シナリオ詳細
ドッペルゲン草にょきにょきコピーハプニング
オープニング
●ドッペルゲン草がにょきにょきする季節
「「なあ皆、知ってるか! この季節になるとこの辺の森でドッペルゲン草がはえるんだぜ!」」
ぱたぱた手を振ってスマイルする出亀炉 スイカ(p3n000098)ちゃん×3。
「ドッペルゲン草はテキトーな奴に化けてそいつと全く同じような振る舞いをするんだ」
「頭の中までコピーするから合い言葉や目印が全然効果でなくってよー」
「けど村じゃ攻略法が確立してるから、みんな心配するなよな!」
ビッと親指を立てるスイカちゃんズ。
「「おっと言い忘れてたぜ、今日の依頼はこのドッペルゲン草の退――うわああああなんだこいつアタシがいっぱいいるううううううううう!!」」
●意外性で差をつけろ!!
アタシが真のスイカだーといってスイカちゃんたちがスイカ割り勝負を始めたので暫く村長に説明を代わって貰うことにするね。
あと今更だけどここは新緑アルディオ=エルムの下層域。森林迷宮の近くだよ。
「ここから先の森へ入るとドッペルゲン草が出ますじゃ。
こいつらは気配もなくいつの間にか仲間たちに混じっていて、なんの違和感もなく当人として振る舞おうとしますじゃ。
昔は成り代わりや暗殺をもくろんでいるんではと怖がられて来ましたがの、コピーがただただ増えるだけで害らしい害をおよぼさんのです。
大体数日もすればしおれて死にますし、森から出てもしおれて死にますから、村のもんはそう気にしてはおらんのですが……なにぶんフッツーに混じりますもんで、食費が倍かかったり色々混乱したりと地味にメーワクするんですじゃあ」
ほらあんな風に、と指さす村長。
スイカちゃんズが互いにメチャクチャ言われ続けるスイカ割りという不毛な戦いをいつまでも繰り返している。
「ですんで、あえて森に入ってドッペルゲン草を退治して欲しいんですじゃ」
合い言葉も目印もまるで意味を成さないというドッペルゲン草。
しかし完璧だからこそ生じる弱点がある。
それが、意外性である!
「わたくし騒がしいのは嫌いですの。お琴のお稽古があるので失礼しますわ」
急にスイカちゃんが巨乳お嬢様みたいな声をだしてその場にしゃんなりと座った。
「「な、なに!? アタイがお琴だと!? タンバリンすら途中でなげたアタイが……!?」」
「セイハー!」
「「グワー!?」」
村長の村長キックが炸裂し、偽物のドッペルゲン草たちが破壊されていく。
「と、このように……本物ソックリであるからこそ『意外性』を発揮できないのです。
もし自分のドッペルゲン草が現われたなら、自分じゃまずしないようなことをあえてするとよいでしょう。
端から見て『あっこいつはこれ絶対やらないな』と思われたら成功ですじゃ。
勿論、最初に『オレこうすっから』と合図を出しては意味が無いので、唐突にやる必要がありますじゃ」
「そういうワケだZE!」
すっくと立ち上がってどや顔するスイカちゃん。
「差をつけさえすればこっちのモンだ。いくらドッペルゲン草といっても皆で囲んで殴れば恐くないからな!
けどうっかり間違えて自分がグワーしちゃったら……うん、まあ死にはしないだろ! 大丈夫大丈夫!」
そこまで言うと、スイカちゃんは森めがけて走り出した。
「さあいこうぜ! アタシたちの冒険の1ペーjグワーーーー!?」
走り出したそばから木の根っこに躓いて転倒した。
- ドッペルゲン草にょきにょきコピーハプニング完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2019年11月10日 22時20分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●まっちがっいさ~がし~だよ~☆
「俺は『ガスマスクイレギュラー一晃』黒星 一晃(p3p004679)!」
謎の変身バンクでガスマスクを装着し宙返りしながら現われた一晃が着地と同時にベルトバックルのレバーを引き『ケンシューラ! ケケケンシューラ!』と音を鳴らしたかと思うとその辺のよく知らないモンスターにガスマスクイッコーキックを繰り出した。
「騙されるな。そいつは偽物だ。俺こそが本物のマ黒星一晃だ」
巨大なマグロにすっぽり収まり両足(すね毛処理済み)と腕だけ出した一晃が謎のジェット噴射で走り回りよく知らないその辺のモンスターを轢いていった。
「そいつらは嘘をついているウオ。俺が本物の一晃だウオ」
満面の笑顔でダブルピースしながら右肩と左肩を交互にあげる一晃が謎のBGMと共にがに股で反復横跳びを始めた。
「わかるかァーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
『永遠の17歳』四矢・らむね(p3p000399)が、大地に両膝と両拳を打ち付けた。
これまでのあらすじ。
『『おっと言い忘れてたぜ、今日の依頼はこのドッペルゲン草の退――うわああああなんだこいつアタシがいっぱいいるううううううううう!!』』
『『な、なに!? アタイがお琴だと!? タンバリンすら途中でなげたアタイが……!?』』
『セイハー!』
『『グワー!?』』
『このように本物ソックリであるからこそ意外性を発揮できないのです!』
自分そっくりで記憶までコピーするめちゃくちゃ厄介なモンスターを倒す依頼をうけ森へ入ったイレギュラーズたち!
彼らは自分じゃぜってーやんないよな意外性のある行動を目印に偽物を仲間に見つけさせ囲んで棒で殴るという作戦をたてたのだ!
「わかるかァーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
らむね(永遠の17歳)がもっかい大地に叫んだ。
資料とイッコーズを見比べながら旋律の表情を浮かべる『死力の聖剣』リゲル=アークライト(p3p000442)。
「た、たしかに一晃さんは『目的のためなら手段を選ばない非情さ』をもち『自らを示すことに対して積極的』な方……事実として必要とあらばマグロを被ることもガスマスクで変身することもやってのけました。どれも本物としか思えない……!」
「ガスマスクイレギュラー一晃、平和を得るため貴様を倒す! トゥ!」
「墨染鴉、マ黒星一晃、一筋の光となりて混沌を駆ける!」
「ウオウオ、ウオウオ」
途端に殺し合いの喧嘩を始めるイッコーズ。
そのうちどんだけーって言いそうだからイッコーズって呼び方やめない?
「ハッ、待ってください! ちょっとおかしくないですか? イッコーさんってマグロにもガスマスクにもなったけどこの……あの、なんだろう、なんともいえないこの狂ったやつには今までどの依頼でもなったことがないのでは」
「ハッ――!」
その時リゲルに電流走る。
「イッコーさん……貴方はどんな時も真面目で真剣だった。けれど『満面の笑み』を浮かべたことはただの一度だってない! 偽物は貴様だ――流星剣!」
「「グワーーーーーーーー!!」」
ずばーってきりさくリゲルのあれで消し飛んでいくダブルイッコー。
「さすがは歴戦の猛者。よく見抜いたな」
さっきのポーズのまま表情だけいつものに戻す一晃。
リゲルは小さく首を振った。
「「当然です。共に戦う皆さんのことを間違えるわけがない!」」
そして、三人そろってグッて片腕ガッツポーズをとってみせた。
バッとお互いを二度見するリゲルズ。
そして一斉に飛び退き、それぞれの剣に手をかけた。
「「皆さん気をつけて、俺は敵に回すと流石に手強いはず……!」」
「ど、どうしよう……全然見分けがつかない!」
『なぐるよ!』巡理 リイン(p3p000831)はわたわたしてリゲルズをひとりひとり観察した。
腕組みして頷くらむね。
「そりゃ動きから台詞からみんな一緒ですからね。いっそ全員薙ぎ払いますか?」
「もうちょっと考えよう!?」
ぴゃぴゃーっとリインからわたわたのオーラがあがった。
「リゲル君も、真面目に戦おうとしないで意外性のあることして!」
「「ハッ、そうでした!! 俺としたことが目の前の敵にばかり……いけませんね、こんなことでは皆さんの役に」」
「そういうのいいから」
ぴたり、とリゲルズは動きを止めた。
そして。
「お、俺、天義ですごく有名なんだ。コンフィズリーの不正義って知ってる? サ、サインいる?」
てれてれしながらサイン色紙を取り出すリゲル。
「ポテトチップを食べたあと、手を洗わずに剣の練習をしました!!!!」
きをつけの姿勢で急に謎のカミングアウトをするリゲル。
「これらは全部偽物だ! さあ行け! 俺の分身達! 生真面目に敵を囲んで倒すのだ!」
って言いながら片腕枕の姿勢で寝転んで漫画を読み始めるリゲル。
「「………………」」
らむねとリィンはじっくり三秒ほど考えた後……。
「あっ、わかった! リゲル君って必要にかられたらパンツ全身にひっかけてジャンプするけど、人任せにして遊んだりしないよ!」
「それだァ! 17歳クラッシュ!!」
「「グワーーーーーーー!!」」
らむねのダブルラリアットで消し飛ぶ偽リゲルズ。
「ありがとう。分かってくれるって信じてたよ」
漫画本をパタンと閉じて起き上がるリゲル。
らむねズは横ピースをして片足をピョンと上げて見せた。
「「私の17歳頭脳にかかればこのくらいカンタンですよ☆ ――ハッ!?」」
地声が出て一斉に振り返るらむねズ。
「まずいのじゃ! このままでは見分けがつかぬ!」
眼鏡を装着して驚きの表情(?)を浮かべる『大いなる者』デイジー・リトルリトル・クラーク(p3p000370)。
「「はい! 勧善懲悪超絶美少女天使四矢ぁ~ら・む・ね! きらめけ! ぼくらの! らむね様ー! なーんちゃって私ってば意外性の塊だから困っちゃいますね!? あっそうだ新しいダンスを考案したんですよいいですか見ててくださいね――って動き完コピかーい! 途中からグダるところまでそっくりなんてなんだか腹立つ腹立つ腹立つノリ! なーんちゃって☆」」
「全員まとめて殺せば解決じゃのぅ」
右手にレッドムーン左手にブルームーン二つ併せてーってやり始めるデイジー。
「まってー!」
リインが必死に羽交い締めにした。
「らむねさん! 意外性! なんでもいいから絶対やらないことをやって!」
「「えっ、そんなこといわれても……」」
暫く考えた後、らむねズは一人ずつ前に出た。
「一番らむね姫! ちょっぴりえっちなポーズします!」
スカートをすすーってギリギリまで上げて顔を真っ赤にするらむね。
「二番らむね姫! 演歌歌います!」
『幻想旅情恋しぐれ』を拳きかせて歌いはじめるらむね。
「17歳っていうのは嘘です。ほんとは今年で27歳です。
あとらむね星も嘘で生まれも育ちも東北の田舎。母親も普通の日本人です」
「「おまえらが偽物かーーーーー!」」
「「グワーーーー!?」」
偽らむねズをシャドームーンクラッシュで消し飛ばすデイジー。
残った真らむねは完璧な真顔でその場に正座したまま動かなくなった。
「「あ、ああ……絶対しちゃいけない挙動をしたせいでひどい精神ダメージがが……きっとあとで何も覚えてないよね。そのほうが、しあわせだよね……」」
目尻に浮かんだ涙をぬぐうリィン。
ぬぐってから一秒停止し、そしてゆーっくりと互いを見合った。
「「わわ!? どうしよう!? い、意外性意外性! ……お菓子! お菓子すてます! 普段の私なら絶対に拾いに行くはず! え……えいっ!」」
リインズは目をぎゅっと瞑ったままキャンディ包装された飴玉をぺいっと放り投げた。
キャンディがぺふんって雑草の上に落ちた。
放り投げた手がぷるぷる震えている。
「真面目……なんじゃのう……」
デイジーがすごーく優しい目で頷いた。
はううといって慌てるリイン。
「「じゃ、じゃああの虫さんを追い立てます! ご、ごめんなさい!」」
ごめんなさーいと言いながら鎌をぶんぶん振ってその辺の虫を追いかけ始めるリインズ。
それを優しさ100%の目で見つめるデイジー。
「真面目じゃのう……」
デイジーは壺の中に手を突っ込むと。
「ほれ」
裸のクッキーをぽいっと放り投げた。
「「ああぁーっ!」」
ヘッドスライディングしていくリインズ。
一人だけ両手で顔を覆ったリインと見比べて、デイジーはぼうっと月を両手に発生させた。
●サイズは考える
「前もスイカの火との依頼を受けた記憶があるが……今回も変な依頼だな……。
だが深緑の名声欲しいから頑張る……そのためには仕事を選ばない……選べない? いや、流石に悪依頼は選んで避けるが……。
しかしドッペル草か…斬っても草の味しかしなさそうだな。
しかし意外性ね……そういうのは苦手なんだけどな。あ、いいこと思い付いた、相手が真似できなければいいんだろ? なら……」
自分の考えをまとめるためか一人つぶやいていた『カースド妖精鎌』サイズ(p3p000319)は、ふと自分が三人くらいいることに気がついた。
「「――!?」」
直感、即行動。
サイズは激しく跳躍するとそのまま垂直離陸。
邪魔になる枝を鎌で切り裂いて周囲の木の上まで飛び上がった。
が、しかし。
「「うお!」」
木の上高くへ飛べば死亡条件が満たせると思ったが、偽物たちも同じようなことを考えて同じように木の上へと飛び出していた。もっというと死んでいなかった。
仲間たちから著しく遠く離脱したがために援護は望めない。そうこうしているうちに偽物たちに挟まれた。逃げ場はない。
ならば……!
「コアである大鎌を焔式で燃やすか? いや相手は偽物だ。コアなんてない。とにかく燃やす!」
焔式と呪血炎陣を駆使し、サイズは空中での死闘を繰り広げた。
●間違い探し再び
「ひょひょひょひょひょ! オイラはデイジーでやんす! せつないでやんす~~~~~!」
ぐるぐる眼鏡を装着し出っ歯を装着したデイジーが両手の人差し指をつつきあわせてくねくねしていた。
「「なにぃ!? 妾がこんなに腰の低いムーブを!?」」
「そう、オイラちんけな通りすがりの者でやんす。ひょひょひょひょ」
「「やめるのじゃー! 自分で見てて恥ずかしくなるのじゃー!」」
壺を振り上げて威嚇の姿勢をとるデイジーズ。
……を。
「わたくしビーーーーーーーーーム!!」
「「グワーーーーーー!!」」
両手ピースをおでこに当てた『きらめけ!ぼくらの』御天道・タント(p3p006204)の光線が消し飛ばしていった。
「ひょっひょっひょ! よくぞ見破ったのじゃ! ほうびに手乗りゴリラを……ゴリラを……何!? 妾の呼びかけにゴリラがやってこないでやんす!」
「気に入ったんですのね!? その口調!」
「ある意味本物を本物が超えた瞬間よね……」
タントの頭上でまあるくなる『鶏が葱を背負って来る』トリーネ=セイントバード(p3p000957)。
「「オーッホッホッホッ! みな様のコピーを見抜けないわたくしではありませんわー! ――わ!?」」
ぺっかぺっか輝く(点滅する)三人のタントズがお互いを見合った。
「でましたわね!」
エクセレントロイヤルシャイニングモリガールポーズ!
「わたくしの!」
スーパーカーニバルソイヤソイヤオンステージポーズ!
「偽物」
正座。
「あなたたちが偽物ね! コケびーーーーーーーーーーむ!!」
「「グワーーーーーーー!!」」
飛び上がって翼を広げた神々しいポーズで謎ビームを放って偽タントズを消し飛ばすトリーネ。
「「やりましたわ、トリーネ様!」」
「また増えてる!」
「そおい!」
タントの指ぱっちんと同時に、沢山のタントがにょきにょき生えてきた。
\きらめけ!/
\ぼくらの!/
\\\タント様!///
「「――の、全員わたくしバージョンですわー!(パーリナイスターニンジャポーズ)」」
「今ポーズをとっているのが偽物ですわ!」
「コケーーーーー!」
「「グワーーーーー!!」」
「「やりましたわねトリーネ様!」」
「タントだけ増えすぎじゃ無い!?」
「「たしかに!」」
タントはぐいっと振り向くと、タントを木の幹まで追い詰めて壁ダァンした。
そしてタントの顎をくいっとあげ、タントに顔を近づけるタント。
「──結構、カワイー顔してんじゃん?」
「これは見たら分かるわーーー!」
「グワーーーーー!」
「「今度こそやりま――またですわーーー!」」
スッテーンと倒れるタントズ。
「こうなったら最後の手段。ごらんあそばせ!」
タントは真顔で振り向いた。
「パンドラ使用。アドリブ禁止」
「コケーーーーーーーー!」
「「グワーーーーー!!」」
ぜえぜえはあはあするタントとトリーネ。そして仲間たち。
「こ、今回はしつこかったわね……けどもう大丈夫よ。今のパターンを繰り返せばドッペルゲン草なんて――」
全員の頭の上で、トリーネズが翼を広げた。
「「恐くないわ!!!!!!!」」
「「すっごく増えてる!!!!!!」」
「「本当だわ!!!!!!!!」」
コォン(時が止まる音)
――困ったわ。ハロウィンのお菓子でたけのこときのこをどっちも差し出された上に、試すようなまなざしで見つめられたときくらいに困ったわね。
――大体なんで私みんなの頭の上に乗ったのかしら。普段そんなに乗らな……あっ、でも過去二回か三回くらい乗ってたわ!
――まずはテストよ。どこまで私をまねするか……!
「「こっけこっけ。こけこっけ。こけっこけけっこ、こっけー!」」
翼を片方ずつあげてから反転してお尻をふるトリーネダンスをお楽しみください。(GIFアニメ化はまだですか)
「「まってまだ焼いちゃだめよ!!」」
コォン(時が止まったとしか思えない音)
――意外性の塊と言われたこの私にも禁じ手があるわ。
――そう、きっとこれは私が次のステップへ進むために必要なこと……!
「「ちゅんちゅん! ちゅちゅーん! ちゅん! ちゅん!」」
スズメステップをふんで水に飛び込み慌てて飛び上がってくるトリーネ。(どこにお金払ったらこのアニメみれますか)
「「まってまだある! まだあるわ!」」
コォ――
「不意打ち卵クラッシュ!」
「「コケーーーーーーー!?」」
停止しようとしていた偽トリーネたちに古い無精卵をソォイするトリーネ。
召喚されたひよこたちが『カァカァ!』とかいいながら偽トリーネをべしべし殴りつけていく。
「その気になれば私だって卵を投げるのよ!」
「「コケーーーーーーーーー!!」」
偽物がわかった仲間たちの合体必殺ラッシュ(尺が足りない時に挟まる短縮番合体攻撃だぞ☆)で消し飛んでいくトリーネ。
「正義は勝つのよ!」
翼を広げて勝ち誇ってみせるトリーネ。しかし……。
みごとドッペルゲン草を退治したイレギュラーズたち。
だがしかし、何か大事なモンを失ったような気がしてならなかった。
そしてこんな風にも感じるのだ。
((意外性っていうのも……恐いものだなぁ……!))
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
――みっしょんこんぷりーと☆
GMコメント
■成功条件?
森に入り、現われるドッペルゲン草を片っ端から倒しましょう。
あとスイカちゃんは転んだ拍子にあたまをごっつんして白目むいてるので依頼には参加しません。
■意外性で差をつけろ!
自分のドッペルゲン草が現われたら、自分が本物であることを証明すべく『自分じゃ絶対やらないような意外性のあること』をしましょう。
クールなキャラが突然タンバリンもって踊り出したら多分そいつが本物です。
みんなで囲んで殴れ!
余談ですがドッペルゲン草はコピー元と同じくらい強い可能性があるので、囲んで殴らないと逆に危なかったりします。
(意外性を発揮するシーンがメインなので)戦闘シーンは大体はしょりますが、うっかり本物を囲んで殴ったらパンドラが減ると思われます。
一応の強制解決策として、意外性を発揮せず『俺たち全員をやれ! ころせ!』て仲間に命じることでパンドラと引き替えに意外性ムーブをせずに済むという手もあります。最後の手段として覚えて置いてね。
■相談? なんだそれは……おいしいのか……?
たぶんこれ相談することほとんどないと思うから、ハロウィンのとき貰ったら嬉しいお菓子について話していてください。
もしくは、『俺はこういう奴なんだ』とあえて自己紹介をしておいてください。
■アドリブ度(おおきめ)
自分で自分のキャラを壊していくというシナリオ構成上アドリブの幅も必然的に大きくなります。そういうものと思ってお楽しみください。
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