依頼人らしく安全地帯で見物だ。さ、仕上げて来てくれ」
首を傾けて示すジェレナを合図に、イレギュラーズたちは飛び出した。
まずは岩陰から飛び出すリウハだ。
アサルトライフルをしこたま打ち込みまくり、その左右から広く展開しはじめたグレイとラクリマがそれぞれ魔術の詠唱を開始。
グレイの魔術によって生み出された槍が魔女の胸を貫き、ラクリマの放った氷の槍が更に貫く。
反撃の魔術を繰り出す魔女に、飛び上がったムスティスラーフがヒールオーダーによるカウンターヒールを打ち込んだ。光そのものが彼を包み、魔術の苦しみを消し去っていく。
隙を突くようにして突撃する琴音とふわり。
ふわりの手のひらに膨らませた呪いの力が魔女を包み、ぐらりと来たところを琴音が酒瓶で思い切りぶん殴った。
白目を剥いてぶっ倒れる魔女。
その上を飛び越えた灰が慌てて防御しようとする魔女を剣で無理矢理殴り倒した。
小さく首を振り、逃げようと杖に跨がる魔女。
魔女が飛び立ったその瞬間、坂道を豪速で突っ込んだアニエルの車いすが宙を舞い、空中の魔女に激突。
悲鳴と共にかなたへ飛ばすと、ブレーキをかけながら儀式設備をめちゃくちゃにしていった。
「『こうして魔女は死にました。めでたしめでたし』」
映画であれば、エンドマークがつくところだ。
クレジットに刻まれたのは勿論、八人の名である。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
――mission complete!
――congratulation!!
GMコメント
いらっしゃいませ、イレギュラーズの皆様。
こちらは王都の大衆酒場『マーベラス』。安酒に大盛り料理が自慢でございます。
さて、会議のついでにご注文をどうぞ。
【依頼内容】
『八人の魔女を殺すこと』
このシナリオは『探索パート』と『襲撃パート』に分かれます。
プレイング自体は探索パートのみでもOKです。その場合戦闘プレイングが襲撃パートに適用されることになります。
【探索パート】
ターゲットとなる魔女を探します。
かなりばらけて王都に潜伏しているので、1PCで複数のターゲットを追うのはやめておいた方がいいでしょう。
2人以上のPCで1ターゲットを追うのは(やり方にもよりますが)効果が上がることがあるので、OKとします。
安全策を考えるなら2人×4組で探索して残った魔女を総出で叩くとよいでしょう。もちろん、1人でも充分な探索ができるよという方はそれでもOKです。
手元にはじめからある資料は『元の顔写真』『潜伏している町の地図(地形や建物が不正確)』『対応する魔女に近づくと発光するコイン』の三つです。
探索に有利なスキルがなかったとしても、具体的な行動や優れたプレイングを用いることで充分な成果をあげることもできるでしょう。勿論有利なスキルがあればベリーグッドです。
探索に成功し、魔女の居場所を見つけたならば早速バトル開始です。
戦闘に勝利して魔女の息の根を止めましょう。
もし探索パートの中で戦うことができればクリティカル値に沢山のボーナス補正がかかりますので、かなり有利に戦うことができます。
もし探索に失敗して取り逃してしまってもご安心ください。
後の襲撃パートでしっかりとケリをつけることができるはずです。
【襲撃パート】
魔女は呪いを解くべく魔女集会(サバト)を開きます。
集まっている所を一網打尽にするチャンスです。
参加メンバー全員で乗り込んで魔女を退治しましょう。
このときターゲットとなる魔女が8人フルで残っていた場合、ジェレナ(プレイング不要のNPC)が戦闘に協力してくれます。遠近対応万能型の砲手です。
【エネミーデータ】
・魔女
クラスは『ウィッチ』。
個体差はありますが必ず『ウィッチクラフト(動物疎通、ファミリアー。媒体飛行)』はもっています。
【アドリブ度】
ロールプレイをよりお楽しみいただくため、リプレイにはキャラクターのアドリブ描写を用いることがございます。
プレイングやステータスシートに『アドリブ歓迎』『アドリブなし』といった形でお書きくだされば、度合いに応じて対応いたします。ぜひぜひご利用くださいませ。
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