シナリオ詳細
当たり前で簡単なこと
オープニング
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フラスコの底に溜められた緋色の液体を揺らしながら、アイシャ・ナーヴァ(p3n000078)は問う。
「こんな言葉を知っている? ……一人の殺害は悪漢を生み、百万の殺害は英雄を生む」
スポイトで抜き取られた液体は、そっとペトリ皿に雫を落とす。
即座の回答を求めているわけではないのだろう。彼女の独白、突如閃きのように口を突いて出る疑問は練達の日常の一部であり、幻想で太陽が昇り沈むのと何ら変わりない。
「イレギュラーズは、共通の敵足りえる魔種によってその存在を許されている」
サラサラと流れ出る声は、砂丘の砂が指から零れ落ちるかの如く。耳に障らず、後に残らず、言葉そのまま心を素通りする。
巨大な力――ひいては軍事力と成り得る存在。
ギルド・ローレットが手綱を握っているとはいえ――一定の信用を得られているとはいえ――力というものは、時に恐怖の象徴にもなるものだ。
「大きすぎる力は身を滅ぼす……そうは思わない?」
彼女の誰の返答をも求めない独白は、今日も練達の空気を微かに揺らす――。
●
「また一風変わった依頼なのです」
依頼書を前に、ふんふんと難しい顔で頷く『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)は、前にもこんな依頼が来た覚えが……確か同じ名前だったはず、などと探偵ごっこを繰り広げている。
「内容は……長々としているので読み上げるのは控えます。要は、イレギュラーズの皆さんに、その力を振るう理由を教えて欲しいらしいのです」
あるじゃないですか、誰々を守るためーとか、自衛のためーとか。そんなのでいいのです! と依頼書をパタパタさせるユリーカ。
「ぶっちゃけてしまうと、依頼人に理由を話すだけで報酬がもらえるリーズナブルなお仕事だったり……しかも、用事があるとかでローレットまで来てくれるらしいのです」
いろいろとぶっちゃけ過ぎたきらいはあるが、ユリーカの言うことは全て事実以外の何物でもない。溜息は漏れそうだが。
「危険も無いので、ちゃちゃっと片づけるのですよ!」
- 当たり前で簡単なこと完了
- GM名鉈
- 種別通常
- 難易度EASY
- 冒険終了日時2019年06月19日 21時45分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
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――練達製自動議事録作成機Writeによる報告書――
●旅人:『死を齎す黒刃』シュバルツ=リッケンハルト(p3p000837)
「俺は別の世界で生まれて、この混沌って世界に召喚されてやってきた」
ローレットの一室。分厚い扉の外の喧騒とはかけ離れた空間で、シュバルツの声が響く。
「元の世界で、俺は孤児だったんだ――」
訥々と、彼は語る。
彼はまだ幼い頃、不慮の事故で両親を亡くした。
戦争で国全体が貧しい時分で、それは引き取られた孤児院も例外ではなく――しかし、彼は寂しくはなかった。
そこには孤児の仲間と、優しい院長の婆さんがいたから。
「んで、院長には娘がいたんだ。俺よりちょい年上の、ぶっちゃけると俺の初恋の相手なんだが……」
――不幸な事件があってな。そいつ、死んじまったんだ。
そう口にするシュバルツは、しかし、既にその出来事を乗り越えているのだろう。その瞳に悲嘆に暮れる色はない。
「俺は、目の前で冷たくなっていく彼女を見てることしか出来なかった。手を握って、自分の無力さを嘆いたよ。自分にもっと力があれば、ってな」
だから俺は、力を求めた訳だ、と。彼は云う。何でもないように肩を竦めて。
「この力を振るうのは俺が強くなるためで……他の奴に、俺と同じ理不尽が降りかかった時に――」
――同じ過ちを、繰り返さない為に。
飄々とした、何でもないことを言うかのような彼の態度。
だが――彼の瞳の奥。そこには確かな意思が宿っている。
陽炎のように揺れ、そのまま燃え上がるような――熱く激しい感情。
血に塗れたこの両手と技を、ただ人を殺めることではなく、今度は何かを護る為に使うと決めていた。
そう誓ったのだ。自分と――そして、誰よりも愛した”彼女”に。
「……ま、理由はそんな所さ。こんなもんで良いか?」
頷く依頼人にシュバルツは「そりゃよかった」と席を立つのだった。
●人間種:城火 綾花(p3p007140)
「ただ話すのもなんですから、ちょっとした勝負をしながらお話しましょう」
彼女がそう提案したのは、男性と入れ替わりに部屋に入ってきてからすぐのことだった。
白い手袋に包まれた細い指が小さくコインを弄ぶ。
――コイントス、そう彼女は云う。
「それで、力を使う理由だっけ……あまり深い理由はないけどね。それでもいいなら」
投げたコインは、表――彼女の勝ちだ。
「そうだね、私が力を使うのは……自分の運を試すため、かな」
ギャンブル――賭け事が大好きでね。
彼女はギャンブラー。もとい、賭博狂である。
お金を賭けるのが好きなわけではない。
むしろモノを賭けるのは、彼女のあまり好かないところであり――勝か負ける、それがはっきりと分かれるその瞬間こそ、彼女の心は躍るのだ。
表か裏か、白か黒かに分かたれるのが堪らない程に好きで。
それは――ただのコイントスでは物足りなくなるほどに。
(物足りないと自覚した時点で、後戻りできないって分かってたんだ)
投げたコインは宙を舞い、今度は裏向きに敗北を示す。
彼女は、自身の”命”をベットした。
これ以上ない最高の瞬間を手に入れるために、欠片も躊躇うことなく。
何かに憑かれたかのように、あっけなく。
「新しい刺激に出会えると思ったの。ルールに縛られたカジノの中じゃ絶対に味わえない、もっともっと過激な賭けだって……きっと、あると思うんだ」
生きるか死ぬか、それは生涯に1度しか味わえない究極の賭博(ギャンブル)だ。
「女神が微笑むか、死神が嘲笑うか……この力を振るうと、必ずどちらかが笑うからね」
それがどうしようも無く好きなんだと彼女は云う。それだけなのだと。
(あたしは運に生きて、運に死ぬ。だから――)
綾花の指はまたそっと、コインを静かに宙へと弾く。
「――あたしは、賭ける」
放物線を描いたコインは、小さな音を立てて落ち――二度目の表は、勝負のつかない”ドロー”を示していた。
●一風変わった女子会
ローレット近郊。洒落たカフェに7人の姿はあった。
若干1名天井からぶら下がっているが、気にしてはいけない。
「へろーっ! じゅてーむっ! ごきげんようっ!」
「あの、カフェですから……」
「おおっと、そうでした! 失敬失敬っ!」
遠慮気味に注意を促すハンナ・シャロン(p3p007137)の言葉に『自称未来人』ヨハナ・ゲールマン・ハラタ(p3p000638)はペロリと舌を出す。
深呼吸しトーンを下げる。ここは公の場なのだから。
――ちなみに付け足すと、既に自己紹介は粗方終えている。
「というわけでアイシャさんっ、誰のお話から聞きます? そちらのお方々は?」
「……私は、後でいいッス……」
「私も後でいいよ」
「……あなた」
「分りましたっ! では私から……」
指されれば、コホンと咳払い。服の裾を直し彼女は口を開いた。
「ヨハナの戦う理由とは、未来からこの時間軸にやってきた理由そのもの――『破滅の未来の回避』に他なりませんっ!」
混沌を破滅へと導く存在を排除する――それが自分の使命なのだと、元気いっぱいにヨハナは語る。
「……とまぁ、これは『使命』としてのヨハナの戦う理由ですね。個人としてはもっと別な理由があるんですよ」
「それは?」
「”この時間軸の全てが愛おしい”からです」
「…………」
未来の破滅した混沌世界からやってきたという彼女の言葉は、確かな重みを持って空気を揺らす。
オチャラケた空気は微塵もなく、ヨハナの表情は真剣だ。
「この世界は”生きている”んです」
大地は未だ、その恵みを下賜し。
水は大気と共に空と地を行き来する。
人々が街を行き交う。どこかで愛が生まれ、誰かが夢を見る。
美しいものは尊ばれ、秒針はきちんと1を刻む。
「当たり前のことかもしれません。でも、その当たり前がここにはあるんです……それを守るためなら、苦しいことなんてあるはずないじゃないですか」
そうでしょ? と実感を込めて言う彼女の言に、アイシャは否定せず頷いた。
そんなヨハナの背をバシッと叩く人物がいる。
「おおっ!?」
「よく言ったぞ、ヨハナよ!」
赤い紙に青い肌――『不死の女王(ポンコツ)』ホロウ(p3p000247)その人である。
「我が闘う理由は、よく似ている。平和な世界を築くためだ!」
笑いたければ笑えばいい、というホロウの言葉を笑うものは誰も居ない。
近況として起きた、様々な事象。怪しい動き、天義での騒ぎ。
それらを鑑みれば笑えようはずもない。
「と言っても、世界の全員が幸せな世界なんてものは無理だ。なので、我は我が思う最強の『平和』を造り上げるのだ!」
ホロウが思う、最強の世界平和。
奇しくも、それは世界の大多数に者が思う”世界平和”と何ら遜色はない。
こう見えても彼女は常識人なのだ。
「我は、未来のことまで考えているぞ」
ちらりと見れば、ホロウとヨハナの視線がちらりとすれ違う。
「魔種が居なくなった後の世界で、国々はまた自国の利益を求めるだろう。残念ながらその確率は高い……そうなった時に、イレギュラーズはどうなるのか?」
各国へ分散するのか、それともローレットが管理署として残り続けるのだろうか。
「つまりだ。そんな面倒臭いことを考えるくらいなら、我が世界の覇者となって平和な世界を作れば良いのだ! これでみんなハッピーだな!」
考え込んでいた面々が綺麗にすっこけそうなことを平然と口にするホロウ。
しかし、彼女は本心から世界の平和を望んでいる。それだけは間違えようのない事実だ。
「……まぁ、元の世界に帰れなかった場合の話だ。帰れるなら帰るがな? だから、結局のところは、元の世界に帰る為――だな!」
胸を張る彼女の言葉を笑うものは、やはり、誰一人として居ないのだった。
「どころで、さっきからぶら下がっているお前はどうなのだ?」
「うん、ミミ?」
「おおっ、そういえば逆さでしたねっ!」
「……聞かせて」
「ミミかー! ミミはね、生きるために戦うっ、のだ……!!」
ばーん! と効果音がしそうな動作で翼を広げ宣言する『城守りコウモリ』ミミ・ザ・キャッスルガード(p3p000867)。
「生きるにはー、殺すこと!」
「……というと?」
「んとねー、草が生えてネー、牛が食べるでしょ? そしたら、人が牛を食べるの!」
彼女の言は、食物連鎖のそれだ。
虫が生きるためには、より大きな昆虫と闘わねばならない。
人が生きるために魔種と戦うことと同じように。
「力が総て、ということですか?」
ハンナの発した疑問に、ミミは頬に指をあてる。
「うーんとねー、正義は神さまが決めるの」
「…………」
場の空気は釈然としないものに包まれていた。
正義――聖教国ネメシスは、最近何かと悪い話題の温床となっている。
それだけに、皆が微妙な顔になるのも仕方のないことなのだ。
「正義の鉄槌、ってやつ?」
「そーゆーコトになってるのー」
「曖昧だなあ」
「ブクブクブクブク……」
「……遊んでるし」
マナみ(p3p007192)の問いもそこらに、ミミはストローでジュースとぶくぶくと泡立てて遊んでいる。
「……ミミ」
「なあにー?」
「貴女にとって、天義は?」
「それはー!」
とうっ!
突如天井から足を話した彼女は、空中で人間の姿に変化しつつシュタッと着地。
華麗に横ピースを決め――
「不正義~☆」
本気か冗談か分からないタイムリーなことを口にするのだった。
「不正義ッスか……」
「あなたは?」
「……あぁ、聞いてるだけとはいかないッスかね。そういう依頼でしたし……」
――また会いましたね、アイシャさん。
『幻灯グレイ』クローネ・グラウヴォルケ(p3p002573)は小さく会釈する。
「でも、悪いッスけど……私が力を振るう理由なんて、つまらないものッスよ。生きるため……それだけですから」
「それだけ?」
「えぇ、それだけ……」
そこまで話して気づいたのだろう。話の種としては微妙ッスかね、と付け足したクローネは、小さく珈琲を啜る。
「そうッスね……私のギフト、”見た者の認識によって姿を変える”。これが私の本質です」
「昔の話?」
「えぇ、まあ」
こくりとクローネは頷いた。
昔の彼女は、見た者の認識によって様々な姿に変化したという。
吸血鬼、悪魔、人狼、魔女――およそ人が思いつく化物全てに変化させられた。
「この世界でのギフトは認識を変えるだけですが、当時の私は”思われる”だけで内側から書き換えられるようで……」
その度に、苦しむことを余儀なくされた。
痛みに苦しんで、泣き喚き……そして、それに耐えられなくなった頃。
――彼女は、人を殺したのだ。
「私を認識した人を殺しました……その一瞬だけ、自分が人に戻れたような気がしたんです」
認識によって姿が変わるのなら、その認識を無くしてしまえばいい――その瞬くような間だけでも、ただの人に戻れた気がしたから。
「滑稽ッスね、人を殺して人に戻れた気がするなんて……」
――昔話はこのくらいです、と。彼女は話を切った。
十分だと頷き、次の人物へ視線を走らせるアイシャ。
しかし、とうのクローネは心中晴れやかではない。
……もし、この混沌で、この身体が再び痛み出したら。その時、私は繰り返すのだろうか。
あの時のように――魔種のように、人から疎まれて。平気でいられる自身は正直なところ、無い。
「…………」
気分を変えようと口に含んだ珈琲は、想像よりもずっとずっと苦くて。
クローネは小さく顔を顰めるのだった。
「次。そうね……あなた」
「は、はい! ハンナ・シャロンと申します。出身は深緑です。どうぞよろしくお願いします!」
「……面接じゃないから、力を抜いていい」
「あ、ありがとうございます」
すぅはぁと深呼吸をするハンナ。想像以上に重い先達たちの言葉に緊張しきりである。
「理由ですよね。あまり面白いことではないのですが……」
彼女がいうには、双子の兄がいるらしい。
兄は幻想種らしく、魔法が得意で――だが、双子の妹であるはずの自分には、魔法の才は宿らなかった。
魔法が優秀な兄に、多少体が強い程度のハンナ。
周囲の評価も低く、劣等感を感じた彼女が落ち込むのにそう時間はかからなかった。
「でも、そんな私に森の外から来た友人が言葉をかけてくれたんです……『大抵の悩みはぼうr……筋肉が解決する』と」
それから、彼女の稽古は幕を開けた。
友人の指導の下、徹底的に筋肉を鍛え身体を鍛える。
戸惑う彼女を彼はよく引っ張ってくれた。
そして――何時しか彼女は、周囲の中で一番腕っぷしが強くなってる自分に気づく。
「……もう、彼はいません」
「……そう」
「でも、鍛えた力は、今も私の糧となってくれています。そしてこれからも、私は研鑽を続けます」
友人の顔を思い出し、彼女は表情を綻ばせる。
得意なところを伸ばせばいいと教えてくれた。そんな彼は、今も彼女の中に居るのだから。
――具体的には、四肢の筋肉の中に。
「この力が、沢山の人を笑顔にできる助けになったら……私は嬉しいです!」
「……私は魔法使いなんだけどさ」
「……魔法使い?」
「いや、だった、が正しいのかな。なにせイレギュラーズに目覚めたおかげで、使えたはずの魔法も使えなくなってしまったからね」
マナみ(p3p007192)は小さく溜息を吐いた。
混沌世界では、混沌世界のルールが総て平等に適用される。
つまり彼女は、能力を大幅に制限されるほど巨大な力を有していた――ということだ。
「うむ、我もわかるぞ。できることが出来なくて、最初は不便だと思ったものだ」
「ほんっとうにね……そう、それで魔法なんだけどさ。”どうして魔法が存在するのか”って、知ってる?」
「……さあ」
「はいはーいっ! ずばり、生活を豊かにするためではっ!」
「……いや、そういうことじゃなくて。私のいた世界ではね――」
マナみはウォーカー、旅人である。
彼女の居た世界で、魔法は”弱者のために編み出されたもの”だった。
「力も、お金も、技術もない……そういう弱い人間が生きていくために。強い存在に立ち向かうために編み出されたのが、魔法だったんだ」
手の届かない場所を目指すため。即ちそれは――弱い者から強い者への、憧れであり、嫉妬である。
「私が力を振るう理由は後者……嫉妬だよ。魔法に頼らなくていいひとたちが、羨ましかった。憎いとさえ思ったよ」
強者と弱者の間に横たわる溝。
強者から弱者へは慈悲として手を差し伸べることもできるが……弱者が強者に打ち勝つためには、その手をとってはいけなかった。
だから、彼女は”魔法使い”になったのだ。
「……魔法を使ってるとさ、安心するんだ。自分は弱い存在だけど、でも無力なわけじゃないって。そう実感できる気がするっていうか……」
「自分が小さな存在だということですよね? 私も同じことを考えていましたから、分かります」
「そうそう。自分があまりにもちっぽけな存在だから、魔法を使うと安心するんだよね……って、だれがちっちゃいだこのやろー!」
「い、いたいいたい!? グリグリしないで下さいっ」
「ははは、これが平和というものだな!」
「まったくですねっ!」
「すぅ……くぅ……ふせいぎ~」
「…………騒がしいッスね」
日常を体現したかのような、のほほんとした空気の流れるカフェの中で今日も時間は過ぎていく。
力を振るう理由は人それぞれであり、密度も重さも違うだろう。
けれど――そこには確かに『意思』があるのだ。
「……ありがとう。これで依頼は終わり」
8人分、総ての結果を纏め終えて宣言するアイシャの声を最後に、この依頼は幕を閉じたのだった。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございます!
皆様の大切な部分である一側面を描写できたこと、とても嬉しく思います。
依頼人はとても満足したようです。
またご縁がありましたら、よろしくお願いします。
これから先も、皆様によい冒険があらんことを。
GMコメント
久方ぶりとなります、鉈です。
洪水と雪崩と直下型地震が局地的に我が家を襲ったかのような忙しさから、やっとの思いで開放されました。
そんな折ですので、皆さまにこんな依頼をお届けいたします。
●成功条件
自身が力を振るう理由を述べ、依頼人の興味を補完すること
●補足
イレギュラーズとして、又は個人として力を振るう理由を訥々と語って下されば、この依頼は成功です。
無論、語りたくないことも、未だ語るべきでないこともあるでしょう。何をどこまで話すのかは、皆様のPCにお任せします。
また、口から語る言葉は「」で、心の中でのみ思うことは()で括っていただけると、手違いも少なくなり、字数的にもいいかと思われます。
●描写とNPC
依頼人に語る皆様のPC自身を描写致します。
しかし、何か依頼人(NPC)から問いかけて欲しいことがあれば、遠慮なくプレイングにその旨をお書き下さい。問われた方が映える場合、問いかけてもらえば答えられることがある。そんな時に重宝していただければ幸いです。
以上です。体調を崩し易い節目ですので、お気をつけて。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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