シナリオ詳細
こんにちわ、わたしヤッキー
オープニング
●今あなたの後ろにいたりいなかったりするの
人形。
人の形をしたもの。或いは、人の形態を模したもの。
基本的には子供の――時には大人向けの――玩具ではあるのだが、それは時に、恐怖の対象となる事もある。
それは、人間に近しいが故に感じる、ある種の嫌悪感なのだろうか。
あるいは――人間に近しい故に、魂が宿るという妄想のせいか。
いずれにしても、そう言った恐怖は、ほとんどの場合において創作、妄想の類である。
ほとんどの場合において、だ。
都市伝説がある。
練達で作られた、『しゃべる! DXヤッキー人形』。
大ベストセラーとなったこの製品の中には、不良ロットがあり、足が三本あるという。
三本足のヤッキーは、呪いの人形。夜な夜な街を徘徊し、人を殺して回るという。
あるいはこんな話。
同じく『しゃべる! DXヤッキー人形』に、ある日、連続殺人鬼の魂が宿った。
このヤッキー人形は、生前通りに殺人を繰り返し、今なお捕まっていないという。
まぁ、噂、都市伝説である。
●ユリーカ、怯える
「ヤッキーが来たのです……」
『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)は、何やら中途半端にリアルな人間の顔をした人形を抱えながら、イレギュラーズ達にそう言った。
ユリーカの顔は真っ青であり、心底から怯えていることが見て取れる。どうやら恐ろしい事が起きたに違いない……。
……いや、ヤッキーが来た、といわれても困る。そもそもヤッキーって、玩具じゃなかったか?
「そうなのです、ヤッキーはおもちゃなのです」
と、ユリーカは、ヤッキー人形のお腹を押した。
「こんにちわ、わたし、ヤッキー」
ヤッキー人形が喋った。
「ヤッキー人形は無害なのです。お腹を押すとリアルに怖い話をする、ちょっと小粋な人形なのです。ですが――」
ユリーカは目を伏せた。
「……呪いのヤッキー人形が出るのです」
ユリーカの話によれば、都市伝説として存在する、呪いのヤッキー人形は実在し、時折人々を襲撃するのだという。
誕生した経緯は不明。製作途中のバグだとか、異界の技術やら魔術のあれやこれやとか、色々説はあるが、原因ははっきりとはしない。
ただ確実なのは、怖い話をしながら牛刀を振り回し、人々を襲う呪いのヤッキー人形は実在し、実際に被害が出ているのだという。
「お願いします、このヤッキー人形たちを退治してください……このままではヤッキー人形たちのせいで、十八歳以下の少年少女が安心して遊べない街になってしまうのです……恐ろしい事なのです……」
と、ユリーカは頭を下げ……え? ヤッキー人形『たち』って言った?
「はい! 今回確認されたヤッキー人形は全部で10体なのです! 潜伏している建物は分かっていますから、そこに行ってまとめてやっつけてきて欲しいのです!」
何なのだろう、この呪いのバーゲンセールは。まぁ、依頼は依頼である。しっかり完遂せねばなるまい。
「それでは、改めて。よろしくおねがいします!」
と、ユリーカは頭を下げたのだった。
- こんにちわ、わたしヤッキー完了
- GM名洗井落雲
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年03月21日 22時30分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●闇の中の廃墟
暗い、暗い、暗い。
夜の闇が、いつもより深く、暗く感じるのはなぜだろう。
月すらも雲に隠れ、顔を覆う。それは、目の前の館に潜む、恐怖の存在が故か。
世界がこんなにも暗く、不安に感じてしまうのは、きっと恐怖心のせいだ。
これからイレギュラーズが立ち向かう存在は、そう言っ
「牛刀を振り回す人形ってのもホラーだとは思うんだが……たくさんいるとゴブリンみたいで逆に風情がないというか」
『アニキ!』サンディ・カルタ(p3p000438)の言葉に、
「実在するとは驚いたが、そうと分かると恐怖感が薄れるな、何故だろう」
と、頷きつつも小首をかしげるのは『尾花栗毛』ラダ・ジグリ(p3p000271)である。
皆、あんまり怖がってなかった。
まぁ、それもそうなのかもしれない。此度の相手はホラー。ホラーとは『得体の知れない、対処不可能なもの』なのであるから怖いのであって、『原因はさておき殴れば対処は可能だし、10体いる』となれば、良いとこアンデッドと同等レベルにまで恐怖のランクは落ちる。
イレギュラーズはプロフェッショナルなのだ。殴って対処できるなら怖いものもな
「ほんとに呪いのヤッキーがいるのっ……怖いの!」
と、『緋焔纏う幼狐』焔宮 鳴(p3p000246)が、ちょっと震えながら言った。よかった、ちゃんと怖がってくれる子もいた。
さてさて、そんなこんなで、イレギュラーズ達は件の廃屋の前にいた。
「とりあえず、簡単にだが、バリケードや落とし穴などは掘っておいた」
『深淵を識るもの』ウィルフレド・ダークブリンガー(p3p004882)が、スコップなどを担ぎつつ、言う。今回の任務は、ヤッキー人形の全滅である。念のため逃げられぬよう、屋敷の窓付近などをふさいでおいたわけだ。
「ん、お疲れ、《Deus》の人。しかし、やー、こういうのって大体練達の仕業だよねー」
『Esper Gift』クロジンデ・エーベルヴァイン(p3p001736)の言葉に、
「こういうのって、錬達の責任問題になったりしないのでしょうか?」
と、小首をかしげる『夢見る幻想』ドラマ・ゲツク(p3p000172)である。
真面目な話をすると、ならないと思われる。とりわけ今回の件は、練達が原因と断言できないのが実情だ。巷にて囁かれている発生原因は、あくまで噂の範疇を出ない。明確に練達が原因である、と言う証拠がなければ、訴えることは難しいだろう。
それはさておき。
『皆、準備はいいかな?』
『“燃えた”男』ジェームズ・バーンド・ワイズマン(p3p000523)が声をかけた。
イレギュラーズ達が頷くのへ、ジェームズもうなづきで返した。ジェームズは、廃屋の扉に手をかけると、ゆっくりとそれを開いた。ぎぃ、ときしんだ音をたてて廃屋の中身があらわとなっていく。
「こんにちわ、わたし、ヤッキー」
とたん、足元から声が聞こえた。牛刀を片手に、カタカタと口を開閉し、お決まりの文句を言うヤッキー人形が、こちらを見ていたのだ!
全員が流石に思わず身をすくめる。真っ先に動いたのは『KnowlEdge』シグ・ローデッド(p3p000483)だ。シグはオーラの縄を生み出すと、ヤッキー人形へ向けて投げつける。
「ははは、おやおや」
等と言うのは、ロープにより身動きが取れなくなったヤッキー人形である。
「ひどい、いたいけな人形にこのような仕打ちを?」
ぱちぱちと目を開閉させながらのたまうヤッキー人形へ、
「いたいけな人形は牛刀なんか振り回さないだろ!」
と、至極もっともなツッコミを返しつつ、サンディが放った火花が、ヤッキー人形の頭に火を点ける。
暴れることもなく、ヤッキー人形は沈黙した。
「ふむ。……お仲間、と言った所か?」
しゃがみ込み、討伐したヤッキー人形をつまんで持ち上げてみるシグである。自身の本体は『魔剣』であるとはシグの言だ。同じ無機物と言う共通点からだろう、その哀れにも燃え尽きたヤッキー人形の姿に、何かしらの思う所が、
「……最も、この様な仲間はお断りなのだがな」
そう言って、放り投げた。
『昔観た某ホラー映画の様な存在だね。ある種の科学と神秘の融合物なのだとしたら学術的興味が燃え上がるが……どうだろうね?』
ふむん、と唸りつつ、ジェームズが言う。
「そこはわたしも気になります。わたしとは一体何なのか。それは永遠の命題。所でこんな話を知ってる? 昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがね――」
カタカタ、カタカタ。口を開閉させながら言うヤッキー人形がいるのは、ジェームズの背中だ! いつの間に張り付いたのか!
『おおっ!?』
流石のジェームズも、これには驚いた。慌てて背中に手をやるが、ヤッキー人形もうまく逃げる。
「やめなさい、やめなさい。わたしはあなたの背中に張り付いて、怖い話をするだけのスタンド・バイ・ミー。無害だよ?」
「うわあああんっ! 全然無害じゃないのーっ!!」
叫びながら放った、鳴の魔弾がヤッキー人形に直撃する。たまらず宙を舞うヤッキー人形に、
「ちょっと心臓に悪いねー」
と、クロジンデが威嚇の魔術を放ち、地面に叩き落とした。
「手加減をしてくれるなんて。もしかしてあなたはいい人?」
と、尋ねるヤッキー人形へ、
「いやいやー、射程距離の問題だねー」
あっさり否定するクロジンデ。
「大丈夫だ、トドメは俺がさす」
ウィルフレドが放つ鉛玉が、ヤッキー人形をハチの巣にする。
『いやはや、助かったよ。流石に神出鬼没だね』
背中をさすりつつ、ジェームズ。
「都市伝説を物理排除、って言うのもロマンがないなぁ、と思ったけど。なかなかどうして、ちゃんとホラーしてるねー」
「そういってくれると、少しうれしいヤッキーです」
クロジンデの言葉に、ははは、と答えるヤッキー人形。
「まぁ、もう慣れたよ」
突如現れたヤッキー人形に、慌てず動じず。ラダは射撃を行い、
「三度目ですからね……!」
ドラマの魔術が、その傷を『逆再生』し、広げていく。
『これは先ほどのお返しだよ』
と、ジェームズが魔術弾を放って仕留める。
「これで、あとは七体ですね……」
ふぅ、と一息つきつつ、ドラマが言う。
「そう、私達はあと七人いるのです」
ヤッキー人形の声が響く。イレギュラーズ達はあたりを見回すが、ヤッキー人形の姿は見えない。
「どこにいる。姿を見せろ、ヤキゴ――」
「それ以上はダメです」
ラダの言葉に、やんわりとくぎを刺すヤッキー人形。
「それにわたしたちはヤッキー人形。他人の空似、勘違い。いいですね?」
「ふむ、目の錯覚だったか……?」
なんとなく頷いてしまうラダである。
「どこにいる。それはもちろん、この屋敷の中。姿を見せろ。それは皆さんが、屋敷の中に入ったら」
「先ほど皆さんの前に現れた三人は、いわば斥候。ちょっとした様子見」
「狩られると分かって外に出るものは、わたしたちの中には居ないのです」
「わたしたちの知性は人間並みなので」
「情報確度はAなので」
「わたしたちはかしこいのです」
「サービスタイムは終わりました」
カタカタカタ。カタカタカタ。七人のヤッキー人形たちの言葉が、屋敷の中より響いてくる。
「ううん、ここから先は、突入するしかないみたいなのー」
鳴が言うのへ、
「そうですね……もう完全に警戒されてしまっているようですし」
ドラマが頷いた。
「なら、皆で突入と行こう」
サンディの言葉に、イレギュラーズ達は頷く。
そして、イレギュラーズ達は、屋敷へと進入した。
●呪いの屋敷・ヤッキー人形編
「ははは。ようこそ、わたしたちの潜伏場所へ」
屋敷へと進入したイレギュラーズ達を迎えたのは、ヤッキー人形の声である。
屋敷は廃屋、と言う情報通り、あちこちが痛んでボロボロであったが、戦闘行動に差支えのあるような様子はなかった。あたりは薄暗く、いつヤッキー人形が飛び出してくるかもわからない。イレギュラーズ達は、改めて隊列を組み直し、ヤッキー人形の襲撃に備える。
「おい、入ってきてやったぞ。姿を見せろ!」
サンディが叫ぶ。
「はい。それではお望みどおりに」
すっ。すっ。と――。
周囲の物陰から、何かが顔を出した。
その数、7。いずれも体長30cmほどの、人形である。
呪いのヤッキー人形。皆手に牛刀を持ち、こちらを見つめている。
「なるほど、囲まれているな。まぁ、でなければ誘い込みなどはしないか」
ラダが銃を構えつつ、言う。
『だが、今や数の上ではこちらが有利だ。このまま押し込みたい所だね』
ジェームズが言うのへ、
「いえいえ、ここからはわたしたちの手番です。それでは聞いてください。ヤッキーの幸せなお話、第35話――」
「足元に忍び寄る魔剣、と言う怖い話は如何かね?」
と、シグの声が、それを遮った。
「おや」
ヤッキー人形が足元を見やると、物質透過の能力により、屋敷の壁から侵入したシグが、今まさに奇襲を仕掛けんとしている所であった。
「良いプレイングですね」
「プレ……? よくわからんが、褒めてくれるならありがとう」
シグが言いながら、衝撃の術式を放つ。ヤッキー人形が吹き飛ばされる。それが戦闘の合図となった。双方が一斉に構え、動き出す。
「そのまま寝ちまえっ!」
サンディが叫び、射撃。シグが攻撃したヤッキー人形へ追撃を行う。もんどりうって倒れるヤッキー人形。動かない。
「ヤッキーの幸せなお話。第78話。これは、長い放浪の果てに再会した恋人たちの物語なのですが――」
「もー! そういうのはやめるのー!」
鳴が叫びながら、付与された呪いを解くべく、解呪の術式を発動する。
「いやー、流石に一斉に襲い掛かれる光景は怖いかなー。ユリーカがおねしょしちゃいそー」
魔弾をぶっ放しつつ、クロジンデが一人ごちる。しないのです! おねしょとかもうしないのです!
ウィルフレド、そしてラダがヤッキー人形を片っ端から狙撃していく。
「さて、最後衛だ。比較的安全な分、前衛以上に働くさ」
呟きながら、射撃するラダへ、
「ですが、そんなあなたに忍び寄る。わたし、ヤッキー」
しかし、ラダはカンテラの明かりを反射し、輝くヤッキー人形の牛刀を見逃してはいなかった。すんでの所で牛刀をよける。
「おや、良い回避力。13と見ました」
感心し、カタカタと笑うヤッキー人形。
「こわーいお話をありがとうございます! では、おかえしに、こちらの呪いは如何ですか……!?」
ドラマが放つ、呪いの霧が、ヤッキー人形たちを巻き込む。
「むむむ、これは窒息……わたしたち、息をしているのでしょうか?」
「わかりませんが、これはくるしいですね」
バタバタと、ヤッキー人形たちがもがくのへ、
『ついでだ、動きも止めていくと良い』
と、オーラの縄を投擲して、縛り上げるジェームズである。
もちろん、ヤッキー人形たちも黙ってはいない。牛刀による攻撃は、確実にイレギュラーズを傷つけて行った。呪いへの対策は、しっかり行ってきた者と、そうでないもので半々、と言った所だろうか。とは言え、サポートを担当したイレギュラーズの働きにより、過度に不利になるようなこともない。
乱戦に近い状態であったが、イレギュラーズは一体一体、確実にヤッキー人形を処理していった。無策のまま突っ込んでいれば、数で上回るヤッキー人形たちに少々翻弄されていたかもしれないが、入り口で数体処理できたことにより、数の上でも有利をとれたことが幸いとしたといえるだろう。
「おやおや、これはまずいですね」
と、最後のヤッキー人形が言った。
「何か言い残したい事があるなら、同じ無機物のよしみだ。聞いてやっても良いが」
そういうシグへ、
「では聞いてください。これが最後のヤッキー人形とは思えません。きっと第二第三の」
「そういうのはいいっ!」
ツッコミとともに放たれたサンディの火花が、最後のヤッキー人形を破壊する。
静寂が訪れた。呪いの人形――にしては、なんというか、あまりホラーみがなかった気がするが、なんにしても、イレギュラーズ達は、それらを全て退治することに成功したのである。
『終わり……のようだね? いや、皆、お疲れ様』
と、ジェームズが声をあげた。
イレギュラーズ達の間に、安堵の空気が流れる。
『さて、ヤッキー人形の残骸を集めておこう。少し調べてみたいし、必要なら、お焚き上げ、と言うのかな? 人形供養もやっておこう』
「さ、賛成です! またこんなおかしな人形が出てきたら大変です」
ジェームズの言葉に、ドラマが賛成した。
イレギュラーズ達は、ヤッキー人形の残骸を、屋敷の庭へと集めて置いた。ちなみにジェームズが知識を総動員して調べてみたが、結果としては『よくわからなかった』ようだ。結局、呪いのヤッキー人形の正体はつかめないまま。まぁ、そういうものなのかもしれない。よくわからないことが起こるから、混沌世界と言えるのかもしれない。そのよくわからないことに付き合わされる方はたまったものではないかもしれないが。
「じゃあ、燃やすぞ」
サンディが言って、ヤッキー人形に火を点けた。炎はぱちぱちと燃え広がり、ヤッキー人形をあっという間に炎がなめ尽くす。
「やれやれ。怖い話か。しばらくは沢山だな」
その光景を眺めながら、肩をすくめるラダ。イレギュラーズ達も、内心その言葉に同意しただろう。
夜の闇を煌々と照らすように、炎がぱちぱちと明るく燃える。
恐怖も、呪いも、全てを焼き尽してなかったことにするみたいに。
都市伝説は収まらないかもしれない。都市伝説とは、そういうものだ。これからも、きっと、子供達を――あるいは大人たちを、少しだけ、怖がらせるだろう。
でも、その都市伝説が現実となった存在は、もうこの世には存在しない。
イレギュラーズ達の活躍によって、呪いは断たれたのだから。
了。
「あれ、クロジンデさん、そのヤッキー人形、どうしたんですか?」
「あー、《インソムニア》の人。実はねー、ヤッキー人形の無事な所を集めて、一体作ってみたんだー。ユリーカが好きみたいだし、お土産にねー」
ドラマの問いに、クロジンデが答えた。
クロジンデは、笑いながら、ヤッキー人形のお腹を押した。
「こんにちは、わたし、ヤッキー」
ヤッキー人形が、カタカタと笑った。
了…………?
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
ご参加ありがとうございました。
ユリーカさんからも喜びの言葉をいただいております。以下の通りです。
「いやああああああ! 持って帰ってこないで欲しいのですぅぅぅぅぅ!!!!」
GMコメント
お世話になっております。洗井落雲です。
ヤッキーがせめてきたぞ!
●作戦成功条件
ヤッキーを全て撃退する
●情報確度
A。不確定な事態は起こりません。
●戦場について
ヤッキーたちが集まっている、ある廃屋が舞台です。
中に入れば、ヤッキーたちが一斉に襲い掛かってくるでしょう。
夜であるため暗いです。明りを用意すると良いでしょう。
戦場は十分に広く、足場などのペナルティもないものとします。
廃屋に火をつけても構いませんが、そうした場合、確実にヤッキーは外に、バラバラに逃げ出すでしょう。
●エネミーデータ
呪いの人形、ヤッキー ×10
知能は人間並み。体長は30cm。
一体の戦闘能力はイレギュラーズより劣る程度です。
使用スキル
牛刀を振り回す
牛刀を振り回して斬りつけます。
物・近・単+【出血】
幸せな話
怖い話をして精神的ダメージと呪いを与えます。
レンジ、対象は特殊となっており、『ヤッキーの怖い話が聞こえる全ての人間』が対象となります。
そのため、ダメージ自体はさほど高くはありません。
神・特レ・特+【呪い】
以上となります。
それでは、皆様のご参加お待ちしております。
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