PandoraPartyProject

シナリオ詳細

ふるりと揺れる魅惑のお菓子

完了

参加者 : 4 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●その名は
「私はとろっとろの柔らかいのが好きだなぁ」
「俺は硬いの!」
「わたしはぷるぷるー」
 小妖精たちがきゃっきゃとはしゃぐ。その前に置かれているのは卵色のプリン。
 突けばプルプルと揺れるプリンに、はしゃぎながらどんなプリンが良いかを言い合う小妖精。それを見ながら、シルキーは次の卵に手を伸ばす。
「シルキーはどんなプリンが好みなの?」
 小妖精の一人に声をかけられ、シルキーの動きが止まる。
「……硬め」
 ぽつりと返すと、今度は砂糖を図り始める。
 それを聞いて小妖精たちのプリン談義はまた盛り上がる。
 ぷるぷる。
 とろとろ。
 かため。
 小妖精たちの好みのプリンを作って行くうちに、テーブルの上がプリンでいっぱいになる。
「……作り過ぎた」
「またやったのか」
「またお菓子いっぱいー!」
 きゃっきゃと喜ぶ小妖精たち。実はこのシルキー、考え事を始めると無心で作り続ける悪い癖があるのだ。
「プリン、なまもの」
 傷む前に消費するにはどうしたら良いかと考えるシルキーだったが、ふと思いついた。
「プリン大会」
 自分たちだけで消費しきれないなら、みんなに食べて貰えばいい。
 とっても簡単な答えだった。

●プリンはお好き?
「みんなはどんなプリンが好き?」
 『フェアリーテイル』を手に、フェリーチェが首を傾げる。
「うっかりシルキーがプリンを作りすぎて、消費するためにプリンパーティーを開くみたい。良かったら、行かない?」
 聞けばプルプルにとろとろ、固めと色んなプリンがあるらしい。
 味もプレーンだけじゃなくてチョコや南瓜も。
「シルキーはちょっと人見知りするけど、一緒にいる小妖精はお喋りが大好きなんだって」
 好きなプリンについて語ると喜んで乗ってくれるとのことだ。

NMコメント

 ぷるぷるもとろとろも固めもどれも美味しいよね!
 そんなわけでプリン食べに行きましょう!

●目的
・プリンを食べる。
・妖精たちと仲良くする。
 お好みのプリンを食べたり、色んなプリンを食べたりしてください。
 小妖精たちは甘党なので、お菓子の話には食いついてくれます。
 ちなみに難関は巨大ボールで作った巨大プリン。直径30㎝超えのぷるぷる。

●シルキー
 ある屋敷に住み着き、家事を行う女妖精。ぱっと見普通の女性。
 ただし今回のシルキーは考え事を始めるとその時作っている物を作りすぎる悪い癖があり、今回大量のプリンを作ってしまった。
 ちょっと人見知りで口数は少ない。
 頼めば生クリームを用意してくれたり、プリンをアレンジしてくれる。

●小妖精たち
 シルキーと仲のいい三人組。
 よくシルキーの作るおやつを食べてはお喋りしている。
 小妖精なので30㎝にも満たない。でもよく食べる。

●その他
・フェリーチェも同行します。放っておいたらもぐもぐ色んなプリンを食べてます。
・こんなプリン食べたい。こんなアレンジして欲しい。はお気軽にどうぞ!
・皆様へのプリンへの思い、お待ちしております!

  • ふるりと揺れる魅惑のお菓子完了
  • NM名ゆーき
  • 種別ライブノベル
  • 難易度-
  • 冒険終了日時2020年01月23日 22時25分
  • 参加人数4/4人
  • 相談4日
  • 参加費100RC

参加者 : 4 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(4人)

上谷・零(p3p000277)
出張パン屋さん
ルアナ・テルフォード(p3p000291)
絶望を砕く者
ミルキィ・クレム・シフォン(p3p006098)
甘いかおり
回言 世界(p3p007315)
貧乏籤

リプレイ

●ふるふるパーティー!
 テーブルいっぱいの、揺れるプリン。
 とろとろぷるぷる硬めに南瓜と並ぶ中、ひと際目を引くのは巨大プリン。
「うわぁ……!」
 『守護の勇者』ルアナ・テルフォード(p3p000291)がキラキラと目を輝かせる。
「プリンをたくさん食べるお仕事って何それ素敵! こんな嬉しいお仕事があっていいのかな!」
 普段は剣をふり回してばっかりのルアナだけど、彼女だって甘い物が好きな年頃の乙女。きっとこれは普段頑張っているご褒美なのだ。
 沢山食べるためにご飯を抜いてきたし、ルアナ的に準備はばっちり。
(ご飯を抜いたわたしを、おじさまは眉間にしわを寄せて眺めてたけど……プリンには勝てないもん)
 同じく目を輝かせているのは『Bonbon au lait』ミルキィ・クレム・シフォン(p3p006098)。彼女の場合、甘い物が好きなのに加えてパティシエとしての勉強も兼ねている。
「甘い物大好きパティシエなボクとしてはこういうイベントは見逃せないよね♪」
 にこにこと笑うミルキィは口直しの紅茶を用意してきたと言う。
 プリンのまったりとした甘さを紅茶で洗い流す。そしてプリンをもう一口。うん、幸せ!
 『凡才の付与術師』回言 世界(p3p007315)もプリンを見てそっと笑みを浮かべる。
「プリンをいくらでも食べられるとは夢みたいな話だな。とてつもなくでかいやつもあるみたいだし、今日一日で一生分のプリンをたべられそうだ」
 ルアナじゃないけど、今日はプリン以外食べる余裕はないかも知れない。
「みんなそれぞれプリン食べたいと思うんだけどね。巨大プリン……は一緒にチャレンジでいいのかな?」
「勿論! あれも楽しみなんだー!」
「一人で食べたら他のプリン食べられなくなりそうだし、みんなで協力しよう」
 ミルキィも世界も協力して巨大プリンを食べるのに賛成だ。勿論、『フランスパン・テロリスト』上谷・零(p3p000277)も。
「プリンが……食べ放題……? え、神か? 神なのか? あ、ごめん妖精だったわ」
 思わずシルキーを拝む零だったが、小妖精たちに突かれ正気に戻る。
「ともあれ色んなプリンがある訳だな? ならば折角食える機会なんだ。思う存分食べようじゃァないか……!」
 うきうきとスプーンに手を伸ばすその前に。
「今日はプリンパーティーにようこそー!」
「みんなどんなプリンが好き? わたしはぷるぷるー」
「南瓜プリンもうまいぞ!」
 歓迎の意を示す小妖精たちと、その後ろでそっと様子を見守っているシルキーにご挨拶。
「えっと。こんにちは! プリンごちそうになりに来ましたっ! プリン大好きだから凄く嬉しい!」
「本当に色んなプリンがあるね! ボクが好きなのはミルクプリンかな☆ 勿論王道のカスタードプリンや、かぼちゃの自然な甘みを活かしたかぼちゃプリン、ヒンヤリ美味しいカタラーナなんてのも大好きだよ!」
 にこにこと笑いながらミルキィは全員分の紅茶を淹れて行く。甘い香りの中に、紅茶の香りがふわりと広がった。

「今日は宜しくな」
 プリンのお礼にとフランスパンを差し出せば、シルキーの目がきょとんと瞬かれる。
「フランスパン……?」
「今日のお礼。美味いって結構評判なんだぜ」
 フランスパンを見つめたまま何度か瞬きを繰り返したシルキーは、フランスパンを受け取ってぺこりと頭を下げた。
「そう言えば妖精たちは甘い物が好きらしいな。俺も大好物なんで色々食べてるんだが……もしかしたら気に入るかもしれないと思っていくつか持って来た。プリント一緒に…というのは量的にキツイかもしれないから小腹が空いたときにでも食べてもらえると嬉しいな」
 そう言って世界が差し出したお菓子に食いついたのは小妖精たちとミルキィ。
「どんなお菓子?」
「見せて見せて!」
「あ、ボクも見たい!」
「俺にも見せろー!」
 賑やかな光景を見ながら世界はテーブルいっぱい並んだプリンを見る。
「さて何からいただくか……」
 スプーン片手に悩んでしまうが、最初はオーソドックスに普通のプリン。しかも柔らかめのプリンと固めのプリンを並べて左右交互に食べることに。
 つるんとした食感としっかりとした舌ざわり。異なる感触の違いを一度に楽しめるのはプリンパーティならではの贅沢な楽しみ方だ。

 世界同様、まず普通のプリンに手を伸ばしたのは零だ。
 特別変わった所はないが、いつも食べていた慣れ親しんだ味と言うのは強い。
「やっぱ安定して美味いなぁ……」
 食べる世界が違っても、プリンの美味しさはどの世界も同じ。
 その隣で同じく普通のプリンを食べているのはルアナ。スプーンで多めに掬ってパクリ!
「ふぁぁ美味しい……。ぷるぷる甘くてしあわせ……」
 うっとりした表情のまま食べ終えるとお次は焼きプリン。表面の香ばしさが堪らない。
「これも美味しい……!」
 幸せそのものの表情で食べ終えたルアナは、次のプリンを選びながらシルキーに声をかける。
「豆乳プリンとか抹茶プリンってある? 本で見たことあるんだけど、おいしそうだったの。あるなら食べてみたいなぁ……」
 食べたいと言われたら作りたくなるのがシルキー。こくりと頷くと、シルキーは早速豆乳プリンと抹茶プリンを作り始めた。
 それに気づいたミルキィがシルキーの作業を覗き込む。
「シルキーちゃん何作ってるの?」
「豆乳プリンと、抹茶プリン」
 こくりと頷くシルキーに、ミルキィが目を輝かせる。
「作るの見てて良い? ところでシルキーちゃんはプリン以外にも得意なお菓子とかあるのかな? ボクもお菓子作りよくやるから、お菓子のレシピ交換とかしてみたいかな♪」
 にこにこと笑うミルキィに、シルキーは少し考えてから呟く。
「シフォンケーキ」
 それから二人は、片方が食べながら、もう片方が作りながら口頭でレシピ交換をするのだった。

「あ、そうだ!」
 豆乳プリンと抹茶プリンが出来上がったのを見て、ミルキィが声を上げる。
「シルキーちゃんミルクあるかな? ミルクがあればちょっと面白い物を見せることができるんだ☆」
 首を傾げながらミルクを渡すと、ミルキィはミルクに手をかざす。そして――
「ミルキィマジック☆」
 そう唱えた瞬間あら不思議! ただのミルクがソフトクリームに大変身!
 プリンの上にソフトクリームを乗せたらあっという間にプリンパフェの完成!
「ささ、みんなよかったら食べてみて♪」
 差し出されたプリンパフェを見て、三人と小妖精たちの目が輝く。
「俺は大分昔にコンビニのプリンパフェ食ったんだけどよ、これもまた美味いのなんの!
 あ、コンビニってのは色んなものを少しずつ売ってる店な。
 そのプリンパフェがプリンのカラメルにアイスやビスケットやら色んなお菓子が乗っててな、口の中が色んな味で溢れるし、あの甘味がほんとよかったんだよな……」
 思い出してうっとりとする零の言葉に、小妖精たちが世界のくれたお菓子を取り出してあれやこれやと相談し始めた。
「プリンパフェも良いがプリン・ア・ラ・モードも頼む。いくら好きな物でも食べ続けてると少し飽きてくるからな……。その点こいつならフルーツやらアイスやら違う味を楽しめるからありがたい」
 プルプルと揺れるプリンに、たっぷりの生クリーム。新鮮な果物に食感を変えるフレークや薄いクッキー。
 プリンに生クリームを乗せて食べたり、果物やフレークで食感を変えたりと楽しみ方は自由自在!
「わたしもプリン・ア・ラ・モードとかプリンケーキとか頂きたいです」
 勢い良く手をあげるルアナに、シルキーとミルキィが手分けして両方提供する。どうでもいいけど、シルキーとミルキィってすごく名前似てるよね。
 そんなよく似た名前の二人からプリン・ア・ラ・モードとプリンケーキを受け取ったルアナは幸せそうに食べて行く。
「甘いものは別腹、って誰の言葉だろうね。はぁん。いくらでも食べられちゃう!」
 ぱくぱくもぐもぐ。
 甘くなった口の中を中和するために、飲み物は紅茶からブラックのコーヒーへ。
「ちょびっとは飲めるようになったんだもん。というか、甘いもの食べてるときは苦みが美味しいよね」
 うん。甘い物には渋みとか苦みが合うよね。

 いつの間にか作る側になっていたミルキィも、みんなのリクエストが一段落したのを見て食べるほうに戻る。
 何故って? それは最後のお楽しみ、巨大プリンを食べる時が来たからだ。
 ぷるっぷるに揺れる巨大プリン。その大きさは普通のプリンのざっと30倍ほどだろうか。
 大きなスプーンにアイスに生クリーム。果物の残りも用意して準備は万端。
 思い思い取り皿にプリンを取り分けて、他愛ない話をしながら食べて行く。
 ゆっくりのんびり、和やかな時間。

「満腹だー」
「わたしもお腹いっぱい! でもしあわせー」
 巨大プリンを食べ終えた零とルアナが声をあげると、小妖精たちもテーブルの上に寝転がる。
「どのプリンもとっても美味しかったよ♪ またプリンパーティーやるときはボクもプリン作ってもってこようかな☆」
 紅茶を片手に笑うミルキィに、シルキーがこくりと頷く。
 どうやら、一緒にプリンのアレンジをしたことで仲間意識を持ったようだ。
「その時は俺も誘って貰えるかな?」
「あ、俺も!」
 プリン以外も大歓迎だという世界と零に、小妖精がにっと笑う。
「また色々作って貰うから、期待して待っててくれよ!」
「今度は何作って貰う?」
「チョコが良いかも」
 わいわい騒ぐ小妖精にルアナが声をかける。
「お片付け手伝わなくていいの?」
 気が付けば食器は下げられ、綺麗に拭かれたテーブルの上は紅茶のカップだけ。
「私の、仕事だから」
 こくりと頷くと、シルキーは慣れた様子で食器を洗っていく。
 どうやら、悪い癖が出なければ優秀なようだ。
 でもまたシルキーの悪い癖が出ることをこっそり願いつつ、プリンパーティーは終わりを告げた。

成否

成功

状態異常

なし

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