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シナリオ詳細

獅子にあらず。よく人獣を食らう。

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング


 子供の目には、猫のおにんぎょうに見えたのだ。だって、本物の猫はボタンみたいな真っ黒いまんまるおめめではないし、「持ち手」だってついてない。
 もしも騎士様の紋章の獅子だったら、お顔の周りはぺにゃぺにゃの布じゃなくてふあふあのたてがみのはずだ。それともたてがみが抜けちゃったから捨てられたのだろうか。所々に綿っぽいのがはみ出している。
 きれいに洗って、お母さんに直してもらえばまた使えるんじゃないかな。
 だって、とってもかわいいんだもん。
 猫のおにんぎょうだとだと思っていたのに、それな小さなお口で「がお」と鳴いた。
 持ち手が真ん中で割れた。花のがくのような鉤爪。ぐりんと動いた。子供の両肩をそれぞれつかんだ。
 ねこのお人形のように横たわっていたかわいいのの背中がばくりと割れ、おじいちゃんの触っちゃいけない大きなのこぎりみたいなのがたくさん詰まった穴が子供の目の前に迫ってきた。
 怖い鞄だと思ったら、それが頭にかぶさってきて。


「たまには、クリムゾンレッドじゃない話がしたいわ。転職を考えるべき?」
『色彩の魔女』プルー・ビビットカラー (p3n000004)、今日はご機嫌斜め。
「へそから上がごっそりなくなる死体がごろごろよ。数十年に一度。一定の期間続いてぱたりとやむんですって」
 前例があるのか。
「何しろ上半身からぱっくり食べられているから、目撃情報も何もないのよね。あるのは、その数十年に一度訪れる惨劇についての伝承なんだけど、これがまたファンシーイエローとオフホワイトとカラントレッドのペーズリーみたいな内容なのよ」
 可憐な黄色と白と赤のゾウリムシ柄。
『 其、森より来たる。何処からか知れず。
 山野に紛れ、草のごとく潜み、たまさか玩具のごとく誘う。
 四肢、獅子にあらず。双茎にて走狗たる。
 椎骨、皓歯が如し。能く人獣を食らう」
 崩れないバビロンは偉大だ。何が書いてあるのかニュアンスがそれぞれの言葉で伝わった。
『森からくるけどどっからかまではわからない。村じゃないそこら中に植物っぽい感じで隠れてて、たまにぬいぐるみっぽい感じに擬態してる。足で走る猛獣ではない。走るときは二本の茎を使う。背中の骨が歯みたいで、めっちゃ人とか獣とか食べる(伝達例)』
「まあ、そんな感じで。この時期、子供を外に出さないくらい頻出するらしいから。死体が見つかった場所は狩場になっているようだからそこに行ってみて。じゃあ、また顔を見せてね。下半身だけ帰ってこられても困るから」

GMコメント

 田奈です。
 数十年に一度の化け物出現期間が到来したようです。
 バックだか獣だか植物だかはっきりしない化け物を狩ってくださいね。

*「シシニアラズ」×4
 子供が修理しても手元に置きたがる程度にかわいい。
 「がおー」と鳴きます。背中の口に発声器官はありませんがぶっとしてもぐもぐするだけです。
 OPにかいてあるような攻撃をしてきます。カオスシードの上半身をぱっくりもぐもぐできるくらいの大きさです。

*場所
 天気、晴れ。微風。枯れ野原。
 高さ30センチほどの枯れ草が一面に生えています。シシニアラズが身を伏せて隠れるのには十分な高さです。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • 獅子にあらず。よく人獣を食らう。完了
  • GM名田奈アガサ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2018年12月20日 21時30分
  • 参加人数8/8人
  • 相談5日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ナーガ(p3p000225)
『アイ』する決別
Lumilia=Sherwood(p3p000381)
渡鈴鳥
ティア・マヤ・ラグレン(p3p000593)
穢翼の死神
ユーリエ・シュトラール(p3p001160)
優愛の吸血種
御堂・D・豪斗(p3p001181)
例のゴッド
エリザベス=桔梗院=ラブクラフト(p3p001774)
特異運命座標
剣崎・結依(p3p005061)
探し求める
ペッカート・D・パッツィーア(p3p005201)
極夜

リプレイ


 まずは地面に転がっているシシニアラズを見つけることが先決だ。枯草の中に緑の草があれば、シシニアラズの触手といえる。
「死体があるなら霊魂もあるだろ。魂ごと食われるなら話は別だけどな」
  悪魔でネクロマンサーで魂魄使いなんてエスプリまで効いている『極夜』ペッカート・D・パッツィーア(p3p005201)が言うと反論のしようがない。だから、あらぬ方向を凝視するのはやめてほしい。願わくば、迷える魂が安息の場所にたどり着かんことを。どこに行くのかとこの場にいるイレギュラーズに問えば全員ばらばらのことを言うだろう。同じ目的のために動いていても同じ世界法則の上に立っているとは限らない。
「ふ~む。その謎に包まれた生態といい、数十年に一度という活動時期と言い、実に興味深い生き物でございますわね。これは調査せざるを得ませんわ、エリゴロウさんとしては!」
 好奇心が原動力のアンドロイドである『魔砲使い』エリザベス=桔梗院=ラブクラフト(p3p001774)は、眠れるシシニアラズのスケッチ――さすがに趣味に走るだけの余裕はない。
 なぜゴロウさんでタロウさんやジロウさんではだめなのかの説明は割愛する。エリザベスのデータベースから検索させてもらうことをお勧めだ。
「……凄惨な事件です。犠牲となった子たちは……年は、あまり私と変わりないか、もっと小さいくらい、でしょうか。これ以上の犠牲者を出さないためにも、ここで討伐を成し遂げておかなければなりません」
『白き渡鳥』Lumilia=Sherwood(p3p000381)の手には、お肉が刺さっている伝説の長い棒が握られている。
(遺跡を調査する冒険者たちは、長い棒を罠の感知に使用するそうですね。棒の先に動物の肉を取り付けて草むらをかき分ければ、うっかり食いついてくる個体も居るやもしれません)
 絵面的に、Lumiliaには手に魔法の杖とか錫杖とか持っていただけると後世の絵師のためになるのだが、目的のためには仕方ない。
(…尤も、生態もわかりませんし、待ち伏せをする狩人として、知性も見た目以上に高そうですから、期待半分といったところですが)
 お肉は道中買い求めた豚肉を使用しています。経費で落ちます。
「何とも、キッズを失ったペアレンツの事を想うとゴッドは実に哀しい! されどシシニアラズもまたそのライフ故の行いである事は忘れてはならぬ!」
 神は平等である。あらゆる存在のありようをまず肯定する。その上で、ローレットはお金を払ってくれたものに忠実である。
 よって、『神格者』御堂・D・豪斗(p3p001181)は無論、此度の立場であれば確実にエクスクルードするのだ。仕方ないね。
 風が吹くたびにかさかさと枯れ草がそよぎ、黄色い体が横倒しになっているのが見える。
 上空から肉をぶら下げた釣り竿を持って周回していた『穢翼の黒騎士』ティア・マヤ・ラグレン(p3p000593)は、対象発見とつぶやいた。
 背中から壊れたメトロノームのように間断なく金属をこすり合わせる音がする。歯ぎしり。
「捨てられたぬいぐるみみたいに擬態するのって変わってるね」
『特定の獲物だけを襲うのであれば合理的かもしれんがな』
 この混沌世界に蔓延する概念「かわいい」を体現することによって、狩猟的優位に立つ進化を遂げる者もいるのだ。汚いというなかれ。牙を研ぎ角を巨大化させるのと同じ目的で目をきゅるんと黒目勝ちにし、警戒される巨大な口をカモフラージュさせた個体が生き残ったのだ進化論。どこかで誰かが叫んだではないか。かわいいは暴力。
「何れにせよ、これ以上被害が広がる前に倒しておかないと」
『そうだな、早めに駆逐しておこう』
 べこぼこと地面の底からかつて葬られなかった骸が召喚される。少なくとも今回の犠牲者では犠牲者ではないようだ。あるいは自分の仇をとる手伝いを数十年を経てすることになっている者もいるかもしれない。
 Lumiliaも、ほどなく二体見つけた。ふんふんと鼻を鳴らし、ごろんと転がったまま器用に肉に近づいてきている。よくよく見れば、もち手という名の触手をもぞもぞさせて推進力を得ているのだ。匍匐前進。
 小さなお口がカプっと肉にかみついた。
「引っかかりました――速やかに、討伐を」
 ここできっちり引導を渡して、縁を切らないといけない。と、旅人の勘が告げていた。
 低空高度にまで降りて、唇に当てるフルート。一身に吹く仲間への加護を付与する楽曲。言葉なき旋律が仲間それぞれの勲詩となる。より広く広がる旋律。
 その真下。シシニアラズからもLumiliaは見えている。
 小さなお口はあくまでカムフラージュ。本命の口は背中であり、そちらはフリーだ。
 細く華奢な足首に緑色の鉤爪めいたガクが食い込んだ。ぎちりと食い込み腱をちぎる。
 Lumiliaの眉が苦痛にゆがむ。どうにかしないとシシニアラズ本体が牙をむいてくる。だが、ここで旋律を途切れさせればせっかくの効果に影響が出る。
「ぬいぐるみさん……? でもアイすべきイノチをもっている?」
 地上と空中を結ぶ緑の触手を、むんずと『はーれむ・ますたー』ナーガ(p3p000225)がつかんだ。
 そのすきにLumiliaは高度を下げた。駆け込んできた『探し求める』剣崎・結依(p3p005061)が、がくをつかんで逆再生をかける。生命力を失いしおれたがくは、速やかにむしり取られた。
「ありがとうございます」
 Lumiliaは結依に短く礼を述べた。戦闘中だ。速やかに癒して立ち上がらなければ。結依も小さく頷いて走り出した。まだ見つけていないシシニアラズがいる。
 ナーガは、しおしおと枯れ果てた触手の元と相対していた。
「がおがお」
 抗議するように顔についた方の小さな口が動く。身もだえするほどあざとくかわいらしいが、ナーガの心の琴線には触れない。そういうことでは、ナーガの心は震えない。
「ナーちゃんよくわかんないけど、こわしちゃえばいいのかな?」
 ゴロンと手にしていた戦斧を投げ出した。緑の触手を両手でつかむと力任せに引きちぎった。ぶちぶちぶちぶち! 中から白い粘液が飛び散る。植物のようだ。
「はっぱなの?」
 無邪気に問いかけるが、返事はない。ナーガにはよくわからない。でも、がおがお言ってるし、イノチはあるっぽいのはわかった。なら。
「えへ、アイしちゃえばカンケイないよね!」
 途中でちぎれた触手とまだ残っているガクをばねにして、シシニアラズが背面飛びでナーガに飛びかかった。
 その愛らしい顔に、虚無を相貌にたたえた死霊の顔が射込まれる。
「があああああああっ」
 小さく開いた口に資料の頭が吸い込まれ、どういう作りになっているかわからない化け物の内部をかき回す。
「ないてる。イノチあるね! アイしちゃえるね!」
 ナーガは歓声を上げる。そこにアイがあるからだ。
「みんなといっしょ!」
 嬉しそうなナーガの頭に、肉の袋がかぶさろうとする。複数の方向から打ち込まれる遠距離攻撃。吹き飛ばされる皮の中から、ナーガの頭部が現れる。幸いまだつながっている。
「ナーちゃんね。今日はみんなといっしょにアイすの! だから待ってね。ナーちゃんもいくから。今、とどめさすからね!」
 頭にまとわりついていたさっきまで生きていた革袋を引き裂いて、ナーガはみんなのところに走ってくる。
 今度はありったけの癒しが、折れた歯が何本も突き刺さったままのナーガに向けて飛ばされた。


 見つかったシシニアラズは三匹。今、一匹倒された。まだ一匹どこかに転がっているのが見つかっていないが、肉で食欲を刺激されたシシニアラズがもう一匹見つかるまで待ってくれるわけがない。猛獣の食欲はノンストップである。
 神秘への親和性を高めた結依は、常人を凌駕する可聴領域を広げつつ周囲を見回す。
 彼らと直線状に対することができたならよかったが、空中含め立体的乱戦状態だ。前衛も後衛もない。一体が見つからないため、どこから伏兵が飛んでくるかもわからない。
「さて、最も警戒すべきは不意打ちと、一度に複数のアタックを受ける事であろうな!」
 神とは、与えるものである。何を与えるかはその時々であるが。御堂の示唆にイレギュラーズ達は目に見える二体と対峙しながらも周囲に気を配る。
 ナーガが前衛として立ち、その背後からティアが火力フォロー。バックアップに御堂とLumiliaが付いている状態だ。二体同時では、いなしはできても片方に集中して殺しきるのは難しい。早く最後の一匹の居場所を特定して、後顧の憂いを払わなくては。
 それはごくわずかな音だった。
 いる。結依は分厚い前髪の下で目を見開いた。わずかな毛並みと枯れ草がこすれる音がする。ドッカンドッカン爆裂魔法をぶっ放されている中で聞き分けた違和感。気づいたことを気取られてはいけない。
 アイコンタクトだ。ここに最後の一匹がいる。隙を見せたら絶対飛んでくるので、ジェスチャーもできない。
(見て下さい、可愛いですね~。シシニアラズがいるんですね~)
 エリザベスの目がここにいるといっている。勘ではない。死んだふりではどうにもならないフカフカモケモケがエリザベス・アイという名の温度視覚に引っかかったのだ。
(なんということでしょう。ここだけ不自然に赤いのですわ!)
 全魔力をレーザーに変えて、今、万能の字数の問題につき以下略、通称エリザベス砲の閃光が問答無用でぶち込まれた。
 数がいる分、少ない人数で対処しなくてはいけない。その分、殺るなら一気呵成か、動けないようにして、じわじわと後回しにするか。だ。
「待機してましたよ!」
『愛の吸血鬼』ユーリエ・シュトラール(p3p001160)は、シシニアラズの隙を虎視眈々と狙っていた。
 垂れ流されるコールタールのような重たい暗黒。
「ぐうううううううるううううううう」
 さっきまでかわいく「がお」と鳴いていたのに、鳴き声がかわいくなくなった。
 背中の口ががばりと割れて中から巨大な舌が付きだされて悪夢のように踊っている。究極的にかわいくない。
「随分とでかい一口だな」
 ペッカートの指摘が真実をえぐっている。悪魔なので仕方ない。そういう存在だ。
「ちゃんと閉じとけ。でないと、豚肉、棒ごとぶっ刺すぞ」
 ペッカートの糸がシシニアラズを縛り上げたうち、ぎゅうぎゅうと絞り上げた。
「気の毒だが、楽には死なせてやれないな」
 ヴァンパイアとデーモンと一緒にダンスしてくれ。マリオネットには少し手足が短いが。


 イレギュラーズが近寄ってこないとみると、シシニアラズたちは触手を振り回し始めた。
 巨大な鉤爪が、イレギュラー達の血肉をえぐり、枯草の上に赤い水玉をこしらえていく。
「シシニアラズ……獅子にあらず……では彼等は何者なのでしょう? ちゃんとした名前が無いというのも可哀想な話ですわ」
 ユーリエとペッカートにラスト一体を任せてきたエリザベスは、跳ね回るに隊が重なった瞬間に二体ごとぶち抜き続けている。
「可愛らしい外見や興味深い生態と、害獣である事は別の話ですので」
 それをかいくぐるようにして、一匹が前衛をけん制。一匹のシシニアラズが距離を詰めてくる。
 中距離からの高速移動。ばよえんばよえんと、触手による不規則な動きに回避行動をとるタイミングがずれる。
「がおがお」
 気が付くと御堂の眼前に、神をも食らわんとする不遜な獣がお口がっぱり開けていただきますしているではないか。
 おいしそうな匂いがしたのか、献身が邪魔だったのか、ただの気まぐれか、シシニアラズでないとわからない。
(何をしてくるかわかっている丸呑みのアタックは躱すしかなかろうが。多少のヒールでは追い付かんなどという事もあり得る! そうなれば速やかに討伐するしか手はあるまい!)
 人を食らう獣よ。その魂は、今、神に試みられる。万物は流転し、混沌の鍋で煮られ、「次」にいかなる器に盛りつけられるか、神の慈悲を見るがよい!
 しかし、愚かな獣は不殺の慈悲の何たるかを知らず、ただ食欲に身を任せる。
「――ずっと考えてたんですよ」
 妖刀・不知火がギラリと日光を照り返す。
「いったい、どんな生き物なんだろうって。ただ食べるために生きてるんですか?」
 地面を蹴るユーリエは生き物としての自分の有り様を愛ゆえに変えている。
「こんなにいい天気なのに隠れてるなんて、勿体ないなぁ。動物としてどうなんだろう。いや、動物なのかな?」
 脇をかすめる触手を手繰って叩き込まれる強烈な報復剣技。
「――どう思いますか?」
 答えはない。シシニアラズは「がおがお」としか鳴かないのだから。


 残り一体は、火力を持て余したみんなで確実にとどめを刺しました。
「治してもらったけど、見てはいけないものを見ちゃった気がする」
 頭からシシニアラズにかじられたティアの呟きに、ティアの中の神様は何とも言えない慰めらしきことをつぶやいた。失楽園がなければもう少し体に刺さった歯の数が多くなっていたかもしれない。
「どうなるか、全然読めなかったからな。こんなベロベロしたののどこに人間の上半身が入るんだ?」
 お口はチャックー。と、言いながら、ペッカートは破れ袋に焦げ袋と化したシシニアラズ四体ををぶら下げた。
「4体で終わりか?」
「――周囲にうち漏らしはなし」
 周辺を確認したティアが頷く。きちんと自分でするといったお仕事はする。
「なら次はまた数十年後に」
 時の流れは、様々な世界を超えてきたこの場にいる者の上では平等ではない。数十年後、この時空にいない可能性の方が高い。
「はぁ、終わったら腹いっぱいのメシを食いにいくか」
 結依が言う。
 食欲があるなら大丈夫。とりあえず今日は一緒に飯でも食って明日に向けて生きていこう。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

お疲れさまでした。
肉刺した長い棒で探索は、意表を突いたうひょーな方法でした。
これで、下半身だけの死体が量産されることはなくなるでしょう。
ゆっくり休んで次のお仕事頑張ってくださいね。

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