PandoraPartyProject
悪性ゲノム
これまでのあらすじ
サーカスの狂気が幻想(レガド・イルシオン)を覆い始めた頃。
幻想各地ではモンスターや小動物の突然変異、または大量増殖という珍事が多発していた。
各地の自警団や貴族たちはその対応に追われ、必然的にギルド・ローレットにも多数の対応依頼が舞い込むことになった。
fast stage
各地のモンスター退治に異変が起きていた。
本来なら弱いはずのモンスターが突然変異をおこし、退治に失敗した依頼主たちはギルド・ローレットへ対応を依頼した。
地下道に出現する凶暴化した奇形の鼠。本来単体で行動するはずの獰猛な動物の密集。
彼らは戦闘に優れた能力や統率のとれた動きを見せ、対応したローレット・イレギュラーズたちを苦しめた。
そんな中で発生した通称『ゾンビ病』の存在。
体液から感染するその病で死亡した者は周囲の人間を捕食しようと襲いかかるというものであった。
ローレット・イレギュラーズは病の進行と混乱と戦い、患者の隔離と対応を完了させた。
second stage
こうした多くの事件の中から関係性を見いだしたイレギュラーズ。
彼らは事件の中に「人為的な痕跡」が多数発見された。
そんな中、幻想の生物学者の一団『プロテオミクス』から突然変異生物に対する依頼が舞い込むようになる。
fast stageで発見された『人為的な痕跡』
ポイント
- 発見:ボスとおぼしき奇形鼠の首筋に縫合痕
参考依頼『<悪性ゲノム>下水道の奇形鼠』 - 発見:「悪性変異を誘発する薬を配っていた人間」の情報
参考依頼『<悪性ゲノム>ローレットの方から来ました』
参考依頼『<悪性ゲノム>おれのイヌを”助けて”くれ』 - 発見:巨大化、凶暴化した鹿に慢性的な注射痕
参考依頼『<悪性ゲノム>巨鹿のエルク』 - 発見:巨大化した大佐(アシタカグモ)の体液から薬物の痕跡
参考依頼『<悪性ゲノム>軍曹の裏切り』 - 発見:ギフトによって人為的な原因だと知らされる。単なる公害かそれとも別の何かなのかは不明。
参考依頼『<悪性ゲノム>自警団と連携を!』 - 発見:巨大化したグラボスの変異した牙に縫合痕
参考依頼『<悪性ゲノム>狂獣グラボスファング』 - 発見:巨大化したルリタテハ(蝶)に対する縫合痕
参考依頼『<悪性ゲノム>それは秋だからと君は言った』 - 発見:舌を施術ですげ替えられた事により神秘攻撃を使える様になったヤベェ虎
参考依頼『<悪性ゲノム>射干玉の夜に燦爛と』
用語・関係者解説
- 『若年の学者』マジョリー・キャンベル
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齢二十にも満たないであろう若き生物学者。
昨今名声を高めているイレギュラーズに対して非常に好意的な節がある様で、学者団を代表して積極的に依頼を持ち込みに出向いて来ている。
少々、いえ、かなり騒がしい人物だが……。
- 『ゾンビ病』
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街の区画一つ壊滅させるほどの感染力と致死性を持った伝染病。
感染したものは激痛と嘔吐に苛まれ、末期の状態になるとまさしくゾンビに似た人を無差別に状態にする。
感染経路は動物経路だと推測はされるが、詳しい原因不明。
・参考:<悪性ゲノム>バイオハザード・パンデミック