シナリオ詳細
女騎士狩り
オープニング
●実りの季節がやってまいりました
夏の暑さも和らいでくると実りの季節がやってくる。
山々に赤みが差し込んでくるのはもう少し先の話だが、早熟の果実もあるものだ。幻想のとある地方。ここでも、早々に確認された風物詩があった。
「くっ、殺せ!」
女騎士である。半壊した板金鎧を何故か着せられたまま後ろ手を縛られ、地面に転がっている。気の強そうな眼差しはまっすぐに君を射抜いていた。
女騎士の説明は必要ないだろう。今時分、幼年校の教科書にも載っていることだ。
「心まで好きにできると思うな!!」
この地方では、秋になると女騎士がよく捕れる。捕れるというか、たいていその辺に転がっている。熟しすぎて木から落ちた柿のようなものだ。
実際には他領からのスパイだとか女騎士の格好をした野盗の類だとか言われていたが、悪さをしようとしても村人にすらあっさりと捕まるので、適当にその辺にほったらかされていた。
「くっ、殺せ!」
なんだか人聞きの悪い鳴き声を除けばさしたる実害もない。秋になると出てくるものだから、鈴虫や秋茜と同じような扱いを受けていた。
ただ、今年は話が違う。
「「「「「おのれ卑怯者!!」」」」」
視界に映る無数の女騎士が一斉に喚いた。見渡す限り女騎士女騎士女騎士女騎士。それらがわらわらと野山を駆け回っている。
そう、今年は女騎士が大量発生したのだ。
「ニャア、70越えた爺様でも捕まえられるもんで、ひとりふたりじゃあどうとでもニャるんだけどね。流石にこう数が多いとってンで、こっちにお鉢が回ってきたってわけサ」
確かに、ここまで女騎士が増えてしまうと、体力のある者を使って一気にやらねばならないだろう。
「ざっと、300ってとこかね。よくもまあこれだけ用意したもんさ。じゃ、後は頼んだよ」
情報屋が袖をひらひらと振って帰っていった。
「くっ、殺せ!!」
- 女騎士狩り完了
- GM名yakigote
- 種別通常
- 難易度EASY
- 冒険終了日時2019年10月15日 22時50分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●女騎士は捕まって縛られても何故か防具だけは着用を許可されている
はい、えー、じゃあ始業ベルも鳴ったので、始めたいと思います。この講義では、えー、近年増加が問題視されている女騎士について。はい、皆さんと一緒に一年間、学んで生きたいと思っております。皆さんも御存知の通り、一昨年からは上級公務員試験にも出題されておりますので、頑張って勉強していきましょう。
女騎士狩りというと、紅葉狩りと並ぶ人気の行事であるので、混沌出身のイレギュラーズがいれば幼少期に経験のある者も多いだろう。幼年校の卒業までに、一度は学校行事で参加したことも記憶に懐かしいのではないだろうか。
しかし三百というのはなかなか増えすぎたきらいがある。今年はそれほど夏の暑さが続かなかったので、その影響も出ているのだろう。
「女騎士狩りねー」
『緑色の隙間風』キドー(p3p000244)はぽりぽりと頭をかいて、そう言えばまだやったことはなかったなとこれまでの二年間を思い返していく。
「何かが致命的におかしい気がするけど何がおかしいのか分からねえな。なんやかんやこの世界に馴染んで来たって事かねえ……へへ」
自分も混沌の一員か。そう思うとなんだかおかしいような照れくさいような気持ちになって、鼻の下を人差し指で擦っていた。
「女騎士って季節で発生するんだ……」
『ハム子』主人=公(p3p000578)はまだまだ知らぬ世界の常識に圧倒されていた。
「しかしこれだけ数がいると突然変異的に亜種の『男の娘騎士』とか上位種族として『姫騎士』とか混じってたりして」
ははは、人種に向けて亜種とか言っちゃあいけないぞ。そういう活動の団体に見つかったら大変だからね。女騎士はよく狩られるけど同じ人間なんだから。
「ほら、四葉のクローバー的な?」
「ほう……女騎士が300人か。こいつはいいな」
『豚か?オークか?いやORCだ!』O. R. C.(p3p004042)は顎に手を当てながら舌なめずりをしてみせた。
えー、次の行、()内は発声されておりません。
「何せ女騎士つったら感(覚的に1人見る)度3000倍(の人数)だ。殺すなんて勿体ねぇ、まとめてその身体(能力の低さ)を(補うような戦い方が)味(噌だと)わ(かるまで戦)ってやるぜ!」
読みづらい読みづらい。
「女騎士ってあれだろ? よくオークとか魔王とかその他諸々のモンスターとかモブに(検閲音)されるっていう……」
『極夜』ペッカート・D・パッツィーア(p3p005201)の認識は一般的な偏見がやや混じっているものの、概ね昨年の女騎士学会で発表されたとおりだ。もしや、ペッカートはあの学会に出席していたのだろうか。
「こうも沢山いるとありがたみというか希少価値というか……つうか誰が用意してんの?」
「ぇぇと、女騎士ですか。女騎士の、大量発生……あ、頭が痛くなってきた」
『正なる騎士を目指して』シャルティエ・F・クラリウス(p3p006902)が自分の知る常識との違いに苦しんでいる。まだこの世界に不慣れなのだろう。
「混沌が不可思議な事ばかり起きるのはもう、身に染みて分かってる事だったけど……今回のは次元が違うというか! だって人だし! 大量発生ってどういう事なのさ!?」
たくさん出てくるってことだよ?
「女騎士様がたくさん……発生…………???」
ネーヴェ(p3p007199)もまた、現実との乖離に苦しんでいるようだ。
「作物を、ダメにするわけには、まいりません……けれど、その。いとも簡単に、やられてしまう姿は……なんだか、可哀想、ですね」
時折力の強い個体も存在するが、罠とかそういうのにすごく弱い。
「……ところで、女騎士様は。もしかして、もしかしなくても、来年もこうして沢山発生するのでしょうか??」
まあ、気候と世界情勢次第で。
「抵抗できない相手を一方的にいたぶるのって楽しー♪」
『躾のなってないワガママ娘』メリー・フローラ・アベル(p3p007440)が非常に闇が深いことを言い出した。
その言葉に不穏なものを感じ取ったのだろう。シューアクナブタメーとか言ってた女騎士達も一瞬びくってしている。
「元の世界の意地悪な男の子みたいに一生寝たきりの体にしてあげるわ!」
その妙に具体的な末路の宣告に、女騎士たちはより一層の怯えを見せていた。。
「むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。おばあさんもおじいさんも山へ女騎士狩りに……って、なんでよ」
『特異運命座標』遠野・マヤ(p3p007463)はとある童話の冒頭を読み上げると、セルフでツッコミをいれた。はて、秋の風物詩としてなんらおかしくない一幕だが。
「大量発生とか意味が解らないわ。どこかの騎士とかじゃなくて、もしかして本当に『女騎士』っていう固有の生物なんじゃない……?」
撮影器具を向けると『辱めるつもりかー』とか言ってくるぞ。
●明らかに体格が違うモンスターにも単独で挑む習性がある
えー、彼らは。はい、この講義では女騎士のことを彼女らではなく彼らと呼びます。これは近代から現代にかけて女騎士内の男性比率が数パーセント増加したことから、えー、ジェンダー的な差別表現を避けるため、えー、彼らと呼ぶことが女騎士協会でも推奨されているからです。看護師と同じですね。
女騎士の大量発生は作物への影響が激しい。
ひとりひとりが成人女性の平均以上に食べるので、備蓄では飯を与え切れないからだ。
では放置すればよいという声もあるが、腹をすかせた女性が『タカヨージ』とかなんとか言って軒先でくたばりかけているのを見過ごすことなどできるだろうか。
だからこそ、作物を守るためにも捕まえ、女騎士の祖国に送り返してやらねばならないのだ。
祖国どこか知らないけど、捕まえたら習性で国に帰るんで。
じゃあそういうことで、お願いします。
●入団時に「くっ」の発声に関するテストがある
彼らを旧時代的な軍人教育の被害者だという声もありますね。彼らは敵軍の捕虜になると決まって死刑を望む傾向にありますが、はい、御存知の通り現代では捕虜の身柄というのは国際法で保証されております。そのため、えー、無抵抗になった敵兵をただ殺害するというのはグローバルな観点からも推奨されてはおりません。
「それよりもベリショ太眉三白眼そばかすギザ歯眼鏡バレー部主将だよ。ベリショ太眉三白眼そばかすギザ歯眼鏡バレー部主将女騎士」
キドーはどうやら目当ての女騎士がいるようで、三百人の中にその女騎士がいないか探しているようだ。『バレー部主将』のとこが難易度高い。
「いやね、馴染みの酒場があるんだけどそこの店主がベリショ太眉三白眼そばかすギザ歯眼鏡バレー部主将女騎士を欲しがっててね」
燃える石の店主注文多いな。
「なんでも貴重な酒を手に入れるためにベリショ太眉三白眼そばかすギザ歯眼鏡バレー部主将女騎士が必要らしくって。環境が変化したのか最近は数がまあまあ増えてきたけどそれでも中々手に入らないんだってさ」
どうやったらベリショ太眉三白眼そばかすギザ歯眼鏡バレー部主将女騎士で酒が手に入るんだろう。人身売買だろうか。それとも漬けるのだろうか。
「依頼ついでにパパっと捕まえて、店主にツケをチャラにしてもらわねえとなあ!」
「こういう時はお約束に従うとうまくいくんだよ。きっと女騎士ならぬるぬるに塗れたりロープで縛られる機会を逃さないはず!」
という公の発言通り、罠を仕掛けて女騎士が引っかかるのを待ったのだが、これがまたいれぐいだった。
「くっ、なんだこのいやらしい液体は!? おぞましい!!」
罠にかかった女騎士が喚いている。
掘った穴にビニールシートを敷き詰め、そこを粘液で満たしただけのものだったのだが、カモフラージュもしていないのによくもまあ引っかかったものだ。
ついでに言えば粘液に何の拘束力もいやらしさも存在しないのだが、女騎士は身動きが取れない感じで穴から出てくる様子はない。
「や、やめろ、入ってくるな!!」
入ってきていない。もがいているので鎧の隙間に自然と入っていくだけだ。
「くっ、殺せ!」
この粘液穴、非常に有効なのだがひとつ大きな問題があった。
女騎士を回収するためには、自分も穴には居ねばならないのである。
うん、そうなるとちょっといやらしい。
「まずは犬以下のメス犬だと教え込んでやれ」
オークが自分の連れてきた犬達に命令する。ところで、今後はセリフの端折られた箇所を説明しないようにしようと思う。口下手にも程があるオークくんをお楽しみください。
ところで、犬はあっさりと女騎士を捕まえた。
犬に跨がられ、顔をなめられていたのだが、「くそっ、汚い動物なんかと!」とか言いながらされるがままになっていた。とことん戦場に向かないな女騎士。
「邪魔な鎧は引っぺがすぜ。恥ずかしい? ならビキニアーマーでも着せてやるか!」
下卑た笑い声をあげるオーク。女騎士は恐怖に……あれ、ここ説明したとしてもセクハラっぽい。
逃げようとする女騎士。しかしその動きはあまりにたどたどしく、オークにあっさりと組み伏せられる。悲しいかな、女騎士の力ではオークに抗うことができないのだ。
「グヘヘ……鏡を見てみな、もうすっかり女の顔だなぁ?」
わざわざ野山に鏡持ってきてあげたのか。
女騎士が振り向くと、そこにはペッカートが居た。
剣を構えようとするも遅い。既に詠唱は終了し、光る術式陣から今魔弾が解き放たれようと――する前に女騎士が倒れた。魔法陣が光ってて眩しかったのだ。
「おいおい、俺まだなにもしてないけど……戦闘にすらならないなんて鍛錬不足じゃねぇか?」
呆れるペッカートを他所に、女騎士は両目を抑えてのたうち回っている。
「くっ、目くらましとは卑怯な! 殺せ!」
眩しかっただけで死を望んじゃうぞ女騎士。空に浮かぶ城の王様より光に弱いぞ女騎士。
「殺せって言われてもなぁ……」
どうしたものかと自分の頬を指で掻くペッカート。ここまで弱いと、どんな攻撃も致命傷になりかねない。
「それは俺が楽しくないから却下だな。それよりもっと気持ちよくて楽しいことしようぜ? なんだよ顔赤くして……期待してんの?」
なお、このセリフは学会でも女騎士への適切な対応例として広く認知されているものだ。やはりペッカートはこの分野に明るいらしい。
「なんで騎士がこんな珍妙な生き物みたいに……いや、違う。こんなの騎士じゃない。こんなの騎士じゃないもん。きっと、きっとまた別種の存在……」
シャルティエがぶつぶつと何か独り言を発している。この年令にはよくあることだ。現実の厳しさに心が耐えきれないのである。
「身体は好きにできても、心まで支配できると思うな!!」
でも目の前の光景が如何に信じられなくてもこれが秋の名物女騎士である。頑張れ少年、これが現実。
「何もしてません! してませんし極力何もしたくないので大人しくしてくださいお願いですからっ!」
ロープで縛っている間、必死で抵抗している女騎士。しかし力が弱すぎて無抵抗とまるで変わらなかった。
「どんないやらしいことをするつもりだ!!? うわああああ、殺せ! 殺してくれぇえ!!」
「殺しません! 殺しませんから! そんな覚悟決めた目を向けないでっ!?」
「慈悲もないのか!? なんていやらしいんだ!! 殺せええ!!」
「殺しませんからぁ!!」
ネーヴェは困惑していた。
殺傷性の無い低級術を放って様子を見ようとしたところ、「こんなもの、私には通用しない!」とか言って直撃した女騎士が気絶したのだ。
そう言えば、老人でも簡単に捕縛できると聞いた気がする。こういうことだったのか。
放置するのも憚られたので、気を失った女騎士の頭を膝に乗せ、術式が命中した額を撫でてやる。
そうしていると、思いの外早くに女騎士は目を覚ました。
「ええと……痛いの、飛んでいけ。でした、か?」
「くそう、怪しげな術を……痛みが引いていくだと? 馬鹿な、敵である私に……」
「怖いことは、しませんよ。殺しも、しません」
「くっ、しかし私は祖国を……嗚呼、お母さん」
最後何か不穏なことを言い出したので顔にハンカチを当てておいた。別にクロロなんちゃらとか染み込ませてないが簡単に気絶した。
顔を上げると、まだまだ女騎士がいる。ネーヴェと目が合うと、一目散にのったのったと逃げ出した。
「兎が、追いかける側……少し、新鮮です」
メリーの行動は苛烈である。猫騙しをするだけで意識を失うような相手であるというのに、確実に仕留めるためなのか、腕や足を狙ってその行動を潰していくのだ。
「くっ」
「くっ」
「くっ」
女騎士側も、殺せまで言う余裕すらない。腕や足に攻撃を受けるだけで、痛いから気絶してしまうのだ。
「生き地獄を味あわせてあげるわ! 苦しみなさい!」
女騎士に何の恨みがあるというのだろう。かつてこれよりも大量発生した女騎士によって祖国の実りを全て食い尽くされでもしたのだろうか。
「苦しめ苦しめ苦しめ苦しめ苦しめ苦しめ――」
それは怨嗟か、喜悦か。言葉が紡がれる度に女騎士がひとり、またひとりと倒れていく。
「くっ」
「くっ」
「くっ」
ばったんばったん倒れていく女騎士。
「苦しめ苦しめ苦しめ苦しめ苦しめ苦しめ――」
もうこの言葉が発動ワードであるかのように、放たれ続ける術式が逃げ惑う女騎士らを襲い続けた。
「くっ、殺せ!!」
「……じゃあ殺すわ」
ちょっと考えてからマヤがそう言うと、捕まった女騎士はえらく戸惑った反応をしめした。
「お、おおそうか。よし、こ、殺せぇ。怖くなんか、ないぞぉ……!!」
思いの外ヘタレだった。頭を抱えて、とりあえず優しい言葉を探すことにする。
「嫌よ。貴女殺すには惜しいも――」
「仲間に何をするつもへぶっ!」
言い終わる前に、横合いから飛び出してきた別の女騎士がすべって転んで顔からいった。
「……待って。まだこっちの女騎士に対処中なんだからそんなタケノコみたいにポコポコ湧いてこないで!」
しかし女騎士はどんどん湧いてくる。ひとりで三十七人対処するのだから止まっては居られないのだ。
「……貴様らに殺された女騎士の怒りを思い知れ!!」
「殺してないわよ! 貴女どこの緑顔の異星人よ!?」
「もうだめだぁ、おしまいだぁ……」
「どんどんバリエーションが訳わからなくなってきてるじゃない! 一体何処を目指してるの?!」
●直ぐに殺せって言う諦めの良さが落ちやすい原因だと思う
おっと、チャイムだ。はい、じゃあ今日はここまでにしましょう。月末までにハーフオークとオークの抗体の違いに関する社会問題のレポート提出、ちゃんとやっておくように。十六時過ぎたら受け付けないからなー。はい、じゃあ今日は解散。
ちょっとどころではなく、誰の顔も疲労感でいっぱいだった。
別にダメージを受けた記憶もないし、今までであったどんな敵よりも楽な相手だったと言い張ることができる。
それでもなんだろう。
縛られて山積みにされた女騎士達が馬車に揺られて国境までドナドナされていくのを見送っていると、言いようのない疲労感がどっと押し寄せてきた。
了。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
冬は姫騎士。
GMコメント
皆様如何お過ごしでしょう、yakigoteです。
今年も実りの季節がやってきましたが、この地方では女騎士が例年に見ない大量発生をしました。
ひとりふたりはまるで問題がないのですが、こうも多いと流石に作物への影響が考えられます。
小さな領地であるので、村人や騎士団だけでは対処できません。
イレギュラーズの力で、女騎士を全て捕縛してください。
【エネミーデータ】
□女騎士
・板金鎧と長剣を装備した女騎士。鎧の重さでろくに動けず、剣を構えても相手と対峙すると振ることが出来ません(「何だ、急に力が入らなく……貴様、私の体に何をした!?」)
・なにかの任務で出没したはずですが、詳細を知りません。仕えている領主すら知りません。
・300人居ます。
・捕まえるとすぐ「くっ、殺せ!」って言いますが、可愛そうなので殺さないであげてください。
【シチュエーションデータ】
□秋の山
・まだ葉が赤くなりきっていない野山。
・木々はまばらで明るいので、迷うことはない。
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