それじゃあバルガルさん、俺はそろそろ行くとするよ。死なねえ程度に、命大事にローレットのお依頼、楽しんでね。またね、だよ。

店員さん、お勘定をよろしくおねがいします。（お勘定を済ませる）

興味深いお話を聞かせてくれてありがとう。いつかまたね。（オウェードさんの背中に手を振る）

そうだね。面白い事になっている、というべきかな、これは……準備は必要、かもね。本格的にやるならば――。
俺は最近の幻想のことは、民間での噂レベルでしか知らなかったけれど、今そんなことになっていたんだねぇ。

おや……此方こそ貴重なお時間を頂いた上良いお話しをしてくださり、ありがとうございました。
またお暇であれば、どうぞまたお会いしましょうね。（去り行くオウェードさんに小さく手を振りながら）

しかしまぁ、幻想もまたきな臭くなってきましたねぇ。いや元から、でしたか。
奴隷騒動から始まりミーミルンド家の動き、レアンカルナシオンも少々違いますが何か企んでいる以上これからも色々と準備は必要そう、ですねぇ……

お話ありがとうじゃよ…
依頼が終わったら…また来ると思うのう…
(一旦、精算して酒場を出て依頼へ向かう)

(またもやコーラを飲み干していた)

今はスニージー殿は「エリアーヌ」として秘書をしているそうな…
誰の秘書かと言うと…ファンドの人…ワシとしてはそれはそれで別の意味で不安じゃな…(ファンドの一番の被害者は自分が最も片想いしてる相手だと言うのを隠してる)

支払いでの計算違いに注意かね…ああそうじゃな…
大量のアイテムの件もあったからのう…少し考えてた事もあったのう…
さてと…急ぎの依頼を引き受けるとするかね…

(店員が再注文したを持ってくる)
ご苦労じゃよ…

レアンカルナシオンの報告書には記憶を分けて死者を蘇らせてると書かれた気が…
しかしマルガレータ様は奴隷を手放すとは到底思えないワイ…よってこの説はやっぱ違うと…
何もともあれ今後はミーミルンド家の動向に注意じゃな…
と思った途端、また急ぎの依頼が来た…しかもワシにも手紙が届いた…ワシは勇者として行かなきゃならんのう…

オークションの時にわかるが、そもそも奴隷制度とやら好まぬのう…いつもの様に救出してやった…

スニージー殿から色々と聞いてみたら「ベルナール様は悪い人手はない」と発言を繰り返すばかり…
何故そんな人がスニージー殿を手放すのか？

話はベルナール様になる…報告書によると何やら他に手放した奴隷が居たらしい
そこで一つの説が浮かんだ。「ベルナール様はマルガレータ様であると…」

(「出来る限りの事をしたのならば良い」と言われて…)
そうじゃな…この戦いで何やらミーミルンド家に色々な怪しい情報がローレット内から出てきてのう…
ミーミルンド家のベルナールが主犯者じゃとかのう…少し長話になる…

一度ミーミルンド家とは関わった事があってのう…
何やらベルナール様が故マルガレータ様が大切にしていた奴隷スニージー殿を売っていた…

(長話したせいか、グラスは空だ)
お替りを頼む…

出来る限りの事をしたのならば良いではないでしょうかねぇ。
しかし今回の防衛任務、想定以上に良好な様子と伺います。お相手さんも慌てている事でしょうねぇ。

おや……支払いでの計算違いはお気を付け下さいませ。金の切れ目が縁の切れ目とも言いますしね、世の中その手の事で何かしでかす輩もおりますからねぇ。
ま、自分が言うのもアレですが足りているなら問題ないという事で。

防衛任務じゃが…
領土が一つしかない分、出来る限りの事はしたのう…
まあバルガル殿の言うとおり、平気じゃったのう。

支払いについてだが、単純に足りなかった…のじゃったが…
翌々計算してみると、実は足りていたのう…こうして何とか一人分の支払いを終えた…

(店員が持ってきたグラスに口を付けながら)
……おや、それは先走って失礼。
とはいえ結局選ぶのはあの飛行種の子、ですからねぇ。それまで選択肢を多くする事は悪くないかと。

改めて、勇者として……と、言った端からのようですねぇ。全く先方は何を考えているんだか。
とはいえ、あの程度なら勇者である貴方なら平気でしょう。
えぇ、頑張ってくださいませ。

して、支払いに何かあられましたか？

(飛行種について聞かれると)
まだ完全に決まった訳じゃないが…これも一つの選択じゃのう…
(軽く返事をする…

自分が勇者になった件について)
ああ…二人とも応援ありがとうじゃよ…。何やら早速、王都の防衛が来ておってのう…
詩人の歌う詩に相応しい人になって見せよう…まあワシはまだ死ねんのう…

(コーラを半分まで飲むと…)
実はメダル交渉成立での支払いの段階でのう…

（黙ってお酒と頼んだお料理を完食しながら話に耳を傾けていた。手を合わせて料理に頭を下げる。ごちそうさま、と声に出さずに呟いた。さて）

　俺も顔見知りのあなたが勇者になった事を喜ばしく思うよ、オウェードさん。そして影ながら応援するよ。一人の旅人（たびびと）として、吟遊詩人として、唄に語れるくらいの活躍を期待しよう。勇者の活躍を唄った歌は売れるだろうからね。――死なねぇように、頑張っておくれよ。

そして勇者に、ですね。
えぇ、えぇ。勿論耳にしておりますとも。おめでとうございますねぇ。
その名に恥じぬ行動を期待しております。
あぁ、一人の年寄として勝手ながら応援はしておりますよ。頑張ってくださいませ。
（店員にジントニックを一つ、と依頼しながら）

まぁ、ああいった商売所は見た目も大事ではありますからねぇ。
それで舐められて、なんて事が起きてはいけませんから威圧的な存在が選ばれるのは致し方ないかと。
それで検挙も無事に事が進んでいる証拠ですし、問題ないかと。

ほう、あの子を練達に、ですか。
いや少々意外な所で、というだけなのでね。失礼。
まぁあの地であれば声を活かした職はある事でしょうし良い判断かと思いますよ。

(コーラを一杯飲み、おかわりする…)

それと…知っていると思うが実は勇者に任命されたのう…

得た物は多かったが失った物も少なくなかった…
しかし、ワシは責任を果たさなければならぬ…
これは終わりじゃない！始まりなのじゃよ！

ああ…あの黒服は強そうなのは見た目だけじゃったのう…
後はイレーヌ様が一気に検挙しそうじゃな…その時にワシを殴った悪徳貴族も一緒に検挙されるじゃろう…
【名乗り口上】を隠し仕込んだ策じゃしのう…ガハハハ…

あの飛行種かね…
まだ考えていないが、あの歌と声真似の上手さから練達に行かせようか悩んでいる…
その時にはローレットの資料庫に書くと思う…それまでは領土で執政官に任せていると思う…

あんなグダグダとした商売じゃ、すぐに潰れていたような気はしますがねぇ。
黒服達の戦力も強襲される事を考えても居なさそうな手合いでしたし。
とはいえ何もしなければどうなっていた事やら、なんてガラじゃないですね。

ま、仕事の話はこれくらいにして、正直ヴィーザル地方は戦乱やら支配やらで忙しいとは聞きますが、略奪等もあると防衛も中々に骨が折れそうですねぇ……
そういえばあの時の飛行種は今後どうなさるおつもりで？

ウム…確かにあの後に黒服が来たのう…
ワシは「早く金を支払って欲しい」と理由からじゃと黒服は思っていたがのう…
まあどんな商売しているかは分からないが…

確かにヴィーザル地方は寒さが堪えるだけじゃなく資源の貧しいであり、略奪を行う敵も多いのう…
暖房ぐらいは用意出来るはずじゃよ…

えぇ、どうも。
あの依頼ではツケで罷り通るなんて事があって少々拍子抜けておりましたが、結局黒服が取り立てに来る辺りどういう商売をしているかが気になりましたねぇ……
ほうほう、彼が元気であるようならば何よりで。ヴィーザル地方というと、少々寒さが堪える地でありますのでその備えだけはしっかりと、ですねぇ。

(コーラを片手に)
こんばんはじゃ…辻岡殿は久しぶりじゃな…
あれから調子はどうかね？ワシは地味に依頼をこなしてたり街角で会話したりしていたのう…
今では勇者がどうのこうので忙しいワイ…でも元気じゃよ！

バルガル殿はこんばんはじゃ…あの依頼はツケじゃったからのう…
あの飛行種は元気じゃな…ヴィーザル地方の自領に連れて行こうか考えててのう…

こういうのは逆に、慎重なくらい臆病な方が良い物でしてね。
まぁ元が元なだけに、そういう所に沈んで潜んでいる方が、でしてね。
（苦笑交じりに酒を飲み込み）

おや、オウェードさん。こんばんは、ですねぇ。
何時ぞやの依頼ぶりで。お元気になさっておりましたかね？
（見知った顔を見かけ、いつもの顔に戻り）

（すっとマフィアとしての顔を引っ込めて）
　おや、オウェードさん、こんばんは。
（にこやかに軽く手を振って挨拶する）

(ここは少し気になっていたBARじゃな…こうして入るのは初めてじゃな…)
(重たい扉を開ける)

ええと…コーラを一つ…

　ふふふ、気にしすぎ、と云うものですよ。
　こんなこと、そんなにこわがって気にするような事ですか？
　裏側の住人が性に合うとは、まったく愉快な方だね。（難儀な方だね、と云う本心を愉快と言い換えて）
　

……はぁぁぁ（深く息を吐き出すようにし緊張を緩ませ）
そういう事でしたら一安心です。
いやここ数日は少々それで気を揉んでおりましたのでね……
むしろ名が売れて欲しいならば、時々出すのも。いえ、それはそれでチンピラ風情な気がしますのでそう出すのも、ですねぇ。

ま、元よりFamilyの掟は破るつもりも仲間を売るつもりは更々ありませんので、程良く裏側の住人として溶け込んでおきますかね。
それが性に合いますし。

むしろ、上からはFamilyの名前は、ギルド・ローレットとイレギュラーズに売ってなんぼだと云われるんじゃないですか――？（裏側の顔で微笑み嘯く）
上は、Familyの名は、売れて欲しいみたい、ですしね――？フフ。

あなたは良い働きをしたと、思いますよ、俺は。
あなたが裏側の住人だと思われたいならば、掟を破らない程度に、そう振る舞えば良いと、俺は思います。
（清濁を併せ呑んだ顔で、ニコリと綺麗に笑いかける）

（流れてきた煙の先を目で追って、バルガルさんに視線を戻す）
　……まあ、大丈夫でしょう。
　俺達のFamilyは忍者じゃないからね。名を知られるくらいは、構わないのさ。掟と上からの命令に従って、隠すべきところ、アジトや仲間の情報、機密情報なんかは隠さなきゃならないでしょうが、……Family名やFamilyの存在を知られたからって、何かあるかと問われたら、さして、どうって事はないでしょうねぇ。

あぁ、ついてはありがとうございますねぇ。ちょっとコレが無いと落ち着かない物でして（取り出した煙草を咥え、ライターで火を付け一服）
familyについて知られたのは、依頼でその場にいた7人。実際の名前は出さずにただfamilyの一員として、程度にではあります。まぁ、あの場だけなら自分が裏側の人間だと改めて知られた程度ではあるかと思いますが、何かあっても面倒になるかもしれないので簡単な報告だけでもと。

　familyの事を漏らした？　一応聞くけど、誰に、どのくらい？　
　ああ、煙草は好きに吸っておくれよ。俺も好きにやるから。（お酒を少し呑む）

全く、こういう時の対応はお上手ですねぇ……

それで依頼について、ですか（周りの喧噪を見てから、煙草は大丈夫ですかと声掛けしつつ懐から取り出そうと）
まぁ、噂で聞く『市』についてですね。一個人として少々好ましくない商品を取り扱っていた上、管理がおざなりでしたので取引停止にさせて貰ったりしましたね。
あぁ、事後報告になりますがfamilyの事をぽつりと漏らしてしまいまして。報告が遅れ、申し訳ありません。

（返答はにこりと微笑みで返す）

ーーさてまあ、話題を変えよう。
バルガルさんは最近、ローレットからの依頼で印象に残ってる出来事とか、あるかい？

そうなんですよねぇ……なので其処等で喜んでくださるか、ちょっと不安な所はありましたかね。
辻岡さんの方はー、まぁ順調そうに配っていたりしそうですかねぇ。

そうなんだ。喜んでくれると良いねえ。

そうですねぇ……今のところは消耗品に、くらいでしょうかね？
あまり重すぎる物を贈ってもですので、すぐに使えるような酒だとか、或いはすぐに換金できるものあたりですかねぇ？
贈る方については、まぁ領地でいつも管理させている奴らと、今のところはあと一人、でしょうかねぇ……

（贈るもの、じゃない。贈り物。噛んだ　><）

へえ、この贈り物ってどんなのだい？　どういう方に贈るものをするの？

そこでたくさん思いつくあたり中々に良い仲を築けているようですね。
自分の方はー、まぁ領地の奴らは元から甘い蜜を吸っているような連中ですから、よっぽど信頼している様な方以外には贈るつもりはないですね……

しかし、今の悩みとしましては、この贈り物をどうするか、ではありますかね。
正直好みの物についてはそう詳しくもない為、どういった物が喜ばれる物か。悩みどころです。

ふふ、了解。
（云われてはたと気づき）……いや、どーだろ？　家族はともかく、あいつらに贈り物かー。……そうか。今年は……たくさん、たくさんいるから、とりあえず身内同然のコとおねだり上手なコと、俺が贈り物をしたい方には配る事にするよ。

バルガルさんは？　プライベートで親しい方や、領地経営の部下達、お世話になっている方々などに贈り物をする予定はあるかい？

で、グラオ・クローネについては……親しい人に贈り物をという話であることは重々承知しているのです。
それはそれとしてどこか恋愛だとかで浮ついているような印象も感じられましてね。
お祭り自体は好ましい物と思っていますが、このような雰囲気は肩身が狭いというか胸焼けするといいますか、無駄に歳を喰った身としてはそこら辺が少々落ち着かなくてですね。
辻岡さんはご家族さんと、後は領地経営での部下に贈る予定でしょうか？

ははは。昔っから果実酒を好んでおりましてね、これもその一つでして。
（少ししてから出された酒に口を付ける。レモンと砂糖の甘酸っぱさい爽やかさ、そして炭酸と酒精の苦みに僅かに目を細め）

えぇ、まだ手を加えられる場はあるとはいえやっと落ち着きましてね。
援助については以前もお話ししましたが、自分が好きでやっているだけですのでお気になさらずに。とはいえ何か竜などが来た時などは援助してくださると有難いです。

うん。２月に入るとグラオ・クローネ。お世話になっている人や親しい人同士で、贈り物をおくり会うお祭りだよ。……バルガルさんは、グラオ・クローネのようなお祭りの雰囲気は、疲れる性質（タチ）かな？　年寄りと云うにはまだ若いように見えるケド？

　へぇ、また洒落た名前の美味しそうなのを頼んだねぇ。
（バーテンダーさんに「どうも。」とにこり笑って酒瓶とグラスを受け取る。グラスに『澪』をとくとく注いで、ずずっ……）

　ああ、やっとかい？　それはおめでとうだよ。領地で必要そうなものがあったら云っておくれよ？　また贈るから。
うちの領地は、あなたが援助してくれたおかげさまで、最近は資材や金融が余るくらいの余裕がでてきたんだ。だから遠慮せずに、ね？

では私はリモンチェッロのソーダ割を。まだまだ酔い潰れたくはないですので、多少炭酸多めにしてくださると嬉しいですねぇ（注文にてバーテンダーを用意をし始め）

自分の方で、ですか？そう何かがあったというわけではありませんが……強いて言えば、領地が多少安定してきたくらいでしょうか。
あとはもうじきグラオ・クローネでしたかね？自分のような年寄りにはそう関係ない話ですが、こういう雰囲気は少々落ち着きませんねぇ……

　そうなんだね。じゃあ俺は、甘いスパークリング清酒の『澪』１つ。それからつまみにナッツの詰め合わせでもいただこうかな。

　それでバルガルさん、最近のお話って事だけど、何かあなたの方で変わったことや、面白いこととか、何か話したい事はあるかな？

……おっと、そうですねぇ（ふと目線を下ろし、空になっていたグラスに今更気づき）

では自分も頼みますかね……さっきまで、ですか？ただの蒸留酒ですよ。折角酔うならば辻岡さんが来てからが良いかと思いまして、氷を大目にし少々薄めにとお願いしましたがね。
ここにあるお酒や料理については、まぁ練達との付き合いもありますので割と色々とあるとだけ。
清酒のような物も種類は少ないでしょうがあるかと思いますよ。

（ん？　いったい何が面白くて、琴線に触れたのやら……わからないねっ。――と思って、ちょこっと小首を傾げる。気を取り直して、本腰入れて呑む為に、椅子に深く腰掛け直す）

　――そうだね。バルガルさん……あなたのグラスも空のようだし、何か頼もうか？
　あなたはさっきまで、何を呑んでたの？
　ここはどんなお酒がある？　清酒系のお酒と、お料理ってここ、お姉さんにオーダーできるのかな？

……くくっ、失礼な事を言って申し訳ありませんね。
まぁ正直そのようなお気持ちは自分としても理解できるものではありますのでねぇ、其処等の話は無粋というものです。口に出すのはこれっきりにしておきますよ。
（いやぁ相変わらず酔狂なお方だと笑みを溢しつつ）

さて、折角このような場に来たのです。何かご注文はされますか？
（待っていたからか、からりと音がするグラスを揺らしながら）

（訂正。ちゃーんとあるのに、誰かに。><　誤字失礼）