シナリオ詳細
<イワシ・クオーネ2020>二月十四日はエンジェルいわしの日だぞ
オープニング
●二月十四日はエンジェルいわしの日だつってんだろ!
「みんな! 二月十四日はエンジェルいわしの日だよ☆」
アンジュ・サルディーネ (p3p006960)が両目かっぴらいた笑顔でンなこと言うモンだから、その場に集まったオシャレ女子たちは驚愕の二度見をした。
イカれたオシャレ女子たちを紹介するぜ!
360度どこから見ても虎! ソア (p3p007025)!
「ガオー!」
360度どこから見てもバイク! アルプス・ローダー (p3p000034)!
「ヴォヴォーン!」
360度どこから見ても犬(コヨーテ)! ロク (p3p005176)!
「わんわん!」
困ったときはパワーで解決するヒーラーフラン・ヴィラネル (p3p006816)!
「思いっきりグーでいくと怪我が治るよ!」
さっき美少女力を放出しすぎたせいで高年サラリーマン向け雑誌のキャラみたくなってる咲花・百合子 (p3p001385)。
「美少女とは死ぬことと見つけたり」
ガスマスク以外全部美女! ジェック (p3p004755)!
「はやりにのるなら今ってきがするn……ダメダメ、簡単にのっちゃダメ」
きらめけ! ぼくらの!
「「御天道・タント (p3p006204)様ーーーーーー!」」
「ですわーーーーーーーー!」
ダイナミックセラミックコミックポーズで三段重ねになった虎、犬、バイクの上にまたがり四段重ねとなったタント様の両脇に扇型組み体操ポーズでつながった百合子とジェック。あとタント様の上に肩車状態になったフラン。
もうこの時点でまともなお話が始まるなんて誰も想像しないと思うしその通りだから安心してコーラとか飲んでてでね。
「ダ、なんの日ダッテ?」
「二月十四日はエンジェルいわしの日だよ☆」
さっきまでのトンチキサーカス団が吹っ飛ぶくらいどうかしてることをいきなり言うアンジュ。
彼女の頭上では天使のわっかみたいな軌道をとりながらエンジェルいわしのエルキュール。
10月4日がイワシの日であり天使の日でもあると健康食品協議会と有名下着ブランドが決めたからっていう馬鹿みてーな理由で混沌に爆誕したエンジェルいわしシナリオにどっぷり浸かったあげく本当に猫を特殊化しキャラとギルドまで作りしまいにゃギルドショップで売り広めたことで本当に混沌生物として定着させてしまったどっちがクレイジーかわかんねえようなあのアレそういうアレ。
「む? 待たれよ、ならば順当にいけばエンジェルいわしの日も10月4日にn――」
「二月十四日はエンジェルいわしの日だよ☆」
さっきと全く同じ笑顔で言うアンジュ。
都合の悪いことを笑顔の圧でのりきる系イワシ少女である。
これ以上否定すると何されるかわかんねえ。百合子は歴戦のカンで肩をぶるっといわせた。さっきのポーズのまま。
「アンジュちゃん。今日がイワシの日だっt」
「エンジェルいわしの日だよ☆」
「エンジェルいわしの日だってことは分かったけど、具体的にはどういう日なの?」
アンジュがクレイジーすぎて相対的にふつうの人みたくなったロクが普通の質問をした。
よく言ってくださいましたって顔(ヘッドライト)でチカチカするアルプスローダー。
「エンジェルいわしの日はね」
さっきの笑顔のまま、手のひらの上にエンジェルいわしをそっと乗せるアンジュ。
見た目魚だけど陸上生物なのでほんのり暖かくて産毛でさらさらしてる貴族に人気の生物エンジェルいわし。
その腹をそっと親指でなでてから、笑顔を一ミリも変えずに言った。
「イワシを食べるひとをぶん殴る日だよ」
「――!?」
アルプスローダーのヘッドライトが赤く光った。
脳裏にうかぶ思い出。
イワシと牛乳をボックスに詰めて深緑のどっかに駆けつけたらスターミュージーヨーグルトができあがった思い出。
「まさか僕が作ったスターミューj」
「イワシをたべるNA!」
イワシパンチ。
瞬きより早く接近しイワシの怒りを込めた拳を相手の鼻と目の間んとこへ的確にゴッて入れるアンジュの必殺技である。
「目(ライト)が!?」
「一撃入れたら罪は裁かれ清らかなる魂になるよ」
「急に宗教じみたこと言い出しましたわね!?」
「そろそろボク限界だしみんな下りて貰ってもいいかな」
一番下でぷるぷるしていたソア(虎)が尻尾をぴーんと立たせた。
これは失礼、とか言いながらふわーって浮くタント様。その両サイドに接続されたまま一緒に浮く百合子とジェック。
そろそろバランスとるのがつらくなって後ろ向きにだらーんってなりはじめたフランが、ゆーっくりオルゴールの音と共に回転していくタントオブジェの後ろから手を振った。
「話をまとめると、今からあたしたちは街に繰り出してイワシを食べてる人を片っ端からグーでいくってことなんだよね。攻撃方法はグー限定なの?」
「イワシの心がこもっていれば膝でも指でも牙でもいいよ☆」
「それはもうただの暴徒なのでは?」
フランは誰もが想ったことを口にしたが、アンジュが両目かっぴらいた笑顔でじっと見てきたので黙った。
「依頼は全国エンジェルいわし協会(本当にあるよ)から来てるよ。これを受けたからには遂行努力をするしかないよね? ないよね?」
アンジュは全員の参加者名が全く同一の筆跡でかかれた依頼書をかざしてみせた。
「さあ、街に繰り出してイワシイーターをぶちのべそー☆」
- <イワシ・クオーネ2020>二月十四日はエンジェルいわしの日だぞ完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別リクエスト
- 難易度-
- 冒険終了日時2020年02月27日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談8日
- 参加費---RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●このシナリオでは鰯滅病(アンジュ・イワシンドローム)による『イワ死兆』が付与されることがあります
「ケケケー! この海域のイワシは俺のもんだケケー!」
がに股で両手にウォッカと焼酎を握った海賊という逆にいねーよっていうステレオタイプな男が、夜の海に船をとめた。
両手の酒瓶を同時にぐびぐびやると、それらを甲板へ投げ捨てて代わりにビリビリ棒を取り出した。
皆も学校で習ったとおもうけどこれは鰯式ビリビリ棒っていって電流が流れる棒だよ。動力はイワシだよ。
「こいつを海に放り込めば群れのイワシどもは痺れて浮き上がってくるって寸法よ。ケケケエボリューション! ソーレッ!」
独特のテンションでビリビリ棒を海へとアンダースローで投げる海賊。
が。
そこへ!
でんどんでんどんでんどんでーっててーでっててーでーででー
「我が名は第六天魔王! 髑髏の杯でカンパーイ」
海から『乾杯(もしくはルネッサーンス)』の姿勢で垂直にせり上がってきた『白百合清楚殺戮拳』咲花・百合子(p3p001385)がガッて歯でビリビリ棒にくらいついた。
ビリビリしながらたまに骨がすけるとんする百合子。
「じゃなかった。咲花である。いわしを食べちゃ……『メッ』であるぞ☆」
「てめぇ何やつ! 俺たちの密猟を邪魔しようってのか!」
シャキーンとバタフライナイフをジャグリングしながら威嚇する海賊たち。
「美少女的にみてイワシは食べ物にあらず。一方ヒトはよいぞ。食べた後に骨までつかえる」
もっかいカンパーイの動きをする百合子。
ぽいーんとジャンプすると海賊達の船へと乗り込んだ。
「いわしを食べちゃ……『滅ッ』!」
『メッ』とは。
第二次聖地獄谷女学園永年総書記こと盆之蔵髑髏が一千万の美少女を相手取った全校終晦において一瞬で全ての美少女を頭蓋骨のみとした秘奥義に由来する。
美少女民明書房より。
「「グワーーーーー!!」」
百合子の拳圧だけで衣服だけが全て吹き飛んでいく海賊たち(本日唯一にして最大のサービスシーンです)。
「吾は一応ごめんなさいしたらしかるべきとこに突き出すくらいで許して良いと思うておるが……ダメなようであるな。今日の晩ご飯はなーに? 人肉ゥ!」
ジュワッて飛び上がる百合子。
ビビった海賊Z(全裸の略)たちは次々と海へと飛び込んでいった。
美少女のいる船になんかいられるか! 俺は泳がせて貰う!
死亡フラグみたいだね。
イグザクトリィ!
「毒トカ使ったら食べれナクなるでしょ?
ウミの他の生き物ニモ影響を与えるデショ?
アタシは食えないノニ!!!!
それでモウケて楽しんでるのはズルい!!!!!!」
両手に銃の弾頭を溶接した特性ナックルダスターを装着したジェックがシュノーケルを装着して空気をずっとごぼぼぼぼって吐いていた。
あったりめーだろガスマスクのどこにシュノーケル噛む部位があるんだ。
「ヤルならアタシのガスマスクが外れてアタシが食えるようになってからにヒッアンジュ!?」
「…………」
海底のくらーいところにうっすらと『エンジェルいわし』アンジュ・サルディーネ(p3p006960)の笑顔がうかんだ。にぱーってしてた。
「いまグーする! グーするトコ!
イワシ食うヤツとかゼッタイ許せねーヨナ!! ホント!!! ありえねーワ!!!! アタシ食えネーし!!!! くらえー!」
じぇっくぱんちが さくれつした!
「じぇっく、いわし、きらいにゃ……?」
「ウルセー! ここでまでそんなネタつかってくるナ!」
黄金の左を打ち込んで海賊を黙らせると、いいかげん息が限界だったらしく海面にぷはあした。
「フーフー……アレ? そういえばアンジュは?」
「吾、見てないであるぞー?」
「エッ……」
●このシナリオではイワシ量によらない鰯傷や鰯死をおう可能性があります
「ゲッヘエ、イワシちゃんボクと愛を語らおうね死ぬまでねェ!」
両手をわきわきさせたクライム・イワフィリア患者がお部屋のすみに向かってニタついていた。
すみっこにおいやられたエンジェルイワシのはんばあぐちゃんはぷるぷると恐怖に震えた。
が!
そこへ!
(お好きなバイク的BGMを再生してください)
「オーーッホッホッホッ!」
『二輪』アルプス・ローダー(p3p000034)のシートにまたがり腕組みをした『きらめけ!ぼくらの』御天道・タント(p3p006204)がその姿勢のまんまたまたま置いてあった板でバイクごとジャンプ
民家の窓をかち割ると空中でパチーンと指を鳴らした。
\きらめけ!/
――窓ガラスと共に吹き飛ぶソファとテーブルと週刊少年ジャンク
\ぼくらの!/
――振り返るイワフィリア男の目に映るまばゆいヘッドライトとタントヘッド
\\\タント様!///
――顔面にめり込むタイヤとその上で腕組みするが勢いでめっちゃのけぞっちゃってるタント
「むにゃんぐ!?」
のけぞりついでに床にべふって落下したタント様が、あげた両足を軸回転しーの腰をひねってうまいことあのなんか格好良く立ち上がった。
「愛の形は人それぞれ……。
エンジェルいわし様さえ合意されているのならばそれはひとつの純愛(ピュア・サーディン・ラブ)なのではないですかしら!?」
ではここでエンジェルいわしにインタビューしてみましょう。
リポーターのタントさん。
「はーい。こちら被害にあわれたエンジェルいわしのはんばあぐ様ですわ。今のお気持ちをおきかせくださキュキュッキューキュッキュキュッキュキュキューキュ」
「キュキュッキューキュッキュキュッキュキュキューキュキュッキュー」
「以上でございますわー」
「まるでわからん」
今更になって現れたアルプスコミニュケーションアバター美少女が銀のトレーをかざした。
今日は特別にイワシバニー衣装だよ。
銀色の鱗のついたバニーに巨大な鰯の頭を被ったバケモンだよ。
「ここは私が囮になりましょう。今の私は誰がどう見てもエンジェルいわし。しかもエンジェルいわしフィリア絶頂モノのサービスコスチュームです」
くらえーといいながら父からいわしの臭いがする母乳をびゅばーってするアルプス子ちゃん。
「そんなんイワシじゃないやい!」
いわしフィリアが今になって立ち上がった。
立ち上がったそばから。
「アァア゛ーー!!!!」
タントさまラブルラリアットが炸裂した。
「いわしの愛を守るため!
いわしの操を守るため!
いわしの未来を守るため!
いわしのいわしによるいわしのためのいわしみずわきでるいわいわいわいわ――アァア゛ーー!!!!」
回転して戻ってきてもっかいバーン。
こればベイだったらいまごろバーストしてる頃である。
「我々は《鰯救助する断罪者 -イワシキュージョナー-》!!」
「もしあなたがいわしフィリアでなかったなら電話機の1を。いわしフィリアであれば2を。今日のためにわざわざ特殊化した携行品『エンジェルいわしの酒盗』の設定を見ておきたかったら3を押してくださ――」
『エンジェルいわしの酒盗』HP+200、AP+150、【携行時、シナリオ終了で消費】捨てられたエンジェルいわしを獲った食いしんぼう達が、内臓の塩漬けなら美味しいかも、と酒盗にしました。食への執念とは恐ろしいものです。
「さて、一件落ちゃ――アルプス様!? いずこに!?」
そこにアルプスローダーの姿はない。忽然と消えていたのだ!
●この依頼の情報精度は鰯です。情報にカルシウムはありませんが不明な鰯があります。
『オシャレカフェなう☆』
#カフェ #虎 #犬 #森ゴリラ #女子会 #仲良し #素敵なホリデイ #イワシでイイネ稼ぐやつとかマジ情報弱者
横ピースした『繋ぐ命』フラン・ヴィラネル(p3p006816)と『雷精』ソア(p3p007025)がスマホのレンズに噛みついてべろんべろんしてる『いわしおいしいね』ロク(p3p005176)のをはさんだ写真があった。もうそれ口内しかうつってねえじゃん。あとどこの練達ショップで買ってきたのそのスマホ。
「ねえこれでいいの? これでいけすかないアデスタバエ女を釣れるの? すまほ美味しいがじがじ」
物理的に半分になったスマホをソアに『かえすね』って手渡したロクは、口んなかで何かをバリバリしながらカフェの席についた。
「いわしはかわいい!
いわしはかわいい!!
いわ……はっお仕事はじまってた! いけないいけない。で、何の話だっけ」
フランは『エンジェルいわしの酒盗』を取り出してむしゃむしゃすると同じく『エンジェルいわしの酒盗』をぺろぺろしていたロクと目が合った。
「「…………」」
「それにしてもSNSって楽しいね!
これならずっとやっていられそう!」
練達のバスバタカフェテラス席にて、ワイファイ受信しながら肉球でついついするソア。すげー今更な話するんだけど、スマホってSF世界とかからしたらくっそ原始的な板だよね。それをわざわざ作ってワイファイとばすこの店と街ってなんなん。
さておき。
「こうやってカワイイ写メをとりまくってアップしてればバエラーが向こうからやってくるってスンポーだよ」
「いやいやそんな上手くいくわけないよ。いくらアデスタが小規模なSNSなうえ街の中でしか使われてないからってそんな直接やってくるなんてこと――」
「アナタたちがさっきからイイネを稼いでるギャルね!」
バエラー三人衆がザザッてポーズとって現れた。
「私たちがエンジェルいわし写真でイイネを稼いでいると知ってのあおりかしら?」
「最近の若い子は教育がなってないわね」
「私たちのモテカワ加工写真でギッタギタにしてやるわ」
女三人衆はそれぞれスマホ、ガラケー、これっきりゴリカを構えて戦闘態勢に入った。
さあ、バトルの始まりだ!(雑なTRPG運営の見本)
「虎ァ!」
スマホを腕ごと喰う虎。
「犬ぅ!」
ガラケーを肘まで喰う犬。
「GORILLA!」
オシャレな桜柄のタンブラーに砂と硬貨をつめてヒモでむすびーのぐるぐるまわしーの振り向きざまに顔面にガッていくフラン。
ぷれいやーたちの勝利だ!(雑なTRPG運営の見本)
「あたしたちのオシャレバエスタ力を甘く見たね」
「スマホを持つには一世紀早かったよね!」
「今後はポケベル使ってね。混沌証明で文鎮にすらならないと思うけど」
勝者となったオシャレカフェ女子三人衆は屍と化したバエラーたちにぺって液晶の欠片をはくとうふふーって言いながらテラス席に戻っていった。
「お仕事早く終わっちゃったし、せっかくだからカフェを楽しんでいこ☆」
横ピースするソア。
「ボクはこのイワシとパプリカのパスタ食べてみたいなあ!
――あっあっ! うそ! いわしかわいい! コーヒーとモンブランがいーなー!」
『ね゛!?』てフランとロクに目でうったえるソア。二人は高速で首を縦に振ると、自分たちもメニューブックを開いた。
「あっあっ、じゃああたしスターゲイジーパイってやつ下さい! わかんないけどお星様に関係あるやつだよね! きっとアデスタバエするよ!」
「じゃあわたしデビルいわしのでびでびいわオカミルクティー!」
「ヘイオマチ!」
秒でもってきた店員。並べられた皿を前に、フランとロクは固まった。
とりあえずスターゲイジーパイを画像検索してみ。
まさかの擬人化がされててビビるから。
……じゃなくて。
「アアアアアアアアアアアアアアア!?
どどどどどおどどどどうしよう消されるよ!」
「あわてないでフランさん。こういうときタメになる言葉があるよ」
ロクは穏やかに頷いて。
「『バレなきゃ犯罪じゃないんd』」
「いわしを食べるナ!!」
バイク(アルプスローダー)に平乗りしたアンジュがロクを轢いていった。
「ロクウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」
「お掃除が終わったね? ……あれ? これは……なにかな?」
両目ぇカッぴらいたアンジュがスターゲイジーパイとフランを見比べた。
「ちちちがうのちがわないけどちが――っ」
「いわしを食べるな!!!!!!!!!!!!!!!」
アンジュローリングクラッシュ。
説明しよう。これはアンジュがたまたま近くに止めてあったバイク(アルプスローダー。盗難車)を持ち上げてぐるんぐるん回転しながら叩きつけた後転倒した相手に車体を投げつけるなんかの極みである。
「ぎゃあああああああああああああああ!」
「うわああああああああああああああ!?」
吹き上がる鮮血。
砕け散るヘッドライト。
ソアはコーヒーとモンブランを手に、カタカタを震えていた。
「世界が、すこしは綺麗になったね……ね?」
血まみれオイルまみれで振り返る笑顔のアンジュ。
高速で縦に首を振るソア。そしてエンジェルいわし(ルーシェル)をくくりつけたロリババア。そしてゲスト出演のエンジェルいわし(サディーラ)。でもってエンジェルいわし(エルキュール)。ついでにデビルいわし(スミー)。
「みつけたよ☆ 『イワシ・クオーネ』ってどういうことかな?」
むんずとデビルいわしを掴むと、アンジュはいい笑顔で『ぎゅ☆』てした。
持っていたリンゴがメシャアってなるやつである。アンジュちゃんのそういうスタンプください。
アンジュはカメラ(?)へ振り返るといい笑顔でいった。
「お掃除完了☆
街もちょっとは綺麗になったみたい。
エルも喜んでるよ。ね? ほらいわしもそう言ってるから間違いないね。
でもこれでしばらく安泰って思ったら大間違いだよ
まだ世界にはいわしを食べてる悪人がいっぱい居るから、これ定期開催だからみんな参加すること。わかった?
みんなでいわしを食べる悪人をグーでいって、きれいな世界にしようね☆」
成否
成功
MVP
なし
状態異常
あとがき
黒筆墨汁は『イワ死兆』状態になりました(イワシを喰うと削れます)。
GMコメント
ごきげんよう! みんなはチョコレートを何個貰っt――今日はエンジェルいわしの日です!!!!!!
街に繰り出してイワシ喰ってるやろーどもに怒りの鉄拳を加えていきましょう。
ここまでで質問は――はいそこの美少女早かった。なになに罪もない民間人を殴るのはおワルが過ぎましてよって? 安心してくれ美少女たち。そんなこともあろうかとちゃんと殴って支障がないイワシイーターを見つけておいた。
以下のうちから自分にピッタリだなっておもったシチュエーションを選んでプレイングをかけよう。
一緒に行く人とイワシ連携したイワシプレイングもといイワシングをかけるのも楽しいゾ☆
・シチュエーションA:イワシ密猟者
幻想南部にてイワシを密漁してはむっしゃむっしゃ自分で喰ってる悪いやつらがいます。
毎日一生懸命イワシを適切にとってくらしてる漁師さんたちの目を盗み毒電気漁法でイワシを乱獲するという彼らのやり口はきわめて悪質でありイワシの生態系にも漁師さんの生活にも深刻な悪影響を及ぼしていますグーでいけグーで。
・シチュエーションB:イワシ異常偏愛犯罪者
イエスイワシノータッチという標語をみんなも知ってると思う。
エンジェルいわし愛好者の中でも極めてこじれたエンジェルいわしでしか興奮できないおっさんたちがこの世にはいるし彼らはイワシ紳士略してイワシンシとしてピュア&プラトニックな愛をはぐくんでいるが、中には自らの異質さと世間がエンジェルいわしに迎合しないことへの憤りからいびつに愛が歪んでしまった悲しき魂がある。
彼らはイワシ異常偏愛犯罪者『クライム・イワフィリア』としてエンジェルいわし協会から強くマークされている。前置きすげー長くなったねごめんね。
要は自宅にエンジェルいわしを連れ込んでひどいことしようとしているおっさんがいるのだ。窓かちわってグーでいけグーで。
・シチュエーションC:映えラー滅殺
練達で流行中のSNSアデスタでイイネを稼ぐべく捕まえたエンジェルいわしを顔の前にもってきて撮影するだけして弱ったら焼いて喰っちゃうマナーのワルすぎる連中がいるんだぜよ。
自分がカワイーって言われるためだけにエンジェルいわしを利用するヤローどもはマジゆるせねーよなー!
こういうヤツはオシャレカフェでアデスタしてっからグーで行こうぜグーで!
■■■アドリブ度(イワシ)■■■
ここにいるイワシは”覚悟”してきてるイワシだよなァ……!?
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