PandoraPartyProject

シナリオ詳細

あらぬ場所を拘束するチーマー共、発見される

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●前回(大体1年半前)までのあらすじ
 拘束魔術を使うなんかすごいアレな魔術師くずれがシレンツィオ・リゾート周辺に現れた。
 そこそこいい身なりの人達が乗る船をジャックして若い女性を連れ去ろうとした連中に雇われていたそいつは、あろうことかローレット・イレギュラーズの胸部に拘束術をかけてしまい、貧富の差(意味深)をひけらかした挙げ句にボコボコにされた。
 ここでカイト・シャルラハ(p3p000684)は思いました。
「尻自慢の娘がいたんだし尻拘束するやつもいるんじゃね?」
 そうだね、プロテインだね!
 回想終わり。

●ほらカイト! 発想力の強さでもう一戦!
 と、いうわけで。胸を拘束するような不届き者がその技術を継承しないはずがありませんでした。
 そして弟子たちは各々で拘束系の魔術を鍛えた結果キメラ的な進化を続けていき、ついには世間様にご迷惑をかけるレベルにまで成長してしまったのである。
「ヒャッハァ! 腰が重い連中は尻がでかいから何も出来ねえんだろ! そんな尻は拘束だァ!」
「お前らみたいな『明日に回せばいいや』みてえな優柔不断な連中がケツがでかくて腰が重いのはわかってんだよォ! オラッ拘束!」
「い、言いがかりだぁ!」
 ……さて。ここはシレンツィオ・リゾートの浜辺である。
 今や世界各地で色々キナ臭い状況になっている昨今にあって、こっちはなんかイモ臭え連中が龍宮に倣ってたまさかバニーのコスをしていた女性たちの……まあ、臀部だ。そこを硬直させる魔法でもって歩行を困難にし、動きを止めて回っている。そうでない女性も拘束されているがいわゆる「すとん」な体型の場合はスルーされていた。拘束できねーしな。
 いや浜辺でバニーってなんだよ。そこは水着じゃねーのかよ。
「まあでも俺達はいろっぽけりゃなんでもいいんだよ! このまま売り渡してやるぜェ!」
 あ、こいつらアホみたいな所業の割に動機が極めて邪悪だな?
 イレギュラーズ達は理解した。彼らを放ってはおけないと。
 そして同時に、こんなチンピラ連中がいかにもなオーラを纏って立ち向かってきたら遁走するだろうなと。

「そんなこともあろうかとここにバニースーツとちょっと下半身の布面積角度が角度っていうか覚悟っていったほうが適切なレオタードが!」
「なんでそんな物があるの? てか誰?」
「へえ、あっしはこの辺の海の家の元締めで――」
「お前がだいたい悪いんじゃねえかな」
 そんなことはないとおもうけど、まあ頑張って欲しい。

GMコメント

 シリアスとかシリアスとか関係者とか遂行者とか、ヘイトの殴り合いで疲れたから性癖の殴り合いでカタをつけようぜ。俺『お前の鼠径部マジノラインかよ』って言う側ね。

●成功条件
 臀部拘束魔術師共を全員ノす(生死不明)
 他に出てくる敵も倒す

●臀部拘束魔術師×10
 だいぶ前のシナリオで『着物美人略奪犯、拘束術でえれーモン拘束してしまう』っていうのがありましたのでそこに出てきた変態魔術師の弟子と孫弟子です。
 【退化】や【絶凍】などのBSを含むスキルを有し、とことんに移動に制限をかけてこようとします。
 また、捕縛用の粘性ネットなどでの範囲攻撃や基礎的な魔術もある程度は覚えているため、その実力は甘く見てはいけないレベル。
 いけないレベルなんですが、なにしろ変態なので後述の条件で弱体化というかターゲティングをかなり誘導できます。
 誘導しないとローレット中堅~上の下レベルの魔術師10人が最低でもガチめの警戒度で襲ってくるからぶっちゃけ厳しいと思うな俺。
 ちなみに約一名、直弟子がいるけどそいつはマジで強いので「いつも通り高数値の封印織り交ぜて完封勝利や! Vやねん!」とかいい始めたらすごい回避でにじり寄ってくるから気をつけような。
 多分奴らも同じようなことしないとは言い切れないし。

●深怪魔『歩き鮫』×?
 なんか土台みたいなのに載せられて上陸してくる鮫型深怪魔。本体は土台だと思う。
 でも土台から落ちても全身を使って襲いかかってくる。ジャンプもする。
 鰓呼吸? こまけーことはいいんだよ。
 顎が強靭なので攻撃力はやや高めで、動きもそこそこ速い。
 戦闘が長引くとなぜか上陸してきますが、一般人はその頃には呆れて逃げ出しているでしょう。捕まってなければ。
 こいつらも掃討しないと終わらないです。

●特殊ルール『コスチューム』
 バニーやらワンピース水着やらまあ色々と強調しがちな衣装を借りられます。
 これにより、魔術師の誘導が「ある程度は」可能です。あと判断力にデバフをかけられますから、連携が鈍るやもしれません。
 欠点は体型を選ぶことです。「そうじゃない方」が着ると逆に狙われにくくなるかもしれません。

●戦場
 浜辺です。やや走りづらく、足腰に力が入りづらい地形です。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • あらぬ場所を拘束するチーマー共、発見される完了
  • バニーとハイレグと変態と鮫。まあそういう。
  • GM名ふみの
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2024年01月05日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談5日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

シフォリィ・シリア・アルテロンド(p3p000174)
白銀の戦乙女
志屍 志(p3p000416)
天下無双のくノ一
カイト・シャルラハ(p3p000684)
風読禽
モカ・ビアンキーニ(p3p007999)
Pantera Nera
レイン・レイン(p3p010586)
玉響
瀬能・詩織(p3p010861)
死澱
マリオン・エイム(p3p010866)
晴夜の魔法(砲)戦士
カトルカール(p3p010944)
苦い

リプレイ

●疲れてるんだと思うよ
「なんなんですかこれ」
「こいつら、ただのドスケベどもじゃないか!?」
「何を! 師を失ってこれまで研鑽してきた技術は決してエロのみに生きるに非ず! 見て我慢することもまた道理!」
「……我慢……できてないから……捕まえたんじゃないかな……」
 混迷極まりない状況に端的な困惑を表明した『白銀の戦乙女』シフォリィ・シリア・アルテロンド(p3p000174)の姿に、仲間達はうんうんそうだねと静かに頷き返した。胸元を拘束して呼吸などを阻害し継戦能力を著しく毀損するタイプの術師は以前いたものの、今度は尻を狙ってくるとは……術式をなんだと思っているのだろうか。彼らが師を失ってなお鍛錬に励んだモチベーションを、『Pantera Nera』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)は一言で切って捨てる。嗚呼、彼女ら2名のなんと豊満なことか。モカは特に、胸ならギフトで変化できるが鼠径部から腰回りにかけては製造(?)時そのままなので相応にいい感じである。というかこの二人の衣装。布面積の圧倒的少なさと反比例した魅惑の白シスターシフォリィに、凄まじい覚悟を感じるハイレグプロレスコスのモカと、ぶっ飛び具合が半端ではない。大丈夫なの? これ本当に大丈夫なんだよね?
 なんぞ、魔術師達が反論しているが『玉響』レイン・レイン(p3p010586)のクッソド正論に撃ち落とされてるのただただ哀れだと思うな。
「それでは皆殺しですね?」
「僕のシマが騒がしいと思ったら変態が現れるし、一人凄く殺意が高いし! シマで好き勝手されると流石にいい気分しないよ!」
「モカとシフォリィが誘導役するなら、マリオンさんは特殊衣装は必要ないかな?」
「でも、着てるね、ちゃんと……誰から狙われるかもわからないもんねえ……」
 『死澱』瀬能・詩織(p3p010861)が第一声から非常に物騒な結論で事態の解決を図ろうとしているのがありありと伝わってくるが、果たして彼女はこの調子で最後まで正気を保っていられるのか。甚だ心配である。そんな彼女、といおうか戦場全体のカオスぶりに『苦い』カトルカール(p3p010944)もこの上なく理解が追いつかない様子であるが、まー彼は彼でどこから調達したのやら、スケスケなアオザイとかいう常識にとらわれないファッションでことに挑んでいる。ただでさえジェンダーレスな外見をしているというのにその格好だ。さぞや魔術師達のウケがいいのだろう……と思ったが、彼らはカトルカール(と詩織)には目もくれちゃいない。完全に見えていないかのような態度だ。詩織の殺意ボルテージが少しあがった!
 そんなわけで、全体的に発育が頭2つくらい抜けているシフォリィとモカはいい。体が薄いとはいえ、レインとカトルカールはそもそも男だ。だが、どっちとも取れる『双影の魔法(砲)戦士』マリオン・エイム(p3p010866)がここで敢えて男の体型で隠れ潜む理由もないわけで。今回、『彼女』は競泳水着でことに及んでいる。全くもって健康的に臀部をアピールできる素晴らしいチョイスと言えるだろう。
「捕縛性能高いなら警邏とか漁師とかさあ。いやエロも大事だけどな? 俺も胸よりも尻派だけどな? やっぱり勿体ねーよなあ、あいつら」
「ええ。拘束の技は治安部隊などでも必要な技術ですが、それを操る人格がこの有様では更生も望めないでしょう。もし仮に生き残ったとすれば、礼儀作法や礼節と言うものを骨身に叩き込むしかありませんね」
 実は――というとやや失礼ではあるのだが、『遺言代行業』志屍 瑠璃(p3p000416)と『簒奪者』カイト・シャルラハ(p3p000684)の2人は拘束魔術の手段はともかく、それがもたらす影響を考えれば非常に、そう非常にこれは便利な魔術ではないかと思ったわけだ。だから変態的な用途にしか使わない彼らを見るとなんともいえない感情が湧き上がるのだった。勿体ないよなマジで。
「ところで、その為に必要な衣装とのことですが、なぜこのようなものを……?」
「悪くねえんじゃねえかな! 俺には『他の』娘達の良し悪しはわからねえけど! 一般的には魅力的かもな!」
 なお、瑠璃は燕尾服をアレンジしたバニー服、会とは立派な赤褌姿。いずれも臀部が強調されるが流石に、カイトを注視する連中などいようはずも
「誰だうまそうなボンジリとか言ったやつは!?」
 ……あるのだろうか。あるんだろうな。
「カトルカールのお店の服……何だか……ふわふわで……ひらひらしてて……透けてて……クラゲみたいだ……何だか仲間が出来たみたいで嬉しい……」
「予備もあるよ」
「借りようかな……」
 そういうわけで(?)、男性陣2名がアオザイ姿でお出迎え、それなり恵体が3名、ステルスできそうな女性が一名「この状況を観測してて失礼なことを考えた人も殺してしまいましょう」あっごめんなさいおかしいな壁超えはされてないはずなんだけど冷や汗が止まらねえや。
「さあ、そこの魔術師達! 戦う気概があるならリングに登ってきたまえ! 拘束すべき相手はここにいるんだからな!」
「いつの間にリングなんて出来上がってるんだあれェ!?」
 モカは喫茶店兼酒場のファンを使っていつの間にやら特設リングを構え、コーナーで迎え撃つべく構えていた。彼女のファンらが合いの手をいれ囃し立てる。逃げるなんてとんでもない! なお、シマに知らないうちにリングを建てられたカトルカールはもう過呼吸一歩手前だった。

●こんな格好してるけど強いんですよ
「趣味とか性癖とかは人それぞれだから、それ自体にマリオンさんはどうこう言いません! でもそれで人に迷惑をかけるのは良くないと思います! ばつ! 同じ趣味で性癖だけど無害に生きてる人達の為にも、マリオンさんはそう言う悪事は止めるのをお勧めします! まる!」
「性癖だけでどうこうという話ではなァい! そんな尻をぶら下げてさも自分は節制できていますよ! という口ぶり顔立ちなのがよろしくない! そう私は思っている――!」
「オオオオオオオオ――!!」
 マリオンは無駄だろうと思いはすれど、話せば分かってもらえないかと希望を胸に説得を試みた。油断なく得物を手に準備を怠っていない時点で、本音は推して知るべしであるがそれはそれ。対する術師の一人は声を荒らげて否定する。仲間達数名がやんややんやと囃し立てながら『彼女』へ拘束術式を連打する姿は芸術的ですらあった。
 都合四発、襲いくる術式を幾らか躱したマリオンであったが、3発目で足に術式を受けてしまう。光の円環のようなそれは這い上がると臀部に巻き付き、がっちりと締め上げホールド。その足腰をその場に縛り付けた。……縛り付けたのだが、そもそもマリオンは多少移動が制限されようと手が遅かろうと、距離をおいて強く叩き込むのが自身のセオリーであることを理解している。ぶっちゃけ、拘束魔術はただただ無駄なのだ。
「いくぞ魔術師! ごめんなさいの準備はできてるか!」
「誘ってきたなら受けるまで、私に認めうる誤りと謝るほどの落ち度はなァい!」
 モカは小手調べとばかりに連続した蹴突を加え、魔術師をぶちのめそうとした。だが、どうやらリングに上がった魔術師は只者ではなさそうで、至近の連打をあっさりと躱し切ると、返す刀で腹部に触れ、寸勁の要領で魔術を叩き込み、バランスを崩す。腹部を滑らせ衝撃部を減らしたモカであったが、続く術式……拘束輪が高速回転しながら打ち据えてくるトリッキーな術式には目を瞠った。あれで締め上げるのではないのか。輪っかを高速で回すなんてまるで、フラフープか例の玩具ぐらいのものではないのか?!
 驚愕を浮かべた頬がひきつるが、モカは我知らず、強い興味をその目に浮かべていた。
「や、いやぁ、全然動けないです……!」
「ヒヒーッ! 俺は最初だけ気が強くて想定外の事態に全く対応できない口だけ番長強がりガールが大のお気に入りなんだぜェーっ!」
 一方その頃。
 シフォリィはうん、もうなんていうか凄く「うん……」って感じで拘束されてじりじりと後退し、魔術師達から逃げようと動いていた。一般人達は一瞬だけ扇情的なシフォリィの脚線美に視線を持っていかれるが、それどころじゃないことを思い出し踵を返す。逃げなければ。彼らがイレギュラーズだというなら、身を挺してかばってくれているのだから。
「なんと尊い犠牲であろうか……否、それはそれとしてあの尾羽根よ! 斯様なモノは縛り付けねばなるまい!」
「そうはならねーんだよ! こっち見んな!」
 シフォリィの尊い犠牲(?)はさておき、カイトは自分は無事でいられるだろうと高をくくっていた。が、褌に包まれていても鍛えているとわかってしまうものなのか、術師の一人が油断なくカイトへと狙いを合わせた。目ざとい。
が、生半可な鍛え方をしただけの術師がカイトを捉えられるわけもなく、サクッと反撃を受けて彼への怒りを惹起させられるに至る。
 この混戦状況に最も早く適応したのは誰あろう瑠璃であった。使い魔を用いて索敵を行う行為は特に周囲の環境やら敵の索敵能力やらを考慮して使うのがセオリーなのだが、ここまで敵味方ともども混迷の極みにあっては関係ない。あっさりと敵の死角に潜り込んだ彼女は、手早く強烈な一撃を叩き込んだ。しかし敵もさるもの、不意打ち同然のそれを辛うじて左腕で受け、空いた右手に握った聖遺物でもって拘束術式を放った。咄嗟の判断であったし、瑠璃の回避能力を考慮すれば当たるはずもなしと思われたが、そこは変人の術式、そして数多いる弟子の一人。絶対に当てるという覚悟が結実したそれは、これまた運良く詩お……じゃなかったカトルカールとかではなく瑠璃にヒットしたわけだ。
「成程、私も拘束術式の対象に……」
「ヒヒヒィ、こいつ大したことないと思ったらそうでもねえぜ! こりゃあ大漁だなあ今日はよお!」
 瑠璃は冷静に拘束された下半身をみやり、それでも冷静に戦闘を継続するべく身構えた。見たところ冷静沈着を人の形にしたような姿だが、されどその視線はどこか所在なげに見えなくもない。これはおそらく――
「おゴオ゛ォッ!?」
「……誰しも、一度は人生の過ちも犯しましょう。人は七罪を持って生まれた身、それは致し方のない事」
 ーだが、まあ。術師は瑠璃の本来の感情に気づく前に背後から伸びてきた髪に締め上げられ、死にこそしていないが激しい痛手を負った。果たしてその状態で次の一撃を逃げ切れるか。地獄の底のような声とともに現れたのは、誰あろう詩織であった。
「ですがこれは、そう言う諸々を差し引きましても、温情や救済の余地は無いでしょう……ええ、言い訳や弁明は不要です。聞く耳を持ち得ませんので、悪しからず御了承下さいませ」
「そういう……ことなら……生死不問だし……いいのかな……?」
 明らかに私情を感じる詩織の姿は鬼気迫るものがあったが、感情のゆらぎが薄いレインからすればぶっちゃけなんでそんな感情的なのかがわからない。でもほっとくと面倒なので殺すことにした。容赦もない。・
「シャアアアアアック……」
「うわぁめちゃくちゃあからさまに『シャーク』って言ってるじゃん! あんなの一般人に見せたら発狂するやつじゃん! こいつらよりたちが悪いよ! なんかみんなが思ったより手こずってるし!」
 そうこうしているうちに、こんなクソな依頼のやりとりを終わらせようとしたのか歩き鮫が上陸。カトルカールは困惑! だが一般人はこのアホみてーなやり取りでほぼいな……いや、リングサイドのファンどうすんだよ! 散れ散れ!
「まあ、別に効いてなかったんですけどね」
「はっ、何だとぉ!?」
 はい。
 ……はい。シフォリィは効いていません。

●強かろうが弱かろうがそろそろ時間なんで帰ってもらえますかね?
「人攫いで他者の人生破滅させようとしたんだから、君達も覚悟完了出来てると見なします!」
「ここまで引っ掻き回してくれたんだ、お縄につかなきゃ死だ!」
 マリオンはこの混乱にしめたとばかりに魔術を撃ちまくり、当たるを幸いに狂乱する。カトルカールもまた、この状況に色々と混乱極まって構成を激しくする。なお、数名ばかり集っていたマリオン周りの術師は自担含めてシフォリィがぶちのめしていて仲間の出る枠はなさそうだ。
「しつこく狙えば当たらない相手も当たるようになる! つまりは力押しだーっ!」
「……リーダー格……なら……なおさら捨て置けない……倒さなきゃ……」
「鮫は逃げないんだしこいつが優先だよな! うん、分かってる!」 
 モカの猛攻をなんとかしのいでいた直弟子はしかし、その状況に飛び込んできたレインとカトルカールの攻撃をなんとか避けようとした。だが、足が縺れてしまってはどうしようもなし。そのタイミングを測ったかのようなカイトの猛然たる一撃が当たれば、彼が立っていられる道理はないのである。
「流石に戦意喪失した方、投降した方を殺すのはしのびなく。でも、死に至った方の魂は頂いても構いませんよね……?」
「いえいえいえいえ! 鮫! 鮫先に倒しましょうよ! 私の服とか大変なこと担ってるんですけど!?」
「あああああ僕のアオザイが! おのれ鮫!」
「マリオンさんはもう肩まで飲み込まれてるんだけど助けてほしいな? だめかな? これはもうだめかも」
「マリオーンッ!?」
 まあそういう感じでサービスカットがあちこちで起きましたがなんとか倒した。
 瑠璃はこの依頼のあと、疲弊と羞恥心で5日寝込んだ。

成否

成功

MVP

瀬能・詩織(p3p010861)
死澱

状態異常

シフォリィ・シリア・アルテロンド(p3p000174)[重傷]
白銀の戦乙女
志屍 志(p3p000416)[重傷]
天下無双のくノ一
マリオン・エイム(p3p010866)[重傷]
晴夜の魔法(砲)戦士
カトルカール(p3p010944)[重傷]
苦い

あとがき

 君達に燦然と刻まれるのは「衣類と羞恥心の重傷」だ。残念だったな。
 ……はい。すみませんでした。

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