シナリオ詳細
罪深きは胸、罰与えしは誰の牙
オープニング
●その牙その目その心
リズミカルなステップ。二足で跳ねるその姿はコミカルな愛嬌とヒトに似通った動作から擬人化・擬態化の対象となり続け、寵愛を受けた獣である。
だがその実、油断すればその首を刈るとも伝えられ、多くの伝承にて畏怖された獣でもある。
可憐な姿に喉を覆う毛皮、愛くるしい表情と鋭い牙。庇護欲を振りまき愛を収穫する獣の名は。
●で、刈るのって首?
「うさぎさん、なのです」
『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)がふんすふんすと鼻息荒く迫ってきたことに、イレギュラーズは少しヒいた。否。ドン引いた。
いきなり兎の話を始めるとはどうしたことか。まさか伝承に名高い首を刈る兎とやらが本当に存在するのか。したのか。戦闘に飢えている者ならそう迫ってもおかしくはない。
「いえいえ。そんな恐ろしいうさぎさんの報告は受けていないのです。そんなうさぎさん、いるわけないのです」
ユリーカは断定的にそう言うが、であれば兎がどうしたというのだろう。彼女が鼻を鳴らして興奮するほどの要素が、果たしてどこに? そう聞いたイレギュラーズ(女性)は、次の一言で踵を返しかけた。
「そのうさぎさんは、お胸を刈るのです」
……は?
うん、は?
「通称『むねかりうさぎさん』。お胸が大きい人の胸を牙でがぶってしてぽーんと刈り取るとっても怖いうさぎさんなのです。でも神秘現象だから血もでないし胸だけぽーんってなるって聞きました」
聞いたって誰にだろう。そんな獣との交戦記録なぞ漁りたくもないが。ユリーカはなおも、度し難い情報を続ける。
「刈られたお胸は、うさぎさんを倒すまで持ち主に戻らないのです。持ち主はお胸がなくなったことに気づきません。お胸があったことを忘れるのです。でも、皆はちゃんと覚えているのです。……そしてそのお胸を、今度は『ない』ひとに押し付けるのです」
ぺたぺた、と成長過程の胸を叩いてユリーカは続ける。目。目怖いって。
「おむねをわけてもらえるのです……刈られた人以外みんな覚えてるのです……」
- 罪深きは胸、罰与えしは誰の牙完了
- GM名三白累
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年03月08日 21時20分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●狩人の道理
「いやはや、情報屋の少女の……あの鬼気迫る形相には驚かされた」
「凄かったよね‥‥ボクは胸カットしてもらった方がスッキリして動きやすそうだなぁ、って思ってるんだけど」
『放亡』Svipul(p3p004738)と『ケルベリーゼ』スフィエル・モフ・ケルベリーゼ(p3p002316)はユリーカの表情を思い出しながら苦い顔をする。スフィエルの言葉にびくりと反応した仲間達が幾人もいるわけだが、彼女のなにげない一言が『おむねない勢』を傷つけたとは、さしもの彼女も思うまい。
「いやー、私もあと3、4年後だったらおむねを狙われる側だったなー! 危なかったなー!」
『らびっとびーあんびしゃす』ルネ・リエーヴル(p3p000726)は殊更に「もうちょっと遅かったらなアピール」に精を出していた。そりゃ、まあ。彼女はまだ成長途上にあるので希望は残っているかもしれない。かもしれないが‥‥ものの話には『胸の成長は人間年齢にして16程度まで』という話もあるにはあるので期待薄である可能性が高い。『混沌』の律が彼女にどう作用するか、までは事実どうなるか不明なのだが。
「もしかして、目の前に胸があったらつけたり奪ったり繰り返すのかな‥‥」
『砂の仔』ジュア(p3p000024)は自らの胸元と周囲の胸元とを比べてからそう言った。顔を上げ、『仲間が多い』事実はともかく。胸囲の変化があった時、喜びそうな仲間は多い。もしかしたら、一般的には喜ばれる特性なのだろうか。だが、それでも動きを鈍らされたり肉体的な痛みを受けてしまうのはどうなのか。一拍の思考の空虚をおいて、それはだめだ、と彼女は遅まきながら理解した。
「むねかりうさぎねー。……負けても意味がないし、気をつけないとねっ!」
「そ、そうだよね! 困ってる人がいるんだもん、退治しちゃわないといけないよね!」
『ただの手品師だよ?』ミーシャ・キュイ(p3p002182)の言葉に若干の間が見られたのは、『負けるに足る状況』を想定したからである。
『炎の御子』炎堂 焔(p3p004727) もまた、ミーシャの言葉に合わせてこくこくと首を振る。負けてはいけない。相手は迷惑な存在なのだ。そうだ、敵。倒すべき相手だ。
けどなあ、と2人が顔を見合わせて、すぐさま気まずそうに視線をそらした気持ちも理解出来よう。ミーシャの慎ましい胸を覆うサラシは今回の対策なのだが……嗚呼悲しいかな、こういうのを人は『フラグ』と呼ぶのである。
「物理的におムネを刈り取るワケじゃないから良いけど、なんだかヘンテコアニマルだにゃ」
「ヨにも珍しい……ホシイとは思わないし狩るケド」
ニル=エルサリス(p3p002400)のぼんやりとした口調に、『ガスマスクガール』ジェック(p3p004755)の言葉が続く。ニルはその豊かな胸をサラシに押し込め、ジェックは理解できない敵に対する嫌悪感をガスマスクに押し込めている。まあ、胸は各々の個性なのだが。
「ところでこのうさぎ、一匹くらい捕まえて有効活よ」
ルネが何事かいいかけて激しく咳払いを交えると、焔が温かいものを見る目で彼女に握手を求めた。考える事は一緒だった。口にするかどうかの違いなだけで。固く握られた互いの手の平を通じて、2人はここにハイ・ルールを超えた何かで繋がりを得たのだった。実現しないんだから想像するくらいセーフ。
「ボクは胸カットしてもらった方がスッキリして動きやすそうだなぁ、って思ってるんだけど」
「私も、肩の凝りや神経痛の元になるので、私は正直取れるなら取り外したいのであるぞ」
エルとSvipulは持つ者としての苦労をつらつらと述べるが、周囲から賛同を得られるかといえば難しい。返ってくるのは羨望とほんの少しの嫉妬が混じった視線ばかり。苦労しているのは伝わってくるが、さりとて理解してもらえるかといえば難しく。
『いつもいつも食べすぎなんだワン』
『栄養が胸に偏ってるんだワン』
エルに至っては両手の犬、『プニ』と『ムニ』から反論を受ける始末。食べ過ぎで胸が大きくなればどれだけよかったか。そんな少女達の悲鳴が聞こえるようであった。
「近付いてきてるね。こっちに気づいてる……?」
一同の悲喜こもごもが感じられる中、ジュアは片手をあげ、周囲に警戒を促す。あらかじめ取り決めていた組み合わせで分かれた一同は、うさぎ達の包囲殲滅を企図していた。無論、隠れる側、小柄な側に有利なこの環境で一方的に囲い込むのは無理だが、相手の動きを読み、散開して撃破に回ることは可能だ。可能……なのだが、ジュアの探知能力にかかるや否や、彼我の距離が一気に狭まる。
「扇状になって向かってきてる! 私達に3体、そっちに2体? 速っ……」
ルネが草原の変化を見逃さず、接近の兆候を皆に伝えるが。それにしたって速すぎる。ジュアの探知能力に踏み込んだ次の瞬間には、すでに彼我の距離は戦闘を行えるほどに近く。
「意気軒昂なら申し分なし。シュヴァリエの狩りを今こそ魅せ、ん゛っ」
Svipulは間合いを詰めたうさぎを前にギアチェンジによる反応加速から、先手を打って戦えるかを模索する……だが、草むらから姿を見せたうさぎは勢い良く尻を見せると、後ろ足をもって地面を蹴り、泥を蹴りつけてきた。
「……おしおきが必要そうであるな」
その挑発が彼女の逆鱗に触れた。なりふり構わずの突撃から至近距離まで一気に詰めたSvipulは、レイピアを正面から突き込み、うさぎの耳の先端を削る。獣の悲鳴が耳に心地よいが、聞き続けている余裕もない。互いの攻撃が届く距離。それ即ち、決着を急がねばならぬ距離でもある。
「こっちで足止めをするお。間合いに入ればこちらのモンだぬ」
ニルはうさぎの一体が動きを止めたところに間合いを詰め、一気にトンファーと拳足を組み合わせた連撃を叩き込む。十分な手応えにはやや足りぬが、それでも手傷を負わせた事実に違いはない。
「足を止めましたね? 行きますよ!」
ルネは素早く弓を構え、Svipul側のうさぎへと矢を放つ。獣を狙うことに注力したその一射は、見事兎に突き立ち、傷を与える。
応援に向かおうとした残り1体のうさぎは、横合いから振り抜かれた焔のハルバードに阻まれ、向かうことはかなわない。
「悪いけど、ボクが相手だよ!」
あからさまに不機嫌そうな顔を魅せたうさぎにちょっとした敗北感を覚えた焔だったが、四の五の言っている場合でもない。全力で振り下ろされたハルバードは、うさぎの胴をかすめ、地面をえぐった。
三体を相手取り、優位に動くB班の面々。やや背後に身を置いたルネの表情に微妙さが見え隠れするがそこはそれ。上手くいけば、封殺もありえるか。
「セナカ向けたヨ! イマだ!」
「後ろががら空きだね?」
「ブーッ!」
跳ね上げられた泥を僅かに受けながら、ミーシャはうさぎにむけて奇襲を仕掛ける。泥を跳ね上げる直前に後ろを向く特性を利用し、ジェックの指示に合わせ後の先をとった格好である。
不快げなうさぎの鳴き声が響くが、勝利のためならそれすらも気にはすまい。スフィエルに向かったうさぎは彼女に任せ、ミーシャはうさぎから視線を離さない。こころなしか、足を地面に叩きつけて不満を表明している気配。……心外である。彼女はそう思った。
「気合い入れて行くよっ!」
プニとムニの合いの手を聞きながら、スフィエルは一気に間合いを詰めてきたうさぎを仕留めにかかる。連続した拳の乱舞は、確かな狙いでうさぎの胴を打つ。手応えは十分、しかし倒すには浅いか。上手く倒すとすればどう立ち回るべきか、後ろには通さぬように……そう意識を割いていた彼女は、うさぎが思い切り口を開いたその『兆候』に気付くのが一瞬遅れた。
「危ないっ!」
ジュアの声とともに放たれた矢がうさぎに届く直前、その動きは消失していた。
……そして、次の瞬間にはすでに、スフィエルの胸が消失していた。
●本番はこれからだ(笑)
一同は、絹を裂くようなスフィエルの悲鳴に視線を向けた。次に、驚きで声を失った。
胸で支えていた衣装がわずかにはだけ、草原に差した陽光が彼女の胸元を照らす。照度の関係だろう。その部分は見えない。何が起きたのか、きょとんとした顔の本人はおろかプニとムニすら理解していないではないか。
「あれが例の‥‥であるか」
「みたいだぬ」
Svipulとニルは何が起きたかを察し、正面のうさぎの動きを警戒した。……したのだが、うさぎ達の速度に思考が追いつくにはちょっとだけ遅かった。
次の瞬間、Svipulの胸甲は支える部位を失い肩にその重みを伝え、ニルのさらしは体積の変化ではらりと落ちそうになった。即座に居住まいを正した2人だったが……やはりキョトンとした様子で、反応に窮していた。
何が起きたか、よりは『なぜその衣装を着ていたのか』。そんなに大きい胸ではないのに。そんな恥じらいを感じられた。
「胸にキョーミないケド、見れば見るホドおかしな能力ダネ」
ジェックは怪訝な表情うさぎ達を見ていたが、混乱に乗じて向かってきたスフィエル側のうさぎが向かって――その胸を、盛った。途端、不自然に胸回りの生地がびよんと伸び、彼女はやや前のめりに。見る者が見れば扇情的に見えるだろうが残念、彼女の表情はガスマスクの奥だ!
そして、混乱状態の一同を引っ掻き回すのが胸あるもの、そして無い者への行動であるならば。うさぎ達の標的は自明。
「うわっひゃ……ああああああ胸! 胸! おっぱいですよおっぱい! いやーきついなー! 胸元がきついなー! もうちょっと私もなー!」
「嬉しい……けどこの状況でもらうのはちょっと空気を呼んでほしかったよね!」
ルネと焔は降って湧いた一世一代の好機に胸元を見て己の幸運を喜ぶが、焔はその時点で2体1の構図となってしまっている。正直とても不利だが、胸を得てテンション上がってるルネの射撃の精密さはそれでもなお鋭く、尻尾が照らされた側を撃ち抜いた。あらかじめ、焔のギフトによりマーキングされた個体。そちらが弱っている、と判断したのだ。
一方、『選ばれなかった側』の想いも様々なのだが、ジュアはその体積変化を冷静に観察し、『もしものときの栄養タンクとしては便利だな』と思ってた。そんなラクダのコブみたいな感想でいいのだろうか。
「この服、もうちょっと控えめでもよかったよね。……胸元とか」
『布面積を考えなさすぎるワン』
『身の丈にあってないワン』
奪われた側であるスフィエルは空いた胸元をつまんで首を傾げるが、プニとムニも『ないこと』を前提として同意を返す。合わせて1人の存在であるゆえに、記憶もまとめて失っているとみえた。
「身の丈に合わぬ鎧というのは恥ずべきであるが、何故か非常に身が軽い! このまま一気に決着をつけてくれよう!」
Svipulは胸甲の後ろの紐とかそのあたりを締め直してバランスを取ると、喜々としてうさぎに襲いかかる。速力で勝る相手のヒットアンドアウェイは面倒だが、根性で突っ込んでいくあたりは流石というか。
「ちょっと……混乱が激しいけど、今のうちに回復しておかないと倒せなくなるかもしれない。本気でいこう」
ジュアは周囲の狂乱や狂奔を前にして、当事者でない分いくらか冷静だった。すでに一体は倒せているようだが、胸の移動をやらかしたうさぎ達は未だ健在。
自己回復程度はできるが、このままだとジリ貧になるのは否めない。胸のやり取りに関わるうさぎは接近戦を仕掛ける分、前衛とのダメージレースになればチャンスはある。
戦力の優劣だけならまあ。居並ぶイレギュラーズは大なり小なり経験を経たひとかどの戦上手共である。多少胸が増えたの減ったの、ぶっちゃけ致命だの泥沼だの暗闇だのの不利で前後不覚になるような者はいない、はずなのだ。
「ちょっ、やめっこの胸は取らないでくださいー!」
「ナンだったのカナ。ちょっと胸が重かった気がしたケド」
「うわぁ、サラシが弾けた!?」
だが、流石に胸が増えたり減ったりを数十秒の間に繰り返されれば、そりゃまあ混乱くらいする。あとミーシャのサラシはお約束どおりはじけ飛んだ。
「まあ、確かに……あればあるで……悪くない、かも」
そしてジュアもいつの間にか胸を盛られてちょっと満足げに思ってしまう自分がいることに気付く。これで長距離の運搬任務も安心と信頼の依頼達成! アリかもしれない。
「ぐわっ……!? あ、ああ、くそっ……!」
Svipulはのけぞり、飛びかけた意識を運命を強いて意識を保つ。気づいたら胸元がふっくらしている。これが本来の自分である、という謎の天啓に口惜しさを覚えなくもないが、一時の記憶を思えば非常に弄ばれた気分。清楚な表情に赤みがさし、握りしめた得物をすぐ近くのうさぎへと叩きつけた。一刀のもとに、うさぎは命を散らせた。
草むらの隅で、水の跳ねる音。おもわず振り返ったうさぎは、しかし背後から強襲したミーシャにより意識を断ち切られた。なんとか命はあるが、抵抗はできまい。申し訳程度の手品師要素で気を引いたつもりだが、成功したらしい。
「皆がお胸を揺らしてる……羨ましいなあ」
焔はふたたび、胸を失っていた。もとに戻った、というべきなのだがその間の記憶がないため、不当に自分だけ輪から外れたような疎外感を覚えたのだ。その怒りを得物を思い切り振り下ろすことで解消しようとするが、割り切れない。ああ、失った物を認識できないというのは斯くも悲しい話なのであろうか? 彼女も先程まで結構嬉しそうにしていたのだが。
まあ、そういう感じで、なんだかんだで色々と混乱はあったしSvipulはパンドラの力で復活劇を魅せたりして各々ドチャクソ頑張ったおかげでうさぎは一体を残して討伐された。
ミーシャに耳を握られ、息も絶え絶えのうさぎが最後の一体である。
「殺さなきゃだめなのかな? 戦闘不能じゃだめなのかな? これで胸が戻るなら一体くらい」
「食べても許されるのかにゃ?」
ミーシャが神妙な面持ちで周囲に問おうとした言葉は、ニルにより遮られた。ハイ・ルールは大事だしね。しかたないね。
「た、食べないでくださいー!」
「ルネさんは食べないよ!」
ルネの反応も含めて、またひとつのアレなのだが。うさぎは結局しめやかに全滅し、全員の胸はもとのサイズに戻った……のだが。
参加者全員がその後数時間~半日ほど『なかった記憶』『あった記憶』のフラッシュバックで色々大変だったのは残念ながら事実である。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
お疲れ様でした。
色々とアレげにソレな内容ではありましたが、総じて安定した戦闘運びであったことは保証致します。
参加された皆さんが全員女性ということで、悲喜こもごもありましたが……男性だったら、とかもうちょっと混沌としていたら、とか。色々と思うところも、あるものです。
GMコメント
深いのは罪じゃなくてその胸の谷間だろ、ってやかましいわ。三白累です。今日は変化球とかそういう感じです。めっちゃ鋭く突っ込んでくるスライダーなのはさておき。
●成功条件
『むねかりうさぎさん』×5の討伐
●情報確度
Aです。OPの情報、補足事項から読み取れる内容以上のことは発生いたしません。
●『むねかりうさぎさん』
兎型の獣。豊満な胸を狙って刈り取り、貧相な胸に押し付ける、なんか地球の島国のとあるこぶとか取る鬼みたいな牙を持っています。機動力6。とんでもなく速いです。
・バストカットα(至単神、中威力、ロスト5/致命/呪い。『胸が大きいこと』『胸に筋肉がついていること』に由来する外見特徴、及びイラスト特徴を持つ対象にのみ発動)
└胸を奪われます。奪われた対象は『胸が大きかった/筋肉質な胸であった』記憶を戦闘中に失い、そうであったように振舞います。
・バストアプライα(中単神、低威力、泥沼/呪い/ダメージ20。『胸が小さいこと』『貧相であること』に由来する外見特徴、およびイラスト特徴でもっとも『それっぽい』対象に発動。『バストカットα』後のみ発動)
└胸を押し付けられます。あまりの重さに動きを制限され、また、『胸がない本来の記憶』を引き継ぐため戻したくなくなります。
・ダーティファイト(超単物、中威力、暗闇)
└泥を蹴りつけ遠くまで飛ばします。兎の蹴り足は鋭いのです。
●戦場
雨上がりの草原。足元の視界が悪く、不意打ちの危険性がやや高い場所です。
機動力などに悪影響はないのでご安心ください。
これも運命(さだめ)。ご参加お待ちしております。
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