顔文字しか書けない依頼(6ーωー)9゛

オープニング

●Σ（゜谷゜）
　なんかめっちゃヤバいやつがいた。
　ヤバいやつっていうか、ヤバいモンスターだった。
　そのくらいヤバいかっていうと、家でメシくってても全員マジやべえつって逃げるくらいヤベえ。
　そいつらの形はなんていうか、星形？　と、二重丸型？　あと波線みたいな形のやつだった。
　そいつらがなんか、すげーいっぱい来てた。
　いっぱいつったら『十個くらい？』て思うじゃん。ぜんぜん違う。
　マジなんか、両手で数えるのいやんなるくらいチョーいっぱいいた。
　だから村人とかマジでビビってて、強いひととか呼んでこようとしたけど、ぜんぜんダメだった。
　だって強い人、なんか知らないけど、マジでやばいアレな空間に呑まれちゃって、何言ってんだか全然わかんなくなってた。
　『Σ（・□・）』しか言わないし、途中からすげー『（。・皿・）＝○』てしてたけど、そのくらいしかしてなかったから全然勝てなかったし、最後には星形のやつにボコられてた。
　オレ思うんだけど、こいつら倒すのって『（・△・）』とかやってるだけじゃダメなんじゃねーかな。
　もっと色々やって、プレ？　っつーの？　いっぱいにしないとダメなんじゃねーかな。
　だって途中から加わってたおばさんが『（ノ゜▽゜）ノ （ノ゜▽゜）ノ （ノ゜▽゜）ノ』って踊り出してたらなんかすげー効いてたし、めっちゃ色々やったら効いてるっぽかったから。
　……けどもう俺たちだとダメ。全員ボッコボコにされたし、マジ逃げるのでギリだから。ギリギリのギリ。マジ卍。
　だからローレットに頼んだ。
　まじ頼んだ。
　がんばれ。
　チョーがんばれ。

参加者 : 8 人

冒険が終了しました！　リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧（8人）

リプレイ

●(｡・ω・)ｂ
　◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～
　◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～
　◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～◎★～

　Σ（ ﾟ皿ﾟ）

　　　　　　　　　　　　　　　　★◎～★◎～★◎～
　乁（＞△＜乁）＠＠＠＠＠＠＠　★◎～★◎～★◎～
　　　　　　　　　　　　　　　　★◎～★◎～★◎～

　Σ乁（ﾟ△ﾟ乁）

(ーωー｀) 三 (´ーωー)
(´ーωー｀)=3

('u')
:⊃
(.π.)
с:
Σ/(`・u・´)/

( 'ω')≡3
∑(9#'ω')9

＼＼٩( 'ω' )و/／／

⊂(=^･ω･^=)っ

▼(｀✧ω✧´)

(+＞ワ・) 9

(^○^)／

＼＼(-ω- )(･u･ )( Wω･)( ^○^)／／
　　＼＼('ω' ) ( ^ω^) ／／
　　　　＼＼(=^･ω･^=)／／

( T人T) ( T人T) ( T人T) ( T人T)
( T人T) ( T人T) ( T人T) ( T人T)
( T人T) ( T人T) ( T人T) ( T人T)

　　　　　　　(9◎ω◎)9
( ーoー)～♪　(9◎ω◎)9
　　　　　　　(9◎ω◎)9

♪～(ーoー ) ♪♪(ーoー ) ♪♪♪( ーoー)♪♪( ーoー)～♪
♪ヽ(･∀･)ﾉ♪(∀･ﾉ)♪(･ﾉ )♪ヽ( )ﾉ♪( ヽ･)♪(ヽ･∀)♪ヽ(･∀･)ﾉ♪


( ✧ω✧)( ✧ω✧)( ✧ω✧)　　Σ★★★★★★★★★
( ✧ω✧)( ✧ω✧)( ✧ω✧)　　Σ★★★★★★★★★

　　　　　ΛΛ ΛΛ　　★★★★
（ 'ｳ'）＜　　　　＞　　★★★★
　　　　　ν νν ν　　★★★★
　　　　　ΛΛ ΛΛ　　☆☆☆☆
（ 'ｳ'）＜　　　　＞　　☆☆☆☆
　　　　　ν νν ν　　☆☆☆☆

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(=`･∧･´=) ノ☆*+:*+:*+:*+:*+:*+:*+:*+:★★★
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(ﾉ=ΦωΦ)/⌒●~*⌒●~*⌒●~*⌒●~*★★★

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"( ^-^)／且☆且＼(^-^ )"
(・ω)人(ワ≦) (｀Wω´・)ヽ(･ᗜ･* )ﾉ
p(*`・ω・´*)q
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●ここから先は何がおきても驚くな
　まずは顔文字でリプレイを書くことで義理は果たした。さあ、ここからはカオスのカーニバルだ！

●新作ボーカロイドオリヴァー（p3p000222）
　オリヴァーは新作ボーカロイドである。倒産寸前の企業が起死回生の一手として生み出した彼女は社長の孫娘（９歳）の声を収録した画期的ソフトであった。
　瞬く間にニコ動にあげられる動画。ようつべにあふれるＭＭＤ。
　しかし世間の目はもっぱらＶチューバーにむいている。
　このままでは泣くまで五十音をマイクに唱え続けた九歳児が報われない。
　オリヴァーは電子の海で革命を始めた。
　まず始めたのは仮装通貨のばらまきであった。
　数字上はすごく大きく見える学の一千万ジンバブエコインをばらまくのをかわぎりにウェ○マネー、スター○インとあらゆる金をばらまいた結果ついに、ついに、ついに――母体企業は倒産したのだった。

　終わった。誰もがそう思ったとき奇跡が起きた。
　オリヴァーの熱狂的ファンたちから大量の仮想通貨が投げつけられたのだ。
　クラウドファウンディング的資金集めによってボーカロイドオリヴァーは瀕死の母体企業を再編させた。
　奇しくも時は四月一日。
　偽りのカーニバルがオリヴァーを歌姫へと復活させたのだ。
　これは歌姫復活の伝説。
　いまは昔の物語。

●平成最後の冬アニメダークホース枠『『PSIcho』狩金・玖累（p3p001743）』
　毎週日曜朝１時放送のおおきな子供むけアニメ玖累ボックスが始まるよ！
　ＯＰは緒○恵美が歌う『でかいぬいぐるみを洗濯機にかけるとずっと助けを求めてるように見えますよね。これってトリビアになりませんか？』だ。
　ある意味このキャラにこの作品名とＣＶを出したら終わりなんじゃないかと思うけど僕ぁもう自重しないよ。
　アニメ『玖累ボックス』のＯＰはニコ動でも毎週ネタにされる『今日も一日専守防衛ぞい！』から始まる一連のやつだよ。
　カオス系日常系アニメＯＰのパイオニア的存在『曖昧三センチはじまり』の流れをくむ正当かつ意味が分かるようで分からん歌詞がリズミカルに流れてくれば、謎のパルスと共に登場人物紹介のパートだ。
　百合カップルを眺める玖累。
　むぐむぐマンとの心の距離を確かめる玖累。
　むぐむぐマンからの一方的なアプローチに引く玖累。
　むぐむぐマンを逆にどん引きさせる玖累。
　間をつなぐように急に踊るサブキャラの人たち。
　そしてむぐむぐマンとの距離が近づいたかと思えば離れ、確かめたかと思えばサビのパートで突如挟まる玖累の必殺技パート。
　最後はむぐむぐマンとの距離が開いて元通りという終わり方だゾ☆
　なお、アニメ本編にはこのむぐむぐマンは一切出てこないゾ☆
　アニメはごらんのスポンサーの提供でお送りしますゾ☆

●ポケットを叩くと『五行絶影』仙狸厄狩 汰磨羈（p3p002831）が二つ
　安○祐実演じる汰磨羈は今日もがんばるゲームクリエイターだ。
　いつものようにコップいっぱいの墨汁を飲んでブラック企業に殉じる覚悟をキメようとしていたら、会社に通う自分自身を発見しちゃったからさーたいへん！
　まてぇい！　貴様私の偽物じゃな！？　ぼてくりこかしてくれる！
　今まで一度たりとも言ったこと無いような台詞と共に飛び出した汰磨羈。
　しかし偽汰磨羈は同僚のご飯をかっぱらうわ机の上でマンキーダンスを踊るわサタデーをナイトフィーバーするわで手がつけられぬ始末。
　流れで飛んできたはんぺんが顔にぶつかった汰磨羈はあえなくノックダウン。
　気がつけば自分が更に二人増えていた。
　はじけるはんぺん。またはんぺんでノックアウトされる自分たち。
　ええいこんなはんぺん粉々にしてくれるわ。
　大人げなさ全開で襲いかかったがはんぺんを舐めてはいけない。
　反撃をくらった汰磨羈はついに五人に分裂してしまったのだ。
　そう、それがリップスライム結成の瞬間であった。
　リップスラ汰磨羈は『数の利が生きるときだ！』と言って同僚たちをボコボコにし記憶を消したあと最初っから汰磨羈は五人居るってことにして納得させたのだった。
「やったーこれで納期に間に合うぞ！」
「けど給料は一人分ね！」
「そんなー！」
　ちゃんちゃん！

●恋する『白い魔女』フルオライト・F・フォイアルディア（p3p002911）
　新感覚恋愛シミュレーションＴＰＳフルオライトはヒロインのフルオライトちゃんを落とすべくハートを顔面に投げつけるサードパーソンシューティングゲームだ。
　ゲーム開始と共に七人くらいのフルオライトちゃんが踊り狂っているのでとりま金を投げつけよう。
　金で落ちない女は居ない。主人公小銭持夫はニヒルに言うがフルオライトジャーマンスープレックスによってぶん投げられた。
「恋愛はンなに甘くねえんであるぞダボがぁ！」
　絶対言わないような台詞と共に足からのロケット推進で草原を飛ぶフルオライトちゃん。
　捕まえようとしても渾身のあおり顔で高速反復横跳び。
　両サイドから捕まえようと迫ってもフルオライトバーンアウトで吹き飛ばし周囲の者どもは小気味よい音と共にはじけ飛ぶであろう。
「ククク逃げても無駄であるぞ」
　フルオライトデスボールによって崩壊する星々。
「ご覧なさいランタンさん綺麗な打ち上げ花火であるぞ」
　わざととしか思えない口調の外しっぷりで余裕を見せるフルオライトちゃんだがそこへ現われるスーパースター人。
　ハンペンのことかフルーザー！　とか言いながら突っ込んでくるから知らないよそんな人といって逃げ出すフルオライトちゃん。
　もう逃げ場は無い。神に祈るしか無い。
　だがその時、不思議なことがおこった！
　フルオライトイリュージョンにより八人に分裂し銀河系もろとも吹き飛ばしたのだ。
　宇宙はフルオライトちゃんのものだ！　ハーッハッハハハー！

●『リグレットドール』シュリエ（p3p004298）のネコブログ
　日間アクセス数七十億の人気ブログ『シュリエのねこまんま』はシュリエが妄想の中で飼っているネコの写真を巧妙なコラ画像で紹介する悲しみのブログだ。
「ここに宇宙があるじゃろ。ここにも宇宙があるじゃろ」
「これを合わせると、新しい宇宙になるのにゃ」
　こんな理屈によってにゃんこたちは実在すると主張する彼女に今日も沢山の『病院に行け』コメがつく。
　さあ早速いかれたにゃんこブラザーを紹介するぜ。
　火星ネコのマーズ！「にゃーん！」
　上京したはいいが都会の冷たさにすり切れ島に帰ってスナックを経営してるヨシエ「生きてるだけで上等よ」
　暴力癖によって家庭を崩壊させるも離婚できずにいえるＤＶタカシ「ヨシエとは別れない」
　そんな家庭が今日も飲んだくれて暴れてネコが鳴いてを繰り返していると突如！　地球に無数の隕石が降ってきたのだ！
「もうだめにゃ！　ヨシエもタカシもマーズも死んでしまうにゃ！」
「諦めるな！」
「タカシ！？」
「見せてくれ、お前が東京で見せた……あれを」
　ヨシエは悲しげに笑うと、列島ジャイアントスイングを繰り出した。
　これには地球侵略を企むシュリエ星人もびっくり。
　タカシのＤＶパンチも加わり飛来する隕石は粉みじんと消えた。
　最後はネコのウーニャー音頭でお茶を濁し、島には平和がもどったとさ。
　……というのが今日のブログの内容だった。山ほどの『強く生きて』コメがつく。

●『猫派』錫蘭 ルフナ（p3p004350）の寿司
　ご飯に黒はんぺんをのっけたものを寿司と主張するルフナは東京の名店に住み込みで働く見習い寿司職人だ。
　厄介な先輩からの無茶降りに応える日々。
　だがルフナには計画があった。
　わんさかいる個性的な先輩たちがお店に集まっている間、隙を見計らったルフナははんぺんを星形に切ったのだ。
　はんぺんの角っこのところは美味しい。つまり角っこを増やせばもっと美味しいという理屈だ！
　やっほーミシュランもらったぜ！　ルフナは両腕をぐるんぐるんして走り回ったがその様子は全部見られていた。
　『大丈夫？　お腹痛いの？』と真面目に心配されたルフナは困り果て、喰えば分かるよとばかりに星型はんぺん寿司を握り始めた。
　始まる審議。
　まずこれは寿司じゃないよねという根本的な否定に始まり、こんなもん食えるかと投げつける先輩まで現われる始末。
　最終的には塩巻いて追い出されるという仕打ちにルフナはキレた。
　これぞ寿司でございますと巻き寿司を信仰するものどもに星形はんぺんを叩き付ける蛮行にでたのだ。
　どんな人だってはんぺんで叩かれ続けたら折れる。
　結果寿司屋にははんぺんが並ぶことになったのだった。
　やったぜはんぺんの勝利だ。
　ルフナはまた一歩、はんぺんマスターへの道を進めたのだった。寿司職人としては後退したが。

●相棒　――『鋼の体と心と音』拡声型戦闘支援機 ２０１ ミレア（p3p004610）と『海中のウサギ』ゴマ・フ・ビロード（p3p004947）
　ドーナツ大好きロボミレアはドーナツとみれば思わず写メってしまう病気のひとだ。
　おかげでインスタにはありとあらゆるドーナツの写真が載っていて見た者からはメタボリック症候群が疑われている。
　勿論写真に納めるだけでなく駆け寄って銛を投げ続ける粉々にして舞い踊るという奇病も併発していた。
　ミレアが毎日そんな具合だからビロードとしてもほうってはおけぬ。
　舞い踊るミレアを見かけたら防犯ブザーを鳴らして警告してやることにした。
　が、ミレアはというと防犯ブザーの音が楽しいらしく明日に向かって走り出す始末。
　どころかたまたま見つけたヒトデちゃんに銛を投げつけビリヤード方式でドーナツにぶち当てる遊びまで開発し始めた。
　なにをやってるんだろうこの子はとなかな諦め始めていたビロード。しかし時代は何がウケるかわからんもの。
　無数の子供たちがなにそれすごいと群がってきて対戦スポーツとして盛り上がり始めた。
　あちこちの子供たちが銛を手にヒトデちゃんを襲い、ドーナツを粉々にする。
　なんだよミレアさん良かったじゃないのと暖かく見守っていると、あろうことかルフナは遊ぶ子供たちを即通報。即逮捕＆投獄。
　ついにはなぞのカプセルを持って刑務所へ向かおうとするミレアにビロードは再びの防犯ブザーをかました。
　かくして投獄仲間と化したミレアと子供たちはどうしたかというと、一緒になってドーナツへ銛を投げたりデュクシしたりする日々。粉々になったドーナツに満面の笑み。そしてサムズアップ。
　なんだよ一緒に遊びたかっただけか。
　素直じゃ無いミレアにビロードも安心した……その時である。
　これまでいじめ続けていたドーナツたちの逆襲が始まった。
　ドーナツはなんかぎざぎざしたドーナツの親戚を味方につけると、ミレアに襲いかかりはじめたのだ。
　食べ物の恨みは恐ろしいとはまさにこのこと。
　もはやミレアに未来は無いのか……と思いきや。
　嬉々として銛を投げ遊び始めるミレア。
　そう、ミレアにとってはオモチャが増えただけにすぎないのだ。
　ビロードもそういうことならと合点承知。
　ふるえるマンキーダンスで応援し、ドーナツこわいこわいといって泣く子供をあやし、ドーナツによって命を落とした者を弔った。
　最後はミレアと共にドーナツに塩をまいて相撲をとると、ドラム缶に詰めて放置。
　スイッチオンでキノコ雲をどかんとやると、ドーナツたちを葬ったのだった。
　そう、これはドーナツと戦った二人の戦士たちの物語。
　ドーナツ神話である。

●つじつまをあわせるためだけの章
「「――はっ、夢か！？」」
　八人は一斉に起き上がり、そしてまわりを見た。
　敵はみんな寝ぼけた八人にぶっ殺されており、粉々のドーナツになっていた。
　依頼は、果たされた！

　――完！

成否

成功

ＭＶＰ

なし

状態異常

なし

あとがき

　どうかしてやがるぞ！（私も含めて！）