PandoraPartyProject

貸部屋

異界にある日本の江戸時代とは様々な歴史の差異こそ
あるものの、このカムイグラの地にも、茶屋なるものは存在する。

それなりに繁盛するのである。

・キイチさんとの交流仮屋です。


[2022-09-02 22:24:20]
そうだよ、このもの。ブルーブラットは人間形態にもなれるからねえ。
わりと見慣れてないのか、混沌に来て日が浅い感じかな?
[2022-08-13 22:38:13]
(呆然と、開いた口が塞がらないとはこのこと)
「え、ええ。僕はこういった武器の方を好みます。思い入れがありまして……」

(あまりにも自然にしているものだから、驚いている自分の方がおかしいのかな、と)
「ね、猫さん……ですよね?」
[2022-08-13 22:35:34]
(ふわりふわりと風に舞う木の葉が空へ巻き上げられていくのを視線で追って、隣に座るローレットの同僚から目を逸らす)
("悪性なんちゃら"とは、やはり強かったのかなあ……と思考まで明後日の方向へ飛びかけたところで、気になる言葉を聞いた)
「種族差って、え……?」
[2022-08-07 00:55:08]
こっちの方がコップとか使いやすいんだよね。ほっぺと唇あるので。
種族差ってやつ。(旋風がふわっと吹いたとおもったら人間種っぽい女子が現れた)
へえ、木刀って練習以外で使うもんなんだねえ。実際一時期はカムイグラも荒れてた
んだけど、最近はわりと平和っぽい様子。(お茶をふーふーしつつ)
[2022-08-07 00:49:11]
そうだよー、ローレットの依頼。なんだったかな……。
悪性なんちゃらとかそこらへんだったかなあ。(店員さんからお団子貰ってにっこにこ)
あ、この格好だとお茶飲みにくいや、ちょっぴり失礼して。
[2022-08-06 23:27:28]
「刀と言っても、これは仕込みも何もない木刀ですよ」
(椅子へと立て掛けた木刀へと視線を落として)
「けれど、うん。騒動が起きないよう目を光らせているお侍様が居るのは心強いですね。どうやらここは良い土地のようです」

(湯治が出来るのなら尚更です、と言って顔を上げた)
「依頼というのは、やはりギルド・ローレットの……?」
[2022-08-01 01:03:08]
良かった。ここら辺にはお武家様も結構来るからね、刀とかだと区別がつかなくて。山には山賊の類が湧くこともあるから、治安維持的には見回りしないといけないってことだろうねえ。(体格は小さく、細身で大凡戦士の類には見えない少女はそう言って懐っこく笑う。)
この者はね、ここら辺にいい温泉があるって聞いて来たんだよ。前に依頼で来たこともあるからね、その時はバタバタしてたから、後回しにしちゃったのだけど。
[2022-07-31 23:18:23]
(耳聡く呟きを拾い、何かしらを勘案する。目の付け所は正しく、しかし体格や武器には触れない)
(戦う人ではないのかなと思い、僅かに身体に残った緊張すら放棄して)
「ご明察。……ご同輩ということは、猫さんもイレギュラーズですか」

(奇遇ですね、と朗らかな笑顔で続けた)
「僕はキイチと申します。猫さんはどんなご用事でこちらに?」
[2022-07-31 21:33:32]
(ふ、と破顔して)
さてはローレット・イレギュラーズのご同輩と見た。
どうかな、当たってる?
[2022-07-31 21:31:48]
(猫さん、と呼ばれ、きょとん、とした顔で振り向いて)
(座った音にびっくりしたのか、ちょっと浮いたし、尻尾が膨らんだ)
・・・・(暫く其方に視線をやる)
妖怪、と怖がるでもなく
糾弾するでもなく、さして珍しむでもなく
イレギュラーズかと尋ねるでもなく、どうやら
あんまり山歩きのペース配分に慣れてないって事は
地元民でもなく、旅人にしては荷物が少ない。
(などと何かしら呟いてから)
[2022-07-31 18:34:33]
(腰から抜いた木刀を椅子へと立て掛けると、足が限界だったのかどかりと音を立てて乱暴に座った)
(響いた音の大きさに驚き、恥ずかしさを誤魔化すようにハハハと愛想笑う。蓬髪の若者は気弱そうに見える青年だった)
[2022-07-31 18:34:26]
(懐の財布をチャリチャリと鳴らしてお茶に団子を嗜む程度のお金が残っている事を確認すると、茶屋へと向かい店員へ愛想よく挨拶をする)
「すみません、お茶と団子をひとつ。そらと……」

(ちらりと先客の"獣憑き"を見やる。この世にはこういう人も居るんだなあ、と一人勝手に納得し)
「こんにちは猫さん。お隣失礼しますね」
[2022-07-31 18:23:59]
(優しい陽が射し、そよ風の吹く中。遠くから重い足取りで坂を登る音が響く)

(やがて足音が大きくなるとヒィヒィという荒い呼吸音を伴うようになった)
(坂の下から旅装束の若者が疲れた様子で登って来ている)

(額に汗し、ようやくの思いで峠を登りきった若者は、プルプルと震える膝を見ると深い溜め息を落とした)
[2022-07-31 16:05:52]
(その横で平気なツラして明らかに妖怪めいた存在が、鎮座しているのは一体どういう了見か)

(このカムイグラには珍しい“獣憑き”の少女は、特に構えるでもなくのんびりと頼んだ茶が来るのを待っている様子)

(店員も仰天した様子がないあたり、足繁く通っているのかもしれなかった)
[2022-07-31 16:01:13]
峠とは山頂にあって下に転ずる場所、すなわち天と地の
交差路に属する。
古来交差する場所には、良きものも悪きものも現れるとされ
それはこのカムイグラに置いても例外ではなく、茶屋の
横にはこじんまりとした道祖神が鎮座し、しっかとその
両目で悪きものが人里に降りぬよう見張っているのであった。

PAGETOPPAGEBOTTOM