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シナリオ詳細

試製マッドネスギャリング砲奪還作戦

冒険中

参加者 : 8 人

冒険中です。結果をお待ちください。

オープニング

●奪われた兵器
 幻想南東部の森の中を、大きな積み荷を積み込んだ荷馬車が往く。
 荷馬車二台分の積み荷だ。十名ほどの冒険者が護衛について、ともに歩いていた。
 しかし、この冒険者達、実に警戒心が薄い。
 そもそもこの荷物の運搬に当たっては秘密事項が多かった。
 冒険者達は積み荷の中身を知らされていないし、知る事も厳禁とされていた。課せられた依頼は幻想の銃器工房から練達のリドルク博士の研究所へと送り届ける。ただそれだけだった。
 運搬するだけにしては法外な額の依頼料。美味しい仕事だと冒険者達は二つ返事で依頼を受けた。
 だからだろうか。
 楽な仕事だと考えているのか、はたまた元々そういう”質の悪い”冒険者だったからか。彼等は緊張感なく暢気に荷馬車を護衛する。
 幻想と練達を結ぶクラウゼン高原。
 その土地に差し掛かったとき、暢気に歩く彼等を容赦ない悪意が襲った。
 空気を切り裂く音と共に、冒険者の一人が頭を穿たれ即死する。
「な、なんだ……!?」
「ゴブリン! ゴブリンよ!」
 異変に気づくが、もう遅い。
 次々と全周囲からの発砲。そして草木に隠れながら迅速に近づいた尖兵が尋常ならざる機動をもって襲いかかる。
 悲鳴も、後悔も、言葉にする間もなく冒険者達は絶命する。
 後に残された御者は一人逃げ出した。
 死体が残された荷馬車へと、ゴブリン達十数体が集まった。
 彼等は人並み外れた戦闘経験を積んだ、言わばエリートゴブリンソルジャーだ。人の扱う武器道具にも精通し、こうして縄張りに踏み入った人間達を襲い物を奪う。
 今日もまた戦利品を確認しようと積み荷を調べ――珍しく目を見開いた。
「コレハ……銃カ?」
「銃……ソウ銃ダ。巨大ナ……大砲ダ」
 ゴブリン達は初めて目にする科学の結晶体を興味深げに眺め、持ち帰る事にした。

 それから後、クラウゼン高原は通る物全てが焼却される死の高原と噂されるようになった――


 ローレットへと顔を出したイレギュラーズに、『黒耀の夢』リリィ=クロハネ(p3n000023)が依頼書を手に声を掛けた。
「練達の科学者から依頼が入ったのだけれど、手は空いているかしら?」
 話を聞くくらいは良いだろうと、説明を求めると、リリィは微笑みながら一つ頷き依頼内容について話し始めた。
「一週間ほど前に幻想の銃器工房から運び出されたある銃器が、クラウゼン高原を縄張りにするゴブリン達に奪われたらしいわ。
 この銃器を開発したのは練達のリドルク博士。銃の基本設計を終えて各パーツを幻想の職人に作って貰っていたみたいね。
 完成し、自分の研究所に運ぼうとしたところを奪われたみたいよ」
 奪ったゴブリンはクラウゼン高原を縄張りとするエリートゴブリンソルジャー達。普通のゴブリンより知能が高く、人の戦闘行動を理解し、実践する危険な存在だ。
「奪われた銃の名は『試製マッドネスギャリング砲』。銃というより砲台に取り付ける巨大な砲筒ね。
 特異運命座標ちゃん達が使う”魔砲”を再現するだけでなく、その力を圧縮、加速したエネルギーで弾丸を発射する仕組みだそうよ」
 魔砲の再現というだけでも結構な威力が想像つきそうだが、話を聞くに更に高威力、広範囲の砲撃を可能にしそうだ。
「ゴブリン達の中には科学や魔法に精通するものもいたようね。このマッドネスギャリング砲を組み立てて使用可能にしたようなの。
 今やクラウゼン高原は彼の砲撃で道行く物すべてが薙ぎ払われているわ」
 もはや物を奪う山賊行為だけでは飽き足らず虐殺へと傾きだしているということか。
 幻想から練達へと至る要所の一つなだけに放って置く事はできないだろう。
「オーダーは試製マッドネスギャリング砲の回収。ゴブリン達の相手は含まれていないけれど……当然、ただで返してくれるとは思わないことね。
 クラウゼン高原、その高台に設置されたマッドネスギャリング砲へと接近、周囲のゴブリンを殲滅することになるでしょう」
 戦いは避けられないということだろう。戦闘能力に長けた相手だ、十分に作戦を練る必要があるだろう。
 依頼書へとわかっている情報を書き込むと、リリィは依頼書を手渡した。
「戦闘中砲撃に晒されることになるでしょうから、陣形には注意することね。
 ご武運を。期待しているわ」

GMコメント

 こんにちは。澤見夜行(さわみ・やこう)です。
 精鋭ゴブリンに試作品が奪われました。
 襲いかかる砲撃を避けながらこれを奪還しましょう。

●依頼達成条件
 試製マッドネスギャリング砲を壊さずに奪還

■オプション
 ゴブリン達の全滅

●情報確度
 情報確度はAです。
 想定外の事態は起きません。

●エリートゴブリンソルジャーについて
 数は合計十三体。十体が遊撃で、三体がマッドネスギャリング砲に取り付いています。
 戦闘行動に長け、知能も並外れて高く、その特質として反応、機動力、回避、EXAがずば抜けて高いです。
 近接戦闘および中距離での戦いを得意とし、回復なども行い群れで狩りを行います。
 非常にバランスが良くゴブリンと思って侮っている限り、勝利は望めないでしょう。
 マッドネスギャリング砲を守る為に行動します。ブロック・マーク・名乗り口上なども使用してくるでしょう。
 防御技術の低さ、体力の少なさなどが弱点と思われます。
 
●試製マッドネスギャリング砲について
 リドルク博士の開発した、”魔砲”を再現する科学的砲筒。
 再現どころか威力を増加させた上に実弾を発射する仕組みから、神秘的エネルギーと物理的エネルギーの両方を兼ね備え着弾地点から同心円状の地域に大爆発を起こす。(特レ域・出血・足止・崩し)
 ゴブリン達はクラウゼン高原の高台にこれを設置し、近づくものへと狙いをつけて放ってきます。
 レンジは超距離~中距離。近距離以下では発射する事はできません。
 毎ターン終了時に一発弾丸が飛んできます。
 
●戦闘地域
 幻想南東部、クラウゼン高原になります。
 周囲は平野部と森林部、そして高台と分かれており、平野、森林どちらからでも高台には近づけます。
 ただし、平野はマッドネスギャリング砲に狙われやすく、森林はマッドネスギャリング砲の命中精度が下がる代わりに、ゴブリン達の戦闘能力が向上します。高台は岩場となっていますが、ここまで近づけば砲撃の脅威はないでしょう。この三つのフィールドをどのように攻略するかが鍵となるでしょう。
 時刻は十時。陽は高く昇りつつあります。
 平野は障害物はなく視界も良好でしょう。
 森林は木々が多く視界は不明瞭です。
 高台は狭いですが、戦闘に問題はないでしょう。

 そのほか、有用そうなスキルやアイテムには色々なボーナスがつきます。

 皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしています。
 宜しくお願いいたします。

  • 試製マッドネスギャリング砲奪還作戦 冒険中
  • GM名澤見夜行
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 出発日時2019年01月15日 23時59分
  • 参加人数 8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険中です。結果をお待ちください。

参加者一覧(8人)

ランドウェラ=ロード=ロウス(p3p000788)
黄昏夢廸
楔 アカツキ(p3p001209)
軋む守り人
ムスティスラーフ・バイルシュタイン(p3p001619)
髭の人
ヒィロ=エヒト(p3p002503)
夢見る狐子
桜咲 珠緒(p3p004426)
ェクセレリァス・アルケラシス・ヴィルフェリゥム(p3p005156)
天薙ぐ虹芒
シエル(p3p006444)
高機動偵察兵
ウィリアム・ハーヴェイ・ウォルターズ(p3p006562)
特異運命座標

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