PandoraPartyProject
暁と黄昏の境界線
これまでのあらすじ
天義『ネメシス聖教国』で魔種ベアトリーチェ・ラ・レーテを討ち果たす大金星を挙げたイレギュラーズの元にもたらされたのは、幻想『レガド・イルシオン』の南部にて一斉に起きた暴動事件であった。
その中心地は、かつて鉄帝国と砂蠍による南北挟撃の最中、牙をむいた魔種『イオニアス・フォン・オランジュベネ』がかつて所領とし、今は統治者がいなくなっている空白地帯。
記憶に新しき天義の事件を彷彿とさせ、鈍く滲む魔種の影を前に、イレギュラーズは幻想南部へと赴いた。
関連シナリオ
用語解説
- イオニアス・フォン・オランジュベネ
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魔種。今回の暴動事件の黒幕と目される人物です。
かつては領民にある程度の思いやりを持ち、一門の再興を臨む極々普通の貴族でした。
反転後は家名復興のためにならば自分以外のあらゆる存在を利用する酷薄非情の人となっている様子。
現在も旧オランジュベネ領のどこかに潜伏し、何やら目論んでいるようですが……?
イラストレーター:ケノ)
- オランジュベネ家、オランジュベネ領
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幻想の南部に所領を持っていた小貴族およびその領地。
イオニアスが魔種に転じて『<ジーニアス・ゲイム>紅蓮の巨人』で挙兵した後、代わりの統治者がいないために空白地帯となりました。
その所領は現在、所領方面に逃げた後、姿を消したイオニアスを出さないために包囲網が敷かれ、内外への移動に制限がされてあります。
- 血の古城
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正式名称は違いますが、かつてとある貴族が嫡男と共に討ち死にを遂げた古城です。
イオニアスが現在潜伏しています。
- テレーゼ・フォン・ブラウベルク
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幻想南部に所領を持つ小貴族。
包囲網の形成にあらゆるコネを使いました。
忙しすぎて寝不足になってるらしいです。
(イラストレーター:+風)
- ブラウベルク家、ブラウベルク領
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テレーゼが領主代行を務める家。
幻想南部、オランジュベネ家から見て東隣で接する貴族の家です。
オランジュベネ家と始祖を同一とした別の家門というふうに言われています。