PandoraPartyProject

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アイテム・非戦スキル・ギフトの使用例

アイテム

皆さんが装備できるアイテムはシナリオ内でも使用することができるのです。
今回はそんなアイテムの使用例や、ちょっとしたご注意ポイントを説明するのです!
空中や水中の行動を補助するアイテム
・ジェットパック等【シナリオ時、短時間の簡易飛行が可能となります】と明記されたアイテム
 塀を跳び越えたり高い場所へ登ったり、逆に高い場所から安全に飛び降りたりといった使い方ができます。
 しかし『簡易飛行』は飛行や媒体飛行よりも精度が低く使用時間にも限りがあるため、このアイテムを用いて空中戦闘を行なったり長時間飛び続けたりといった使い方はできません。
・酸素ボンベ等【水中行動に少しプラスに働きます】と明記されたアイテム
 これは海中を探索したり、プールに暫く潜り続けたりといった使い方ができます。
 ですが水中での激しい戦闘や過酷な使用を保証するものではありません。
スキル効果を代替、強化するアイテム
『水中行動(弱)』などのスキル効果を代替するアイテム
 該当スキルをやや弱体化させた効果をえることができます。
『人心掌握術』の性能が強化されます などのスキル効果を強化するアイテム。
 これらの効果は以下のルールで適用されます。
  • 『〇〇(弱)』を複数装備した場合、効果は重複せず一つ分として扱います。
  • 『〇〇の性能が強化されます』というアイテム等を複数装備した場合、効果は重複せず一つ分として扱います。
  • 『〇〇の性能が強化されます』というアイテムやエスプリ効果は『〇〇(弱)』にも対応します。
    目安は『水中行動+強化>水中行動>水中行動(弱)+強化>水中行動(弱)』です。
  • スキル能力とアイテム能力は重複します。例として『水中行動』活性時に『水中行動(弱)』を装備すると能力が重複し、効果が強化されます。
『飛行>媒体飛行>ジェットパック』『水中行動>水中行動(弱)>酸素ボンベ』といった風に覚えると良いのです。
動物系アイテム
犬、猫、馬、トビンガルーにパカダクラ。動物アイテムを装備していくことで、シナリオ中に動物と戯れたりサイズによっては跨がって移動することもできます。
中でも説明に『シナリオ時、【騎乗戦闘】等に利用出来る場合があります』と明記されている動物系アイテムや、【軍馬】【シナリオ時、『騎乗戦闘(軍馬相当)』に利用出来ます。】の効果がついている動物系アイテムは騎乗したまま戦闘することが可能です。
逆にこう言った効果がついていない動物(例:犬、馬、カピブタ、トビンガルー、山口さんなど)は騎乗しての戦闘に耐えません。
乗れる動物はケースバイケースですが、『乗って戦える動物アイテム』は限られているのです。
乗り物アイテム
小型船、馬車などのアイテムは移動の助けになり、長旅をする依頼などでは役に立つでしょう。
シナリオ中そばにあると不自然な状況では、どこかに置いていたという扱いになります。(例:陸地を移動中に装備している小型船など)
これらはあくまで移動の足として設定されているアイテムなので、バリケードにしたり可燃物を積んで飛び込ませたりといった便利でハードな利用法はOP情報で推奨されていない限りはご遠慮ください。

また、これ以外のアイテムは【シナリオ時、『陸上運搬(馬車相当)』に利用出来ます。】【シナリオ時、『水上運搬(小型船相当)』に利用できます。】といったシナリオ時効果がついていない場合それらに相当した利用はできません。
高価な品々
金貨、宝石、ぱんつといった高価な品々もシナリオに装備していくことができます。それによってラグジュアリーな自分を演出できるかもしれません。
ですが装備アイテムは基本シナリオ中に手放すことが出来ないものとして扱われますので、賄賂に使ったり人にあげたりといったプレイングは通らないことがあります。
【シナリオ時、登場人物に効果的な賄賂を渡す事が出来るようになります。】という効果のついたアイテムを使用した場合はその限りではありません。
シナリオ時効果アイテム
アイテムには【シナリオ時、~~~~】という効果のついたものがあります。
これは効果欄に書いてある通りの効果を発揮するアイテムです。効果および性能が保証されているため、アイテムフレーバーを問わずこの効果が発揮されます。
【シナリオ時、悪い男に引っかけられやすくなります。】なんて効果もありますけど、『~やすくなる』とある通り必ずその通りになるわけじゃないのです。
その他アイテム全般・特殊化したアイテム
アイテムには様々な説明テキストが書かれていますが、本来あるべき意図から大きく外れた使用方法をとるとスルー判定のの対象になることがあります。
また、便利すぎるフレーバー効果が書かれたアイテムの使用や状況上不自然な使用は判定時にスルーされることがあります。

○ レストランで働く依頼で『素敵なパトロン』を招待する
× 『素敵なパトロン』にお金を出させてレストランを買収する

○ 高級酒を持ち込んで誰かと一緒に呑む。
× 高級酒をなんやかんやして住宅を一棟燃やす。

○ 港に泊めておいた『小型船』を使って海へ出る。
× 港についたらどこからともなく『小型船』を出現させて海へ出る。
× 道路に『小型船』を倒しておいて通せんぼする。
× 『小型船』を分解して小屋を作る。

・特にギルドアイテムなどフレーバーを自由に決定できるアイテムの場合、便利すぎるフレーバー効果は発揮されないことがあります。
× (フレーバー効果のみで)高速かつ七色選べる便利な信号弾で通信する。
× (フレーバー効果のみで)簡単に着色でき絶対おちないペイントボールで敵に印をつける。
× (フレーバー効果のみで)透明になれる魔法のマントで敵から隠れる。

・特殊化アイテム
アイテムの特殊化によって元アイテムから大きく外れた利用や、便利すぎる利用プレイングをかけると一般のアイテムと同じくスルー判定の対象になることがあります。
あくまでフレーバー効果としてお楽しみください。

○ 迷彩柄の服でカッコいいオシャレを演出する
× 迷彩服でステルス性をアップして敵から隠れる
○ 落ちにくい塗料で海に負けないお化粧をする
× 落ちにくい塗料を敵に浴びせて消えない目印にする
色々と目安を書きましたが、どんなシナリオでも最終的にはGMが様々な情報を鑑みて判断するのです。それが最も大事なことなのです。

スキル・ギフト

→非戦スキルリスト

非戦スキルやギフトはシナリオで利用できる能力なのです。
中には癖の強いスキルもあるので、細かいルールや目安についてまとめていくのです!
ファミリアー
猫やカラス、カエルやヘビのような小動物を一体召喚・使役し、任意に五感を共有することが出来ます。

・五感は術者に依存します。そのため小動物側の目や耳が悪くても関係ありませんが、逆に夜目のきく動物や特別な感覚器官のある動物の能力は利用できません。
・ファミリアーを経由して暗視や透視といった非戦スキルを使うことができます。
・スキルを使用する場所またはその近くに対象の小動物がいる必要があります。
・対象小動物が殺された場合は術者も多少のショックを受けますが、気絶したり実ダメージを負ったりすることはありません。
飛行系全般
飛行、飛翔(またはその進化スキル)、簡易飛行、媒体飛行といったスキルです。これにはギフトで代替したものも含みます。

・戦闘に使用できるのは『飛行』『飛翔』スキルのみです。それ以外のスキルは飛びながら戦うことができません。「ただし戦闘中に高いところへ飛び移る」といった利用には適することがあります。
・飛行する際にはそれなりの音がします。音を殺すには『忍び足(気配を殺しながら移動する技術です)』が別途必要になります。
媒体飛行
ほうきやデッキブラシ等、両手に持てる程度の道具に乗って飛行出来ます。飛行中は移動以外の行動が出来ません。攻撃を受けると確実に墜落します。

・武器アイテムでもアクセサリーアイテムでも飛行媒体に選択できますが、乗り心地は形状によります。
・生物は飛行媒体に選択できません。
・他人を乗せて飛ぶことはできますが、それだけ精度や速度は落ちます。
式神使役・練達上位式
式神使役:紙人形に神秘を行使し、子供が行える程度の簡易作業をこなせる式神に変化させます。会話能力、戦闘力はありません。
練達上位式:任意の物品に神秘を行使し、一般的な大人が行える程度の作業をこなせる式神に変化させます。ビジュアルは術者の任意であり、知性と会話能力を持ち、ある程度柔軟な判断も行えます。戦闘能力はありません。

・ひとつのスキルに対して使役できるのは一体までです
・飛行は不可能ではありませんが保証されていません。
・ファミリアー、式神使役、練達上位式、ウィズマスコットなど使役系スキルを同時に活性化している場合それぞれ別途に使役できます。
・使役中、不自然でない程度には術者も行動できます。
・戦闘の盾にすることはできません。
・騎乗、ないしはぶら下がって移動することはできません。
・遠く離れたり、別行動をしている誰かにレンタルすることはできません。
エネミースキャン
対象の能力、或いは強弱をある程度(大雑把に)感知します。【ブロッキング】により無効化されます。

・動物知識やモンスター知識など対象に応じた知識系スキルがある場合精度があがります。
・相対的な評価を出すことができます。
・絶対値やゲージで見えることはありません。
エネミーサーチ
半径100メートル以内に居る自身に敵対心を持つ者を全て感知します。【ステルス】により無効化されます。

・自分自身に敵意を向けられていない場合、または敵意ではない場合は感知できません。
・対象が大雑把に敵意を振りまいている場合は感知できることもあります。
テレパス、ハイテレパス
テレパス:視認している対象に念話で語りかける事が出来ます。【ジャミング】の影響下では働かず、相手がテレパスを持っていない場合、受信する事は出来ません。
ハイテレパス:視認している対象と念話で双方向の会話が出来ます。【ジャミング】の影響下では働きません。

・視認(相手がちゃんと見えている)の必要があるため、とても暗い場合や遠い場合は伝わらない場合があります。
疎通系能力
人間以外の存在と疎通するスキルです。一部スキルには上位の『○○操作』というものがあり、基本はセットで運用されるものです。
この項目では各スキルの基準を解説します。
もちろん基準には例外がつきものですので、シナリオによってはこの基準を外れる活躍をすることもありえます。

無機疎通:無機物と非常に漠然と疎通する事が出来ますが、非常に簡易な情報を僅かに得る事が限界です。
・疎通内容は非常に漠然かつ僅かなものになります。
 たとえば地面の石ころに『ここを変な人が通りましたか?』と訪ねても『変』や『人』の定義がわからずちゃんと答えてくれない可能性があります。
 しかし世の中には無機物のほうが圧倒的に多いので、たくさんのものと疎通して情報をかき集めて判断するといった動きが基本になるでしょう。
植物疎通:植物の意思を何となく感じる事が出来ます。動物に比べれば弱いイメージしか伝わりません。
 疎通はできますが『言葉による会話』と異なり『植物の意思が伝わる』というものになります。
 伝わるイメージも弱く、植物自体の知能もそう高くないケースが大半です。
・大木や花に『ここを変な人が通りましたか?』と訪ねても『変』や『人』の定義がわからずちゃんと答えてくれない可能性があります。
・花の鉢植えを家中において『人が侵入したら大声で知らせて!』と呼びかけても望んだように動く事自体ができないでしょう。
・草花の状態からその場所の気候を読み取ったり、家探しをするなかで「花が泣いてる。大事にされてないのね」と察するなどの能力に活用できます。

動物疎通:動物と単純な会話レベルでの意思疎通が可能です。ただし相手の知性や情報精度、反応等は動物なりです。
動物とお話できるため、そこそこの会話が可能です。相手が賢い動物であったなら、深い知識を得たり過去のことを尋ねることもできるでしょう。ただし逆に知能の低い一部の虫などの場合、会話自体が通じないがあります。
・森に入ってリスや小鳥に昨日のことを訪ねたり、人間が通ったことなどを尋ねることができます。が、人間の特徴や話していた言葉などを理解しているとは限りません。
・会話の流れでお願いをすることはできますが、それを聞いてくれるかどうかは別です。

霊魂疎通:周辺に死者の霊魂が存在している場合、意思疎通を試みる事が出来ます。
霊魂操作:疎通した死者の霊魂に簡単な命令を与えます。命令が通じるかどうかは対象の性質や術者との相性によります。
死者の霊魂と会話するスキルです。ただし特定人物の霊魂が存在しているとは限らず、その霊魂が正気であるとも限りません。更に、意思疎通に応じてくれるかどうかもわかりません。
また『霊魂操作』はそれ単体だけ活性化していても一応機能しないこともないですが、『霊魂疎通』とセットにしていた場合が確実です。
・『過去にあったことを話せ』という命令は疎通状態のままでも可能ですが、霊魂操作があったほうが確実です。ただし完全に支配下におけるかどうかは対象の性質や相性によります。拒絶されてしまうこともあります。

精霊疎通:周辺に存在する精霊と意思疎通を試みる事が出来ます。精霊は実体を持たず、知能は対象によって異なりますが、一般的に存在する下位のものは植物程度、例外的な上位のものは人間以上の知能を持っています。賢く強大なもの程、扱いが難しくなります。
精霊操作:疎通した精霊に簡単な命令を与えます。命令が通じるかどうかは対象の性質や術者との相性によります。
精霊との意思疎通を行うスキルです。植物程度の知能は『言葉自体が通じない。感情だけわかる』といった程度が基本となり、例外的に上位の精霊が人間程度の会話可能な知能をもちます。 ・多くの場合精霊が存在しますが、『水の精霊に火事を消してもらう』『火の精霊に家を燃やしてもらう』といった高度なことはそもそも命令自体が理解してもらえないでしょう。仮に伝わったとしても、そこまで高度な動作が不可能な場合がほとんどです。
 多くの場合は植物疎通同様、なんとなく感情がわかる程度で理解される命令もごく僅かです。
・精霊に道を尋ねる、過去のことを尋ねるといったものも、相手が一般的な精霊である場合言葉の内容自体が理解されないことがあります。
・その場に高位の精霊がいた場合、人間のように答えてくれることがあります。
言語会話が可能なのは『動物、霊魂、上位精霊』
感情だけ伝わるのが『植物、一般精霊』
なんとなーく断片的な情報だけ伝わるのが『無機』
『ここをこの人が通りませんでしたか?』が通じるのは霊魂疎通と上位精霊への疎通だけ! ここは要チェックなのです!

ただ、『よく喋るタンポポ』や『親切な小石』が現れることがまれによくあるのが混沌世界なのです。そういうラッキーもあるのです。
その他非戦スキル、ギフト能力
スキルやギフト能力は無限の種類がありそれぞれ性質が異なります。
ですが共通して、説明テキストに書いてないことは基本的にできません。そして便利すぎる利用方法は概ねスルー判定されるでしょう。
『説明に書いてないことは保証できない』『便利すぎる利用はスルー判定される』の二つが基本原則なのです! 要チェックなのです!
パッシブスキル:連鎖行動、運搬性能
・連鎖行動
 『シナリオ時、相互感情を結んでいる相手と同時に行動する事を選べます』というパッシブスキルです。この『行動』は戦闘マニュアルにある行動順判定をさします。
 自分の行動順を問わず、反応が高く素早い仲間と一緒に動いたり、逆に自分の行動に相手を合わせたりといったことが可能です。
 あくまで『一緒に動く』のであって、移動を代替してもらったり持ち運んでもらったり合体ないし憑依したりといった特殊な戦闘行動を可能にするものではありません。

・運搬性能
 『シナリオ時、他人を乗せたり物を運んだりする性能が上がります。』というパッシブスキルです。
 文字通り馬やバイクになって他のPCやNPCまたは荷物を乗せて移動することができます。
 このとき乗る側に『騎乗』や『騎乗戦闘』のスキルは問われません。
 仮にこれが戦闘中であった場合、乗せた相手に対して『かばう』の主行動コマンドをとることは可能です。
 ですが他人や重い荷物を載せたまま機動力等諸ステータスがそのまま反映されるとは限りません。
 また、あくまで『運搬する性能があがる』というスキルであり、他PCを乗せたままの戦闘を完全に保証するものではありません。

無効系パッシブ効果

〇〇無効
パッシブスキルやアイテム、エスプリ効果等には特定のBSを無効化するものがあります。
対応している効果は以下の通りです。
毒無効:BS【毒】【猛毒】【致死毒】【廃滅】の効果を受けない。
火炎無効:BS【火炎】【業炎】【炎獄】【紅焔】の効果を受けない。
電撃無効BS【痺れ】【ショック】【感電】【雷陣】の効果を受けない。
崩し無効:BS【乱れ】【崩れ】【体勢不利】【崩落】の効果を受けない。
凍気無効:BS【凍結】【氷結】【氷漬】【絶凍】の効果を受けない。
足止無効:BS【足止】【泥沼】【停滞】【退化】の効果を受けない。
不吉無効:BS【不吉】【不運】【魔凶】【塔】の効果を受けない。
麻痺無効:BS【麻痺】【呪縛】【石化】の効果を受けない。
精神無効:BS【混乱】【狂気】【魅了】の効果を受けない。
覇道の精神:BS【窒息】【苦鳴】【懊悩】【無常】の効果を受けない。

※これらの効果はBSを無効化するだけのもので、『毒を盛られても平気』『火をつけても燃えない』『セクシーな太股にメロメロにならない』といったような非戦スキル的効果をもってはいません。

ギフト申請、プロフィール設定等のご注意

プロフィールに設定できないものの例
キャラクタープロフィールは自由に編集できますが、極端にアンオフィシャルなものやフレーバー効果を超えたものは効果をもたず、シナリオ等でその設定を行使しようとしてもスルー判定を受けることがあります。
本項ではそうした事態を防げるよう。プロフィール設定で採用されづらくなる内容について解説します。

これらを含め、設定に不具合がないか、ある場合改善案を提案してもらえる『設定チェックスレッド』が開設されています。どうぞご利用ください。
  • 特殊能力が設定されている。
    システム上、非戦スキルやギフト能力にあたるものはプロフィール覧に記載されていただけでは行使できません。
    例えば『妖精さんなので飛行可能である』とプロフィール書いてあっても、飛行スキルをもっていない場合シナリオで飛行できないことになります。
    場合によっては『ちょっと浮いている』といった具合に描写してもらえることもありますが、少なくとも飛行能力を用いた作戦やプレイングは無効になってしまうでしょう。
    こういった能力をもったキャラクターに設定したい場合は、ギフト能力をセットしておいたり、『飛行』などの対応する非戦スキルをもっておくなどするとよいでしょう。
  • 世界設定上の禁忌に触れている。
    世界観設定上不可能な能力は設定できません。実例としては『死者の蘇生』『性別の変更』『他世界への移動や通信』『30センチ~3メートル範囲を超える身体の縮小・拡大』です。
    直接的でなくても、これに近い内容も設定することは難しいでしょう。『死者の魂を人形に定着させてかりそめの生を与えている』『全長10mのロボに乗り込んでいる』などです。こういった場合は『死者が語りかけてくる気がする』『女性に見えることがあるかもしれない』といったぼかしを加えるとややマイルドに扱いやすくなるかもしれません
  • 他者への影響を決定してしまっている。
    『この人物を知ると必ず惚れる』『相手は死ぬ』といった他者への影響を決定する内容は特殊能力に該当するため設定できません。
    『破天荒なのでよく人から呆れられます』『可愛いボクは皆を魅了しちゃいますよ!(意気込み)』といったフレーバー程度のものならキャラ付けの範囲としてよいでしょう。
    どちらにしても、シナリオ上でこれらの有利不利が発生することはありません。
  • 極端に偉い。二つとない地位についている。重要NPCの近親。
    『最大階級の貴族』『軍の中将』『フォルデルマン王の息子』といったきわめて特別な地位を設定することはできません。
    NPC関係はそもそも難しいですが、地位や階級をもったキャラ付けをしたい場合は『貴族である』『軍の将校である』といったように内容をぼかして書くとよいでしょう。
    また、仮に貴族や将校であってもシナリオ内で特別な有利不利は受けません。(軍将校だからといってその国の兵隊に命令できたり、敵国だからと投獄されたりしません)
  • イラストセキュリティにない身体情報がある。
    『自由に尻尾や猫耳をはやせる』『ドラゴンや虎に変身できる』『戦車形態に変形する』といったものはギフトや非戦スキルの領域になるため設定できません。
  • 【旅人限定】自発的に混沌世界に来ている。予め知っている。
    PPPは多世界構造をとっていますが、混沌世界だけはイレギュラーな存在であり他世界からの感知や移動ができません。
    そのため旅人(ウォーカー)に元々世界移動能力があったとしても、混沌世界へ自発的に訪れることはできません。
    一律で混沌側からの一方的な召喚によってこの世界へ訪れ、そして移動できなくなってしまいます。
  • 【旅人限定】巨大すぎるものを持ち込んでいる。
    船、自動車、宇宙戦艦や家など、PC最大サイズを超えるほど巨大なものをこの世界に持ち込んで召喚されることはありません。
    手のひらサイズのカプセルを投げると宇宙戦艦になるなどのケースもこの場合は不可になります。
  • 【旅人限定】他世界での強力な能力や技術がこの世界でも使えている。
    『元世界では神だったのでこの世界でも天変地異を起こせる』といったものは設定できません。元世界での能力如何に関わらず、特殊能力は非戦スキルとギフトでのみ設定可能です。
ギフトに設定できないものの例
ギフト能力はPCひとりにひとつだけ持っている特別な能力です。
ある程度自由に申請することができ、運営承認を得ることでシナリオ中に使用できるようになります。
また有償アイテムの『ロスト・メモリー』を用いることで一度リセットし再申請することもできます。
本項では、申請時に盛り込んでいると承認されづらくなる要素について解説します。
※本項の要素はROOキャラクターのアクセスファンタズムとROO非戦スキルにも適用されます。
  • 戦闘に直接用いることができる。または戦闘ステータスを変化させる。
    ギフト能力は非戦闘能力に限定されます。『攻撃力を+100する』『飛行ペナルティを無効化する』『BSダメージを受けない』といったステータス値に直接影響するものや、『目からビームを出して攻撃する』『人形が自律して戦闘する』『見た相手は死ぬ』といった戦闘利用を目的としたものは設定できません。
    もし仮に戦闘利用するとしてもあくまでフレーバーとして、通常動作の一環として扱うことになるでしょう。
  • 能力が複合的である。
    ギフト能力はひとりにつきひとつまでです。『視力と聴力と脚力があがり空を飛べる』といったような複数の非戦スキルを組み合わせたようなものや、『手からワイヤーを出し、これで人を拘束したり自分がぶら下がったり糸電話にしたりものを補強したりでき罠にも使える』といった複数便利に利用できすぎるものも設定しづらくなります。
    能力をひとつに絞るか、『糸を出せるギフト+罠設置スキル』といったように非戦スキルとの組み合わせで利便性を演出するのがよいでしょう。
  • 他PCへの影響を強制している。
    他PC(PL)への影響や行動を強制的に確定してしまう能力は承認されづらくなります。
    『他人は自分を必ず嫌いになる』『誰も自分を視認することができない』『恐縮だがと頭につけると誰にでも命令を下せる』『他者を美少女に変える』といったようなものが該当します。
    こういった他者を操ったり他者に影響をあたえる特殊能力を設定したい場合は、能力内容に『~になりやすくなる』『~になることがある』『美少女コスさせるのが得意』といったようにぼかしをくわえるとPCへの強制力が無くなるので承認されやすくなります。
  • 世界観設定上の禁忌に触れている。
    世界観設定上不可能な能力は設定できません。実例としては『死者の蘇生』『性別の変更』『他世界への移動や通信』『30センチ~3メートル範囲を超える身体の縮小・拡大』です。
    直接的でなくても、これに近い能力は承認されづらくなるでしょう。『死者の魂を人形に定着させてかりそめの生を与える』『全長10mのロボを召喚して乗り込む』などです。

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