やっぱりそうよねー…。
賄賂みたいな形になりかねないし。
仕方ないわ…。

さて、そろそろ用事があるから私は帰るわね
紅茶、ありがとね？

まあ、私も投げ銭は送りたいけどね
それで不公平が無いようにあくまで平等になるようにしてるのよ
仕方のない話だけどね？
……イレギュラーズ同士でもの送りたいなら好きにしたら？
商人ちゃんの事なら何でも喜んで受け取ってもらうと思うわよ？

そう、粗品！
投げ銭システムみたいなモノできないかしら？
って思うときもあるわ。
イレギュラーズの方々にも贈りたいわ。
主に父様に♡

一部の人は白紙でもいいよって言ってくれてるけど悩ましいわよね！

好きです！ だけじゃあんまりにも味気ないだろうし…
なんて考えて、色々悩ましいのよね。
お手軽に感謝と好意を表明できるいいね！ボタンが欲しいわ？

イラストの方は毎回欠かさないんだけどシナリオの方はどうしても悩むわね
こう、プロに書くものとして失礼があっちゃいけないなって気がどうしてもつよいのよねえ

ファンレター…。
そういえば余り書いたことがなかったわ。

まー、リカちゃんもちょっと頭がぼーっとするしファンレターや相談すっぽかしてるからそんなに長いはしないと思うケドね？
ありがと、いひひ♪

今のところは。
誰も来ないかもって思っていたから
おねーさんが来てくれて嬉しいわ！

まあ、いいわ
（シャンパンタワーとかあるものね・・・なんておもいながら眠気覚ましに一杯吸って、呑み込んで）
確かに味はいいわね…今日は誰か来る予定はないのかしら？（会釈に手をひらひらして答えて、とりあえず溢れたそれを呑んでいる）

うふふ。とっても美味しい紅茶なのよ。
いい品を贅沢に楽しむのが
貴族の嗜み、なんですって。

(白狼の獣人姿の青年が
サキュバスの彼女へ申し訳なさそうに
苦笑しながら会釈して
ルミエールから3つ口ティーポットをさり気なく没収。
濡れたテーブルを掃除していく)

あら？リカおねーさんも飲む？

……勿体無いわよ(水浸しのテーブルを見ながら一言)

♪♪♪

(鼻歌交じりで優雅なティータイム。
3つ口ティーポットを傾けると
当然のようにカップに収まりきらなかった紅茶が溢れ
ティーテーブルを濡らすが全く気にする様子がない)

確かに見た目楽しいかもしれないっすけど、危険っす！
うーん、真面目というかまだまだ頭が固いんすかね？

それじゃ、そろそろ僕は帰るっすよ。
またこのお部屋でお話ししたいっすね。

それはそれで子供達に評判が良かったのよ？
怪獣ごっこ、なんていって。
おねーさんは真面目なのね。信頼出来そう。

尻尾が生えるとか、そんなおっかないものは作れないし作りたくないっす？！
昔からの知識や前例をしっかり調べてから作るっすよ。

おねーさんも失敗するの？
じゃあ、薬を飲んだ人のお尻から
トカゲの尻尾が生えてきたこともある？

僕も失敗はよくやるっすよ？
火加減とか調合とかで、爆発とかあったっすし。
僕は主に植物っすけど、動物も使う時も少なくないっすね。

たまに失敗しちゃったし
きっとおねーさん程は詳しくないわ。
おねーさんは何を材料に薬をつくるの？

おっ、そうなんすね。
僕は前にいた、というより本来居た場所でも薬師の見習いやってたっす。
ルミエールさんも、お薬には詳しいんすか？

懐かしいわ。
こことは別の世界で
私も似たような事をしていた時があるの。
薬草をすりつぶしたり、煮込んだりして。

(胸をなで下ろし)
あぁ、良かったっす……ホッとしたっす。
折角お会い出来た縁っすし、もう少しお話したいっすね。

僕は薬師っすよ。
自分で薬を作って売ったり、他の方を癒したりするのが僕の生業っす。

ふふ。冗談よ。
お家を思い浮かべて扉を開けば
ちゃんと望んだ場所へ帰れるわ。
おねーさんは薬剤師なの？

えぇっ？！
戻れなくなったらちょっとどころじゃなく困るっすよ？！
まだ調合中の薬とかあるっすし……。

あ、僕はジルっす。
ルミエールさん、よろしくっすよ。

大丈夫。
今日からここがあなたのお家よ、おねーさん。
私はルミエール。宜しくね？

（部屋の扉がゆっくり開き、おっかなびっくり顔を覗かせる）
お邪魔するっすー。
家に帰る予定だったのに、迷い込んでしまったっす……。

お客様？
(ノックの音にがばっと身を起こす)

どうぞ？どうぞおはいりになって？

（部屋の扉を、3回ノックする音が聞こえる）

んー…。
(身を捻り、ソファーの側にいる白狼を見る)

ねーえ、退屈だわルクス。
何か芸をして？
3回回ってち

『ち、なんだって？』

なんでもなあい…。

退屈、退屈だわ…。
(ソファーに寝そべり足をぱたぱたさせる)